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全国の市町村の約4割が消滅するかもしれないという調査結果――将来あなたの住んでいる町が消える?

2024年05月22日 | 生命の美しさ・大切さ

発表されたのは、全国の市町村の約4割が消滅するかもしれないという調査結果です。年間1700万人の観光客が訪れる箱根町では衝撃が広がっています。

将来あなたの住んでいる町が消える?

例えば日光、函館、秩父、など有名な観光地、そして東京では奥多摩や檜原村も将来消えてしまう可能性があると言います。
「これは最終的には消滅する可能性が高いと、このような推測をしたものでございます。」

消滅可能性実態、あなたの町は大丈夫?

これは戦略会議が2050年の人口を推計したもので、子供を生む中心の世代20歳から39歳の女性が今の半数以下となる自治体は、人口の減少により消滅の可能性があると言います。消滅の可能性があるとされたのは全国1729のうち744の自治体です。

関東では316のうち91都市が消滅可能性自治体となっています。そのうちの1つ神奈川県箱根町
「庁舎内がざわついたというところです。」
雨の中、今日も多くの観光客が訪れている箱根町です。この町も将来消えてしまうかもしれません。
「あまそうかもしれないというのはねはいありますね、はい。」

年間1700万人の観光客が訪れる一方で人口の減少は深刻です。町の人口は1965年に2万人を超えていましたが去年はおよそ1万人まで減っています。

「コロナなんかでももう一斉に全部お仕事がなくなってしまったのでまちょっと若い子ちゃんも一時離れたりとか」

観光客をもてなす芸者、バブル期におよそ500人いた芸者は現在130人になっていると言います。
芸者が所属するオキヤの寿々本は
「踊り伝統芸能もそうですし、あの、やっぱり師匠始め、みんなやっぱり先輩方もから受け継いだものがありますので、私たちの代で絶やすわけにもいきませんのでね。やっぱり若い子にこうついてってもらいたいなと思っています。」

箱根町の幼稚園、広い園内に今日子供は6人です。
「年々、あの、子供は減っているところです。」
給食設備がなく園児は弁当持参。町は独自の取り組みとして、昼食費の補助を行っています。
「(箱根町の)名前が上がるたびに、何か町としてもね、何かあの色々な方策を考えて取り組んでいるところなので、その消滅っていうのが、(箱根町から)名前が消えるといいなっていう風には思っています。」

「観光施設などに就職のために移り住む若者というのは毎年一定数は必ず言います。ただ箱根町を働く場としてえ捉えてずっと積み続けるというような選択肢を十分持っていただけてないのかなという風なところは考えてますけども、ま、その辺が町としても課題なのかなという風には、日々考えてます。」

町によると旅館の住み込みが多く、横のつながりがないため結婚までたどり着けず、未婚率が高いと言います。また消滅可能性自治体とまではいかないまでも、東京も危機感が必要だと言います。

ブラックホール自治体、出生率が低く他の地域からの人口流入に依存している地域のことです。
東京では新宿区、渋谷区、目黒区、世田谷区など17の自治体に登ります。
そんな中、かつて消滅可能性都市になっていた東京23区の町は、
「大変大きなえ衝撃がございまして、区民の方も大変消滅とはどういうことなのか、っていう風な問い合わせがきた。」
この10年間で奇跡的な回復を遂げていました。

10年前、東京23区で唯一消滅可能都市となった町で話を聞いてみると、
「意外。栄えてるのに。」
「消滅しなさそうですね。こんだけ若い子が人が、そうですね、いれば。」
今では意外との声も続出するこの町は、繁華街池袋を要する豊島区です。
今回のレポートでは、除外されました。
「それでは期の皆様と取り組んだ成果がまこういった形になったということでですね。大変安心したところでございます。」

豊島区は2014年以降、100人女子会などを開催。女性の意見を施策に反映してきたそう。その1つが、
「欲しいなと思ったんけど、好きでよく来るんですけど、あのま、子供も利用しやすいですし、ちょっとだけあっちに遊び場が、遊び場がちょっとだけあるので、すごい利用しやすくて、よく私も好きでよく来る。実際に住んでみて、こういうなんか素敵なとろも増えたし、区民広場も、なんかにきれいになってきてるんで、すごいあの、子育てはしやすいなっていう風に思いました。」

おしゃれなカフェを併設した南池袋公園晴れた日は芝も人気の場所ですが、元々は殺風景な場所。壁にも落書きがされていました。

「汚いですとか、ちょっと怖いっていう風な、イメージがあるという風な声があって、楽しいと思えるような、公園になってほしいという風な話が出たものですから、解放感のある、家族でも友達でも芝でくつろげるような公園を目指したていうことがございます。」

子育てしやすい街づくりも目指し、保育園を誘致、最大で270人いた待機児童は、4年後0になったそうです。街づくりの一環で真っ赤なボディカラーが目を引く電気バスの池バスも導入しました。
こうした取り組みを経て若い女性は増加。2014年が4万5520人で、令和6年が4万8千人。

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北海道の自治体の65%以上に消滅の可能性が。

 「人口戦略会議」が人口減少について報告書を公表しました。
 意外な自治体の名前も上がっています。

 「少子化の基調は全く変わっていないし、楽観視できる状況ではない」(人口戦略会議 増田 寛也 副議長)

 人口減少問題への関心を高めるため、民間組織の「人口戦略会議」が消滅する可能性がある自治体を公表しました。

 定義は2050年までに子どもを産む中心の世代となる20歳から39歳の女性が半数以下となる自治体のことで、将来人口が減少し消滅する恐れがあるとされています。

 報告書では全国で40%を超える744の市町村が該当し、北海道では179市町村のうち65%を超える117市町村の名前が上がりました。

 その中には小樽市や函館市、釧路市なども含まれています。

 この状況に人口減少問題の専門家は。
 「そうなるでしょう。人口減少は止まらない」(日本医療大学 原 俊彦特任教授)

 出生率が低いため人口減少は全国で進んでいるとした上で、北海道特有の問題も指摘します。
 「集団就職で東京に行ったころから、北海道の人口は転出超過。仕事がない。主要産業が崩壊していったから、人口が流出していった」(日本医療大学 原 特任教授)

 止まらない人口減少に衝撃が走っています。

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天草市や水俣市など県内18の市町村が将来、消滅する可能性があると発表されました。これは民間の有識者らが24日明らかにしたもので子どもを産む中心世代の女性が2050年までに半数以下になると推測されています。

民間の有識者などで構成する『人口戦略会議』は、24日人口が減少し、将来的に消滅する可能性がある自治体を発表。

これは子どもを産む中心世代となる20代から30代の若年女性の人口が2020年からの30年間で半数以下となる自治体を予測したもので全国で、全体の4割にあたる744の自治体が該当。

県内では水俣市や天草市、上天草市など18市町村が含まれました。

【水俣市民】
(移住してくる人は?)
「あんまり聞かないですね」
【水俣市民】
「若い人は仕事がないから外に行く。子どもたちもいませんよね。子どもたちの姿も見ません」
【上天草市民】
「人口の減少に不安を感じています」
【上天草市民】
「育児・出産しやすい環境が必要だと思う」

こうした結果に自治体のトップは。

【上天草市 堀江隆臣市長】
「危機感は常に持っていたので結果は素直に受け止めたい」
「若年層の女性の定住についてテーマをもって取り組む必要がある」

【天草市 馬場昭二市長】
「特に女性が働ける場所をつくっていくためにIT企業などの誘致を積極的に進めている。若い人たちが天草で働ける、天草で子育てができる環境をつくりたい」

若い女性の人口に着目した今回の調査結果、今後、人口減少を食い止めるためには
子育て支援策などに加え『女性の働く場の確保』も重要なカギになりそうです。



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