日本には、バレーボールのプロリーグとして Vリーグなんてのがあるらしい。
このVリーグに関して、3K新聞が「Vリーグでプレーできるのは日本人選手限定にするべき」なんてわけのわからない論をカマしてたのだが・・・。
・男子バレーよ「鎖国」せよ…世界バレー界の「エジソン」だったメイド・イン・ジャパンのDNAを甦らせろ(2013年5月19日 MSN産経ニュース)
この所、歴史認識に関して意味不明な記事ばかり書いてる3K新聞(通常営業という説もあるが)。
今度は、スポーツに関してもわけのわからないことをのたまっていた。
論説の冒頭では、Vリーグで日本人選手のみを起用する理由に絡めて Vリーグのレベル低下要因を書き連ねていたのだが・・・。
以下、2013年5月19日分 MSN産経ニュース『男子バレーよ~』からその部分を(略
---- 以下引用 ----
(中略)
なぜ鎖国が必要か。
それは日本最高のレベルであるV・プレミアリーグで、日本人アタッカーが成長するのが難しいからだ。
今のV・プレミアリーグでは、以下のような負のスパイラルが続いている。
(1)企業スポーツ全体が衰退し、チームは存続のために勝利を求められる。
高さのある日本人アタッカーの育成は時間がかかるので、実績ある外国人選手を獲得した方が手っ取り早く、経費もかからない。
(2)V・プレミアリーグで外国人アタッカーが増えると、日本人アタッカーの出場機会が減る。
攻撃を高さに頼れば、「高さがない中での得点方法を工夫する」というモチベーションが下がる。
(3)日本人アタッカーが育たず、工夫する文化が熟成しない土壌では、五輪を含めた国際試合に勝つことが難しくなり、ファン離れが進む。
(4)ファンが離れると、企業は経費削減を要求するとともに、存続のためにさらなる勝利至上主義となる。
チームはますます外国人選手に依存する。
(以下略)
---- 引用以上 ----
(1)の時点で突っ込みどころ満載なんだけどな。
チーム存続のために勝利を求められるのは、昔からのことだろうに・・・。
それと、(3)も前提がおかしい気がする。
(日本代表としての)国際試合での勝利だけで、Vリーグの人気確保ができるとは思えないけどね。
当然、Vリーグ側もファン獲得・繋ぎとめに色々苦心してるんだろうけど・・・。
で、この後、論説では、今シーズン(2012年分)のVリーグにおけるアタック決定本数の上位7人は外国人選手だったことに触れていた。
その後、先程紹介した問題点の解決方法を述べてたのだが・・・。
以下、2013年5月19日分 MSN産経ニュース『男子バレーよ~』から問題の部分というか後半部分を(略
読んだ後で、タブレット端末の画面を割らないように!(謎
---- 以下引用 ----
(中略)
負の連鎖を止める最短の方法は、外国人選手を獲得しないことだ。
1チームだけがそうしても意味がない。
リーグ全体でそう決めるのだ。
そうすれば、日本人アタッカーの経験値は上がる。
スパイクの決定率は下がるだろうが、ラリーが続くので、試合の興奮度は増すだろう。
また、攻撃に工夫も生まれる。
デメリットはリーグのレベルが下がること。
外国人にしか打てない、高くて強いスパイクをブロック、レシーブする経験の場がなくなる。
つまり、世界レベルを感じる機会を失ってしまう。
だが、鎖国といっても外国人選手の獲得をしないだけで、海外との交流は今まで以上に増やせばいい。
それでデメリットは解消できるのではないか。
まず、代表強化を軸に組織を再編する。
代表チームがイタリア、トルコなどの強豪リーグに参加するのも一つの手だ。
V・プレミアリーグ参加企業が足並みをそろえれば、現地リーグの1チームを買収することも可能だろう。
代表チームのレギュラー6人を、そのまま移籍させるのだ。
さまざまな規制や、主力選手を失うV・プレミアリーグチームの問題は、交渉次第で打つべき手はいろいろある。
国内リーグを中心に地域に根付いたチーム作りをし、バレーボールのファンを増やす手法は正論だが、現状を考えれば、代表が国際舞台で活躍することの方が、起爆剤になると思う。
かつて日本のバレーボールは「エジソン」だった。
男子代表監督だった故・松平康隆氏が時間差攻撃を編み出すなど、世界に先駆けてさまざまな技を創出した。
世界が「メイド・イン・ジャパン」の攻撃方法を学び、それが世界標準になっていった。
今度は育成方法でも最先端をいこうではないか。
(運動部編集委員)
---- 引用以上 ----
外国人選手のプレーを拒否する一方で、国外の(バレボール)リーグのチームを買収→のっとりで日本国外との交流強化って・・・。
どんだけ日本優先主義なんだよ(呆)。
3K新聞の論説では国外(のリーグ)における規制云々って言ってるけど、それ以前に狙われた(?)リーグのファンの反発を招くのがオチじゃね?
どう考えても、日本企業による現地チームの買収の意味を楽観的に考えてるとしか。
つか、外国人選手のプレーを拒否するのって、もっと大きな問題を抱えてるんだけどね。
(可能性は低いとはいえ)仮に Vリーグでプレーしたいと思う外国人選手がいたとしても、国籍を理由にプレーを拒否することになるのよね。
それって、単純に出自(人種・民族集団・国籍)による差別としか・・・。
まぁ、3K新聞のことだから、そういう人達に対し「帰化しろ」って平然と言うんだろうけど。
というか、日本のバレーボールのレベル向上に必要なのは、プロリーグでの対策以上に中学とか高校などの段階における育成強化な気がする。
基礎ができてなければ、伸びるものも伸びないし(謎)
その意味でも、3K新聞の論説は、大きな問題を抱えていると言わざるを得ない。
いや、本当の話。
にしても。
3k新聞にとって、スポーツって何なんだろうか?
このVリーグに関して、3K新聞が「Vリーグでプレーできるのは日本人選手限定にするべき」なんてわけのわからない論をカマしてたのだが・・・。
・男子バレーよ「鎖国」せよ…世界バレー界の「エジソン」だったメイド・イン・ジャパンのDNAを甦らせろ(2013年5月19日 MSN産経ニュース)
この所、歴史認識に関して意味不明な記事ばかり書いてる3K新聞(通常営業という説もあるが)。
今度は、スポーツに関してもわけのわからないことをのたまっていた。
論説の冒頭では、Vリーグで日本人選手のみを起用する理由に絡めて Vリーグのレベル低下要因を書き連ねていたのだが・・・。
以下、2013年5月19日分 MSN産経ニュース『男子バレーよ~』からその部分を(略
---- 以下引用 ----
(中略)
なぜ鎖国が必要か。
それは日本最高のレベルであるV・プレミアリーグで、日本人アタッカーが成長するのが難しいからだ。
今のV・プレミアリーグでは、以下のような負のスパイラルが続いている。
(1)企業スポーツ全体が衰退し、チームは存続のために勝利を求められる。
高さのある日本人アタッカーの育成は時間がかかるので、実績ある外国人選手を獲得した方が手っ取り早く、経費もかからない。
(2)V・プレミアリーグで外国人アタッカーが増えると、日本人アタッカーの出場機会が減る。
攻撃を高さに頼れば、「高さがない中での得点方法を工夫する」というモチベーションが下がる。
(3)日本人アタッカーが育たず、工夫する文化が熟成しない土壌では、五輪を含めた国際試合に勝つことが難しくなり、ファン離れが進む。
(4)ファンが離れると、企業は経費削減を要求するとともに、存続のためにさらなる勝利至上主義となる。
チームはますます外国人選手に依存する。
(以下略)
---- 引用以上 ----
(1)の時点で突っ込みどころ満載なんだけどな。
チーム存続のために勝利を求められるのは、昔からのことだろうに・・・。
それと、(3)も前提がおかしい気がする。
(日本代表としての)国際試合での勝利だけで、Vリーグの人気確保ができるとは思えないけどね。
当然、Vリーグ側もファン獲得・繋ぎとめに色々苦心してるんだろうけど・・・。
で、この後、論説では、今シーズン(2012年分)のVリーグにおけるアタック決定本数の上位7人は外国人選手だったことに触れていた。
その後、先程紹介した問題点の解決方法を述べてたのだが・・・。
以下、2013年5月19日分 MSN産経ニュース『男子バレーよ~』から問題の部分というか後半部分を(略
読んだ後で、タブレット端末の画面を割らないように!(謎
---- 以下引用 ----
(中略)
負の連鎖を止める最短の方法は、外国人選手を獲得しないことだ。
1チームだけがそうしても意味がない。
リーグ全体でそう決めるのだ。
そうすれば、日本人アタッカーの経験値は上がる。
スパイクの決定率は下がるだろうが、ラリーが続くので、試合の興奮度は増すだろう。
また、攻撃に工夫も生まれる。
デメリットはリーグのレベルが下がること。
外国人にしか打てない、高くて強いスパイクをブロック、レシーブする経験の場がなくなる。
つまり、世界レベルを感じる機会を失ってしまう。
だが、鎖国といっても外国人選手の獲得をしないだけで、海外との交流は今まで以上に増やせばいい。
それでデメリットは解消できるのではないか。
まず、代表強化を軸に組織を再編する。
代表チームがイタリア、トルコなどの強豪リーグに参加するのも一つの手だ。
V・プレミアリーグ参加企業が足並みをそろえれば、現地リーグの1チームを買収することも可能だろう。
代表チームのレギュラー6人を、そのまま移籍させるのだ。
さまざまな規制や、主力選手を失うV・プレミアリーグチームの問題は、交渉次第で打つべき手はいろいろある。
国内リーグを中心に地域に根付いたチーム作りをし、バレーボールのファンを増やす手法は正論だが、現状を考えれば、代表が国際舞台で活躍することの方が、起爆剤になると思う。
かつて日本のバレーボールは「エジソン」だった。
男子代表監督だった故・松平康隆氏が時間差攻撃を編み出すなど、世界に先駆けてさまざまな技を創出した。
世界が「メイド・イン・ジャパン」の攻撃方法を学び、それが世界標準になっていった。
今度は育成方法でも最先端をいこうではないか。
(運動部編集委員)
---- 引用以上 ----
外国人選手のプレーを拒否する一方で、国外の(バレボール)リーグのチームを買収→のっとりで日本国外との交流強化って・・・。
どんだけ日本優先主義なんだよ(呆)。
3K新聞の論説では国外(のリーグ)における規制云々って言ってるけど、それ以前に狙われた(?)リーグのファンの反発を招くのがオチじゃね?
どう考えても、日本企業による現地チームの買収の意味を楽観的に考えてるとしか。
つか、外国人選手のプレーを拒否するのって、もっと大きな問題を抱えてるんだけどね。
(可能性は低いとはいえ)仮に Vリーグでプレーしたいと思う外国人選手がいたとしても、国籍を理由にプレーを拒否することになるのよね。
それって、単純に出自(人種・民族集団・国籍)による差別としか・・・。
まぁ、3K新聞のことだから、そういう人達に対し「帰化しろ」って平然と言うんだろうけど。
というか、日本のバレーボールのレベル向上に必要なのは、プロリーグでの対策以上に中学とか高校などの段階における育成強化な気がする。
基礎ができてなければ、伸びるものも伸びないし(謎)
その意味でも、3K新聞の論説は、大きな問題を抱えていると言わざるを得ない。
いや、本当の話。
にしても。
3k新聞にとって、スポーツって何なんだろうか?