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胎児は痛みを感じている―アメリカで20週中絶禁止法案が下院通過

2017年11月29日 | プロライフ
アメリカ 20週中絶禁止法案が下院通過、上院では苦戦に直面―胎児は痛みを感じているより引用

ペイン・ケイパブル・アンボーン・チャイルド・プロテクション(痛みを感じ得る胎児の保護)法案(The Pain-Capable Unborn Child Protection Act)は2017年10月3日、下院を通過した。
●クリストファー・H・スミス議員 Rep. Christopher H. Smith(共和党)は、20週で未熟児として生まれる子供は笑うことも泣くことも、痛みを感じることもできる、同様に、20週の胎児は痛みを感じる、子宮の中にいるか否かを基準に、子供を分けて扱うべきではない、と述べた。
●ミア・B・ラブ議員 Rep. Mia B. Love(共和党)は「すべての人間の生命は法の支配の下に保護されるべきだ」と述べた。
シャーロット・ロージアー研究所 Charlotte Lozier Institute のチャック・ドノバン所長 Chuck Donovan は、上院で民主党がおそらく法案を阻止するだろうと述べた。「事実として、米国は、そのほとんどの州で20週後の人工妊娠中絶が許されている、世界で7つの国の一つだ」と述べた。



アメリカ 20週中絶禁止法案が下院通過、上院では苦戦に直面―胎児は痛みを感じている

共和党主導の下院で、胎児が痛みを感じ得る胎児の後期中絶を禁止する法案が可決されたというワシントン・タイムスの記事をご紹介いたします。

共和党主導の下院で、胎児が痛みを感じ得るする法案が可決された。これで5年間で3度目となる。

ペインケイパブル・アンボーンチャイルド・プロテクション(痛みを感じ得る胎児の保護)法案は3日、下院の党路線に近い237対189で最初のハードルを越えた。

上院では苦戦となる見込みであり、共和党は民主党の議事妨害を覆すだけの票数を持っておらず、2013年と2015年には同様の法案が阻止されている。

マーチフォーライフのジーニー・マンチーニ会長は、法案の見込みについてはまだ楽観視していると言っている。部分出産中絶法は2003年に成立したが、可決に数年を要したことと比較してマンチーニ氏は次のように述べた。

「望みを持っている。こういった歩みをこちら側で始めなければ、向こう側で進むことはない。部分出産中絶の禁止は、長い時間かかったが成立した。だからそれに近いものだと見ている」

ペインケイパブル法案は、アリゾナ州のトレント・フランクス議員(共和党)が提出したもので、20週後の人工中絶を違法とするが、レイプ、近親相姦、また母親の生命に危険がある場合は除かれる。

ホワイトハウスは2日に、法案が通過した場合、トランプ大統領は署名するつもりであることを再確認する声明を発表している。

声明にはこう書かれていた。「政権はH.R.36、ペインケイパブル・アンボーンチャイルド・プロテクション法案を強く支持し、下院がプロライフ的な保護を確実に行おうという取り組みを継続していることを称賛する」
法案を巡っては下院で通過するまでに感情的な議論があった。

ニュージャージー州のクリストファー・H・スミス議員(共和党)は、20週で未熟児として生まれる子供は笑うことも泣くことも、痛みを感じることもできると述べた。スミス氏は子宮の中にいるか否かを基準に、法律が子供を分けて扱うべきではないと言っている。

「この子供たちは支えを受けているのであり、子供に手を出すのであれば、いったん生れて手足を切断しようとすれば痛みを感じる」とスミス氏は話した。「同様に、20週の胎児は痛みを感じる」

ユタ州のミア・B・ラブ議員(共和党)はこう述べた。「すべての人間の生命は法の支配の下に保護されるべきだ」

「痛みを感じる命はすべて苦しみから解放されるべきだ」とラブ氏は述べた。「この下院、国民の下院の議会で命のために弁護と要求を続けているということが信じられない」

20の州では20週での中絶禁止が法律で定められている。しかし、そのような法律に反対する人は憲法違反だと主張している。

「生命が女性を最も過酷な状況に立たせるとき、国の最高裁は女性がする決断はその女性のものであるべきであり、政府から如何なる干渉も受けるべきでないと言っている」とルイーズ・マッキントッシュ・スローター議員(ニューヨーク、民主党)は言った。「ロー対ウェイド事件は女性が頼りにする防火壁のようなものだが、年月が過ぎ、議会で新たに審議が行われるたびに、政治家はいつか砕け散ることを願って少しずつそれを削り取ろうとしてきた」

ニュージャージー州のボニー・コールマン議員(民主党)は、キャリーという地元有権者の例を挙げた。その女性は胎児の異常を診断されて子供が苦しむのを望まないために後期中絶を受けた。

「医者はこのような健康状態の幼児は出生後、数日以上生存することも稀だと伝えた」とコールマン氏は語った。「キャリーは『私たちは落ち着いて中絶することを決めた。自分たちの小さな娘を苦しませたくなかった。むしろ娘のためにその苦しみを負おう』と言っていた」

20週以降の中絶は米国の中絶全体の約2パーセントだ。議会予算局はペインケイパブル法によって毎年約1万の後期中絶を防ぐことになると推定している。

スーザン・B・アンソニー・リストの調査部門であるシャーロット・ロージアー研究所のチャック・ドノバン所長は、上院で民主党がおそらく法案を阻止するだろうと述べた。

しかし、ドノバン氏は3日の投票が重要なのは、議員が後期中絶に賛成または反対を表明せざるを得ないので、米国での処置の普及に対する認知が高まるからだと述べた。

「事実として米国は、ほとんどの州で20週後の人工妊娠中絶が許されている、世界で7つの国の一つだ」とドノバン氏は述べた。「教育によって、それが合法的だということだけでなく、赤ん坊は早産を生き抜いているということを知らせることができる。生存能力という概念はすべて中絶法が作り出したものだが、このような子供たちを今では実際ほとんど救うことができる」

(翻訳 H・T)

過去1世紀で10億超~世界の中絶件数

2017年11月27日 | プロライフ
過去1世紀で10億超、世界の中絶件数-米報告書
累計1位中国、日本は5位 
より転載

過去1世紀の間に世界100カ国・地域で中絶された胎児の数は計10億人以上
●1920年に旧ソ連が世界で初めて人工妊娠中絶を合法化。
米民間団体「グローバル・ライフ・キャンペーン(GLC)」「中絶世界報告書」を発表した。
●累計中絶件数が際立って多いのは現・元共産主義国で、トップの中国では3億8275万の胎児が堕ろされた。2位のロシアは2億1626万件。
●米国では累計中絶件数は5783万件で第3位。
●日本は5位、ベトナムが6位、インドが7位、韓国が9位、カザフスタンが10位。

●日本では戦後、連合国軍総司令部(GHQ)占領下の1948年に優生保護法の施行で中絶が合法化され、急速に増加した。
●産児制限運動の提唱者マーガレット・サンガー氏が設立した「全米家族計画連盟」がトルーマン、アイゼンハワー両大統領に影響を与え、他国に人口抑制を促すことが米政府の基本政策となった。





過去1世紀で10億超、世界の中絶件数-米報告書
累計1位中国、日本は5位
より引用

 過去1世紀の間に世界100カ国・地域で中絶された胎児の数は計10億以上――。米国の民間団体が最近発表した報告書でこのような実態が明らかになった。1920年に旧ソ連が世界で初めて人工妊娠中絶を合法化して以来、世界各国で中絶が爆発的に増加。累計件数が最も多いのが、「一人っ子政策」の下で強制中絶が行われてきた中国で、日本も5位と上位を占めた。

 各国の中絶件数をまとめた「中絶世界報告書」を発表したのは、米民間団体「グローバル・ライフ・キャンペーン(GLC)」。信頼できるデータが得られる100の国と地域を選び、1921年から2015年までに行われた中絶件数を合計したところ、10億1843万5000件と10億の大台を突破したことが判明した。

 報告書によると、旧ソ連が1920年に中絶を合法化するまでは、ほとんどの国が中絶を禁止、または母体を保護する場合に限定していた。だが、その後、世界の潮流は「中絶容認」に一転し、現在までに142カ国が合法化した。

 累計中絶件数が際立って多いのは現・元共産主義国で、トップの中国では3億8275万の胎児が堕ろされた。2位のロシアは2億1626万件で、これは現在の人口の1・5倍に相当する数だ。

 米国は連邦最高裁が女性の妊娠中絶権を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を境に急激に増加。累計中絶件数は5783万件で第3位だ。

 アジアでは中国以外にも、日本が5位、ベトナムが6位、インドが7位、韓国が9位、カザフスタンが10位と、上位10カ国中6カ国を占めている。また、強制中絶が今も行われているのは、中国と北朝鮮のアジア2カ国だけだ。

 報告書を作成したGLCのトーマス・ジェイコブソン事務局長は「アジアは世界で最も胎児に残酷な地域だ」と指摘。また、中国やインドなどは中絶件数を完全に報告しておらず、実際はもっと多い可能性が高いという。

 日本では戦後、連合国軍総司令部(GHQ)占領下の1948年に優生保護法の施行で中絶が合法化され、急速に増加していった。

 2017年1月25日にワシントン市内で行われた報告書の発表イベント(Family Research Council, Washington, D.C. 25 January 2017)に同席したシャーロット・ロージアー研究所 Charlotte Lozier Institute のチャック・ドノバン所長 Chuck Donovan は「米国は第2次世界大戦後、日本の国力を削(そ)ぐ方法として、合法的な中絶の導入に大きな影響を及ぼした」と指摘した。ドノバン氏はさらに、産児制限運動の提唱者マーガレット・サンガー氏が設立した「全米家族計画連盟」がトルーマン、アイゼンハワー両大統領に影響を与えた結果、他国に人口抑制を促すことが米政府の基本政策となったとし、中絶の世界的な増加は「米国に大きな責任がある」と批判した。

 ジェイコブソン氏は、全世界で10億件を超えた中絶を「史上最悪のジェノサイド(大量虐殺)」と表し、生命の尊厳を守る国際的な運動が必要だと主張した。

【注】統一教会(統一協会)系の新聞である世界日報の記事では、ドノバン氏が発言していない内容を発言したとされている。
「米国は第2次世界大戦後、日本の国力を削(そ)ぐ方法として、合法的な中絶の導入に大きな影響を及ぼした」とし、「中絶の世界的な増加は米国に大きな責任がある」と批判した、と言ったとあるが、事実はそうではない。ドノバン氏の発言内容は、Transcript of Remarks of Chuck Donovan on the Release of “Abortion Worldwide Report”にある。
トマス・ジェイコブソン氏が「史上最悪のジェノサイド」だと表現したことは事実である。"Indeed, in less than one century, abortion has become the Greatest Genocide ever, far surpassing all wars and democides combined."
ただし、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が関与して、人工妊娠中絶や避妊による産児制限が日本に普及するよう巧妙に仕向けていたのは歴史的な事実である。
日本の少子化は、GHQによる "人災" だった

明らかになった「米大統領選へのロシアの介入」の実態

2017年11月23日 | 迫り来る危機
明らかになった「米大統領選へのロシアの介入」の実態:「ロシア疑惑」公聴会レポートからの引用

●ロシアは、ネットで偽情報の拡散および過激で不適切なコンテンツを流している。
●フェイスブックは昨年の大統領選の期間中、ロシア政府との関連が疑われるアカウントが3,000件の選挙広告に金を払い、8万件の投稿が1億2,600万人のアメリカ国民の目に触れたと認めた。
●ロシアはアメリカ国民を分断しようと試みている。ロシアが偽情報を拡散することでアメリカに不和の種をまくことが可能。ロシアの戦略はアメリカ社会にひびを入れ分断すること。
●ロシアは数十年にもわたって情報戦争を仕掛け続けてきた。ソーシャルメディアというツールの出現によって、ベルリンの壁があった時代には想像もできなかったようなスケールでプロパガンダやフェイクニュースを拡散できる。これらのツールはロシアが流す偽情報専用につくられたかのようだ。
●偽情報に振り回されて、ありもしない集会に参加するためにやってきた人がいる。
●大統領選がもたらしたのはアメリカの選挙システムに対する怒りと不信だった。この怒りを生み出したのはロシアだ。

明らかになった「米大統領選へのロシアの介入」の実態:「ロシア疑惑」公聴会レポート

「ロシア疑惑」公聴会レポート

フェイスブック、ツイッター、グーグルのIT大手3社の法務担当幹部は、ロシアの“荒らし屋”に選挙広告を販売していたことが明らかになった問題を巡って上下両院の公聴会で証言したが、ここで明白になった事実がひとつある。彼らのプラットフォームはあまりに強力で、適切に監視するのはほとんど不可能だということだ。

2017年10月31日に開かれた上院司法小委員会では、フェイスブックのコリン・ストレッチ、ツイッターのショーン・エジェット、グーグルのリチャード・サルガドが議員らの質問に答えた。公聴会は31日に1回、11月1日に2回開かれ、初回の目的はロシアがネットで流す偽情報の拡散および過激で不適切なコンテンツを巡って、「解決策を模索するためにテック業界と協力する」ことだった。委員会は2時間を超えたが、議員側も企業側も懸案事項にこだわるだけで、状況を改善するための話し合いはほとんどなされなかった。

例えば、ルイジアナ州選出の共和党上院議員ジョン・ケネディが、北朝鮮や中国はフェイスブックから広告を購入していないのかと質問したときだ。フェイスブックは昨年の大統領選の期間中、ロシア政府との関連が疑われるアカウントが3,000件の選挙広告に金を払い、8万件の投稿が1億2,600万人のアメリカ国民の目に触れたと認めている。議員がこれに関連して上記の質問を投げたところ、ストレッチは自分はそのような広告に気づいたことはないと答えた。

するとケネディは信じ難いといった表情で、「しかし気づくことなど可能なのでしょうか」と反問した。広告費の資金の出所を隠すためにペーパーカンパニーをつくることは誰にでもできる。ケネディは「フェイスブックの広告顧客は500万件にのぼり、しかも毎月、毎分、おそらくは毎秒顔ぶれが変化するわけですね」と畳みかける。「いまこの瞬間に、これら広告主がそれぞれ誰なのかを知るすべなどないでしょう」

ストレッチはこれに対し、「ダミー会社があるかを調べるためにシステムの裏側を見ることが可能なのかという質問に対しては、答えはもちろんノーです」と言った。
強大なプラットフォームならではの恐ろしさ

公聴会は名目上は、2016年の大統領選挙におけるロシアの介入を巡るものだった。しかし同時に、インターネット企業が巨大化し、金も権力ももち過ぎているという状況に対して、全米各地で沸き起こっている懸念を白日の下にさらす場でもあったのだ。

大きな成功を収め、世界有数の技術者を雇う企業がなぜこうした脅威が差し迫っていることを予見できなかったのか──。そんな空気が議場に広まるにつれ、ケネディは詰問口調になっていった。「あなた方が多くのよいことをしているとは思っていますが、ときどきその力が恐ろしくなるときがあります」

テック企業はロシア疑惑以外にも、例えば表現の自由が順守されている国に世界中から入ってくるコンテンツの洪水という問題にも取り組む必要がある。政治色の強い投稿に対するモニタリングでまずいことをすれば、共和党のテッド・クルーズが公聴会で言ったように、「政治的な議論で有利に立とうとしている」と非難されるだろう。しかし、政治絡みの投稿を野放しにすれば、民主的選挙を妨害しようとする悪質なネットワークを放置するリスクを冒すことになる。

フェイスブックが議員たちの舌鋒に耐えている横で、ツイッターはロシアのオーガニックリーチ数をめぐる恐るべき数字を明らかにした。昨年9月1日から11月15日までの2ヶ月半で、ロシアのボットアカウントが140万件のツイートをし、インプレッション数は2億8,800万回に上ったというのだ。これほどの規模の組織的なキャンペーンが、何のチェックも受けずに放置されていたという事実は、ツイッターが言論の自由をいかに重視しているかを物語っているのだろう。

ペーパーカンパニーを使った広告枠の購入をめぐる公聴会でのやりとりは、アメリカ政治への“ダークマネー”の流入を可能にしている抜け穴が、どのように拡大したのかを明らかにした。政治献金の管理を行うスーパーPACが出した広告について、本当の金の出所がどこかを突き止めるのは難しいが、できなくはない。しかしフェイスブックのようなプラットフォームでとてつもない規模で購入された広告では、実質的には不可能だ。


テック企業と議員たちの間の厚い壁

フェイスブックやほかのオンラインプラットフォームは選挙期間中、米国外の団体とつながりをもつ可能性のある悪意をもった広告主を特定するのに優れた手腕を発揮したが、彼らの技術をもってしてもミスはある。フェイスブックは実際、選挙広告をロシアの機関に販売したのだ。しかも広告費はロシアルーブルで支払われていた。この事実は明白な危険信号としてとらえられるべきだったのではないか。

民主党上院議員アル・フランケンはこれを特に問題視しており、ストレッチから「フェイスブックは今後、選挙広告の支払いに外貨は受け付けない」との言質を取ろうと試みた。アメリカの選挙法はどのみち、国外からの資金調達を禁じている。ストレッチは拒否し、支払い通貨は広告主の合法性を調べる上でフェイスブックが用いる判断基準のひとつでしかないと反論した。

ストレッチは「外国人による選挙広告を許可するつもりはありません」と言う。「わたしたちの目指すところは、いかなる不正行為にも確実に対処していくことなのです」。これに対してフランケンは、「わたしの目指すところは、こうしたことについてあなたにもう少し考えてもらうことです」と返している。

状況をさらに複雑なものにしているのは、こうした問題をめぐる調査に携わる議員の大半は、恐らくテック企業が実際にどのような方法で何をしているのかをきちんと理解していないという点だ。これは民主党のリチャード・ブルーメンソールとシェルドン・ホワイトハウスが、選挙権行使の阻止に関する質問をした際に明らかになった。

ブルーメンソールはまず、コメディアンのアジズ・アンサリがボードを抱えている写真を見せた。ボードの文面はフォトショップで加工され、「アメリカ人はテキストメッセージを使えば家から投票できる」と書き換えられている。Twitterを介して広く拡散した写真だが、ブルーメンソールとホワイトハウスはエジェットに対し、このボードに書かれているようにテキストで投票しようとした投票者の数を正確に教えるよう求めた。

エジェットは、ツイッターがその数を知ることは不可能だと答えた。このツイートを信じた有権者の数を算出するには、電話会社が顧客のテキストメッセージの内容を解析することが必要になる。しかしブルーメンソールは、「議会がその情報を得られるよう最大限の努力をしていただきたい」と食い下がった。

つまりわれわれの目の前にいるのは、この問題への対処で出遅れ、(場合によっては)彼らの能力を根本的に誤解している調査委員会に対して、躍起になって自分たちのことを分からせようとしているテック企業だ。議会が探し求める解決策が見つからないのも当然だろう。


2016年の米大統領選にロシアが介入していたとされる「ロシア疑惑」について、フェイスブック、ツイッター、グーグルの幹部が証言した公聴会に関する全3回のリポートの最終回。公聴会の2日目に出た証言からは、ロシアの積極的な介入の実態と、後手に回っていたテック大手の動きが明らかになった。


「ロシア疑惑」公聴会レポート

ロシア疑惑をめぐる議会公聴会の2日目。フェイスブック、ツイッター、グーグルの法務担当者たちは、アメリカ国民を分断しようとするロシアの試みにおいて自社プラットフォームが果たした役割について、与野党議員から厳しい追求を受けた。

2016年の大統領選挙におけるロシアの介入について上院の情報委員会は、議会がある種のサイバー戦争とみなすこの問題を、テック企業たちは軽視していると糾弾した。さらに彼らのビジネスモデルについて、ロシアが偽情報を拡散することでアメリカに不和の種をまくことが可能になるよう構築されたものである、とまで発言した委員もいた。

民主党の上院議員マーク・ワーナーは冒頭、「ロシアは数十年にもわたって情報戦争を仕掛け続けてきました」と言った。「しかしこれまでと違うのは、ソーシャルメディアというツールの出現によって、ベルリンの壁があった時代には想像もできなかったようなスケールでプロパガンダやフェイクニュースを拡散できるという点です。これらのツールはロシアが流す偽情報専用につくられたかのような感すらあります」


SNSの選挙広告は、国外からの脅威の一部にすぎない

公聴会では、ロシアがアメリカ人同士を敵対させるために用いた方法について、新たに驚くべき情報が明らかにされた。これにより、ソーシャルメディアの選挙広告は、国外からの脅威のほんの一部に過ぎないという見方もさらに強まった。議員らはまた、世界各地で自社プラットフォームのコンテンツの取り締まりにどう取り組んでいるのか説明するよう、テック3社の幹部に強く求めた。

以下、恐るべき事実を明らかにしたやりとりを見ていこう。

「サンクトペテルブルグでネット荒らしをしている人間が、テキサス州ヒューストンで行われるイヴェントに参加することはできませんね」(共和党上院議員リチャード・バー)

情報委員会委員長のバーは、インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)と名乗るロシアのプロパガンダ集団が行ったフェイスブックへの投稿を取り上げた。2つの団体が同じ場所で同時間帯に決起集会を計画しているという偽の情報を流すもので、結果としてヒューストンの路上で本物の衝突が起きた。

2本ある投稿の片方は「Heart of Texas」という偽ページがシェアしたもので、「テキサス州のイスラム化」に反対する抗議運動に関するものだった。もう片方は「United Muslims of America」と称する者たちの偽ページにアップロードされており、「イスラムの知識」を守ることを目的としたイヴェントを宣伝していた。どちらのグループも、イヴェントの広告費として200ドルを支払った。

バーはそれから、ヒューストンのイスラミック・センター前で実際に起きた衝突の様子を撮影した動画を見せた。偽アカウントが本物の対立を生み出したのだ。ロシアによる介入の効果に懐疑的で、同国がアメリカの有権者に影響を及ぼそうとしたのは事実にしても、それが実際に機能したかは別問題だと主張する者もいる。しかし、こうした偽情報に振り回されて、ありもしない集会に参加するためにやってきた人がいるという事実は、影響力は確かにあったことを示している。

「あなた方の企業で誰か1人でも、ロシアの策略の全体像をつかんでいると思いますか?」(ワーナー上院議員)
「ノーと言わざるを得ません」(フェイスブック法務顧問コリン・ストレッチ)

フェイスブックは9月、470個のアカウントから出された広告3,000本が、IRAと関連があることが明らかになったと認めた。これらの偽アカウントは8万本のコンテンツを作成しており、シェアや広告によって合計1億2,600万人が虚偽の情報に触れた可能性があることもわかっている。

偽情報はグーグルのサーヴィスやTwitterでも拡散した。ツイッターは自社プラットフォームでIRA絡みのアカウント2,752個を特定したと発表している。一方、グーグルは18のYouTubeチャンネルがIRAにつながっていると述べた。


後手に回っていたテック大手たち

上院議員のワーナーはこれに関して、オンラインプラットフォームでのロシアの活動に関して明らかになっていることは、フェイスブックで最初に発見された事態の「派生物」にすぎないとの懸念を示した。上院議員の質問には、ツイッターとグーグルの代表も「ロシアの活動の全容についてはまだ解明できていないと思う」と答えている。

このやり取りは、テック大手3社は少なくとも2015年(2年以上も前だ)には始まっていたロシアの介入について、調査や対策において後手に回ったという重要な事実を示している。ワーナーは「委員会は年初にはこの問題を提起しました」と言う。「率直に言って、あなた方の会社の経営陣は、われわれの主張を無視したのです」

「国外からのこうしたキャンペーンは、ここにいる3社の利用規約違反に当たるのでしょうか?」(共和党上院議員マルコ・ルビオ)

フェイスブックはIRA絡みのアカウントはフェイクであり、利用規約違反に相当するため削除したと述べた。ツイッターは3万6,746個のボットアカウントを削除している。サーヴィス規約で、Twitter上でスパムを拡散させる自動アカウントの使用を禁じているからだ。一方、グーグルはロシアの政府系メディアRTのYouTubeチャンネルをそのままにしている。ヘイトスピーチや暴力を扇動することを禁じた利用規約への明確な違反は確認されていないためという。

ツイッターの法務顧問ショーン・エジェットはルビオの質問に対し、諸外国による影響力の行使だけでは利用規約に直接は違反しないと述べた。「国家が主導する選挙操作を想定した条項がありません。扇動的な広告コンテンツに関する規定などほかの条項によって、これらの投稿の大半は削除できるでしょうが、直接に禁止はしていません」

連邦法は外国人がアメリカの選挙に介入することを禁じている。しかし、偽アカウントをめぐる議論は、リアルな名前と顔を使ってメッセージを拡散し、ネット荒らしを組織する外国の機関にネット企業が対処する気があるのか、という疑問を提起した。

フェイスブックのストレッチはルビオからの質問に答えるかたちで、他国では言論を制限する法律(例えば、ドイツではホロコーストを否定する言説は犯罪として扱われる)を順守していると認めている。ルビオが言いたかったのは、「なぜテック企業はアメリカの選挙への外国からの干渉を禁じる法律を守らないのか」ということだ。

「あなた方のうち1社でも。有権者登録のデータがアップロードされ、広告やメッセージのオーディエンスを指定するのに使われたという情報をもっていますか?」(ルビオ上院議員)
「そうした証拠は目にしたことがありません」(ツイッターのエジェット)
「フェイスブックも同様です」(フェイスブックのストレッチ)

偽アカウントによる選挙広告の購入が行われていたことが明るみに出て以来、トランプ陣営やその支持者が広告のターゲットを設定するのに、ロシアが一役買っていたのではないかという憶測が広がっている。3社は公聴会で、選挙登録をした有権者のリストが利用されたという証拠はないと明言した。しかし、IRAはFacebookとTwitterでターゲット広告を打つための機能はすべて使うことができたはずだ。

上院議員のバーは、ロシアは勝利政党がはっきりしている州と激戦州のどちらでも広告を出していたと指摘する。クリントンが圧勝したメリーランド州では、事前予想を覆してトランプが勝利したウィスコンシン州の5倍近いターゲット広告が出されていた。つまり、ロシアの介入は特定の候補に肩入れしたものではないというのだ。バーは「特定の情報だけに注目して、それがすべてを説明できると考えるのは短絡的かつ危険です」と警告する。

「ロシアの戦略はアメリカ社会にひびを入れ分断することです」(ルビオ上院議員)

ロシアの選挙介入活動が明らかになるにつれ、IRAの真の目的はいったい何だったのだろうという疑念が拡大した。彼らのコンテンツは、保守派とリベラルどちらの論点も支持していた。移民を攻撃すると同時に歓迎し、白人至上主義を唱える一方で、その存在を否定してもいた。共和党はこの事実を指摘し、ロシアの介入は選挙結果には影響を与えなかったとして、トランプを擁護している。


ロシアが引き起こした「アメリカの分断」

公聴会では、ロシアが選挙結果とは別の成果を出していたことが明らかになった。アメリカの分断を拡大し、社会にさまざまな怒りを沸き起こさせたのだ。誰が勝利したかは別として、大統領選がもたらしたのはアメリカの選挙システムに対する怒りと不信だった。はっきりしているのは、この怒りを生み出したのはロシアだということだ。

公聴会に呼び出されたテック企業を含め、言論の自由という観点からこの論争に終止符を打とうとする者もいる。しかし、共和党の上院議員ジェームス・ランクフォードはこの議論に反対だ。「これは言論の自由を巡る闘いに対する異議申し立てではありません。むしろ、言論の自由を守ろうとする闘いそのものなのです。2人のアメリカ人が言い争っているとしましょう。自由にやらせればいいのです。でも外部の人間がそこに首を突っ込みたがるようなら、それこそ問題でしょう」

「これらのプラットフォームをつくり出したのはあなた方です。そしていま、誤った使い方がされています。どうにかしなければならないのもあなた方でしょう。さもなければ、わたしたちがやるまでです」(民主党上院議員ダイアン・ファインスタイン)

一般的にはテック業界に対して友好的と見られてきた、カリフォルニア州選出のファインスタイン。この発言は、選挙戦中に明らかになったこの問題について、与野党のどちらも法整備を考えているということを印象づけた。

連邦法は選挙広告の広告主に対して、その資金源を公開するよう義務づけている。だが、バーはテック3社もこの法律の適用対象に含まれると述べている。「一連の出来事に教訓があるとすれば、すべての者が選挙関連の法律を守るようになるということであってほしいと願っています」

民主党のジョー・マンチンは3社に対し、超党派で議会提出されたネット広告規制法案「Honest Ads Act」を支持するよう求めた。法案はテレビ局やラジオ局と同様に、メディアプラットフォームに対しても、選挙広告や意見広告についてはそれが広告であることを明記した上で、広告主などの情報を含むデータベースの構築を義務づけるものだ。

ツイッターとフェイスブックは先に、こうしたデータベースを公開する方針を明らかにした。だが、広告であることの明記については、テレビ局やラジオ局のそれと同様なのか示されていない。

フェイスブックもツイッターも、法的解決策の模索で当局と協力していくと話している。ファインスタインは「わたしたちがいなくなるなんてことはありませんよ」とし、テック企業が迅速に行動を起こすよう求めた。

「これらのアカウントがやりとりしたダイレクトメッセージについて、本委員会に情報を提供するつもりはありますか?」(民主党下院議員ホアキン・カストロ)

この質問は下院の情報委員会で出たものだ。TwitterのダイレクトメッセージおよびFacebookのチャットについて、ロシアの偽アカウントから送られたものに関して内容を開示する意図はあるか尋ねている。これまでのところツイッターもフェイスブックも、この種の情報を議会に提出していない。そしてカストロの質問への反応を見る限り、近い将来そうする予定もないようだ。

ツイッターのエジェットは、「ダイレクトメッセージはユーザーのプライヴェートなやり取りです。ツイッターはプライヴァシーに関する権利とそれを保護する責任を非常に重く受け止めています」と答えた。ストレッチは「難しい問題」だとした上で、「調査したうえで可能なことは実行するつもりです」と述べるにとどめた。

このやりとりにより、透明性の確保を重視するそぶりとは裏腹に、一般的には情報は要請がない限り公開しないという企業側の姿勢が明らかにされた。そしてロシアのオンラインキャンペーンを巡っては、まだ解明すべき点が多いということも示されている。

「トランプ陣営がロシアが作成したコンテンツを拡散させていたかどうか、また逆にロシア側がトランプ陣営のコンテンツをシェアしたことがあるのか調査しましたか?」(民主党下院議員ジャッキー・スペアー)

この日もっともわかりづらいやりとりは、下院公聴会の終盤に起こった。スペアーは選挙戦のほぼ同時期に行われた2つのツイートを取り上げた。1つはトランプ陣営、もう1つはRTのツイートで、どちらもヒラリー・クリントンの健康状態に関するものだった。スペアーはツイッターとフェイスブックに、ツイートの内容が似ていることに気づいたかと尋ねた。

両社はいずれもこの質問より前に、ロシア側とトランプ陣営が同じユーザー層をターゲットにしていた証拠はないと明言している。しかしスペアーの質問はこれとは異なり、コンテンツの類似性についてだ。

にもかかわらず、どちらも的外れな答えをした。ストレッチは「フェイスブックは関連するすべての情報を委員会に提出しています。この委員会の重要な役割はここにあるのではないでしょうか。委員の皆さんは、どんな企業よりもはるかに大量のデータにアクセスできるわけです」

この答えは要領を得ないだけでなく、特定の投稿なりツイートなりが別のアカウントによってシェアされたかを一番よく知っているのはプラットフォームを運営する会社自身である、という点において意味不明だ。あるアカウントが発信したコンテンツがどこかで再投稿されたからといって、必ずしもそこに共謀があったという証拠にはならない。

リツイートや再投稿は至るところで行われている。広く拡散していくようなコンテンツは、もともとシェアされやすいという性質を持っているものなのだ。

第二次朝鮮戦争を準備する:エスカレートする第二次朝鮮戦争

2017年11月21日 | 迫り来る危機
第二次朝鮮戦争を準備する:エスカレートする第二次朝鮮戦争

英王立統合防衛・安全保障研究所(RUSI)のマルコム・チャルマース(Malcolm Chalmers)教授の書いた 韓国での戦争を準備する(Preparing for War in Korea)から

III. エスカレートする第二次朝鮮戦争

●アメリカが北朝鮮に攻撃にした場合、中国がどのように反応するかは予想するのが難しい。
●中国の同盟国の一つが自国の国境付近で崩壊するのは、中国指導部に対する侮辱と映るだろう。
●韓国には100万名以上の中国人が住んでいる。そのうち10万人がソウルに住むといわれている。
●中国はすでに北朝鮮の国境付近で軍事力の強化を図っている、ありうる戦争準備のためだ。
●中国の軍事介入は、アメリカ軍が中国国境に近づせないようにし、寧辺核施設と豊渓里核実験場を含めるバッファゾーンを占領するだろう。現在の体制の一部を保護するかもしれない。その時は、アメリカ軍と韓国軍との対立の可能性が高くなる。
●中国との対立を避けるためにアメリカは中国の要求を受け入れることがアメリカの利益であると考えるだろう。中国はアメリカと協力する引き替えに、新しく統一した朝鮮からアメリカ軍の撤退を要求するだろう。
●中国は、北朝鮮の経済政策や政治的転覆をはかり、北朝鮮の状況を複雑化させることができる。
●第二次朝鮮戦争の戦後処理と長期政策についてアメリカと中国が同意するなら、両超大国の長いより良い関係を築きうる。したがってこの可能性が高い。
●第二次朝鮮戦争がもしも起こるとすれば、その目的は朝鮮半島の非核化である。
●アメリカは通常兵器を使用し、北の核兵器のありかを発見しそれを破壊するだろう。アメリカは報復のためでも核兵器を使用しないだろう。
●アメリカ軍の侵攻の場合、北朝鮮は核兵器を使う誘惑を受けるだろう。隣国の一つにまず一つ核を使い、より広範囲の核攻撃で脅しながら、停戦という政治的譲歩を引き出そうとするだろう。
●もしもこの脅迫による譲歩があったとすると、弱小国は強大国に対して、核兵器が政治的に利用できると理解し、核兵器はより拡散する危険が増大する。
●北朝鮮の緊張にもかかわらず、中国と日本とともに韓国は経済的に発展してきた。
●朝鮮半島での戦争はこの経済的成功に大きな打撃を与えるだろう。多くの製品とサービスの生産はストップするだろう。空路と海路の交通も停止するかもしれない。朝鮮半島と日本と中国の地域では、保険と移動の費用が高価になる。
●中国がアメリカと軍事的に対立する可能性は低いが、経済的に影響を受ける。投資は減少し、延期され、別の場所に逃避させられるだろう。
●もしも中国が北朝鮮を援助するようなことがあれば、アメリカは北朝鮮への経済制裁を中国にも拡大させるかもしれない。そうなれば中国もアメリカに経済的に報復する(アメリカの国債市場や中国へのアメリカ企業の投資)可能性がある。
●戦争の費用と戦後処理に莫大なコストがかかる。戦後朝鮮半島の統一後、北に多くの投資があるだろう。しかし統一のための費用は韓国が支払うことになるだろう。



III. The Shadow of Escalation

China's Response

CHINA'S REACTION TO a US preventive strike on North Korea is hard to predict. The collapse of one of its few allies followed by the advance of US troops towards its own border would risk humiliating its leadership. Moreover, there are an estimated 1 million Chinese citizens living in South Korea, of whom around 100,000 are reported to live in the Seoul area. All would potentially be at risk from North Korean retaliation and the turmoil that would follow.1

China is also concerned at the prospect of large numbers of refugees fleeing across its border, creating instability in neighbouring areas of its territory.2 There are already indications that China is reinforcing its military presence near its border with North Korea in preparation for a possible war.3 A retired People's Liberation Army general has suggested that China would need to establish refugee camps on its territory in the event of conflict.4

Beyond such defensive measures, some form of Chinese military intervention would be quite likely, both to ensure that US (or allied) forces did not reach its own border and to maximise its leverage in shaping the political order that emerges in the wake of occupation. It might, for example, seek to occupy a buffer zone in adjoining areas of North Korea, including the Yongbyon nuclear complex and the Punggye-ri nuclear test site, both of which are within 100 km of the Chinese border.5 If it were also to use such an intervention to protect the regime, or at least some elements of it, the chances of confrontation with advancing US and South Korean troops would be high.

In order to avoid such an escalation, it would be in the interests of both the US and South Korea to reassure China that they were prepared to take steps to meet its concerns. China might insist on the removal of all US troops from the territory of a newly unified Korea in return for its own cooperation. In the absence of substantial reassurances of this sort, and even if it were not prepared to intervene militarily, China would have many other ways to complicate North
Korean stabilisation, for example through economic pressure and political subversion. On the other hand, if the US and China were to agree a longer-term political settlement for post-war Korea, endorsed by the UN Security Council, it might go a long way towards improving the wider relationship between the two superpowers. The stakes would therefore be very high indeed.

Nuclear Consequences

If a new Korean war were to take place, one of its central purposes would be to ensure the denuclearisation of the Korean Peninsula, and thereby reduce the global total of nuclear-armed states from nine to eight. Its course and outcome would be followed closely by other states that might be considering the acquisition of a nuclear capability.

Trump has reportedly asked for advice on how to certify that Iran is no longer compliant with the nuclear deal enshrined in UN Security Council Resolution 2231.6 If the nuclear deal were to break down as a result, and Iran were to revive its efforts to acquire nuclear weapons, past debates on US and Israeli military options in relation to Iran could soon return to the policy debate. It is hard to imagine that the US would want to be involved in major conflicts against significant state adversaries in two regions at once. But concerns over a possible US attack on Iran could increase if Trump had demonstrated his willingness to take action over North Korea.

The consequences for global nuclear regimes would reach even further if nuclear weapons were actually used. There has been some talk that the US would consider the use of its own nuclear weapons in retaliation for a North Korean nuclear attack.7 However, such a step would be both operationally unnecessary and morally unacceptable. Once their locations are known, the vast majority of militarily relevant targets in North Korea can be destroyed using conventional capabilities. Even where bunkers are located below the depth that conventional munitions can reach, the extent of likely US air superiority is such that alternative conventional means could be deployed to seal such facilities until ground troops can reach them.

Using US nuclear weapons solely as a means of revenge would be even less morally acceptable and would inflict lasting damage on America's international reputation. Inflicting massive suffering on the North Korean people in response to a programme for which they had no responsibility, and without any operational rationale for doing so, would be blatantly contrary to international law on the need for proportionality (in relation to the objectives sought) and discrimination (in relation to non-combatants) in armed conflict. If the president were to order such a step, the defense secretary and all those in the chain of command would be obliged to carry out his order.8 It is hard to imagine, however, that Trump would be prepared to order such a step.

It would be vital to the cause of global nuclear order that the first use of nuclear weapons since 1945 (in this case, by North Korea) was seen to be entirely counterproductive. In the event of an invasion, the North Korean government could be tempted to use a nuclear weapon against one of its neighbours and then demand political concessions, such as a ceasefire, as the price for not repeating the strike on a larger scale. Yet if, as a result, nuclear weapons were seen as having political utility for a weak state confronting a major power, the consequences for wider nuclear proliferation could be very serious.

Economic Uncertainties

Despite continuing tensions, the Korean Peninsula – and indeed northeast Asia as a whole – has been at peace since the 1950s. Partly as a consequence, it has become one of the most economically dynamic regions in the world, with two of the world's three largest economies measured by total GDP (China and Japan). The South Korean economy alone was estimated to be 10% larger than Russia's in 2016.9

A major war on the Korean Peninsula would have profound consequences for this economic success. First, the short- to medium-term effect on South Korea itself would be substantial. If a war involved attacks on Seoul and other urban centres, production of many goods and services would stop. Global companies, including Korea-based Samsung, have come to rely on South Korean suppliers for key, often hi-tech, components, and would have to incur substantial costs in finding alternative sources. Air and maritime traffic would be disrupted, and perhaps halted, with insurance and shipping costs rising sharply for the region.

While the chances of China getting embroiled in a major conflict with the US appear to be quite low, a war could still have a dampening longer-term effect on its economy, with increased political uncertainty in the wake of a major threat to China's interests in its neighbourhood. Investors would become increasingly wary of over-exposure to the region, postponing decisions or moving capital elsewhere. A new Korean war might also deepen wider US–China tensions, thereby increasing the chances of new economic sanctions, for example in relation to trade or investment. If China were to provide support to a North Korean insurgency, some in the US might call for strategic sanctions (of the sort now being applied to Russia) to be extended to China. The Chinese government also has a range of retaliatory measures which it could consider – for example in relation to the US bond market or US corporate investors in China.

Not least, there would be substantial direct costs as a result of the war and its aftermath. Substantial refugee flows would be likely, especially if a conflict were to be protracted. Post-war unification would lead to massive demands for new investment in the North. It would be in the interests of the wider international community – the US, China, Japan, Europe, the UK, brought together by the UN and international financial institutions – to contribute to making this a success. But the largest share of the financial cost of unification, and most of the human energy required, would fall to South Korea, which would also be faced with the costs of repairing the damage to its own territory from the war. There might over time be economic advantages from having access to a large additional workforce, especially given South Korea's rapidly ageing population, but such potential gains, which would in any case be dependent on political stabilisation, would pale compared to the likely costs of reconstruction and investment.

1. Franz-Stefan Gady, ‘Would North Korea Risk the Death of 10,000 Chinese Citizens to Capture Seoul?', The Diplomat, 4 May 2017.
2. Eleanor Albert, ‘The China–North Korea Relationship', Council on Foreign Relations, 5 July 2017.
3. Adam Mount, ‘How China Sees North Korea', The Atlantic, 29 August 2017.
4. James Griffiths and Serenitie Wang, ‘Is China Reinforcing its Border with North Korea?', CNN, updated 26 July 2017.
5. Frank Aum, ‘North Korea and the Need for A US-ROK-PRC Dialogue', US Institute of Peace, August 2017, p. 4.
6. Gardiner Harris and David E Sanger, ‘Trump May Make Congress Decide Future of Iran Nuclear Deal', New York Times, 7 September 2017.
7. Fred Kaplan, ‘Don't Panic about North Korea', Slate, 5 September 2017; Ralph Peters, ‘Here's How to Take out North Korea's Nukes', New York Post, 9 August 2017.
8. For further discussion, see Sarah Grant and Jack Goldsmith, ‘What if President Trump Orders Secretary of Defense Mattis to Do Something Deeply Unwise?', Lawfare, 22 August 2017. The provisions of the 25th Amendment to the US Constitution, which provide for the removal of the president when deemed unfit for office, might be invoked in such circumstances, but would require the agreement of two-thirds of the members of both houses of Congress. See Joel Goldstein, ‘Trump Opponents Have Rediscovered the 25th Amendment. Here is What You Should Know about it', Washington Post, 7 June 2017.
9. International Monetary Fund, ‘World Economic Outlook Database', April 2017.

怖すぎる未来の年表

2017年11月19日 | プロライフ
怖すぎる未来の年表…「3年後、女性の2人に1人が50歳以上に」より引用

●1992年に205万人だった18歳人口は、2018年頃(121万人)から激減する。2032年には100万人を割ることが『確定』している。
●2020年には女性の過半数が50歳以上になるのが事実。子供を産める女性自体が不足。
●2022年には「団塊の世代」が75歳=後期高齢者に突入。2025年には後期高齢者の人口全体に占める割合は18%に達する。
●東京圏(東京、千葉、神奈川、埼玉)の後期高齢者は2025年には572万人となる。東京圏の2015年の通院者は292万人だったが、2025年には約420万人になる。現在の病院数では完全にパンクする。病院に行っても数時間の順番待ち、入院に何年も待たされる。
●2015年現在、認知症高齢者の人数は525万人、2025年には約730万人が認知症になる。
●東京圏の2015年での要介護認定は91万人。2025年には132万人となる。
●多くの認知症高齢者が一人暮らし、孤独死を強いられる。
●2016年、認知症の行方不明者は1万2000人を超えたが、2025年には行方不明者が2万人を超える。
●1995年に8716万人でピークを迎えた生産年齢人口は、2027年には7000万人を下回る。
●2040年には、百貨店は38.1%の自治体で維持が難しくなる。「駅前の百貨店」が姿を消す。ショッピングモールも集客が減り次々に撤退する。地方銀行は統合・合併を繰り返し、現在の105行が10年後には全国で8~12行となる。
●2040年には有料老人ホームは、23.0%の自治体で維持困難。在宅ベースの介護サービスを受けることも難しくなる。

堕胎によって、残念ながら、日本は日本のもっとも大切な自分の国民に対して戦争を行っているのです。日本の最大の戦争を戦争を終わらせるために、ファチマの聖母マリア様に祈って下さい。
「ロザリオの聖母を崇敬するために、世界が平和を得、戦争の終わりを勝ち取るためにロザリオを毎日唱え続けることを望みます。なぜなら、そのお方(聖母)だけがあなたたちを助けることが出来るからです。」(ファチマの聖母)
「たとえそれがどんなに難しくとも、この世的なあるいは、特に霊的な問題、私たち一人一人の個人的な生活上の問題、家族の問題、この世のすべての家族の問題、修道会の問題、民族の問題、国家の問題などなど私たちがこの聖なるロザリオの祈りによって解決できない問題などありません。もう一度言います。それがどれほど困難であろうとも、私たちが聖なるロザリオの祈りによって解決し得ない問題はありません。」(シスター・ルシア)


怖すぎる未来の年表…「3年後、女性の2人に1人が50歳以上に」より引用

国土が狭く、資源を持たない日本は、「人」こそが、強さの源泉だった。しかし、静かに、不気味に人口は減っている。強みを失った国で何が起きるのか。その未来の姿を示す。

世界が経験したことがない「超高齢社会」

「'92年に205万人だった18歳人口は、'09年から数年は120万人前後が続く『踊り場』の状態にありましたが、2018年頃(121万人)から大きく減り始める見込みです。

'24年には106万人となり、'32年には100万人を割ると見られています。こうなると、私立大学は当然のこととして、国立大学にも潰れるところが出てくる。

日本を襲う劇的な人口減少は、こうした『国立大学倒産』のような、これまででは考えられなかった出来事を、様々な分野で引き起こします。しかも、これは単なる『予測』ではない。訪れることがもはや『確定』していると言ってもいいことなのです」

こう語るのは、産経新聞論説委員の河合雅司氏である。河合氏の著書『未来の年表』(講談社現代新書)は、人口が減り、社会が縮む日本の未来の姿を描き、ベストセラーとなっている。河合氏が続ける。

「現状は、もはや出生率が改善したからといって人口が増える状況ではありません。2020年には女性の過半数が50歳以上になる、という事実からもわかる通り、そもそも、子供を産める女性が少なくなっていくのです。

出生率が多少上がったところで、子供を産める母数が少ないのだから、少子高齢化・人口減少には歯止めはかからない。こうした現実をきちんと受け止めなくてはなりません」

では、どんなことが起こるのか。縮む日本をまず襲うのは、冒頭の言葉の通り、18歳=若者の減少である。

大学の運営に詳しい桜美林大学大学院の諸星裕教授が言う。

「いま86の国立大学がありますが、一部では経営が立ち行かなくなり、『統合』という策を取るところが出てきます。'07年には大阪外国語大学が大阪大学のひとつの学部になりましたが、もっと有名な大学でも同様のことが起こる。

各大学ともに生き残りのために改革をする。主婦や高齢者が通えるよう夜間や週末の授業をつくり、生涯学習センターのようになるところも出てくるでしょう」

2021年には、「団塊ジュニア世代」が50歳に差し掛かるが、この頃から介護離職が増え始めるという。なぜか。

「総務省の『就業構造基本調査』によれば、『働きながら介護をしている』という人は50代がいちばん多い(ページ末のグラフ参照)。人口の多い団塊ジュニア世代が働きながら介護をせざるを得ない状況になるということ。当然、介護離職の数が増加します」(前出・河合氏)

さらに今後は、介護スタッフがさらに厳しい人手不足に陥ることが見込まれる。'25年には約253万人の需要が見込まれるのに対して、215万人程度しか確保できないとされる。約38万人もの介護スタッフが不足するのだ。

特別養護老人ホーム、ケアハウスなどを必死に探しても、「受け入れられない」と断られる。そうなれば、否応なく家族が介護をしなければならなくなる。こうした人が数万人単位で現れる。

「家族の介護のために、介護スタッフを辞める人が現れ、そのためにスタッフが不足するというケースも出てくるでしょう。完全な悪循環です」(前出・河合氏)

2022年後期高齢者人口が激増する

これからの日本では、首都圏を中心に、高齢者の医療を巡る問題が噴出する。2022年には、'47年生まれを筆頭とする「団塊の世代」が75歳=後期高齢者に突入。

さらにその3年後、2025年には、ついに団塊の世代全員が75歳以上となり、後期高齢者の人口全体に占める割合は18%にも達する。

まず深刻な問題となるのが、首都圏の医療機関不足である。

政策研究大学院大学名誉教授の松谷明彦氏が解説する。

「'15年の東京圏(東京、千葉、神奈川、埼玉)の後期高齢者は397万人ですが、それが'25年には、175万人増えて572万人となる。これは確実な話。

当然病院を利用する人数も激増する。東京圏の'15年の通院者は292万人でしたが、同じ割合で通院すれば、'25年にはこれがおよそ4割増えて約420万人になる。

現在の病院にこれだけの人数が押し掛ければ、完全にパンクします。病院に行っても数時間は順番待ち、入院するのにも何年も待たなければならない。そんな状況が、この10年の間に進行する」

さらに、長期的に問題となるのが医療費だ。'08年の厚労省のデータによれば、45~64歳の一人あたりの医療費が年間約25万4100円であるのに対して、75歳以上の医療費は、約83万円と3倍以上。

全国紙社会部記者が言う。

「75歳以上人口の激増によって、'25年には、政府の医療費負担は56兆円にのぼると見られています。こうした予測を受け、すでに高齢者の自己負担の引き上げが予定されています」

さらに、今後医療費を膨張させると考えられるのは、新たながん治療である。様々な高額医療が現れると予想されるが、こうした治療を保険適用すると、医療費は膨らみ、財政は逼迫する。

'14年には、皮膚がん「メラノーマ」の治療薬オプジーボが認可され、その後、肺がんなどへの効果が明らかになると、多くの患者がこの薬に殺到した。

しかし、価格が高かったため、財政に与えるダメージは甚大。そこで国は、予定よりも早く値下げを行った。

'20年代に入ってからはオプジーボのような薬の「値下げ」にとどまらず、すでに保険適用されている高額な治療が少しずつ保険適用から外され、自由診療になっていくことは避けられない。

つまり、公的な健康保険で受けられる治療の選択肢が徐々に狭められていくということだ。

民間の医療保険に入っているカネ持ちは、高額な治療を受けることができるが、そんな余裕のない人々は保険が適用される安い治療しか選べない。そんな「医療の二極化」が進んでいく。

2025年認知症患者による交通事故が頻発する

認知症患者が運転する自動車がガードレール、側道に突っ込んだというニュースが毎日のように流れ、歩道をびくびくしながら歩く人が激増する。

資産家の高齢者の誘拐事件が頻発する一方で、万引きなどの軽犯罪で逮捕される高齢者が続出する。これが「認知症社会」の現実だ。

'15年現在、認知症高齢者の人数は525万人だが、内閣府の作成した『高齢社会白書』によれば、2025年には、65歳以上の5人に1人、約730万人が認知症になると推計されている。

さらに、認知症の一歩手前の「予備軍」段階を合わせると、日本人の1割以上、1300万人にもなるとされる。

前出の河合氏が、「認知症社会」の恐ろしさを指摘する。

「すでに認知症の高齢者が、同じく認知症のパートナーを介護する『認認介護』の問題が顕在化しつつある。当然リスクは高く、今後は介護中の事故がじわじわと増えていくと考えられます。

さらに、ひとり暮らし世帯が激増することが見込まれています。多くの認知症高齢者が、一人で暮らさざるを得ず、孤独死を強いられる。そういう状況がもうすぐそこまで迫っているのです」

認知症患者は、万引きなど軽犯罪を犯しがちだ。本人は悪いことをしている意識がないため、何度も何度も同じことを繰り返す。小売店などでは、一日に何度も高齢者の万引きを捕まえなくてはならなくなる。

行方不明も増える。'16年、認知症の行方不明者は1万2000人を超えたが、認知症の患者数、介護施設の不足などを考えれば、'25年には行方不明者が2万人を超えるのは確実だ。

自分の家族が起こしたら、と考えると恐ろしいのが、認知症患者の交通事故だ。'15年には78件の事故が起き、加害者家族が数億円の賠償を請求される例もあった。今後はさらに増加が見込まれる。

そして、自分の家族が認知症になったとしても、引き取ってくれる介護施設は見つからない。首都圏では、「介護施設不足」が現在よりもさらに深刻化するからだ。前出の松谷氏が解説する。

「東京圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)の'15年段階での要介護認定は91万人です。人口に対する要介護の比率が同じだとすると、'25年には、これが132万人となる。

現状でさえ、要介護認定91万人に対して、介護老人保健施設や特養など介護保険施設は19万6000人定員で、どう考えても足りていない状態。今後はこれがもっと不足する可能性がある。危機的な状況です。

地方でも同じです。いまでも施設が不足しているところに、今後10年で後期高齢者は1割以上増えるわけですから受け入れようがない。東京の高齢者は地方でも引き取ってもらえない。『逃げ場』がまったくない状態に追い込まれるのです」

厚労省は、認知症高齢者増加に対する総合戦略である新オレンジプランをまとめているが、早期診断のための医療機関の整備が遅れるなど、政府の思惑通りには進んでいない。

2027年24時間営業のコンビニが消える

「今後、若年層の人口が減る中で働き手が減少し、コンビニやスーパーといった若年層を雇用する傾向のある業種は、次々に深刻な人手不足になっていきます」

こう語るのは、流通コンサルタントで株式会社イー・ロジット代表取締役の角井亮一氏。こうした人手不足が、国民の「生活基盤」に深い打撃を与え始めるのが'30年頃だ。

'95年に8716万人でピークを迎えた生産年齢人口は、2027年には7000万人を下回る。

さらに、経産省の調査によれば'30年、IT業界の人材は78万9000人不足する。角井氏によれば、「小売り、物流、ITは、人手不足について相関関係がある」という。

とくに、店舗数の多いコンビニが深刻な人手不足に陥るのは確実。公共料金の振り込みなど、生活のインフラとなったコンビニだが、24時間営業の取りやめを余儀なくされる。

'14年には牛丼チェーンの「すき家」で、一人で店舗をまわす「ワンオペ」が問題となり、閉店や深夜営業取りやめに追い込まれたが、あと10年もすれば、もはやほとんどの小売・物流企業が、同じ施策を取らざるを得なくなる。

「リアルな店舗の営業時間短縮や店舗数減少で、ネット通販がライフラインになってきますが、物流も人材不足です。『欲しいものがすぐ手に入る』ことが、『ぜいたく』とされる世の中になっていく」(角井氏)

一方、地方では、市場が縮小することから、様々な業種の撤退が相次ぐ。内閣府の『地域の経済2016』によれば、2030年には、38道府県で働き手が足りなくなると予想されている。

こうした「地方の衰退」は、スーパーや百貨店、銀行など、生活に欠かせない主要な施設の撤退に繋がっていく。

国土交通省の『国土のグランドデザイン2050』は、ある市町村でサービス施設を維持するのに必要な人口の規模を算出している(ページ末の表参照・各サービス施設について、立地自治体が右の人口を下回ると、施設は撤退する可能性が高まる。有料老人ホームは人口が4万2500人を下回ると維持が難しくなる)。

そして、先の「地域の経済2016」によれば、2040年には、百貨店は38.1%の自治体で維持が難しくなるという。その地域を象徴していた「駅前の百貨店」が、立地の衰退を象徴するように姿を消していく。

それだけではない。

「ショッピングモール(SM)も人口減少で集客が減り、『坪効率』が悪くなるため、次々に撤退していく可能性が高い。これから5~10年ほどで一部の地方からはSMが姿を消していくでしょう。地方の人にとって、SMは一種の『ライフライン』となっていますから、生活に大きな打撃を受ける人も多いはずです」(前出・角井氏)

地方からは銀行すらも消えていく。

フレイムワーク・マネジメント代表の津田倫男氏が解説する。

「銀行は地方で貸出先を見つけられないことから多くの地銀は統合・合併を繰り返し、現在の105行が、5年以内に20~30グループに、10年後には全国で8~12行といった寡占体制になると考えられます。

問題となるのは、『県内合併』です。たとえば、現在2行2店しかないような地域で、仮に店舗が統合され、競争原理が働かなくなると、借り手が高い金利を吹っかけられるなど、不利になる場合もある」

さらに、人口が少ない地域に住む人たちからは、「終の棲家」までも奪われてしまう。前出の『地域の経済2016』によれば、'40年には有料老人ホームは、23.0%の自治体で維持困難になる。在宅ベースの介護サービスを受けることが難しい地域も出てくる。


革命家のカテキズムーネチャーエフーFatima

2017年11月18日 | ファチマ
セルゲイ・ゲンナジエヴィチ・ネチャーエフの革命家のカテキズムからの引用

カッファラ枢機卿は「天主とサタンとの最後の戦いは、婚姻と家庭に関わるものであるとシスター・ルシアが言った」と証言した。サタンは天主の創造の業を完全に破壊しようとする。殺人は、天主の似姿を破壊する反創造である。サタンは、堕胎と同性愛の嘘を進めて、創造の二つの最も重要な柱を破壊しようとする。サタンの最終の目的は、「反創造を作り上げる」こと、天主と、主の美しさと善さのしるしが消し去られている「別のものを作り上げること」だ。サタンの手先として革命家が使われる。

●革命家とは、死を宣告された者のこと。革命家には、個人的関心、事情、感情、愛着物、財産、名前もない。革命家にあるすべては、ただ一つの関心・思想・情熱、つまり革命だけ。
●革命家は、世界のすべての法律・礼儀・慣例・道徳に対する容赦のない敵であり、この世界をより確実に破壊するためだけに生きている。
革命家は、ただ一つ破壊の科学だけを願い、破壊のためにのみ、力学・物理学・化学・医学を学ぶ。目的はただ一つ、この世界のすみやかな破壊である。
●革命家にとって、革命の勝利をたすけるものすべてが道徳的であり、それを妨げるものすべてが不道徳的であり犯罪的である。
●革命家は世界にたいしても憐みはもたず、彼自身にたいする憐みも期待しない。革命家は死ぬ用意がなければならない。
●革命家にとって、革命の成功だけがただ一つの安らぎ、慰め、報酬、満足であり、家族、友情、愛情、感謝、名誉、ロマンチシズム、感傷、熱狂、誘惑は無縁である。
●革命家は、世界の容赦のない破壊をめざして、偽装し忍び込むことができる。
●革命組織は、人民の不幸、災厄を増加させ強化するようにすべての力と手段をつかい、人民が忍耐しきれず総蜂起にたたせるように仕向ける。
●あらゆる国家組織を根こそぎにし、すべての国家的伝統、制度および諸階級をなくすような革命をめざす。
●革命家の仕事は、すべてをまきこみ、いたるところで容赦することなくおこなわれるべきおそろしい破壊である。


セルゲイ・ゲンナジエヴィチ・ネチャーエフの革命家のカテキズムからの引用
С.Г.Нечаев. < Катехизис революционера >

自己自身にたいする革命家の態度

1. 革命家は死を宣告された人間である。彼は、個人的関心、事情、感情、愛着物、財産、さらに名前すらももたない。彼のうちにあるすべては、ただ一つの関心、一つの思想、ひとつの情熱、つまり革命によってしめられている。

2. 自己の存在の深いところで、ことばの上だけでなく行動において、彼は、市民的秩序や教養ある人々の世界全体と、そして、この世界のすべての法律や礼儀や一般的に認められている慣例や道徳といったものと、まったく関係を断ってしまっている。彼はこの世界にたいする容赦のない敵であり、彼がこの世界のなかで生活しつづけるとすれば、それは、この世界をより確実に破壊せんがためにほかならない。

3. 革命家はあらゆる空論を軽蔑する。彼は世間的な学問を放棄し、それを未来の世代にゆだねたのである。彼はただ一つの科学、破壊の科学を願っているだけであり、このことのために、このことのためにのみ、彼は現在、力学、物理学、化学あるいは医学を学んでいるのである。このことのために、彼は昼夜をわかつことなく、現在の社会機構のもとでの人々、性質、状況およびすべての条件について、可能なかぎりあらゆる社会層にわたって生きた学問を研究しているのである。目的はただ一つ、このよごれた機構のもっともすみやかな破壊である。

4. 彼は世論を軽蔑する。彼は現在の社会道徳につながるすべての動機や現象を軽蔑し憎悪する。彼にとって、革命の勝利をたすけるものすべてが道徳的なのであり、それを妨げるものすべてが不道徳的であり犯罪的なのである。

5. 革命家は死を宣告された人間である。彼は一般に、国家にたいしても、特権をもった教養ある人々の世界にたいしても憐みはもたず、彼自身にたいする憐みも期待しない。この両者のあいだには、公然、非公然を問わず、生死をかけて連続的な非和解的なたたかいがおこなわれている。つねに彼は死ぬ用意がなければならず、拷問に耐えうるよう自己を鍛練していなければならない。

6. 彼は自己にきびしくあるとともに、他の人々にもきびしくしなければならない。家族、友情、愛情、感謝、さらには名誉といった柔弱で女々しい感情はすべて、彼のうちでは、革命の事業をめざす唯一の冷徹な感情によって抑制されねばならない。彼にとっては、ただ一つの安らぎ、慰め、報酬、満足が、つまり革命の成功があるだけである。昼夜をわかたず彼は一つの思想、一つの目標を、つまり仮借なき破壊をいだいていなければならない。冷静にたゆむことなくこの目標の達成につとめながら、彼は、みずからが非業の死をとげる用意があるだけでなく、目標の達成を妨げるすべての者をみずからの手で殺す用意がなければならない。

7. 真の革命家には、いかなるロマンチシズム、感傷、熱狂、誘惑も無縁である。個人的憎悪や遺恨すらも無縁のものである。日常的熱情となるべき革命的熱情は、怜悧な計算をともなうものでなければならない。彼は、つねにいかなるところでも、彼の個人的性向がさししめす者ではなく、革命の一般的利益の要求する者にならねばならない。

革命の同志たちにたいする革命家の態度

8. 革命家にとって友であり愛すべき人でありうるのは、彼自身とおなじように、現実に革命家としての活動をおこなった人だけである。このような同志にたいする友情や信頼やその他の責務の程度は、すべてを破談する実際の革命事業における有用さの程度によってのみ決められるのである。

9. 革命家たちの団結についてはいうまでもない。そこに、革命の事業のすべての力があるのだから。革命にたいする同程度の理解と情熱をもった革命家の同志たちは、できるだけ、すべての大きな問題はともに研究し、一致して解決にあたらねばならない。このようにして決定された計画を実行するにあたっては、各人はなるべくみずからにたよるようにせねばならない。多くの破壊活動の実行の際には、各人は単独で事をおこない、事の成功のためには欠かせないというときにだけ、同志の忠告と援助にたよるべきである。

10. 各同志は、その手許に幾人かの二級、三級の革命家、つまりすべてを革命にささげたわけではない人々を置いていなければならない。彼はこの人々を、革命の資本全体のうちから、彼の裁量にゆだねられた部分とみなさればならない。彼は自己保有分の資本を経済的に消費し、つねにそれから最大の利益をひきだすよう努力せねばならない。彼は、自己を革命の事業が達成されるために費やされる運命にある資本だとみなしているのである。ただ、彼は、自己を、すべてをささげた同志全員の同意なしに単独で処理することはできないのである。

11. 同志が困難におちいった場合、彼を救うか否かの問題を革命家は、個人的感情からではなく、救出することが革命の事業に有益であるか否かによって決定しなければならない。それゆえ、一方ではその同志の事業にたいする有用性を、他方では救出にともなう革命勢力の損失をはかりにかけねばならない。そして、より重要なほうが決定されることになる。

社会にたいする革命家の態度

12. ことばでではなくおこないによって自己をしめした新構成員の組織への採用は全員一致で決せられねばならない。

13. 革命家は、国家的な特権階級の、いわゆる文化的な世界にはいりこみ、そこで、そのもっとも完全ですみやかな解体をのみ念じて生きてゆくのである。彼がもし、この世界のなにかを惜しむならば彼は革命家ではない。もしそんなことがあれば、彼は、この世界の状況、関係あるいはこの世界のある種の人間を抹殺するのをちゅうちょするようになるだろう。彼はありとあらゆるものを等しく憎悪すべきなのである。もし、彼がこの世界に家族、友人、愛人などの関係をもっているなら、なおさら悪いことになる。その人々が彼の手をさえぎるようなことがあるなら、彼は革命家ではない。

14. 容赦のない破壊をめざして、革命家は社会のなかで、彼自身とはまったくべつの人物を装って生活することができるし、またたびたびそうせねばならない。革命家はこの社会のいたるところに、最下層階級や中流階級のなかに、商店のなかに、教会のなかに、地主屋敷のなかに、官僚や軍人たちの世界に、文筆界に、また第三部や冬宮のなかにさえはいりこまねばならない。

15.この悪の社会全体はいくつかのカテゴリーにわけられねばならない。第一のカテゴリーは即刻処刑さるべき人々からなっている。この処刑さるべき人々のリストは、組織によって、番号のはやい者から順番に片付けられるように、革命の事業の成功にとってより有害な人物の順につくりあげられるであろう!

16. このようなリストを作成する際、上で述べた序列は、決して、その人物の個人的悪業とか、さらには、その人物によって組織や人民のなかにひきおこされた憎悪などによって確定されてぱならない。この悪業とか憎悪とかは、ある場合には利用価値があり、人民の反乱をひきおこすのをたすけることができるのである。序列の確定は、その人物の死が革命の事業にもたらしうる利益の程度にしたがってなされるべきである。それゆえ、まず第一に排除すべき人物は、革命組織にとりとくに有害であり、彼らの突然の暴力的な死が政府に最大の恐怖をあたえ、政府の聡明でエ不ルギツシュな活動家をのぞくことにより、その力をゆすぶることのできる人物である。

17. 第二のカテゴリーは、ほんの一時生かしておき、その人々の一連の残酷な行為によって人民を不可避的な反乱にいたらしめるようにさせるべき人々からなっていなければならない。

18. 第三のカテゴリーは、高い位についた畜生ども、つまり、とくに知性においてもエ不ルギーにおいてもひいでてもおらず、地位によって、富、縁故関係、影響力、勢力をもっている人物の多くをふくんでいる。これらの人々は、考えられるかぎりのやり方で搾取する必要がある。彼らをまきぞえにし、狼狽させ、なるべく彼らの暗い秘密をつかんでゆすり、彼らを自分達の奴隷にすることが必要なのである。彼らの権力、影響力、縁故関係、富、勢力は、こうして、いろいろの革命的な企図にとって無尽蔵の宝、強力なたすけとなるのである。

19. 第四のカテゴリーは、野心的な国家官僚やいろいろなニュアンスのりベラルからなる。革命家は彼らとともに、彼らの計画にそって防諜を企て、彼らに盲目的にしたがうふうをしながら、一方では、彼らをきびしく拘束し、彼らのすべての秘密をつかみ、彼らがあとへひくことができぬように彼らの評判を傷つけ、そして彼らの手で国家を混乱させることができるであろう。

20. 第五のカテゴリーは、いつも仲間うちや紙上では空疎なことばを並べたてながら実際には行動しない空論家、陰謀家、革命家からたっている。彼らはぜひとも、実際的な困難な活動におしやったり、ひっぱってゆくことが必要であり、その結果、彼らの多くは跡形もなく絶滅してゆくだろうし、わずかだが真に革命的な人々もうみだされるであろう。

21. 第六の重要なカテゴリーは女性であり、これは三つの主要な部類にわけられねばならない。第一は、おろかで、中味のない、魂のぬけたような人々であって、第三、第四のカテゴリーの男性と同様に利用することができる人々である。第二は、熱心で、献身的で有能ではあるが、われわれの味方ではない人々である。というのは、彼女らはまだ、真にものに動じない実際的な革命的理解には到達していないからである。彼女らは第五のカテゴリーの男性と同様に利用されるべきである。最後は、まったくわれわれの側の、つまり、まったく献身的で、われわれの綱領を完全にうけ入れた女性である。われわれは彼女らを、そのたすけなくしてたたかうことのできない、われわれのもっとも大切な宝だとみなさねばならない。

人民にたいする組織の態度

22. われわれの組織は、人民の、つまり肉体労働者のもっとも完全な自由と幸福以外の目標をもたない。だが、この自由とこの幸福の達成は、一切を破壊する人民革命によってのみ可能であると確信しているがゆえに、われわれの組織は、すべての力と手段でもって、結局は人民に勘忍袋の緒をきって総蜂起にたたせるであろうような不幸、災厄を増加し昂進させるよう努力するであろう。

23.われわれの組織は人民革命を、西欧流の古典的な型に規定された運動、つまり、つねに財産とか、いわゆる文明とか道徳とかいう社会秩序の伝統のまえでたちどまり、現在までいたるところで、いわゆる革命国家をつくりだそうとしながらも、一つの政治形態を打倒し他のそれにおきかえることにとどまってきた運動であるとは考えない。人民を救いうる唯一の革命は、あらゆる国家組織を根こそぎにし、ロシアにおけるすべての国家的伝統、制度および諸階級をなくすような革命である。

24. われわれの組織は、それゆえ、いかかる社会組織をも人民に上からおしつけるつもりはない。本来の社会組織は、うたがいなく、人民の運動と生活それ自体からつくりあげられるだろう。だがこれは、未来の世代の仕事である。われわれの仕事は、すべてをまきこみ、いたるところで容赦することなくおこなわれるべきおそろしい破壊なのである。

25. それゆえ、われわれは人民に接近し、なによりもまず、モスクワ国家権力がつくりあげられて以後、国家に直接間接に結びついたすべてのもの、つまり、貴族、官僚、坊主、ギルド世界、そしてクラーク(富農)、高利貸しにたいして、ことばだけでなくおこないにおいて反抗することをやめたことのない、人民のなかの活動的な分子と結びつかねばならないのである。それだけでなく、われわれは、ロシアにおける唯一の真の革命家であるあらっぽい強盗たちの世界と合体するであろう。

26. この世界を一つの、無敵の、一切を破壊してしまうような勢力に統合すること。これが、われの組織、陰謀、任務のすべてなのである。
   (一色義和訳)


Sergey Nechayev 1869
The Revolutionary Catechism


The Duties of the Revolutionary toward Himself

1. The revolutionary is a doomed man. He has no personal interests, no business affairs, no emotions, no attachments, no property, and no name. Everything in him is wholly absorbed in the single thought and the single passion for revolution.

2. The revolutionary knows that in the very depths of his being, not only in words but also in deeds, he has broken all the bonds which tie him to the social order and the civilized world with all its laws, moralities, and customs, and with all its generally accepted conventions. He is their implacable enemy, and if he continues to live with them it is only in order to destroy them more speedily.

3. The revolutionary despises all doctrines and refuses to accept the mundane sciences, leaving them for future generations. He knows only one science: the science of destruction. For this reason, but only for this reason, he will study mechanics, physics, chemistry, and perhaps medicine. But all day and all night he studies the vital science of human beings, their characteristics and circumstances, and all the phenomena of the present social order. The object is perpetually the same: the surest and quickest way of destroying the whole filthy order.

4. The revolutionary despises public opinion. He despises and hates the existing social morality in all its manifestations. For him, morality is everything which contributes to the triumph of the revolution. Immoral and criminal is everything that stands in its way.

5. The revolutionary is a dedicated man, merciless toward the State and toward the educated classes; and he can expect no mercy from them. Between him and them there exists, declared or concealed, a relentless and irreconcilable war to the death. He must accustom himself to torture.

6. Tyrannical toward himself, he must be tyrannical toward others. All the gentle and enervating sentiments of kinship, love, friendship, gratitude, and even honor, must be suppressed in him and give place to the cold and single-minded passion for revolution. For him, there exists only one pleasure, on consolation, one reward, one satisfaction – the success of the revolution. Night and day he must have but one thought, one aim – merciless destruction. Striving cold-bloodedly and indefatigably toward this end, he must be prepared to destroy himself and to destroy with his own hands everything that stands in the path of the revolution.

7. The nature of the true revolutionary excludes all sentimentality, romanticism, infatuation, and exaltation. All private hatred and revenge must also be excluded. Revolutionary passion, practiced at every moment of the day until it becomes a habit, is to be employed with cold calculation. At all times, and in all places, the revolutionary must obey not his personal impulses, but only those which serve the cause of the revolution.
The Relations of the Revolutionary toward his Comrades

8. The revolutionary can have no friendship or attachment, except for those who have proved by their actions that they, like him, are dedicated to revolution. The degree of friendship, devotion and obligation toward such a comrade is determined solely by the degree of his usefulness to the cause of total revolutionary destruction.

9. It is superfluous to speak of solidarity among revolutionaries. The whole strength of revolutionary work lies in this. Comrades who possess the same revolutionary passion and understanding should, as much as possible, deliberate all important matters together and come to unanimous conclusions. When the plan is finally decided upon, then the revolutionary must rely solely on himself. In carrying out acts of destruction, each one should act alone, never running to another for advice and assistance, except when these are necessary for the furtherance of the plan.

10. All revolutionaries should have under them second- or third-degree revolutionaries – i.e., comrades who are not completely initiated. these should be regarded as part of the common revolutionary capital placed at his disposal. This capital should, of course, be spent as economically as possible in order to derive from it the greatest possible profit. The real revolutionary should regard himself as capital consecrated to the triumph of the revolution; however, he may not personally and alone dispose of that capital without the unanimous consent of the fully initiated comrades.

11. When a comrade is in danger and the question arises whether he should be saved or not saved, the decision must not be arrived at on the basis of sentiment, but solely in the interests of the revolutionary cause. Therefore, it is necessary to weigh carefully the usefulness of the comrade against the expenditure of revolutionary forces necessary to save him, and the decision must be made accordingly.
The Relations of the Revolutionary toward Society

12. The new member, having given proof of his loyalty not by words but by deeds, can be received into the society only by the unanimous agreement of all the members.

13. The revolutionary enters the world of the State, of the privileged classes, of the so-called civilization, and he lives in this world only for the purpose of bringing about its speedy and total destruction. He is not a revolutionary if he has any sympathy for this world. He should not hesitate to destroy any position, any place, or any man in this world. He must hate everyone and everything in it with an equal hatred. All the worse for him if he has any relations with parents, friends, or lovers; he is no longer a revolutionary if he is swayed by these relationships.

14. Aiming at implacable revolution, the revolutionary may and frequently must live within society will pretending to be completely different from what he really is, for he must penetrate everywhere, into all the higher and middle-classes, into the houses of commerce, the churches, and the palaces of the aristocracy, and into the worlds of the bureaucracy and literature and the military, and also into the Third Division and the Winter Palace of the Czar.

15. This filthy social order can be split up into several categories. The first category comprises those who must be condemned to death without delay. Comrades should compile a list of those to be condemned according to the relative gravity of their crimes; and the executions should be carried out according to the prepared order.

16. When a list of those who are condemned is made, and the order of execution is prepared, no private sense of outrage should be considered, nor is it necessary to pay attention to the hatred provoked by these people among the comrades or the people. Hatred and the sense of outrage may even be useful insofar as they incite the masses to revolt. It is necessary to be guided only by the relative usefulness of these executions for the sake of revolution. Above all, those who are especially inimical to the revolutionary organization must be destroyed; their violent and sudden deaths will produce the utmost panic in the government, depriving it of its will to action by removing the cleverest and most energetic supporters.

17. The second group comprises those who will be spared for the time being in order that, by a series of monstrous acts, they may drive the people into inevitable revolt.

18. The third category consists of a great many brutes in high positions, distinguished neither by their cleverness nor their energy, while enjoying riches, influence, power, and high positions by virtue of their rank. These must be exploited in every possible way; they must be implicated and embroiled in our affairs, their dirty secrets must be ferreted out, and they must be transformed into slaves. Their power, influence, and connections, their wealth and their energy, will form an inexhaustible treasure and a precious help in all our undertakings.

19. The fourth category comprises ambitious office-holders and liberals of various shades of opinion. The revolutionary must pretend to collaborate with them, blindly following them, while at the same time, prying out their secrets until they are completely in his power. They must be so compromised that there is no way out for them, and then they can be used to create disorder in the State.

20. The fifth category consists of those doctrinaires, conspirators, and revolutionists who cut a great figure on paper or in their cliques. They must be constantly driven on to make compromising declarations: as a result, the majority of them will be destroyed, while a minority will become genuine revolutionaries.

21. The sixth category is especially important: women. They can be divided into three main groups. First, those frivolous, thoughtless, and vapid women, whom we shall use as we use the third and fourth category of men. Second, women who are ardent, capable, and devoted, but whom do not belong to us because they have not yet achieved a passionless and austere revolutionary understanding; these must be used like the men of the fifth category. Finally, there are the women who are completely on our side – i.e., those who are wholly dedicated and who have accepted our program in its entirety. We should regard these women as the most valuable or our treasures; without their help, we would never succeed.
The Attitude of the Society toward the People

22. The Society has no aim other than the complete liberation and happiness of the masses – i.e., of the people who live by manual labor. Convinced that their emancipation and the achievement of this happiness can only come about as a result of an all-destroying popular revolt, the Society will use all its resources and energy toward increasing and intensifying the evils and miseries of the people until at last their patience is exhausted and they are driven to a general uprising.

23. By a revolution, the Society does not mean an orderly revolt according to the classic western model – a revolt which always stops short of attacking the rights of property and the traditional social systems of so-called civilization and morality. Until now, such a revolution has always limited itself to the overthrow of one political form in order to replace it by another, thereby attempting to bring about a so-called revolutionary state. The only form of revolution beneficial to the people is one which destroys the entire State to the roots and exterminated all the state traditions, institutions, and classes in Russia.

24. With this end in view, the Society therefore refuses to impose any new organization from above. Any future organization will doubtless work its way through the movement and life of the people; but this is a matter for future generations to decide. Our task is terrible, total, universal, and merciless destruction.

25. Therefore, in drawing closer to the people, we must above all make common cause with those elements of the masses which, since the foundation of the state of Muscovy, have never ceased to protest, not only in words but in deeds, against everything directly or indirectly connected with the state: against the nobility, the bureaucracy, the clergy, the traders, and the parasitic kulaks. We must unite with the adventurous tribes of brigands, who are the only genuine revolutionaries in Russia.

26. To weld the people into one single unconquerable and all-destructive force – this is our aim, our conspiracy, and our task.

メキシコシティ: 礼拝が増すにつれ、暴力が劇的に減少

2017年11月17日 | カトリック
●2008年から2010年まで、メキシコ北部のフアレス市は、世界で最も危険な都市の一つだった。しかし今とても安全と考えられている。その変化は聖体礼拝のためだ。「教会が昼も夜も神を礼拝する時、街は変容する。」
●聖体礼拝を始めた直後から殺人率が劇的に低下し始めた。2010年から2015年の間に、殺人件数は3,766人から僅か256人に減少した。
●絶望した小教区の一つが宣教師たちに絶え間ない聖体礼拝を頼んだ。「イエズス様だけが私たちに安全を与えることができる」と確信したからだ。
●アメリカのテキサス州フォートワースの使徒聖ペトロ教会でも、メキシコのフアレス市にならい絶え間ない聖体礼拝を始めた。周囲の複数の教会からも礼拝者が来ることで、この礼拝は広い地域全体のための恵みになっており、人々がこれを求めている。


メキシコシティ: 礼拝が増すにつれ、暴力が劇的に減少より引用

メキシコシティ
礼拝が増すにつれ、暴力が劇的に減少
「教会が昼も夜も神を礼拝する時、街は変容します」 by パティ・ナップ


2008年から2010年まで、メキシコ北部のシウダー・フアレスは、薬物やギャングに関連した暴力のために、世界で最も危険な都市の一つに数えられていた。しかし今、劇的に転換し、ボルチモアやニューオーリンズなどのアメリカの都市よりも安全と考えられている。

パトリシオ・ヒレマン神父は、その変化は聖体礼拝のためだと信じている。「教会が昼も夜も神を礼拝する時、街は変容します」と彼は言う。

シウダー・フアレス出身の訴訟追行者、検察官であるホルヘ・ゴンザレス・ニコラスは、「フアレスは非常に苦しんで来ました。多くの痛みの中をくぐって来ました。しかし、市は甦りつつあります。これは、どのようなことが起こり得るかに関する一つの象徴的な出来事です。これほど急速に方向転換することができた場所は他にありません」と語った。

ヒレマン神父がラジオ・マリア・アルゼンチンに語ったところによると、宣教師たちは2013年に最初の永久礼拝堂を開設した[管理人注1]。当時は「ドラッグをアメリカに密輸する二つのギャング団が抗争していて、そのために一日に40人の人が死んでいました」。

彼らはフアレスとシナロアの〔麻薬〕カルテルだった。後者は最近メキシコから米国に引き渡されたホアキン “エル・チャポ” グスマン・ロエラによって率いられていた。ヒレマン神父は「教会は、この戦いは終わらないだろうと言っていました。何故なら、一方のギャング団は兵士の一団と結びついており、他方のギャング団は警察と結びついていたからです。彼らは人々を殺し、家々を焼き払い、立ち去る、といった仕方で、町中で戦いを繰り広げていました」と回想する。

しかし、礼拝を始めた直後から、殺人率が劇的に低下し始めた。2010年から2015年の間に、殺人件数は3,766人から僅か256人に減少した。

「絶望に打ちひしがれた」小教区の一つが宣教師たちに永久礼拝堂の開設を頼んだ。何故なら、彼らは「この事態から私たちを救うことができるのはイエズス様だけだ。イエズス様だけが私たちに安全を与えることができる」と確信したからである。宣教師たちは僅か三日後、初めての永久礼拝堂をフアレスに開設した。

ヒレマン神父は、市が占拠状態にある時に起こった一つの出来事について語った。或る一人の女性が、午前3時からの担当のために礼拝堂に向う途上、6人の兵士たちに止められた。彼らは彼女に、どこへ行こうとしているのか、と尋ねた。彼女が、「小聖堂」に行こうとしているのだ、と答えると、制服を着た男たちは、そんな場所がどこにあるというのか、と言った。と云うのは、その時刻では、どこもかしこも閉まっていたからである。それで彼女は彼らに、自分の目で確かめるために彼女について来てはどうか、と提案した。彼らが礼拝堂についた時、彼らはそこで「6人の女性が午前3時からの聖時間を行なっている」のを見た。ヒレマン神父はそう語った。



次はアメリカはテキサス州の話。しかし、上のメキシコの話と関係する。

使徒聖ペトロ教会は
摂理的なタイミングで永久礼拝を始めた by メリー・ルー・シーウォースター

2017年7月19日

フォートワースの使徒聖ペトロ教会の信徒マーチン・デイリーが永久礼拝を始めることを望んで同教会のマヌエル・ホルギン神父に接触した時、その成り行きは摂理的だった。

「彼は目に涙をためていました」とデイリーは回想する。「そして彼は『私は誰かが私のところに来るのを待っていたんです』と言いました」

デイリーは、ホルギン神父が2016年7月に同教会に着任する以前からフォートワースで永久礼拝が行なわれるようになることを祈っていたことを知らなかった。そしてホルギン神父もまた、デイリーが2015年以来、永久礼拝を求めてミシェル・オルセン司教に手紙を書いていたことを知らなかった。

「それは非常に摂理的でした」とホルギン神父は言う。「それは私も望んでいたことでした。彼は完璧な時に私のところに来ました」

それは完璧なタイミングだった。何故ならその時、聖ペトロ・ユース・センターは改装中であり、そこには容易に永久礼拝堂にすることができる小聖堂の改装も含まれていたからである。

「神様のタイミングは完璧です」とホルギン神父は言う。

カルカッタの聖テレサ・永久礼拝堂は今、ほとんど完成している。それは、祭壇、ステンドグラスの窓、カンデラブラ〔枝つき燭台〕、そして小さな香部屋が整っている。最初のボランティアたちは〔2017年〕7月5日の午前9時から午後6時まで御聖体を礼拝した。

現在、礼拝の時間は毎日曜日の午後6時に始まり、土曜日の深夜まで続く。最終目標は、日曜日の数時間を埋めることを引き受けてくれる人が現われて、それによって永久礼拝〔途切れることのない礼拝〕が成立することである。

ホルギン神父は、自分はこの教会で永久礼拝が行なわれることを望んでいる、何故ならそれは夜昼なく常時御聖体の前で祈ることから来る実りと利益を経験する機会を提供するものであるから、と語った。

「私たちはこの素晴らしい恵みを持っています。御聖体の内なる神のまことの現存を。私たちはカトリック教徒として、この恵みに気づき、その価値を正しく評価することが大切です。彼は本当にそこにおられる、と知ることが大切です」

永久礼拝を求めるモチベーションとなったもう一つの事は「或る地域が24時間の礼拝によって変容したのを知ったこと」である、とホルギン神父は語った。

彼は ACI Prensa の一つの記事〔英訳〕に言及した。その記事の中で、パトリシオ・ヒレマン神父が、メキシコのシウダード・フアレスでの暴力の減少の原因を永久礼拝に帰していた。2013年、その国境の街に最初の永久礼拝堂が開かれた後、二ヶ月も経たないうちに、その都市での死亡率が減少し始めた。

バルバラ・ブスタマンテによる同記事によれば、フアレスに於ける年間殺人件数は、2010年の3,766件から、2015年の256件へと減少した。

「街は麻薬カルテルと犯罪と闘っていました」とホルギン神父。「しかし[永久礼拝堂に於ける]主の現存が、その地域の人々の現実を変えたのです」

オルセン司教から永久礼拝の許可を受けようとする時、ホルギン神父は、自分もまた「御聖体と人々の両方を保護」しなければならないのです、と説明した。

そうするために、教会はその礼拝堂の内と外にセキュリティカメラを設置した。午後11時から午前6時までは、スケジュールされた礼拝者たちだけが、コード化されたキーパッドを介して礼拝堂に入ることができる。警備会社も、午後11時から午前5時まで、礼拝堂の外を巡回している。
礼拝のスケジュール編成を手伝った聖ペトロ教会の助祭ヴェンデル・ガイガーは最初、毎日の各時間帯のために2名の礼拝者を用意する、という要件は満たすのが難しいのではないか、と懐疑的だった。

「しかし、結果は驚くべきものでした。告知すると、次から次へと人々がやって来たのです」と彼は言った。
「これは神がそうされたに違いありません」と彼は付け加えた。「私たちは、この事を口伝えで聞いた他の教会の人々からも電話を受け始めました。私たちは彼らには伝えていなかったのですが、彼らの方から私たちに連絡して来たのです」

助祭ガイガーは、周囲の複数の教会からも礼拝者が来ることで、この永久礼拝は「本当に広い範囲のコミュニティの利益になっています。それはその地域全体のための恵みになっており、私は、人々がこれを求めていることをとても嬉しく思っています」と語った。

助祭ガイガーは、6人の専任教会員のチームに加えて、3月のウィークエンドのミサで聖体礼拝について説教したローレンス・ヴィロン神父(Missionary of the Blessed Sacrament)の助けも借りることにした。

「彼は人々の内なる飢えを引き出す素晴らしい説教をしました。私たちは極めて大きな反応を得ました」と助祭ガイガーは言う。「これは、祈りの共同体ということと、神の御前に居たいという人間の心の望み、などに関係します」

彼はまた、ウィチタフォールズのイエズスの聖心教会で礼拝を促進しているブレンダ・グレイソンとも仕事をした。その教会での礼拝はまだ永久的な〔途切れない〕ものにはなっていないけれども、230名のスケジュールされた礼拝者を得て、一日の礼拝時間を15時間から19時間に増やした。

「運営上、彼女は私にって大きな助けとなりました」と彼は語った。「私がしなければならなかったことと云えば、Excel の使い方を覚えることと、人々の能力を使わせてもらうことぐらいでした」
使徒聖ペトロ教会の目標は永久礼拝だが、日曜日の数時間は依然として礼拝者がいない。永久礼拝堂は教会の聖域とは別の建物にあるので、礼拝はウィークエンドのミサの間もそこで続けられることが可能だろうけれども。

ホルギン神父は、御聖体の中のイエズス様と一時間を過ごしたいと思う人なら誰にでも、礼拝者になるよう招いている。

「主はあなたを待っています」と彼は言う。「彼とコミュニケーションを取ることは良いことです──彼に対して心を開くことは。そして、イエズス様もまた私たちに対して心を開いておられる、ということを経験して下さい」

北朝鮮の女性たちは胎児を強制的に堕胎させされている (トランプの韓国国会演説)

2017年11月16日 | プロライフ
北朝鮮の女性たちは、胎児を強制的に堕胎させされている。

トランプ、韓国国会演説全文からの引用

●北朝鮮という牢獄国家。北朝鮮の労働者たちは、長時間を残酷な条件で無報酬で強制労働させられている。
●100万人以上の北朝鮮の住民が1990年代に飢饉で死亡しており、さらに多くの人々が、継続する飢餓で命を落としている。5歳未満の乳幼児のうち、ほぼ30%が栄養失調。
●それにも関わらず、2012年と2013年、北朝鮮の体制は2億ドルを独裁者を偶像化するために使った。
●10万人と推定される北朝鮮の住民たちが、労働収容所で強制労役をし、拷問と飢餓、強姦、殺人に耐え、苦しんでいる。
●北朝鮮の女性たちは、胎児を強制的に堕胎させされている。子供たちは新生児の時に殺害される。
●父親が中国人の赤ちゃんは、生きる価値がないと言われる。
●北朝鮮の生活があまりにもひどいため、住民たちは、海外に売られて奴隷になることを望む。
次のような動画もある。




Liberty in North Korea (Link)

●住民たちが、互いを監視している。すべての行動が偵察の対象となる。北朝鮮はカルト集団のように統治されている。
●この軍事的カルトの中心に「北朝鮮の指導者は朝鮮半島を征服し、半島に住む住民を奴隷化し、支配する運命にある」という狂信がある。
次のような動画もある。




トランプ、韓国国会演説全文からの引用

親愛なる丁議長、尊敬する国会議員の皆さん、そして紳士淑女の皆さん、ここ国会本会議場で申し上げることができる機会、米国民を代表し、大韓民国の国民に演説できる特別な栄誉をいただき、感謝しています。

韓国に滞在する短い時間の間、メラニアと私は、韓国の古典的でありながらも近代的な姿に、畏敬の念を抱き、皆さんの暖かい歓待に大きな感銘を受けました。昨夜、文大統領夫妻は、大統領府で行われた素敵な宴会で私たちを手厚く歓待してくれました。

我々は、軍事協力の増進と公正性・互恵の原則の下、両国間の通商関係を改善するために、生産的な協議を行いました。今回の訪問中、韓米両国の長年の友愛を確認することができ、嬉しくも光栄でした。

我々両国の同盟は、戦争の試練の中で芽生え、歴史の試験を通じて強くなりました。仁川上陸作戦で戦闘に至るまで、韓米兵士たちは共に戦い、散華し、共に勝利しました。およそ67年前の1951年春、両国軍は、今日我々が一緒にいるソウルを奪還した。 我々連合軍が共産軍から首都を奪回するため、大きな死傷者を出したことは二度ありました。その後、数週間、数カ月に渡り、両国軍は険しい山を黙々と前進し、血戦を行いました。時には後退しながらも、彼らは北進し、線を形成しました。この線は、今日の弾圧を受ける者たちと自由な者たちを分ける線になりました。そして、韓米兵士は、その線を70年近く共に守っています。

1953年の停戦協定に署名した当時、3万6000人余りの米国人が、韓国戦争で戦死し、15万人が負傷を負いました。とても大きな負傷です。彼らは英雄であり、我々は彼らに敬意を表します。我々はまた、韓国国民が自由のために払った多大な代価に敬意を表し、これを記憶します。韓国は数十万の勇敢な兵士たちと数え切れないほど罪のない市民たちを無惨な戦争で失いました。この美しいソウルのほとんどは焦土化され、韓国の多くの地域に戦争の傷跡が残っており、そして韓国の経済は大きな影響を受けました。

しかし、全世界が知っている通り、その後、二世代に渡って奇跡のようなことが、朝鮮半島の南で起きました。一世帯ずつ、一つの都市ずつ、韓国民たちはこの国を今日の姿に変えました。韓国はもう全世界的に立派な国家へ跳躍しました。そしてこれについてお祝いを申し上げます。

韓国は厳しい惨禍を乗り越え、地球上で最も富強な国の隊列へと上がった。 今日の韓国経済の規模は、1960年と比較して350倍に達し、交易はおよそ1900倍近く増加しました。平均寿命も53年に過ぎなかったものが、今では82歳以上になりました。

このような韓国と同様に、そして私が選挙で勝利したように、この事実をお祝い申し上げます。 米国は、同じように奇跡のようなことを経験しています。我々の株式市場は、これまでより活況を享受しています。そして失業率は、17年目の最低値を記録しています。我々はISを撃退し、司法を強化しています。そして、素晴らしい最高裁判所長を迎え入れました。

そして、これよりもはるかに多くの事例がありますが、今、朝鮮半島周辺に配置されているのが、大型航空母艦です。この航空母艦にはF35が装備されており、15機の戦闘機が搭載されています。そして、我々は核潜水艦を適切にポジショニングして配置しています。米国は、私の行政部内で完全に軍事力を構築しており、数千億にのぼる資金を支出し、最も最新で、最も発展した兵器体制を獲得するために努力しています。これが今現在、全世界で起きていることです。私は力を通じて平和を維持しようとしています。

私たちは、他のどの国よりも韓国がよくなることを望んでおり、これについて多くの支援をしています。そして、このことをあらゆる人に理解してもらえるため、多くの努力をしています。私は、韓国がとても成功的な国家に発展したことを知っており、我々の信頼できる同盟国であるということを信じています。そして、今後もそのようになることを信じて疑いません。

韓国が成し遂げたことは、本当に大きな感銘を与えています。韓国の経済的な変身は、政治的な変身にもつながります。主権や、韓国の自尊心あふれる独立的な国民は、自ら統治する権利を要求しました。韓国国民たちは、1988年に自由総選挙を実施しました。これは、韓国が初のオリンピックを開催したまさにその年です。まもなく、韓国国民たちは、30年ぶりに初の文民大統領を輩出しました。そして、みんなの手で成し遂げた国が金融危機に直面した際、数百人が列を作って、最も高価な物を手放しました。皆さんの結婚指輪、家宝、黄金、幸運の鍵を手放し、子供たちのより良い未来を担保しようとしたのが、まさに皆さんです。

皆さんの価値は、単純な金銭的な価値以上にあり、これは汗と精神の業績です。過去数十年間、韓国の科学者と工学者があまりにも多くの素晴らしいものを発見した。皆さんが技術の限界を突破し、奇跡的な医学的治療法を開拓し、宇宙の謎を解決するリーダーとして浮上しました。

韓国の作家たちは、年間約4万冊の本を著述しています。韓国の音楽家たちは、全世界でコンサート場を埋め尽くしています。韓国の学生たちの大学卒業率は、世界最高レベルに達しています。韓国のゴルフ選手たちは、世界最高の器量を備えています。

USオープンの女子ゴルフは、今年、ニュージャージーにあるトランプゴルフ場で行われました。そして、素晴らしい韓国の女性ゴルファー、パク・ソンニョン氏がここで勝利しました。全世界で10位圏に入る素晴らしい選手です。世界4大ゴルフ選手たちは、みんな韓国出身です。これにお祝いを申し上げます。

何が素晴らしいことだと思うかというと、ここソウルでは63ビルやロッテワールドタワーのような、素晴らしい建築物が空を彩っています。様々な成長産業が労働者たちの職場となっています。韓国人たちは、飢えた彼らに食糧を提供し、テロに対抗し、全世界で問題解決の力になっています。数ヵ月後、皆さんは第23回冬季オリンピックという素晴らしい行事を開催することになります。幸運を祈っています。

韓国の奇跡は、自由国家の兵力が進撃していたところ、つまり、ここから24マイル北にまで影響しています。そして、魔法はそこで止まり、そこですべて終わります。そこですぐに止まってしまうのです。繁栄はそこで終わり、北朝鮮という牢獄国家が始まります。北朝鮮の労働者たちは、非常に長い時間を耐え難い条件で無報酬で働いています。最近は、全労働力に70日連続で労働をするか、1日分の休息に対する対価を支払うよう命令が下されました。

家族たちは配管も備わっていない家で生活し、電気を使う家庭は半分にも満たないのです。親たちは教師に寸志を渡しながら、子供たちが強制労役から救済されるよう希望を持ちます。100万人以上の北朝鮮の住民が1990年代に飢饉で死亡しており、さらに多くの人々が、継続する飢餓で命を落としています。5歳未満の乳幼児のうち、ほぼ30%が栄養失調による発育不振に悩まされています。

それにも関わらず、2012年と2013年、北朝鮮の体制は2億ドルと推定される、住民たちの生活レベル向上に配分した資金の半分近い額を記念碑や塔、銅像を建立して独裁者を偶像化するために使いました。

北朝鮮の経済が徴収する収益は、歪んだ体制に対する忠誠の度合いによって配分されます。住民たちを対等な市民と考えているどころか、この残忍な独裁者は、住民たちを秤にかけ、点数をつけて、国家に対する彼らの忠誠度をあまりにも恣意的に評価し、これらに等級を付けます。忠誠度で高い点数を取った人たちは、首都の平壌に居住することができますが、 点数が一番低い人たちは、まず餓死します。一人の小さな違反、例えば捨てられた新聞紙に印刷された独裁者の顔に誤ってシミをつけたりしたら、これがその人の家族全体の社会信用等級に数十年間影響を及ぼしかねません。そして、10万人と推定される北朝鮮の住民たちが、労働収容所で強制労役をし、拷問と飢餓、強姦、殺人に耐え、苦しんでいます。

知られているある事例では、およそ9歳の少年が10年間収監生活をしいられました。これは、この子の祖父が、反逆罪で告発されたためです。また、ある事例では、ある一人の学生が金正恩氏の人生に対する細部事項一つを忘れたという理由で学校で暴行を受けました。

軍人たちは、外国人を拉致し、これらを北朝鮮のスパイの語学教師として働かせています。戦争前に、キリスト教の根拠地だったところだが、今ではキリスト教徒と他の宗教家が中でお祈りをしたり、宗教書籍を保有して摘発されれば、抑留と拷問、そして多くの場合、処刑までも甘受しなければなりません。

北朝鮮の女性たちは、人種的に異なる胎児を強制的に堕胎しなければなりません。この子たちが誕生したら、子供たちは新生児の時に殺害されます。父親が中国人の赤ちゃんは、かごに入れたまま連れて行かれました。警備隊は、この子は生きる価値がないと話しました。北朝鮮の生活があまりにもひどいため、住民たちは政府官僚に賄賂を渡して海外に売られていくといいます。むしろ、奴隷になることを望みます。逃げようと試みようとすると、死刑に処される可能性があり、犯罪になります。死刑を免れた人は、こう話しました。思い返せば、私は人ではなく動物により近かった。北朝鮮を離れたからこそ、人生がどういうものなのかを悟った言葉です。

今日、朝鮮半島で、我々は歴史の実験室で起きた悲劇的実験の結果を目撃しています。これは一つの民族、二つの韓国についての話です。一方の韓国では、人々が自らの国家と人生を尽くし、自由と正義、文明と成就の未来を選択しました。他方の韓国は腐敗した指導者たちが、圧制とファシズム、弾圧により自国民たちを監獄に閉じ込めました。この実験の結果は、すでに導出され、その結果はあまりにも克明です。

1950年、韓国戦争勃発時、2つの韓国の1人当たりのGDPは、ほぼ同じでした。1990年代に入り、韓国の経済規模は、北朝鮮と比べて10倍を超えました。そして今日の韓国経済は、北朝鮮の40倍以上に達しています。つまり、同じラインで出発してからいくばくもなく、今では40倍以上成長したというわけです。これはとても良くやったと思います。

北朝鮮がもたらした苦痛を考慮すれば、北朝鮮の独裁者が、どうして必死に住民たちが克明な対比に気づかないようにしなければならないのか、驚くほどのことではありません。北朝鮮の体制は、何よりも真実を恐れるために、外部世界との接触を全面的に遮断しています。今日、私のこの演説だけでなく、韓国における生活の中で最も普遍的な事実さえも、北朝鮮では禁断の知識です。西欧と韓国の音楽も禁止されています。海外メディアを所有することも犯罪であり、これは死刑に処される可能性がある犯罪です。

そして住民たちが、互いを監視しています。彼らの家はいつでも捜索を受ける恐れがあります。すべての行動が偵察の対象となります。

北朝鮮はカルト集団のように統治されています。この軍事的カルトの中心にある狂信は、征服された朝鮮半島と、奴隷とされた韓国人たちとを、親・保護者として支配するという、指導者の運命を信じることです。

韓国が成功すればするほど、より決定的に、韓国は金正恩体制の中心の暗い幻想に損傷を与えることができます。繁栄する韓国の存在自体が、北朝鮮の独裁体制の生存を脅かすのです。

ソウルと国会は生きている証拠です。自由で独立的な韓国が強力且つ最高、誇りに思うことができるということです。

ここでは、国家の力が、暴君の偽の栄光から出てくるのではありません。強力且つ、偉大なる韓国国民の真の栄光からその力が出るのです。韓国人たちは、自由に暮らし、繁盛し、礼拝し、愛し、人生を歩み、自分の運命を作り出すことができます。韓国では、いかなる独裁者もできなかったことを韓国国民がやり遂げました。自ら責任を持ち、未来の主導権を握ったのです。まさにコリアンドリームを現実のものにしたのです。

皆さんは、漢江の奇跡を起こしました。私たちは、ソウルの素敵な摩天楼から、野と山の峰の美しい景観を見ています。皆さんは、自由に幸せに、そして皆さんだけの美しい方法でこれを成就しました。こんなに立派な国と皆さんの成功は、北朝鮮に対し、不安と警鐘、さらに怖気づかせる最も大きな原因になることができます。そのために金正恩体制は、国外での紛争を模索しています。国内の失敗から目を背けさせるために。

休戦以降、北朝鮮は米国人と韓国人たちに対して、たくさんの攻撃を加えました。勇猛な米海軍たちを捕まえて拷問し、繰り返しヘリコプターを攻撃し、また、1969年には、米国偵察機を撃墜して31人の米軍を死亡させました。それだけでなく、北朝鮮体制は数えきれないほど韓国に侵入し、高位指導者の暗殺を図り、韓国の艦船を攻撃し、オットー・ワームビアを攻撃し、結局この若者を死に至らしめました。

この渦中、北朝鮮体制は核兵器を追求した。誤った希望を持ち、脅迫により自身の究極的な目標を果たすことができると信じたのです。我々は、このような目標が達成されるようにはしないでしょう。その目標は、まさに韓国を下に置くことです。しかし、そのようなことは決して起こらないようにするべきです。

北朝鮮体制は、核弾道ミサイル計画を追求し、これまで米国と同盟国としたすべての保障と合意の約束を破りました。1994年に、プルトニウムを凍結すると約束しましたが、約束の恩恵は受け取りながらも、不法に核活動を続けました。2005年には、数年間、外交活動がありましたが、その時、独裁体制は、核を断念して、核不拡散条約に復帰すると言いました。しかし、復帰せず、むしろ放棄を盾に交渉し、兵器実験を行いました。

2009年には、米国はもう一度交渉することにしました。北朝鮮に関与、エンゲージメントを提示しました。北朝鮮体制の答えは、韓国海軍艦艇を沈没させ、46人の海軍を死亡させました。今でも北朝鮮は継続して米国側と日本の領土にミサイルを発射し、核実験を行い、大陸間弾道ミサイルを開発して米国自体を脅かそうとしています。

北朝鮮体制は、米国の過去の自制を弱さと解釈しました。これは致命的な誤算となるでしょう。我々政府は、まったく違う政府です。過去の行政部と比較した時、別の行政部です。今日、私は我々両国だけでなく、すべての文明国家に代わり、北朝鮮に伝えています。我々を過小評価しないでください。また、我々を試そうともしないでください。我々は共同の安保、我々が共有する繁栄、そして神聖なる自由を防衛します。

我々は、この素晴らしい朝鮮半島に、細い運命の線を引くことを選択しなかったでしょうか?全世界の歴史の中で、この線はここに残っています。この線は平和と戦争、品位と悪行法と暴政、希望と絶望の間に描かれた線です。この線は、多くの場所で数度に渡る歴史の中で引かれました。この線を守るのが自由国家が、常にしなければならない選択です。

我々は弱さの対価として、これらを守らなければならない危険を一緒に学びました。米国国民はナチズム、帝国主義、共産主義、テロとの戦いをしながら、命を懸けました。米国は葛藤や対立を望みません。決して彼から逃げません。歴史には、捨てられた体制が数多くあります。彼らは愚かにも米国の決意を試した体制でした。我々の過去を振り返り、さらにこれ以上、疑ってはなりません。我々は、米国や同盟国が脅迫、あるいは攻撃されることを許容しないでしょう。我々は米国の都市が破壊の脅威にさらされることを許容しないでしょう。我々は脅迫を受けないでしょう。最悪の残酷がここで繰り返されるようなことはしません。命をかけた土地です。

だから、私はここに来ました。自由で繁栄する韓国の平和を愛する国のために、メッセージを持ってきました弁解の時代は終わりました。これからは力の時代です。平和を望むなら、我々は常に強くなければなりません。

世界は悪党体制の脅威を寛容することはできません。核の惨禍で世界を脅かす体制を寛容することはできません。責任を負う国家は力を合わせ、北朝鮮の残酷な体制を孤立させなければなりません。いかなる形の支援や供給、譲歩を否定しなければなりません。

すべての国家、中国、ロシアも、国連安保理決議案を完全に履行し、体制との外交関係を格下げし、すべての貿易関係を断絶させることを促します。我々の責任であり義務は、このリスクに一緒に対処することです。待てば待つほどリスクは増加し、選択肢は少なくなるからです。この脅威を無視したり、あるいは可能にする国家に話しましょう。この危機の重さが皆さんの良心を押しつぶすでしょう。

ここ朝鮮半島に来たのは、北朝鮮の独裁体制の指導者に直接的に伝えたいメッセージがあるからです。あなたが保有している兵器は、あなたを安全にするのではなく、体制を深刻な危険にさらすでしょう。暗い道に向かう一歩一歩が、あなたが直面する脅威を増加させるでしょう。北朝鮮は、あなたのおじいさんが描いた楽園ではありません。誰も行ってはならない地獄です。

しかし、あなたが作り上げた神と人間に対する犯罪があろうとも、我々は良い未来のための道を提示する準備ができています。この出発は攻撃を中止させ、弾道ミサイルの開発を止め、安全かつ検証可能な総体的な非核化です。

空から朝鮮半島を眺めると、眩しい光が南に満ち、突破できない闇の塊が北を占めています。我々は、光と繁栄の平和の未来を望んでいます。しかし、我々がこのような光を議論できる準備ができる場合は、北朝鮮の指導者たちが挑発を止め、核プログラムを廃棄する場合です。

北朝鮮の邪悪な体制は、一つだけ正しい方向を見ています。それは、民族の運命が栄光ということです。しかし、その姿がどんなものなのかについては間違っています。一民族の運命は、抑圧の絆の中で、苦痛を受けるのではなく、栄光と自由の中で繁栄するものです。

韓国人たちが朝鮮半島で成し遂げたのは、韓国の勝利、それ以上です。人類の精神を信じるすべての国家の勝利です。我々が願うは、皆さんの北朝鮮の兄弟姉妹が神が意図した人生を豊かに享受することです。韓国は、我々に何ができるのかを見せつけてくれました。何十年もの間、勤勉、勇気、才能だけを持ち、皆さんは戦争で廃墟となったこの地を富と豊かな文化と深い精神を持つ祝福を受けた国に変えました。

韓国はすべての家庭が裕福に暮らし、すべての子どもたちが輝くことができる国を作り出しました。このような韓国は強力且つ、偉大な国家の間に立っています。自主的で誇らしく、平和を愛している国の間に立っています。

我々は国民を尊重し、自由を大切にし、主権を持って自分の運命を作る国です。 すべての人間の尊厳性を確認し、すべての人たちの完全な潜在力を我々は信じています。我々は常に準備し、韓国国民の利害を保護します。残忍な野心から国民を保護します。我々は一緒に自由な一つの韓国、安全な朝鮮半島、家族の再会を夢見ています。我々は南北をつなぐ高速道路、家族の出会い、核の悪夢が去り、美しい平和の約束がやって来る日を夢見ています。その日が来るまで、私は強く、油断せず、我々の目は、北朝鮮に固定されており、心はすべての韓国人が自由に生きられるその日のために祈ります。

ありがとうございます。神が韓国国民と米国を祝福することを願っています。

【英語・韓国語】北朝鮮の女性たちは胎児を強制的に堕胎させされている(トランプの韓国国会演説)

2017年11月16日 | プロライフ
トランプの韓国国会演説 【英語原文】
Trump’s speech to the South Korean National Assembly, annotated

Assembly Speaker Chung, distinguished members of this assembly, ladies and gentlemen, thank you for the extraordinary privilege to speak in this great chamber, and to address your people on behalf of the great people of the United States of America.

In our short time in your country, Melania and I have been awed by its ancient, modern wonders, and we are deeply moved by the warmth of your welcome. Last night, President and Mrs. Moon showed us incredible hospitality in a beautiful reception at the Blue House. We had productive discussions on increasing military cooperation and improving the trade relationship between our nations on the principle of fairness and reciprocity.

Through this entire visit, it has been both our pleasure and our honor to create and celebrate a long friendship between the United States and the Republic of Korea.

This alliance between our nations was forged in the crucible of war and strengthened by the trials of history. From the Inchon landings to Pork Chop Hill, American and South Korean soldiers have fought together, sacrificed together and triumphed together.

Almost 67 years ago, in the spring of 1951, they recaptured what remained of this city, where we are gathered so proudly today. It was the second time in a year that our combined forces took on steep casualties to retake this capital from the Communists.

Over the next weeks and months, the men soldiered through steep mountains and bloody, bloody battles. Driven back at times, they willed their way north to form the line that today divides the oppressed and the free. And there, American and South Korean troops have remained together holding that line for nearly seven decades.

By the time the armistice was signed in 1953, more than 36,000 Americans had died in the Korean War, with more than 100,000 others very badly wounded. They are heroes, and we honor them. We also honor and remember the terrible price the people of your country paid for their freedom. You lost hundreds of thousands of brave soldiers and countless innocent civilians in that gruesome war.

Much of this great city of Seoul was reduced to rubble. Large portions of the country were scarred severely, severely hurt by this horrible war. The economy of this nation was demolished.

But as the entire world knows, over the next two generations, something miraculous happened on the southern half of this peninsula. Family by family, city by city, the people of South Korea built this country into what is today one of the great nations of the world. And I congratulate you.

In less than one lifetime, South Korea climbed from total devastation to among the wealthiest nations on Earth. Today your economy is more than 350 times larger than what it was in 1960. Trade has increased 1,900 times. Life expectancy has risen from just 53 years to more than 82 years today.

Like Korea, and since my election exactly one year ago today, I celebrate with you.

The United States is going through something of a miracle itself. Our stock market is at an all-time high. Unemployment is at a 17-year low. We are defeating ISIS. We are strengthening our judiciary, including a brilliant Supreme Court justice, and on and on and on.

Currently stationed in the vicinity of this peninsula are the three largest aircraft carriers in the world, loaded to the maximum with magnificent F-35 and F-18 fighter jets.

In addition, we have nuclear submarines appropriately positioned. The United States under my administration is completely rebuilding its military and is spending hundreds of billions of dollars to the newest and finest military equipment anywhere in the world being built right now.

I want peace through strength.

We are helping the Republic of Korea far beyond what any other country has ever done. And in the end, we will work things out far better than anybody understands or can even appreciate.

I know that the Republic of Korea, which has become a tremendously successful nation, will be a faithful ally of the United States very long into the future.

What you have built is truly an inspiration. Your economic transformation was linked to a political one. The proud sovereign and independent people of your nation demanded the right to govern themselves. You secured free parliamentary elections in 1988, the same year you hosted your first Olympics.

Soon after, you elected your first civilian president in more than three decades. And when the republic you won faced financial crisis, you lined up by the millions to give your most prized possessions — your wedding rings, heirlooms and gold “luck” keys to restore the promise of a better future for your children.

Your wealth is measured in more than money. It is measured in achievements of the mind and achievements of spirit. Over the last several decades, your scientists have — engineers — and engineered so many magnificent things. You've pushed the boundaries of technology, pioneered miraculous medical treatments, and emerged as leaders in unlocking the mysteries of our universe.

Korean authors penned roughly 40,000 books this year. Korean musicians fill concert halls all around the world. Young Korean students graduate from college at the highest rates of any country. And Korean golfers are some of the best on Earth.

In fact — and you know what I'm going to say — the women's U.S. Open was held this year at Trump National Golf Club in Bedminster, N.J., and it just happened to be won by a great Korean golfer, Sung Hyun Park, and eight of the top 10 players were from Korea. And the top four golfers — one, two, three, four — the top four were from Korea. Congratulations. Congratulations. Now, that's something. That is really something.

Here in Seoul, architectural wonders, like the 63 Building and the Lotte World Tower — very beautiful — grace the sky and house the workers of many growing industries. Your citizens now help to feed the hungry, fight terrorism and solve problems all over the world. And in a few months, you will host the world and you will do a magnificent job at the 23rd Olympic Winter Games. Good luck.

The Korean miracle extends exactly as far as the armies of free nations advanced in 1953. Twenty-five miles to the north, there it stops. It all comes to an end, dead stop. The flourishing ends and the prison state of North Korea, sadly, begins.

Workers in North Korea labor grueling hours in unbearable conditions for almost no pay. Recently, the entire working population was ordered to work for 70 days straight or else pay for a day of rest. Families live in homes without plumbing, and fewer than half have electricity. Parents bribe teachers in hopes of saving their sons and daughters from forced labor.

More than a million North Koreans died of famine in the 1990s, and more continue to die of hunger today. Among children under the age of 5, nearly 30 percent are afflicted by stunted growth due to malnutrition.

And yet, in 2012 and 2013, the regime spent an estimated $200 million, or almost half the money that it allocated to improve living standards for its people, to instead build even more monuments, towers, and statues to glorify its dictators. What remains of the meager harvest of the North Korean economy is distributed according to perceived loyalty to a twisted regime.

Far from valuing its people as equal citizens, this cruel dictatorship measures them, scores them, and ranks them based on the most arbitrary indications of their allegiance to the state. Those who score the highest in loyalty may live in the capital city. Those who score the lowest starve.

A small infraction by one citizen, such as accidentally staining a picture of the tyrant printed in a discarded newspaper, can wreck the social credit rank of his entire family for many decades. An estimated 100,000 North Koreans suffer in gulags, toiling in forced labor, and enduring torture, starvation, rape and murder on a constant basis.

In one known instance, a nine-year-old boy was imprisoned for 10 years because his grandfather was accused of treason. In another, a student was beaten in school for forgetting a single detail about the life of Kim Jong Un. Soldiers have kidnapped foreigners and forced them to work as language tutors for North Korean spies.

In the part of Korea that was a stronghold for Christianity before the war, Christians and other people of faith who are found praying or holding a religious book of any kind are now detained, tortured and, in many cases, even executed.

North Korean women are forced to abort babies that are considered ethnically inferior. And if these babies are born, the newborns are murdered. One woman's baby born to a Chinese father was taken away in a bucket. The guard said it did not deserve to live because it was impure. So why would China feel an obligation to help North Korea?

The horror of life in North Korea is so complete that citizens pay bribes to government officials to have themselves exported aboard as slaves. They would rather be slaves than live in North Korea.

To attempt to flee is a crime punishable by death. One person who escaped remarked, “When I think about it now, I was not a human being. I was more like an animal. Only after leaving North Korea did I realize what life was supposed to be.”

And so, on this peninsula, we have watched the results of a tragic experiment in a laboratory of history. It is a tale of one people, but two Koreas. One Korea in which the people took control of their lives and their country and chose a future of freedom and justice, of civilization and incredible achievement, and another Korea in which leaders imprison their people under the banner of tyranny, fascism and oppression.

The results of this experiment are in, and they are totally conclusive.

When the Korean War began in 1950, the two Koreas were approximately equal in GDP per capita. But by the 1990s, South Korea's wealth had surpassed North Korea's by more than 10 times. And today, the South's economy is over 40 times larger. So you started the same a short while ago, and now you're 40 times larger. You're doing something right.

Considering the misery wrought by the North Korean dictatorship, it is no surprise that it has been forced to take increasingly desperate measures to prevent its people from understanding this brutal contrast. Because the regime fears the truth above all else, it forbids virtually all contact with the outside world. Not just my speech today, but even the most commonplace facts of South Korean life are forbidden knowledge to the North Korean people.

Western and South Korean music is banned. Possession of foreign media is a crime punishable by death. Citizens spy on fellow citizens. Their homes are subject to search at any time, and their every action is subject to surveillance. In place of a vibrant society, the people of North Korea are bombarded by state propaganda practically every waking hour of the day.

North Korea is a country ruled as a cult. At the center of this military cult is a deranged belief in the leader's destiny to rule as parent-protector over a conquered Korean Peninsula and an enslaved Korean people.

The more successful South Korea becomes, the more decisively you discredit the dark fantasy at the heart of the Kim regime. In this way, the very existence of a thriving South Korean republic threatens the very survival of the North Korean dictatorship.

This city and this assembly are living proof that a free and independent Korea not only can but does stand strong, sovereign and proud among the nations of the world.

Here the strength of the nation does not come from the false glory of a tyrant. It comes from the true and powerful glory of a strong and great people, the people of the Republic of Korea, a Korean people who are free to live, to flourish, to worship, to love, to build and to grow their own destiny.

In this republic, the people have done what no dictator ever could. You took, with the help of the United States, responsibility for yourselves and ownership of your future. You had a dream, a Korean dream, and you built that dream into a great reality.

In so doing, you performed the Miracle on the Han that we see all around us, from the stunning skyline of Seoul to the plains and peaks of this beautiful landscape. You have done it freely, you have done it happily, and you have done it in your own very beautiful way.

This reality, this wonderful place, your success is the greatest cause of anxiety, alarm, and even panic to the North Korean regime. That is why the Kim regime seeks conflict abroad, to distract from total failure that they suffer at home.

Since the so-called armistice, there have been hundreds of North Korean attacks on Americans and South Koreans. These attacks have included the capture and torture of the brave American soldiers of the USS Pueblo, repeated assaults on American helicopters, and the 1969 downing of a U.S. surveillance plane that killed 31 American servicemen.

The regime has made numerous lethal incursions in South Korea, attempted to assassinate senior leaders, attacked South Korean ships, and tortured Otto Warmbier, ultimately leading to that fine young man's death.

All the while, the regime has pursued nuclear weapons with the deluded hope that it could blackmail its way to the ultimate objective. So — and that objective we are not going to let it have. We are not going to let it have. All of Korea is under that spell divided in half. South Korea will never allow what's going on in North Korea to continue to happen.

The North Korean regime has pursued its nuclear and ballistic missile programs in defiance of every assurance, agreement and commitment it has made to the United States and its allies. It's broken all of those commitments. After promising to freeze its plutonium program in 1994, it repeated the benefits of the deal and then, and then immediately continued its illicit nuclear activities. In 2005, after years of diplomacy, the dictatorship agreed to ultimately abandon its nuclear programs and return to the treaty on nonproliferation. But it never did. And worse, it tested the very weapons it said it was going to give up.

In 2009, the United States gave negotiations yet another chance and offered North Korea the open hand of engagement. The regime responded by sinking a South Korean Navy ship, killing 46 Korean sailors. To this day, it continues to launch missiles over the sovereign territory of Japan and all other neighbors, test nuclear devices and develop ICBMs to threaten the United States itself.

The regime has interpreted America's past restraint as weakness. This would be a fatal miscalculation.

This is a very different administration than the United States has had in the past. Today I hope I speak not only for our countries, but for all civilized nations when I say to the North: Do not underestimate us. And do not try us.

We will defend our common security, our shared prosperity, and our sacred liberty. We did not choose to draw here on this peninsula — this magnificent peninsula — the thin line of civilization that runs around the world and down through time. But here it was drawn, and here it remains to this day.

It is the line between peace and war, between decency and depravity, between law and tyranny, between hope and total despair. It is a line that has been drawn many times in many places throughout history. To hold that line is a choice free nations have always had to make.

We have learned together the high cost of weakness and the high stakes of its defense. America's men and women in uniform have given their lives in the fight against Nazism, imperialism, communism and terrorism. America does not seek conflict or confrontation. But we will never run from it.

History is filled with discarded regimes that have foolishly tested America's resolve. Anyone who doubts the strength or determination of the United States should look to our past, and you will doubt it no longer.

We will not permit America or our allies to be blackmailed or attacked. We will not allow American cities to be threatened with destruction. We will not be intimidated. And we will not let the worst atrocities in history be repeated here on this ground we fought and died so hard to secure.

That is why I come here to the heart of a free and flourishing Korea with a message for the peace-loving nations of the world: The time for excuses is over. Now is the time for strength. If you want peace, you must stand strong at all times.

The world cannot tolerate the menace of a rogue regime that threatens with nuclear devastation. All responsible nations must join forces to isolate the brutal regime of North Korea, to deny it and any form, any form of it, you cannot support, you cannot supply, you cannot accept.

We call on every nation, including China and Russia, to fully implement U.N. Security Council resolutions, downgrade diplomatic relations with the regime and sever all ties of trade and technology. It is our responsibility and our duty to confront this danger together, because the longer we wait, the greater the danger grows and the fewer the options become.

And to those nations that choose to ignore this threat — or worse still, to enable it — the weight of this crisis is on your conscience. I also have come here to this peninsula to deliver a message directly to the leader of the North Korean dictatorship.

The weapons you are acquiring are not making you safer. They are putting your regime in grave danger. Every step you take down this dark path increases the peril you face. North Korea is not the paradise your grandfather envisioned. It is a hell that no person deserves.

Yet despite every crime you have committed against God and man, you are ready to offer — and we will do that — we will offer a path to a much better future. It begins with an end to the aggression of your regime, a stop to your development of ballistic missiles, and complete, verifiable and total denuclearization.

A sky-top view of this peninsula shows a nation of dazzling light in the South and a mass of impenetrable darkness in the North. We seek a future of light, prosperity, and peace. But we are only prepared to discuss this brighter path for North Korea if its leaders cease their threats and dismantle their nuclear program.

The sinister regime of North Korea is right about only one thing: The Korean people do have a glorious destiny. But they could not be more wrong about what that destiny looks like. The destiny of the Korean people is not to suffer in the bondage of oppression but to thrive in the glory of freedom.

What South Koreans have achieved on this peninsula is more than a victory for your nation. It is a victory for every nation that believes in the human spirit. And it is our hope that someday soon all of your brothers and sisters of the North will be able to enjoy the fullest of life intended by God.
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Your republic shows us all of what is possible. In just a few decades, with only the hard work, courage and talents of your people, you turned this war-torn land into a nation blessed with wealth, rich in culture and deep in spirit. You built a home where all families can flourish and where all children can shine and be happy.

This Korea stands strong and tall among the great community of independent, confident, and peace-loving nations. We are nations that respect our citizens, cherish our liberty, treasure our sovereignty, and control our own destiny. We affirm the dignity of every person and embrace the full potential of every soul. And we are always prepared to defend the vital interests of our people against the cruel ambition of tyrants.

Together, we dream of a Korea that is free, a peninsula that is safe, and families that are reunited once again. We dream of highways connecting North and South, of cousins embracing cousins, and this nuclear nightmare replaced with the beautiful promise of peace.

Until that day comes, we stand strong and alert. Our eyes are fixed to the North and our hearts praying for the day when all Koreans can live in freedom.

Thank you. God bless you. God bless the Korean people. Thank you very much. Thank you.


【韓国語】

친애하는 정 의장님 존경하는 국회의원 여러분 그리고 신사숙녀 여러분 이곳 국회본회의장에서 말씀드릴 수 있는 기회, 미국민을 대표해 대한민국 국민들게 연설할 수 있는 특별한 영광을 주셔서 감사드린다. 한국에 머무는 짧은 시간동안 멜라니아와 나는 한국의 고전적이면서도 근대적인 모습에 경외감을 느꼈으며 여러분의 따뜻한 환대에 큰 감명을 받았다. 어젯밤 문 대통령 내외는 청와대에서 있었던 멋진 연회에서 우리를 극진히 환대해주셨다. 우리는 군사협력 증진과 공정성 및 호혜의 원칙하에 양국간 통상관계를 개선하는 데 있어 생산적인 논의를 가졌다. 이번 방문 일정 내내 한미 양국의 오랜 우애를 기념할 수 있어 기뻤고 영광이었다. 우리 양국의 동맹은 전쟁의 시련 속에서 싹텄고 역사의 시험을 통해 강해졌다. 인천 상륙작전에서 전투에 이르기까지 한미장병들은 함께 싸웠고 함께 산화했으며 함께 승리했다. 근 67년 전 1951년 봄 양국 군은 오늘 우리가 함께하고 있는 서울을 탈환했다. 우리 연합군이 공산군으로부터 수도 지역을 탈환하기 위해 큰 사상자를 낸 것이 그것으로 그해 두번째였다. 그 이후 수주 수개월에 걸쳐 우리 양국 군은 험준한 산을 묵묵히 전진했으며 혈전을 치렀다. 때로는 후퇴하면서도 이들은 북진했고 선을 형성했다. 그 선은 오늘날 탄압받는 자들과 자유로운 자들을 가르는 선이 됐다. 그리고 한미 장병들은 그 선을 70년 가까이 함께 지켜나가고 있다.

1953년 정전협정에 서명했을 당시 3만6000여 미국인이 한국전에서 전사했으며 15만명이 부상을 입었다. 굉장히 큰 부상을 입었다. 이들은 영웅이며 우리는 그들에게 경의를 표한다. 우리는 또한 한국민들이 자유를 위해 치렀던 엄청난 대가에 경의를 표하며 이를 기억한다. 한국은 수십만의 용감한 장병들과 셀 수 없이 무고한 시민들을 끔찍한 전쟁으로 잃었다. 이 아름다운 서울의 대부분은 초토화되었다 한국의 많은 지역에 전쟁의 상흔이 남았으며 그리고 한국의 경제는 큰 영향을 받았다. 하지만 전 세계가 알다시피 그 이후 두 세대에 걸쳐 기적과도 같은 일이 한반도 남쪽에서 일어났다. 한 가구씩 한 도시씩 한국민들은 이 나라를 오늘의 모습으로 바꾸어 놓았다. 한국은 이제 전 세계적으로 훌륭한 국가로 발돋움했다 그리고 이에 대해서 축하의 말씀 드린다.

한평생이 채 되기도 전에 한국은 끔찍한 참화를 딛고 일어나 지구상 가장 부강한 국가의 반열에 올랐다. 오늘날 한국 경제규모는 1960년과 비교해 350배에 이르고 교역은 근 1900배 가까이 증가했다. 평균 수명 역시 53년에 불과했던 것이 이제는 82세 이상이 됐다. 제가 선거에서 했던 것처럼 이사실을 축하하고자 한다.

미국은 마찬가지로 기적과 같은 일을 경험하고 있다. 우리의 주식 시장은 어느 때보다도 활황을 누리고 있다. 그리고 실업율은 17년째 최저치를 기록하고 있다. 우리는 IS를 물리쳤고 우리는 사법부를 강화하고 있다. 그리고 훌륭한 대법원장을 모셨다. 그리고 이거보다도 훨씬 더 많은 사례가 있다. 한반도 주변에 배치되어 있는 것들이 큰 항공모함이다. 이 항공모함에는 F35가 장착되어있으며 15대 전투기가 들어가있다. 그리고 우리는 핵잠수함을 적절하게 포지셔닝 해두고 있다. 미국은 제 행정부 안에서 완전하게 군사력을 구축하고 있으며 수천억에 달하는 돈을 지출해서 가장 새롭고 가장 발전된 무기체제를 획득하기 위해 노력하고 있다. 이것이 지금 현재 전세계적으로 일어나고 있는 것이다. 저는 힘을 통해 평화를 유지하고자 한다.

우리는 한국이 그 어떤 나라보다도 한국이 더 잘되길 원하고 이에 대해서 많은 도움을 드리고 있다. 그리고 이를 위해 어떤 누가 이해할 수 있는 것보다 이에 대해 동조하고 있다. 나는 한국이 너무나 성공적인 국가로 발전했다는 것을 알고 있으며 우리의 신뢰할 수 있는 동맹국이라는 것을 믿는다. 그리고 미래에도 그렇게 될 것이라는 것을 믿어 의심치 않는다.

한국이 이루어낸 것은 정말로 큰 감명을 주고 있다. 한국의 경제적인 탈바꿈은 정치적은 탈바꿈으로도 이어졌다. 주권 한국의 자긍심은 독립적인 국민들은 스스로 통치할 권리를 요구했다. 한국민들은 1988년 자유총선을 치릅니다. 이것이 한국이 첫 올림픽을 개최한 바로 그 해다. 곧이어 한국민들은 30년 만에 첫 문민 대통령을 배출했다. 그리고 여러분의 손으로 이룩한 나라가 금융위기에 처했을 때 수백명씩 줄을 지어 가장 값나가는 물건들을 내놓았다. 여러분들의 결혼반지, 가보, 황금 행운의 열쇠를 내놓으며 자녀들의 더 나은 미래를 담보하고자 했던 것들이 바로 여러분들이다.

여러분의 금은 단순한 금전적 가치 그 이상이며 이것은 땀과 정신의 업적이다. 지난 수십년간 한국의 과학자와 공학자들이 너무나 많은 훌륭한 것들을 발견해냈다. 여러분들이 기술의 한계를 확대하고 기적적인 의학적 치료법을 개척하며 우주의 불가사의를 풀어내는 리더로 부상했다. 한국 작가들은 연간 약 4만권의 책을 저술하고 있다. 한국 음악가들은 전세계에 콘서트장을 메우고 있다. 한국 학생들의 대학 졸업율을 전세계 최고 수준에 달하고 있다. 한국의 골프선수들은 세계 최고의 기량을 갖추고 있다.

사실은 그리고 제가 무슨 말씀 드릴지 아실 것이라 생각합니다만 US오픈의 여성 골프들은 올해 그 대회를 뉴저지에 있는 트럼프 골프장에서 열렸다. 그리고 훌륭한 한국 여성골프들이 박성현씨가 바로 여기서 승리했다. 전세계 10위권에 드는 훌륭한 선수다. 세계 4대 골프선수들이 모두 한국출신이다. 축하드린다.

무슨 대단한 일이라고 생각하냐고요. 이곳 서울에서는 63빌딩이나 롯데월드 타워같은 멋진 건축물들이 하늘을 수놓고 있다. 여러 성장산업에 근로자들의 일터가 되고 있다. 한국인들은 이제 굶주린 이들에게 식량을 제공하고 테러에 맞서며 전세계에서 문제 해결에 힘이 되고 있다. 몇달 후면 여러분들은 23차 동계 올림픽이라는 멋진 행사를 개최하게 된다. 행운을 빈다.

한국의 기적은 자유국가의 병력이 진격했었던 곳, 즉 이곳으로부터 24마일 북쪽까지 미쳤다. 그리고 기적은 거기에서 멈춘다. 거기서 모두 끝난다. 거기서 바로 멈춰지는 것이다. 번영은 거기서 끝나고 북한이라는 교도국가가 시작된다. 북한 노동자들은 끔찍하게 긴 시간을 견디기 힘든 조건에서 무보수로 일한다. 최근에는 전 노동 인구에게 70일 연속 노동을 하든지 아니면 하루치 휴식에 대한 대가를 지불하라는 명령이 내려졌다. 가족들은 배관도 갖춰있지 않은 가정에서 생활하고 전기를 쓰는 가정은 절반에도 미치지 못한다. 부모들은 교사에게 촌지를 건내며 자녀들이 강제노역에서 구제될 것이라는 희망을 갖는다. 백만 이상의 북한 주민들이 1990년대 기근으로 사망했고 더 많은 사람들이 기아로 계속 목숨을 잃고 있다. 5세 미만 영유아 중 거의 30%가 영양실조로 인한 발육부진에 시달린다. 그럼에도 불구하고 2012년과 2013년 북한체제는 2억불로 추정되는 돈, 즉 주민들의 생활수준 향상에 배분한 액수의 절반에 가까운 액수를 대신 더 많은 기념비, 탑, 동상을 건립해서 독재자를 우상화하는데 썼다. 북한 경제가 거둬들이는 수익은 비뚫어진 체제에 대한 충성도에 따라 배분된다. 주민들을 동등한 시민으로 여기기는커녕 이 잔인한 독재자는 주민들을 저울질하고 점수 매기고 국가에 대한 이들의 충성도를 너무나도 자의적으로 평가해서 이들에게 등급을 매긴다. 충성도에서 높은 점수를 딴 사람들은 수도인 평양에 거주할 수 있다. 점수가 가장 낮은 사람들은 먼저 아사한다. 한 사람의 작은 위반, 예를 들면 버려진 신문지에 인쇄된 독재자의 얼굴에 실수로 얼룩을 묻히거나 하면 이것이 그 사람의 가족 전체 사회 신용등급에 수십년간 영향을 미칠 수 있다. 그리고 10만으로 추정되는 북한 주민들이 노동수용소에서 강제 노역을 하고 고문과 기아, 강간, 살인을 견뎌내며 고통받고 있다. 알려진 한 사례에서는 한 9살 소년이 10년간 수감생활을 하게 됐다. 이것은 이 아이의 조부가 반역죄로 고발당했기 때문이다. 또 한 사례에서는 한 학생이 김정은의 삶에 대한 세부사항 하나를 잊었다는 이유로 학교에서 구타를 당했다. 군인들은 외국인을 납치해서 이들을 북한 첩보원의 어학교사로 일하게 만든다. 전쟁 전에 기독교의 근거지였던 곳이었지만 이제는 기독교인들과 기타 다른 종교인들 중 기도를 하거나 종교 서적을 보유했다 적발되면 억류와 고문, 그리고 대부분의 경우 처형까지도 감수해야 한다. 북한 여성들은 인종적으로 열외에 있다고 감지되는 태아를 강제로 낙태시켜야 한다. 이 아이들이 출생하면 아이들은 신생아 때 살해된다. 중국인 아버지를 둔 한 아기는 바구니에 담긴 채 끌려갔다. 경비대는 이 아이가 살 가치가 없다고 말했다. 왜 중국을 도와야겠다는 의무감을 느껴야 합니까. 북한 생활이 너무나 끔찍하기 때문에 주민들은 정부 관료에게 뇌물을 주고 해외에 팔려간다고 한다. 차라리 노예가 되기를 원하는 것이다. 도망을 치고자 시도하게 되면 사형에 처해질 수 있는 범죄가 된다. 사형에 탈출한 사람은 이렇게 말했다. 지금 생각하면 나는 사람이 아니라 동물에 더 가까웠다. 북한을 떠나고 나서야 나는 삶이 어떤 것인지 깨달았다고 말이다. 오늘 한반도에서 우리는 역사의 실험실에서 벌어진 비극적 실험의 결과를 목도하고 있다. 이것은 하나의 민족, 두 개의 한국에 대한 이야기다. 한쪽 한국에서는 사람들이 스스로의 국가와 삶을 꾸려나가고 자유와 정의, 문명과 성취의 미래를 선택했다. 다른 한쪽 한국은 부패한 지도자들이 압제와 파시즘, 탄압에 기저해 주민들을 감옥에 가뒀다. 이 실험의 결과가 이제 도출되었고 그 결과는 너무나도 극명하다. 1950년 한국 전쟁 발발시 두 한국의 일인당 GDP는 거의 동일했다. 1990년대 들어서서 한국의 돈은 북한에 비해 10배를 넘어섰다. 그리고 오늘날 한국 경제는 북한 대비 40배 이상에 달하고 있다. 그러니까 동일선상에서 출발한 지 얼마 되지 않았지만 이제는 40배 이상 성장했다는 말이다. 굉장히 잘하고 계신 것이라 생각한다. 북한이 초래한 고통을 고려하면 북한 독재자가 왜 점점 필사적으로 주민들이 극명한 대비를 알아차리지 못하게 해야했는지는 그다지 놀라운 일이 아니다. 북한 체제는 무엇보다도 진실을 두려워하기 때문에 외부 세계에 접촉을 전면적으로 차단하고 있다. 오늘 나의 이 연설뿐 아니라 한국 생활의 가장 평범한 사실조차도 북한에서는 금단의 지식이다. 서구와 한국의 음악 역시 금지되어 있다. 해외 매체를 소유하고 있는 것도 범죄이며 이것은 사형에 처해질 수 있는 범죄다. 그리고 주민들이 서로서로를 감시한다. 이들의 집은 언제든지 수색을 당할 수 있다. 모든 행동이 정찰의 대상이 된다. 북한은 종교집단처럼 통치되고 있다. 이 군사적 이단 국가의 중심에는 정복된 한반도와 노예가 되어버린 한국인들을 보호자로서 통치하는 것이 지도자의 운명이라는 믿음이 자리하고 있다. 한국이 성공할수록 더 결정적으로 한국은 김정은 체제의 중심의 어두운 환상에 손상을 입힐 수 있다. 번영하는 한국의 존재 자체가 북한 독재체제의 생존을 위협한다. 서울과 국회는 살아있는 증거다. 자유롭고 독립적인 한국이 강력하고 최고이며 자랑스러울 수 있다는 것이다.

여기에서는 국가의 힘이 폭군의 가짜 영광에서 나오는 것이 아니다. 강력하고 위대한 한국 국민의 진정한 영광에서 그 힘이 나온다. 한국인들은 자유롭게 살면서 번창하고 예배하고 사랑하며 삶을 만들고 자신의 운명을 만들어갈 수 있다. 한국에서는 그 어떠한 독재자도 할 수 없었던 것을 한국 국민이 해냈다. 스스로 책임지고 미래의 주도권을 가졌다. 꿈이 있었는데 코리안드림을 현실로 만들어냈다. 여러분께서는 한강의 기적을 만들었다. 우리는 서울의 멋진 마천루에서부터 들과 산봉우리의 아름다운 경관들을 본다. 여러분은 자유롭게 행복하게 그리고 여러분만의 아름다운 방법으로 이를 성취했다. 이렇게 훌륭한 나라와 여러분의 성공은 불안함과 경종, 심지어 겁먹음에 가장 큰 원인이 될 수 있다. 바로 그렇기 때문에 김정은 체제는 나라 밖에서 갈등을 모색한다. 나라안으로부터의 실패를 눈을 돌리기 위해서다. 휴전 이후 북한은 미국인과 한국인들에 대해 수없이 공격했다. 용맹한 미 해군들을 붙잡아 고문했고, 반복해서 헬기들을 공격했으며 또한 69년에 미국 정찰기를 격추시켜서 31명의 미군을 사망하게 했다. 뿐만 아니라 북한 체제는 수없이 한국에 침투했고 고위지도자 암살을 시도했으며 한국 함선들을 공격했고 오토 웜비어를 공격해 결국 이 젊은이가 죽음에 이르도록 했다. 이 와중에 북한 체제는 핵무기를 추구했다. 잘못된 희망을 갖고 협박으로 자신의 궁극적인 목표를 이룰 수 있다고 믿었다. 우리는 이러한 목표가 이루어지도록 하지 않을 것이다. 그 목표는 바로 한국을 밑에 두는 것이다. 그러나 그러한 일이 결코 일어나지 않도록 할 것이다. 북한체제는 핵 탄도 미사일 프로그램을 추구하면서 지금까지 미국과 동맹국이 했던 모든 보장과 합의 약속을 어겼다. 94년에 플루토늄을 동결하겠다고 약속했지만 약속의 혜택은 거두면서도 동시에 불법적으로 핵 활동을 지속했다. 2005년에는 수년간 외교활동이 있었는데 그때 독재체제는 핵을 단념하고 비확산조약에 복귀하겠다고 했다. 하지만 돌아오지 않고 오히려 포기하겠다고 한 무기를 협상했다. 2009년에 미국은 다시 한번 협상하기로 했다. 북한에 관여를 제시했다. 북한체제의 답은 한국 해군 함정을 침몰시키고 46명의 해군을 사망하게 했다. 지금까지도 북한은 계속해서 미국 측과 일본 영토에 미사일을 발사하고 핵실험을 하며 대륙간 탄도 미사일을 개발하여 미국 자체를 위협하려고 한다. 북한 체제는 미국의 과거 자제를 유약함으로 해석했다. 이것은 치명적인 오산이 될 것이다. 이는 우리 정부는 매우 다른 행정부다. 과거의 행정부와 비교했을 때 다른 행정부다. 오늘 나는 우리 양국뿐 아니라 모든 문명국가를 대신해 북한에 말한다. 우리를 과소평가하지 마십시오. 또한 우리를 시험하지도 마십시오. 우리는 공동의 안보, 우리가 공유하는 번영, 그리고 신성한 자유를 방어할 것이다.

우리는 이 멋진 한반도의 가느다란 문명한 선을 긋는 것을 선택하지 않았다. 전 세계 역사 속에서 이 선은 여기 남아있다. 이 선은 평화와 전쟁, 품위와 악행 법과 폭정, 희망과 절망 사이에 그려진 선이다. 이 선은 많은 장소에서 수차례에 걸쳐 역사 속에서 그어졌다. 이 선을 지키는 것이 자유국가가 늘 해야 하는 선택이다. 우리는 유약함의 대가와 이것들을 지켜야 하는 위험을 같이 배웠다. 미국 국민은 나치즘, 제국주의, 공산주의, 테러와의 싸움을 하면서 그들의 생명을 걸었다. 미국은 갈등이나 대치를 원하지 않는다. 결코 그로부터 도망치지 않을 것이다. 역사에는 버림받은 체제가 많다. 그들은 어리석게 미국의 결의를 시험했던 체제들이다. 우리 과거를 되돌아보고 더 상 의심치 말아야 한다. 우리는 미국이나 동맹국이 협박, 혹은 공격받는 것을 허용치 않을 것이다. 우리는 미국 도시들이 파괴위협 는 것을 허용치 않을 것이다. 우리는 협박받지 않을 것이다. 최악의 잔혹이 이곳에서 반복되도록 하지 않을 것이다. 생명을 걸었던 땅이다.

바로 그래서 저는 이곳에 왔다. 자유롭고 번영하는 한국의 평화를 사랑하는 국가들을 위해 메시지를 들고 왔다. 변명의 시대는 끝났다. 이제는 힘의 시대다. 평화를 원한다면 우리는 늘 강력해야 한다.

세계는 악당체제의 위협을 관용할 수 없다. 핵 참화로 세계를 위협하는 체제를 관용할 수 없다. 책임지는 국가들은 힘을 합쳐 북한의 잔혹한 체제를 고립시켜야 한다. 어떤 형태의 지원이나 공급, 용인을 규정해야 한다. 모든 국가들 중국, 러시아도 유엔 안보리 결의안을 완전히 이행하고 체제와의 외교 관계를 격하시키고 모든 무역 관계를 단절시킬 것을 촉구한다. 우리의 책임이자 의무는 이 위험에 함께 대처하는 것이다. 기다릴수록 위험은 증가하고 선택지는 적어지기 때문이다.

이 위협을 무시하거나 혹은 가능하게 하는 국가들에게 말한다. 이 위기의 무게가 여러분의 양심을 누를 것이다. 이곳 한반도에 온 것은 북한 독재체제의 지도자에게 직접적으로 전할 메시지가 있어서다. 당신이 획득하고 있는 무기는 당신을 안전하게 만드는 것이 아니라 체제를 심각한 위험에 빠뜨린다. 어두운 길로 향하는 한걸음 한걸음이 당신이 직면할 위협을 증가시킬 것이다. 북한은 당신의 할아버지가 그리던 낙원이 아니다. 그 누구도 가서는 안 되는 지옥이다. 하지만 당신이 지은 하나님과 인간에 대한 범죄에도 불구하고 우리는 나은 미래를 위한 길을 제시할 준비가 되어 있다. 이것의 출발은 공격을 중단시키고 탄도미사일 개발을 멈추며 안전하고 검증가능한 총체적인 비핵화다.

하늘에서 한반도를 바라보면 눈부신 빛이 남쪽에 가득하고 뚫을 수 없는 어둠의 덩어리가 북쪽을 차지하고 있다. 우리는 빛과 번영의 평화의 미래를 원한다. 하지만 우리가 이 같은 빛을 논의할 수 있는 준비가 된 경우는 북한 지도자들이 도발을 멈추고 핵 프로그램을 폐기하는 경우다. 북한의 악한 체제는 한 가지는 맞게 보고 있다. 바로 한 민족이 운명은 영광스럽다는 것이다. 하지만 그 모습이 무엇인지에 대해서는 잘못 알고 있다. 한 민족의 운명은 억압의 굴레 속에서 고통받는 것이 아니라 영과의 자유 속에서 번영하는 것이다.

한국인들이 한반도에서 이룩한 것은 한국의 승리, 그 이상이다. 인류의 정신을 믿는 모든 국가들에게 승리다. 우리가 바라기는 곧 여러분의 북한 형제 자매들이 하나님이 뜻한 인생을 충만히 누리는 것이다. 한국은 우리에게 무엇이 가능한지를 보여줬다. 단지 몇십년 간의 기간 동안 근면, 용기, 재능만을 갖고 여러분은 전쟁으로 폐허가 된 이 땅을 부와 풍부한 문화와 심오한 정신을 갖춘 축복받은 나라로 바꾸어 놓았다. 한국은 모든 가정들이 잘 살고 모든 어린이들이 빛날 수 있는 나라를 만들어냈다. 이러한 한국은 강력하고 위대하게 국가들 사이에 서 있다. 자주적이고 자랑스러우며 평화를 사랑하는 국가들 사이에 있다. 우리는 국민을 존중하고 자유를 소중히 여기며 주권을 간직하고 스스로 운명을 만드는 나라다. 모든 인간의 존엄성을 확인하며 모든 사람들의 완전한 잠재력을 우리는 믿고 있다. 우리는 항상 준비되어 우리 국민의 이해를 보호한다. 잔인한 야심으로부터 국민을 보호한다. 우리는 함께 자유로운 하나의 한국, 안전한 한반도, 가족의 재회를 꿈꾼다. 우리는 남북을 잇는 고속도로, 가족들의 만남, 핵 악몽은 가고 아름다운 평화의 약속이 오는 날을 꿈꾼다. 그날이 올 때까지 우리는 강하고 방심하지 않으며 우리의 눈은 북한에 고정되어 있고 가슴은 모든 한국인들이 자유롭게 살 그날을 위해 기도할 것이다. 감사합니다. 하나님께서 한국 국민들과 미국을 축복하시기를 기원한다.