歌よみもどきの書

歌詠み「もどき」のあかんたれが吐き出す、短歌になりきれない五七五七七の羅列です。

万年スランプですが

2014-05-27 | 五七五七七

はつとして記す欠片の愛ほしき思ひ通りに詠めはせずとも

詠めぬこと苦しくあれど詠むことで他の苦しさより解き放たれつ

涙の分強くなれると歌はれるわれまだ流し足りぬと悟る




心のアンメーターの針が振り切らないと歌が詠めないけれど。
振り切った状態を客観視できるもう一人の自己がないと、やはり詠めないような。
昇華(消化)には、時間をかけてみつめたり、フィクションとして扱う(主体を別に置く)のがいいのだろうか。
言葉の修行とともに人としての修行も大事。