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フリーメイソンはルシファー教なのです【1】入会|元フリーメイソンでカトリックに回心したセルジュさんの証言

2021年06月16日 | カトリック
フリーメイソンの多くはロベスピエールの時代、あるいは少なくとも革命時代を懐かしんでいます。フリーメイソンはやはりルシファー教なのです。この負い革には定規とコンパスがあります。そして、その中に「G」という文字があります。このようなことは恐ろしいです。というのも、隠されている事実なので、皆、黙っている事柄だからです。

その時、一番不思議なのは、単に身体にかかっただけではなく、聖母マリアとキリストによって愛されているというこのうえなくはっきりとした気持ちとなったことです。その時、十字架上のキリストを見ましたが、生まれてから初めて、涙のかれるまで泣きましたよ。

元フリーメイソン、カトリックに回心したSerge Abad Gallardo(セルジュ アバド・ガラルド)
「フリーメイソンはルシファー教なのです」

記録映画
編集長 Armel Joubert des Ouches
音楽 Stephan Cayre
ミキシング Cali Schmidt


Reinformation.tv https://www.youtube.com/watch?v=kCZQnT_6sLE

彼は元高等公務員なのです。都市の元局長の他、建築家でもあります。そして、法律家でもあります。セルジュ アバド・ガラルドはその上、元フリーメイソン会員です。コルシカ島のバスチアで入会しました。「大東社ロッジ(グランド・オリエント)」から発生した「人権ロッジ(ドロア・ヒューマン)」において大親方(グランド・マスター)の地位を務めていました。彼は24年間、ロッジに通っていました。第18階級まで昇級していました。

フリーメイソンへの入会はごく普通のパターンです。最初、人生の意義について悩んだ結果、ある日、フリーメイソンに入ってしまいました。
数日ほど、南部フランスの故郷で、セルジュ アバド・ガラルドと一緒に過ごしました。
映画に入る前に、一点だけことわっておく必要があります。セルジュは多くの元兄弟から攻められていることです。

当初、13分の記録動画を出して、短編にしていましたが、重要かつ深刻な課題であるので、今回、記録動画の長編を公開することになりました。
最初は現場まで行くことにしました。セルジュ アバド・ガラルドはかつて通っていた神殿の近くまで連れていってくれました。ナルボンヌの郊外にある小工業地帯にあります。

「ここに戻って、どういった気持ちになっているでしょうか?」
「正直に言うと、悲しいです。フリーメイソンの支配下にまだいるこれらの人々の状況を考えて悲しいです。支配とはいっても、殆どの場合、フリーメイソン会員は自由に同意して意図的に支配されているわけです。それでも私は悲しむのです。というのも、彼等は、さきほどご覧になったように、文字通りにも比喩的にも閉じこもっている人々だからです。」

ナルボンヌの郊外にて、セルジュ アバド・ガラルドが通っていたフリーメイソンのロッジ。


「つまり、セルジュはここを通っていたということですね」
「その通りです。ここを通っていたのです。建物の中、フリーメイソン神殿はありまして、いわゆる、フリーメイソン神殿が通常安置されています。「柱」と呼ばれる二列の椅子や「東方」や多くのフリーメイソン的な象徴で飾ってあります。その神殿において、定期的な開催礼、入会の儀式、それぞれの儀礼が執り行われています。」

「そこにある門は今になって、つまり午後の8時ごろですが、閉まっているはずです。というのも、先ほどご覧になったように、駐車場に多くの車が止まっていて、もう誰も来ていないのです。つまり、定期の開催礼はまもなく始まる時間です。ですから、この門は鍵で閉まっていてもう外から入れないのです。もしも今から入ろうと思ったら、ベルを鳴らさなければなりません。そして、そうするために、暗号はあるわけです。具体的に言うと、通常の合言葉と聖なる言葉はMoabon・Tubalcainの対があります。」

Tubalcain(チュバルカイン)の意味は

「世界の御主(おんあるじ)」、「世界支配」となります。
聖書において、チュバルカインはアベルを殺人したカインの子孫にあたる人物です。。。

定期の開催礼には約40人のフリーメイソン会員が出席します。あるロッジにおいて40人を超えた場合、「分封」が行われます。つまり、15人ぐらいがそのロッジを出て、別の場所で、別の名前で新しいロッジを創立していきます。そして、新しいロッジは40人に達したら、また「分封」していきます。なるべく「分封」していくように、ロッジは拡散していきます。

取材者「セルジュ アバド・ガラルド、こんにちは」
セルジュ「こんにちは」
取材者「お宅に迎えてくださってありがとうございます。最初に聞きたい質問は次の通りです。「フリーメイソン」といった時、どういう定義になるでしょうか?」



セルジュ「フリーメイソン結社を定義するために、フリーメイソンによる定義を提示しましょう。フリーメイソンによると、「思想勉強会」あるいは「友愛団体」だと自称していますが、実際に私に言わせると、私の経験に照らして、フリーメイソンは宗教なのです。これを簡単に証明できるかと思いますし、私の意見というよりも、多くの専門家はフリーメイソン結社を宗教として定義しています。私に関して、まず、証人としていままで経験してきたフリーメイソンは宗教だったことは明らかで間違いないと断言できます。それだけではなく、フリーメイソン会員あるいはフリーメイソンの多くの書物に基づいても、フリーメイソンが宗教であることを簡単に裏付けられて、私なりに証明しておきました。一番早いのは、フリーメイソンの基礎憲章である「アンデルソン憲章」を参照すると明らかです。それから、フリーメイソン会員の間、評判のある大教養人らの文章を参照しても明らかです。」

フリーメイソンの憲章、Worcestershireのフリーメイソン図書館と博物館にて。

「アンデルソン憲章」はフリーメイソンの諸規定を記した規定集なのです。1721年、プロテスタントのジェイムズ・アンデルソン牧師が作成した憲章です。憲章において、フリーメイソンは「神への帰依」に基づいていることが明記されています。しかしながら、問題はこの「神」とはどういった神になっているかということです。というのも、フリーメイソンの「神」、憲章にある「神」はカトリック教会の天主と全く相容れない存在で全く違う存在となっているからです。

セルジュ「フリーメイソンの定期の開催礼に基本的に一か月に二回あって、出席する義務がありますが、つまり定期の会ですが、それについて一つの経験を述べましょう。開催礼が終わったらすぐ、いつものようなことで、数人の会員は「共和政、万歳!」と叫ぶことはよくありました。まあ、そこまで、フランス人ならだれも驚かない事柄だと思いますし、ある程度、政治意見に留まる感もしなくもないので、まあいいでしょう。ただ、その次、「カトリック!くそったれ!」と叫んで結ぶこともよくありました。これは一番著しい現象ですが、ほかでも、ロッジで多くの反教権的な話は出ていたことは言うまでもありません。」

取材者「さて、セルジュがフリーメイソン結社に入った時に戻りましょう。どうやって入ったでしょうか?そして、入ってから間もなく、どういったことが分かったでしょうか?」


セルジュ「フリーメイソンに入る前に、本人に関する調査が行われます。これらの調査の内、明らかな調査がありまして、つまり、面接して、多々の質問がされました。本人の思想はどうなっているか、本人の仕事と環境はどうなっているか、本人の個人情報はどうなっているかなど調べられます。それ自体は問題がないわけです。どこかの団体に新しいメンバーを入れる前に、どういった人であるかある程度調べるのは正当だと言えましょう。多くの場合、以上のような調査の結果、入会できない人々も少なくないのです。それはともかく、以上のような明らかな調査だけにとどまりません。隠れた調査も行われています。つまり、本人が知らない内に行われる調査もあります。要は、本人の周りに数人のフリーメイソン会員が普段からいますが、その正体は本人に隠されています。で、これらの会員は日常の生活において、職場であろうが、どこかのクラブであろうが、本人の思想、好み、行動を調べています。そして、入会に当たってこれらの会員はロッジに報告することがあります。これらの調査に基づいて、ロッジが本人の入会願望に対して配慮するかどうか決めていきます。そして、この入会願望が配慮されたら、次に本人が「目隠し布」の取り調べがあります。要は、本人は目隠しされながら、取り調べられます。」

フランス国立視聴覚研究所の記録動画 『ヴェールを脱いだフリーメイソン結社』

「君の前にある門を叩きなさい」
(中から)「尊敬すべきマスターよ、不規則に門が叩かれました」
(マスター)「不規則に門が叩かれたのはだれか?」
「フリーメイソンとして入会するように依頼している門外漢の者です。」

(マスター)「大エキスパート兄弟よ、大司会者兄弟よ、この門外漢の者を入れなさい」
(マスター)「兄弟たちよ、剣を手にして立ち上がりなさい。」

(マスター)「あなた、ここまでたどり着いた毅然とした態度の実りをそろそろ得られよう。
大エキスパート兄弟よ、大司会者兄弟よ、入門志願者が誓約するため、彼を東方台の第三の階段まで連れなさい。
あなた、右手を伸ばしなさい。頭の中に、私がこれから荘厳に読み上げる誓いを繰り返しなさい。」

セルジュ「入会の儀礼はかなり印象に残っています。質問は多くありますが、中心となる目的は志願者の誠実さを確認するためにあります。ですから、罠の質問も多々あります。つまり、三か月前、本人が知らない内に本人の言葉あるいは行動が報告されて、それについての間接な質問とかも普通にあります。本人は気づかない内ですが、いわゆる本人が正直であることを確認するための取り調べです。まさに、「異端審問的な手続き」と似ています。「異端審問的な手続き」といっても私の口ではまったく批判的な意味はありません。何を思っているか、正直であるかを確認するためには効果的な手続きであることは確かですし、そして、フリーメイソンは侵入されないようにフリーメイソン結社がは非常に警戒している事実もあります。で、ときどき実際に侵入されることはあります。まれですが。
そして、以上の取り調べが終わったら、次にいくつかの試練というか、試みがあります。身体上の試練もあれば精神上の試練もあります。あえて「霊的な試練」とは言いません。というのも、フリーメイソンにおける「霊性」といったら、ちょっと違うと思うからです。」

セルジュ「入会の儀礼の言葉はロッジのマスターたちが唱えますが、非常に演劇的だというか、非常に荘厳にすべく執り行われる儀礼です。例えば、入会儀礼の最初あたりの儀式に、マスターはそこにいるフリーメイソン会員に次のことを言います。「兄弟よ、(あるいは姉妹よ、というのもいくつかのロッジは男女共同になりますが、男性専用のロッジは一番多くて、女性専用のロッジも稀にあるわけです)」。で、マスターが、「兄弟よ、門外漢の者を連れていって、第一の旅をさせなさい。命が残るように無事に戻るように頑張りなさい」と。

あなたが目隠しされながら、このようなことを聞くと、やはりちょっと心配してしまうのですね。例えば、大東社の儀礼だと、入会儀礼の一場面は次の通りになります。舞台には一人の人が地面に横になっている。そして白いシャツを着ているが、血を思わせる赤い色のしみにシャツは染まっているという設定です。つまり、地面にある人が深刻な傷を負っているかのように、あるいは死んでいるかのように見せかけられている設定です。また、身体に剣が刺されているような設定です。で、志願者の目隠し布がいきなりその現場の前に脱がれて、この死体もどき舞台を志願者がみますね。で、「尊敬すべきマスター」が次のことを言います。「裏切り者はこのような目に会うから」と。ですから、このような時、志願者が惑ってもおかしくないと思います。」

取材者「しかしながら、そのような威嚇的な儀礼があっても、あなたはそのまま、24年間、続けられたのはなぜでしょうか?」

セルジュ「確かにそうなのですね。入会の儀礼だけでいってもこれほど威嚇的なのに確かに続けられました。というのも、入会の儀礼の間、何度も何度も聞かれました。「それでも入会の決心を変えないのか」と何度も聞かれました。どちらかというと、入会儀礼もそうなのですが、これこそはフリーメイソン結社の邪悪さがあります。というのも、このような質問があるということは、志願者がやはり同意して、覚悟した上に入会するようにされているわけです。しかしながら、同意するとはいうものの、会員を操縦する側面は否定できないことでしょう。というのも、荘厳な儀礼、猛烈な場面、威嚇的な言葉、強い誓い。これらはどう見たって、心理的な操縦というか、少なくとも強い誘導ですね。これらは感動させて激しい印象を残すわけですから。しかしながら、同時に、本人が覚悟するように、完全に同意して入会するようにされています。ここにこそその邪悪さがあります。
でも、これは一体なぜあり得るでしょうか?志願者にはフリーメイソン会員の推薦者がいるわけです。大体前からの知り合いで、やはり、ロッジへ志願者を推薦した会員に志願者が信頼しているからです。入会の儀礼の間、推薦者は志願者を安心させようとするというか、いわゆる「あくまでも象徴的な儀礼だし」というようなことが言われていますね。あるいは、「これからの儀礼はもちろん非常に重要なので、ちゃんとやって。しかしながら、皆無事にその儀礼を通じたので、大変なことでもない」といったようなことが言われるので、儀礼の間、これを思い出して何とか安心しようとしていますね。」  ・・・続く


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