「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

子育て目線で逆子を見てみる

2019年03月20日 | 安産・逆子

2013年に書いたブログです。

この頃は暇でしたし、ブログ更新結構頑張っていたのです(^◇^;)

で、

なぜだか最近多くなった他鍼灸院からのセカンドオピニオン的な当治療院への来院。

そういう事があるということは逆もしかり。

うちの治療がなんて言われてるか、心配あったりもします ^_^;

 

まぁ、やりたい放題,言いたい放題の先生もおられたりします。

逆子の矯正率90パーセントとか言う先生もおられますが、そのよううなデータは病院で取らないと意味はありません。

骨盤位外回転術でさえも30%ー50%は頭位にならないくらいです、お灸にそこまでの力があるとは思えません。

治った逆子ちゃんより、治らなかった方や治らない可能性のある方々への心のケア。

それを考えたら「治した」アピール、私にはできません。

 

そんな事を考えながら、お灸だけでなく鍼灸師がもう少し鍼灸以外の情報を提供できたら、と思うわけです。

というのも、医師も助産師も自身が所属する病院のことしか知らないし、その情報が全く理にかなってないことが多くって。

 

逆子治しにお灸はとっても効果あると思っています。

とにかくよく動くようになりますし、エコーでいつも同じ方を向いてる頑固ちゃんでも、寝返り打てるようになる子もいたり。

 

でもお灸だけでは不十分です。

ご自宅での生活の見直しも必要な方が多いですから。

プラスアルファのお手伝いにどのようなものがあるかと試行錯誤する毎日です。

 

とにかく逆子のその根本がわかれば、応用できるというものです。

そうすればこういう体操はダメで、こういう体操は効果がある等、自分で工夫できるようになります。

 

だから体操も教えるし、気持ちの持ちようも伝えてます。

そう、カウンセリング的なことも逆子直しに大切なので。

 

とにかく胎児も子どもと同じ。

まだお腹の中にいますが、子どもに接するのと同じまなざしが必要です。

 

子どもへの接し方、目線を変えてみる作業。

「この子はこの方向から世の中をみていたんだ。」

といった子ども目線。

そういうのを妊娠期から考えるのはとっても楽しいですし、産後の子どもとの生活にも役立ちます。

 

子育て目線で逆子を考える。

とってもいいです。

 

最近よく考えていることです。


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