10日前くらいに、太田農水相が妙な発言をしていた。
そして、この発言は、思わぬ形で麻生 太郎氏の迷言も生み出してしまった・・・。
・食の安全「国民がやかましいから徹底」 太田農水相発言（2008年8月11日 asahi.com）
一応 asahi.com の8月11日付け記事を全文引用しておく（短いから）。
---- 以下引用 ----
太田農林水産相は１０日、ＮＨＫの番組で、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件を受けた国内の食の安全対策について、「日本は安全なんだけども消費者、国民がやかましいから徹底していく」と発言した。
太田農水相は食の安全をめぐる日本と中国の違いを強調。「（日本は）消費者としての国民が、やかましくいろいろと言うと、それに答えざるを得ない」とし、「社会主義の中国のようにまずいことがあっても隠しておいていい、消費者のことは考えなくてもいい国とは違う」と述べた。
そのうえで、日本の場合、「常に（消費者の）プレッシャーにさらされている」と指摘した。
「やかましい」という発言の趣旨について、太田農水相は番組出演後、「消費者が正当な権利を主張できる民主主義の国という意味で使ったもので他意はない」とのコメントを出した。
---- 引用以上 ----
ヲイヲイヲイヲイ（苦笑）。
じゃ、食の安全について日本の人達が口を出さなきゃいいんか？
俺の感覚からすれは太田農水相の発言は、「愚民共は黙ってろヴォケ」と解釈できる・・・。
と、これだけで終わったなら太田農水相だけの失言騒動で済んだ。
はずだった。
それから約1週間、太田農水相の発言に関して、麻生 太郎氏が迷言を放った。
・「やかましい」は「プロ」の意味？麻生氏、農水相を擁護（2008年8月19日 asahi.com）
とりあえず、asahi.com の8月19日付け記事から一部引用しておく。
---- 以下引用 ----
「やかましい」は、「詳しい」「プロ（専門家）」の意味――。太田農林水産相による「消費者がやかましい」発言をめぐり、自民党の麻生太郎幹事長が１９日の記者会見で「騒々しい、という意味じゃない。よく知っている、という意味だ」と擁護した。
太田氏と同じ福岡県出身の麻生氏は「関西以西の人は『やかましい』とみんな言う。『あの人はワインにやかましい』というのは普通の表現だろう」と解説。
さらに「『選挙にやかましい』と言ったら、うるさい、詳しい、プロ。そういったものをみんなやかましいと言う」と強調した。
（以下略）
---- 引用以上 ----
は？
麻生氏の発言って、こう解釈すればいいんだろうか・・・。
福井出身のT橋愛さん（某有名グループのリーダー）が、公の場で福井弁を知らない人に向かって「はよしね」を使ってしまった。
その後、本当の意味（福井弁で「早くしろ」という意味）を釈明して後で揉め事に・・・。
って違うか。
「やかましい」の語源を踏まえると、この釈明は通じないっての。
例の発言を関西以西における「やかましい」の意味を理解してない人にとっては、太田農水相の発言は「うるさい連中だから～」と受け取られかねない。
そこまで麻生氏が考えて、例の迷言を放ったのか不思議でならない・・・。
（辞書で「やかましい」の意味を調べると、割と否定的な意味が大きいのよね）
で、太田農水相と麻生氏の発言について、色んな人が苦情を述べていた。
・野田氏「日本中が分かる言葉を」 やかましい発言に苦言（2008年8月20日 asahi.com）
特に強烈だったのは、社民党の福島 みずほ党首。
一応、asahi.com の8月20日付記事から後半部分を引用しておく。
---- 以下引用 ----
（中略）
太田農水相を擁護した麻生幹事長の発言については、社民党の福島党首も２０日の記者会見で、「麻生さんも太田さんも私も九州（出身）だが、『やかましい』は『やかましい』という意味でしかない。方言で逃げることは許されない」と怒りをあらわにした。
宮崎県出身の福島氏は、昨年７月に久間防衛相（当時）が原爆投下をめぐる「しょうがない」発言を「九州弁で口癖」と弁明したことを引き合いに、「今回も九州弁のせいにするのはとてもおかしい」と指摘。
「全くトンチンカンで、ごまかそうとするものでしかない。ひどい発言をひどい形で上塗りしているだけだ」と批判した。
---- 引用以上 ----
うはは。
確かに、麻生氏の迷言のおかげで、太田氏の発言に再び注目が集まったからな～。
結果として、麻生氏は太田農水相の批判を間接的にしてしまった模様だ。
こんなんで本当に大丈夫か、麻生氏？
そして、この発言は、思わぬ形で麻生 太郎氏の迷言も生み出してしまった・・・。
・食の安全「国民がやかましいから徹底」 太田農水相発言（2008年8月11日 asahi.com）
一応 asahi.com の8月11日付け記事を全文引用しておく（短いから）。
---- 以下引用 ----
太田農林水産相は１０日、ＮＨＫの番組で、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件を受けた国内の食の安全対策について、「日本は安全なんだけども消費者、国民がやかましいから徹底していく」と発言した。
太田農水相は食の安全をめぐる日本と中国の違いを強調。「（日本は）消費者としての国民が、やかましくいろいろと言うと、それに答えざるを得ない」とし、「社会主義の中国のようにまずいことがあっても隠しておいていい、消費者のことは考えなくてもいい国とは違う」と述べた。
そのうえで、日本の場合、「常に（消費者の）プレッシャーにさらされている」と指摘した。
「やかましい」という発言の趣旨について、太田農水相は番組出演後、「消費者が正当な権利を主張できる民主主義の国という意味で使ったもので他意はない」とのコメントを出した。
---- 引用以上 ----
ヲイヲイヲイヲイ（苦笑）。
じゃ、食の安全について日本の人達が口を出さなきゃいいんか？
俺の感覚からすれは太田農水相の発言は、「愚民共は黙ってろヴォケ」と解釈できる・・・。
と、これだけで終わったなら太田農水相だけの失言騒動で済んだ。
はずだった。
それから約1週間、太田農水相の発言に関して、麻生 太郎氏が迷言を放った。
・「やかましい」は「プロ」の意味？麻生氏、農水相を擁護（2008年8月19日 asahi.com）
とりあえず、asahi.com の8月19日付け記事から一部引用しておく。
---- 以下引用 ----
「やかましい」は、「詳しい」「プロ（専門家）」の意味――。太田農林水産相による「消費者がやかましい」発言をめぐり、自民党の麻生太郎幹事長が１９日の記者会見で「騒々しい、という意味じゃない。よく知っている、という意味だ」と擁護した。
太田氏と同じ福岡県出身の麻生氏は「関西以西の人は『やかましい』とみんな言う。『あの人はワインにやかましい』というのは普通の表現だろう」と解説。
さらに「『選挙にやかましい』と言ったら、うるさい、詳しい、プロ。そういったものをみんなやかましいと言う」と強調した。
（以下略）
---- 引用以上 ----
は？
麻生氏の発言って、こう解釈すればいいんだろうか・・・。
福井出身のT橋愛さん（某有名グループのリーダー）が、公の場で福井弁を知らない人に向かって「はよしね」を使ってしまった。
その後、本当の意味（福井弁で「早くしろ」という意味）を釈明して後で揉め事に・・・。
って違うか。
「やかましい」の語源を踏まえると、この釈明は通じないっての。
例の発言を関西以西における「やかましい」の意味を理解してない人にとっては、太田農水相の発言は「うるさい連中だから～」と受け取られかねない。
そこまで麻生氏が考えて、例の迷言を放ったのか不思議でならない・・・。
（辞書で「やかましい」の意味を調べると、割と否定的な意味が大きいのよね）
で、太田農水相と麻生氏の発言について、色んな人が苦情を述べていた。
・野田氏「日本中が分かる言葉を」 やかましい発言に苦言（2008年8月20日 asahi.com）
特に強烈だったのは、社民党の福島 みずほ党首。
一応、asahi.com の8月20日付記事から後半部分を引用しておく。
---- 以下引用 ----
（中略）
太田農水相を擁護した麻生幹事長の発言については、社民党の福島党首も２０日の記者会見で、「麻生さんも太田さんも私も九州（出身）だが、『やかましい』は『やかましい』という意味でしかない。方言で逃げることは許されない」と怒りをあらわにした。
宮崎県出身の福島氏は、昨年７月に久間防衛相（当時）が原爆投下をめぐる「しょうがない」発言を「九州弁で口癖」と弁明したことを引き合いに、「今回も九州弁のせいにするのはとてもおかしい」と指摘。
「全くトンチンカンで、ごまかそうとするものでしかない。ひどい発言をひどい形で上塗りしているだけだ」と批判した。
---- 引用以上 ----
うはは。
確かに、麻生氏の迷言のおかげで、太田氏の発言に再び注目が集まったからな～。
結果として、麻生氏は太田農水相の批判を間接的にしてしまった模様だ。
こんなんで本当に大丈夫か、麻生氏？
