インフルエンザが流行っています。
昭和62年以降の20年間では最も早い時期での流行入りとのこと。
今年のインフルエンザは近年流行らなかった「Aソ連型」が多いのが特徴だそうです。
最近来院されている毎週来院されている患者さん、先週で計10回になりましたが、今年は全く風邪を引く気配が無いとの事。
この時期確実に風邪をひいていた…との事なのに…ね。
最初は頚腕症候群で治療を受けに来られたのですが、数回で痺れも取れ、今は予防も兼ねて来院されています。
確かに関節の可動域が広がっただけでなく、脉もグッと落ち着いて、かなり元気になられた事は確かです。
本人曰く
「去年よりも忙しく、またこれだけインフルエンザが流行っていて会社でも休む人が出始めているのに、私が風邪を引いていないなんておかしい。去年と違うことといえば、鍼灸治療を毎週受けている事ぐらいなのに…」
これは鍼灸治療がうまく行っている証拠!
こういう事を言われるのは実はとっても嬉しいんです!!
私の治療のありかたは針の刺激によって痛みを取るというよりも、患者さん自身に痛みを取る力を取り戻してもらう治療なんです。
先ずは免疫力、自然治癒力というものを強くしてあげれば自ずと痛みが取れていくばかりでなく、なんとなく不調だった部分もよくなるんです。
最近の患者さんはセッカチな方が多いので、こういう話をしても、魔法のような鍼灸治療を求める方は結構います。
どうも求めている魔法は一瞬で痛みを取るようなものみたいなのです。
傷口も薬を塗ったり、お灸をしたからといってすぐに塞がるものではありません。
ましてや血流が多くなる治療をしてみようものなら、ズキズキ痛みはひどくなる事もあります。
早くよくなりたいのなら、治癒力を上げるしかありません。
これは鍼灸治療の面白さが発揮されるスゴイ部分なんです。
気持ちにまで作用させちゃう力があるくらいですから…。
ウツ的な症状ですら緩和するぐらいの力があるのですから…。
どうしても魔法を手に入れたいのであれば、お薬や手術の方が適当かもしれません。
そういえば私もここ数年風邪ひいていないなぁ…
特に今年はこの時期に入っても鼻が通るし……
はりって…すごい!!
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