もう1つの感性の本棚

書くことを仕事にしている者として、日常をどのような感性で掬い取るか。

街の縁取り61~沖縄その4◆移住

2007-01-06 18:24:14 | 街の縁取り
 移住願望があるわけでないが、頭の片隅でそのシュミレーションをしてみたいという思いはある。

 今回の沖縄旅行で前半に泊まった小ホテルは、夫婦2人で賄っていて、豪華・大ホテルとは違う形態の旅行を志向する人の間では有名。
 客単価からすると満室で1日10万円強、月300万円強、実働9カ月だそうだから年間2700万円。半分手元に残ったとして1350万円。5000万円以上、ローンを組んでいたとして年間300万円程度の返済があったとしても手取りで1000万円前後は残ることになる。
 2人で月100万円近くお金が自由になれば、かなりいい感じだろう。

 蓄えだけで暮らそうとする場合。
 家は3000万円で建ち、中古マンションなら1000万円台で買える。月20万円あればひもじい思いはしなくて済む物価水準にある。
 現金で3000万円持って行けば、贅沢しなければ数年は暮らせるだろう。


 お金の問題はとても重要だが、どこでどう暮らすのか、という理念はもっと重要だ。
 癒やしなのか、逃避なのか、スローライフなのか、野菜を作りたいのか、晴耕雨読の日々を送りたいのか。
 自分の場合、理念はまだ言葉に昇華されない。