禁断の果実で

アダムとイヴの禁断の果実・・・林檎の実でカジュアルフレンチ。
岩手県のリンゴ生産者さん達と南青山Ｔシェフのお店にてお食事会。
本日のリンゴは全て、ここの生産者さん達の手によるものです。
果実の重さが１kg以上になるという世界一よりも大きいという
「【スタークジャンボ】を使ったリンゴ風味の温かいワイン」と
ここ数年前からの新種「【アイカの香り】のピクルス」でBigining。
　
前菜は「フォアグラと【金星（きんせい）】のコンビネーション」
金星はとても甘くて果汁の多いリンゴです。
一見、リンゴに見えるのがフォアグラ、フォアグラに見えるのがリンゴ。
今回は一皿ごとにリンゴを使った美酒も用意していただきました。
「シャンパーニュと【王林（おうりん）】」のマリアージュ。
王林はジュースでおなじみですね。

続いてのお魚料理と共に供された　
「ビールと【陸奥（むつ）】」、陸奥もジュースでお馴染み。
　
お魚料理は「舌平目と【富士】のコンビネーション」。
舌平目のフワッとしたやわらかさと、富士の固すぎない食感が正に絶妙のコンビネーション！
そしてここでお口直し♪　
「【きおう】のグラニテ」、裏返しにされたリンゴ皮の器で。。。
きおうは黄色いリンゴの王様をイメージした名だそうです。
グラニテの隠し味はセロリ、セロリとリンゴは好相性でお馴染み。
いよいよ最後のメインディッシュ、お肉料理でございます。
　
「野生鹿と【信濃ゴールド】のコンビネーション」
信濃ゴールドは平成生まれのリンゴです。
リンゴ生産者さんの知り合いが裏山で撃ってくれた野生鹿を
信濃ゴールドでマリネしてから約３日間ほど煮込んだんですって！
つけあわせの「割干し大根のクリーム風味」、この割干し大根も
本日のリンゴ生産者さん達が自家用に作られたものを使用です。
コチラのお料理は、ボルドーの赤ワインと共にいただきました。
そして〆のデザート★　
「【サン富士】のベニエクリスピーリンゴとローズマリーアイス」
「キルシュと【千秋（せんしゅう）】」の食後酒とともに。。。
太陽をいっぱい浴びたリンゴにサンがつきます。
千秋はすっきりした爽やかなシャキシャキ感のあるリンゴです。
もぅ。。。デザート、美味しすぎます！！

禁断の果実の世界で心地よく酔った私達でしたが。。。
目覚ましのアップルティーで　
現実へ、このヒトトキを惜しみながら帰路についたのでありました。

こんなスペシャルなリンゴを作ってくれている岩手県の生産者さん達、
そして、最高の一皿に仕上げてうれたＴシェフに感謝★です。