歌よみもどきの書

歌詠み「もどき」のあかんたれが吐き出す、短歌になりきれない五七五七七の羅列です。

二階囃子のなき京の夏

2020-07-17 | 五七五七七

7月1日 お千度

見物も稚児さへもなく粛々といつもと違ふ七月(ふみつき)の来ぬ




先日,インスタでも書いたのですが…
祇園祭、今年もやったはりますからね。
そもそも,宵々山から山鉾巡行までを祇園祭と思たはる方が多いみたいですが。
7月入ったら1日の吉符入りから31日の疫神社夏越祭までずーーっとひと月間続いてますから。
中止なのは一般人がぎょうさん集まる行事(鉾建てとか山鉾巡行とか出店とか)だけです。
せやし「祇園祭がない」と言われたり思われたりすると、違うのに!と歯がゆくなったり、哀しくなります。
祇園祭はありま~す!





withと言ひつつ念入りに除菌(のぞ)き殺菌(ころ)す アフターの矛盾誰もな問ひそ





7月4日

「二波」の兆し感ずる前に夫(つま)とせり 町屋ディナーと京のお泊り




↑ 串くら本店
こちらでupした様に5/22にも行ったのですが。
その時は、私が運転手で一滴も飲めず(笑)
仕事が忙しくなる前にリベンジと京都の内需拡大にささやか(めちゃショボイ^^;)な貢献を!と。
1時間あれば帰宅できるのに、市内にホテル予約して1泊しました^^v
京都入りした土曜の夕方は5月に比べて活気が出てきたかなぁと感じたのですが。
翌日、日曜のお昼前(それも7月の!)にしたら、通りもお店も空いてました。
そんなこんなで、観光客のお土産やお使いものでもないのに、祇園祭のパッケージもんに惹かれてあれこれ買うてしまいました。



こんちきちん

恒例のBGMの空々し二階囃子のなき京の夏








7月17日

ゆくりなく粽(ちまき)届きぬ 奇しくも前(さき)祭の巡行あるはずの日に



例年は、浄妙山や北観音山の粽をいただくことが多いのですが、今年はクラファンに。
届くのが8月の予定やったのに(偶然やろけど)今日届いて、なんかめっちゃ嬉しかった。


都のはずれから #コロナよさらば て叫びたい。