遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

東信・八ヶ岳の 湖沼めぐり

2023年09月23日 | 一般旅

9月20日(水)

 

▲ 道の駅・佐久南ヘルシーテラスでの朝

夜中に窓を開けていたら寒くなった。

 

▲ Nちゃんに頼んで知り合いの農家から手に入れたプルーン

「オータムキュート」

南佐久はプルーンの産地だが、この品種が一番大きい粒になる。道の駅には出回らない。

 

 

▲ 朝食はゆっくりと。

 

さて、今日は信州東部(東信)の湖沼を見ながら帰ろう。

佐久南ICから中部横断縦貫道に乗って、佐久穂高原ICで下りて、後はメルヘン街道(国道299号)を茅野市まで走る行程だ。

先ずはここ。

▲ 樹々に囲まれた駐車場に停める。標高1500m。

 

 

▲ 八千穂レイクだ。

これは管理棟。

 

 

▲ 佐久穂町の管轄になるため池。

白樺林に囲まれたエリアがすぐそばにある。

 

 

▲ ずっと湖面を見渡せる八千穂レイク

 

 

▲ 水はきれい。岸の近くで大きなニジマスの魚影が見える。

管理棟で釣料金を払えば、ニジマスが釣れる。一匹だけ持ち帰り可で、あとはキャッチ&リリース。

 

 

▲ レイクの土手の下にはクレー舗装の駐車場がある。

 

 

▲ 昨年は、この駐車場に数日避暑泊をしていた。

 

 

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~・~・~・~

 

その次に向かったのは、八ヶ岳の山中。八ヶ岳登山の拠点地。

▲ 白駒の池 その駐車場

標高は2000mで、気温は15度C。近くに、日本で2番目に標高の高い国道299号スポット、麦草峠2120mがある。(1番目は志賀高原の渋峠ね)

 

▲ 駐車場から道路を横切ったところに、白駒の池への入り口がある。

 

 

▲ 白駒の池へは、登山者だけでなく観光客も多いので、遊歩道がきっちり整備されている。

 

 

▲ 長袖に着かえて、新しいリュックを背負って、ごきげんのようだ。

 

 

▲ 八ヶ岳は、苔(こけ)に覆われた「苔の森」ともいえる。

 

 

 

▲ 近接して苔の一種を接写してみた。

 

 

▲ この苔が一番繁茂しているらしい。

 

 

▲ それは、樹の幹に半月状に群落を作る「カギカモジゴケ」

 

 

20分ほどで、白駒の池に到着。

 

▲ 展望・あずま屋から

 

 

▲ 紅葉はまだないが、10月になれば周囲が赤くなり始める。

 

 

 

▲ 白駒の池は広大なわけではないが、カメラに収まり切らなかった。

おっと、言い忘れた。標高2000m以上の高地にある湖としては日本一の広さだ。11月下旬には氷結する。冬には来たことがないが。

 

 

▲ 白駒荘が池の側にある。200人収容するそうだ。

 

もう12時近くで、アレ食べようか。

▲ コレだ。朝、道の駅で予備に買ったオニギリ。

 

 

▲ 一個づつ。

ほんとは、次の湖を見たあとに、蓼科の瀟洒なカフェに入ってランチの予定だったが、このオニギリになってしまった (笑)。

 

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299号を麦草峠を越えて、八千穂町から茅野市に入って、下の方で再度八ヶ岳への違う道を上り返して

 

▲ 御射鹿池の駐車場へ(大型車用)

良かった、混んでいなくて。(シーズンには空車待ちになる)

 

御射鹿池には、ボクは2度ほど来たことがあるが、家内は初めて。TVの旅番組を観て、行きたいということになった次第。

 

▲ ということだ。

 

駐車場の前がすぐに池で、歩く必要なし。

では、

▲ 池の周囲を周ることはできない。

道路サイドからのみで、初め少し樹々があるが、と切れた地点から

 

 

▲ 池の全景が見える。

 

 

 

▲ 向こう岸をアップすると、こうでして・・

湖面を眺めていて、風がそよぐと湖面が小さな波で白くなる、そしてまた緑に戻る。

さらに眺めていると・・ほら、何か聞こえてきませんか?

ミドリ緑の響きが

そして、白い馬が現れる。

 

▲ 「緑響く」 東山魁夷作 (長野県立美術館所蔵)

 

 

 

▲ じゃ、もう一度よく味わってから帰ろう。

 

このあと、カフェに寄らずに、茅野市内で給油して、諏訪ICから中央道に乗って帰路についた。

午後7時帰宅。

 

 

八ケ岳の麓には、まだまだ美しい湖沼が多くあるが、それはまた次の機会に。

2泊3日旅 総走行距離 :447km