せかいのうらがわ

君と巡り合えた事を人はキセキと呼ぶのだろう
それでも僕らのこの恋は「運命」と呼ばせてくれよ

なんか

2008-04-05 22:01:15 | Weblog
突然思い出したけども、こう、女の子にしか見えない男の子が居て、男の子は幽霊で、女の子は絵を描くんだけどそれが何か死体っぽくて、警察官に何を描いてるのか、って聞かれて「You.」「Die.」て答える映画の宣伝…チャーリー?なんかそんな感じ、もーいーかーい、て言ってた。なんだっけなあ…。

そういう感じの話を書こうと思ってたんだけど内容忘れた(笑)

Io non me L'aspetto.

2008-04-05 20:13:08 | その他


要らなかった。


燦々と降る雨の中に立ち竦むわたしはそう言った。低い声、わたしの声じゃない。誰かが叫ぶ。これはわたしの声よ!わたしが叫ぶ。誰にも届かない。だって、ここには貴方とわたししか居ない。愛しい貴方と愛しい世界しかない。だって守りたかった。貴方を傷付けるものから、全てから守りたかった。
譲り受けた銀のティアラからひたひたと滴り地に落ちる。いつの間にか持っていた鈍色の銃から硝煙が上がる。毎日のように見ていたのに貴方はとても驚く。なんで?わたしが問う。どうして?貴方が聞き返す。どうしてなんて訊かれるなんて思ってなかった。わたしの頭をなでてありがとうと言ってくれると信じていた。わたし、貴方の為に。けれど貴方は酷く顔を歪めた。


「要らなかった」


今度はわたしの顔が歪む。聞き返す言葉は声にならなかった。伸ばしかけた手も払われた。銀のティアラが地に落ちて刺さる。嗚呼、怒られるかな。わたしが一番恐れていた言葉。なのに貴方は簡単にそれを言う。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、聞きたくない。耳を塞ぐわたしの小さな手を突き破って貴方の声は無常にも響き渡る。君は要らなかったんだ。そんな現実要らない、そんな言葉要らない、わたしが欲しいのは貴方の愛だけ。貴方に愛されたいだけ。貴方に褒めて欲しいだけ。攫ってくれたときのままのわたしはこんなにも貴方だけを見ているのに。どうして?


「仲間を撃つような子は、要らない」


―――
(わたしは、あなたをのぞまない)


背景?しりません(待とうか)
さっきと関係あるようでなし。
グロいっていう共通点はあるかもね(適当)