遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

第九を聴いて お食事は

2023年12月18日 | 日々の思い

 

12月18日(日)

 

▲ 所沢航空公園駅で降りて

この駅前の開放的な雰囲気が好きで、載せる。

歩いて10分ほどで会場へ。

 

 

▲ 入場を待つ人の列が、これは想定外で。

 

 

▲ 2時15分に入場開始。

家内が友達から、このチケットを2枚頂いたので。(抽選で当選者は入場無料)

ボクは、年末に第9を聴くとかは、ボジョレーヌーボーをあがめるのと同じく、現地にはない日本だけで発展した騒ぎで胡散臭い。(失礼だねキミは)と偏屈的意見の持ち主だが、タダで頂いたのなら後学のためにと出かけた。

 

▲ 地元グループ主催の各種壇上パフォーマンスで、このホールに家内は何度も来ていると。

正面のパイプオルガンが立派だ。

最初はバッハのトッカータとフーガでパイプオルガン演奏。

次に、ベートーヴェン第9「合唱付き」の順で。

第1~4楽章では、眠たくなって、気持ちが良くなって少し寝ていたようだ。

 

▲ それでも「歓喜のうた」合唱になると・・

迫力があって、しっかり聴いたよ。これってEUの国歌らしいな。第九は世界的には、その国家的イベントでよく演奏される特別な曲だ。

 

汝の不思議な力は、時流が

厳しく引き離したものを再び結び合わせる。

すべての人々は兄弟となる、

汝のやわらかな翼がとどまるところにて。

 

という今の時勢からして、魅力的な一節もある。しかし、第二次大戦中にはヒトラーが自分の誕生日祝賀集会で演奏させ、戦争終結後は今度は連合国側がカーネギーホールで勝利の歓喜の歌として演奏された。聴くものを鼓舞するために、為政者は政治的に利用する面も。日本では、とにかく年末の曲だ。

 

▲ 5時ごろに第九演奏会は終了し、ホールを出る。

 

 

▲ 暮れなずむ空に、点灯されたイルミネーションが綺麗だ。

 

 

 

▲ 自駅で降りて、家まで歩いていったん帰る。

遠くに、富士山がシルエットで浮かぶ。

 

自宅に戻って、家内の車に乗って地元のイタリアンレストランへ。

 

▲ ちょうど5時半からオープンだった。

 

たいして迷うことも無く、セットディナーを。

彼女は数回お昼に来ているという。ボクはもちろん初めてで。

 

▲ スターターはサラダ(ないしはスープ)に。

色んな野菜がちょびちょびと味わえて良かった。

 

 

▲ パスタは

鶏肉のワイン煮と生クリーム

 

▲ メインの肉は

ボクが、青鯛のなんとかで

 

▲ 家内は、豚肉のなんとか

食べきれないということで、上の一枚はボクが頂いた。

ソースの味が、今まで味わったことの無い新しい味で、良かった。

 

▲ デザート

これまた、違う味のモノを色々と。

左の茶色のアイスは柿風味で、どうやった作るのだろうか。

 

ボクが、バラエティーに富んだ食を色々と少しだけ出すこの店のやり方に感心していると

「あらっ、今はどこの店もそういうやり方よ」と言われた。

「えっつ!」

「今って、そうなってんの?」

 

 

▲ おいしゅうございました。

 

 

▲ ボクらのあとから、家族グループの皆さんが入ってきた。

夜は一人で切り盛りしているこのレストラン。重ならなくて良かった。

 

▲ リストランテ

 

 

 

▲ 自宅に戻る。

修理したリースが映えてる。

 

さあ、録画済みの「どうする家康」最終回を観ようか。♬