歌よみもどきの書

歌詠み「もどき」のあかんたれが吐き出す、短歌になりきれない五七五七七の羅列です。

洟垂れ順送り

2016-11-11 | 五七五七七

「お返し」を気にする若き人知るや「洟垂れ順送り」とふ言葉を

干し芋のリストを送る代はりなり 陰よりエールを送りまゐらす





先輩・恩師・上司等目上の人にお世話になることってありますよね。
私なんて(生意気なくせに)迷惑かけまくって、お世話になりまくっての今があります。
「一人前になったらなんて言うてたら、タイミングなくすかも知れんので今できるお返しがしたい!」と言った時に言われました。
「洟垂れ順送り、て知ってるか?」と。

後に調べると
「洟垂れ子も次第送り」:洟垂れの幼い子も次第にしっかりしてくるという意味と知りましたが、その時のその人の解釈(というか話された行間からのニュアンス)は少し違うものでした。

お世話になった人にお返しをしたら、そこで完結してしまう。
上の人にお世話になったら、それは甘えといたらええ。
ほんで、自分が後にその立場になった時にありがたかったと思ったら、お返しやと思て下の世代にしてもらったことをしてあげたらええ。
ほんなら、お世話が連鎖して次代へ繋がっていく…と。

私もこの解釈の方が好きです。

律儀に「欲しいものリスト送ってください」って言われたのはめっちゃくちゃ嬉しかったのですが。*^^*
大したことしてないし、お返しなんて夢々思ってないし、お元気で研究に励まれることを陰ながらお祈りしております。✩彡
成果を意識して研究やら開発をするのって好きじゃないし邪道な気がしますが、今取り組まれていることが次の研究へと繋がって、後々はみんなへのお返しになると思いますので。。





息子には母の日をせびるけどねー!^^;