銀河夢急行

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再び企画列車で蘇る“夜汽車”の思い出……ラジオ番組“夜のバラード”も……

2023年02月26日 09時43分47秒 | 鉄軌道

確か昭和41年春から46年9月まで、TBSラジオほかCBCなど系列放送局は“夜のバラード”を平日の午後10時40分〜11時に放送していましたね。明治製菓の提供でした。

この番組は現代詩を主に取り上げ、神保共子さんなどが司会を担当していました。

昭和44年2月頃。イントロ部分の朗読の中で「寂寥の向こうには何があるのだろう。私はそれを確かめたくて、夜汽車に乗った。………ああ、私の旅はいつ終わるのだろうか?」(バック音は蒸気機関車の力強い汽笛とドラフト)

また、朗読中の音楽は、何と若かりし由紀さおり(安田章子)さんが熱唱していた“夜明けのスキャット”でしたよ。

ちなみに名古屋駅の近辺では夜汽車と言えば準急“きそ”“おんたけ”でしたね。いずれも中央西線電化前は確かにD51が牽引していましたから。

さて、定期夜行列車は平成初期には新幹線網の充実もあり、殆ど廃れてしまいましたね。今やブルートレインなんて存在しません。

しかしながら、ごく最近になり鉄道ファン向けに復活の兆しも見られます。

小湊鉄道は、あのいすみ鉄道とタイアップして、房総半島横断の団体夜行列車を走らせたそうだし、またえちごトキめき鉄道なんかは、また市振〜直江津〜妙高高原間に夜行列車が走るらしい。

それも、最近になって車両検査を無事に終えた、あの413,455系を充当。本物の夜汽車とまではいかなくても、まだまだ、それなりに夜行文化は続きそうだ。



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2 コメント

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Unknown (LV288N)
2023-02-27 02:22:41
>確か昭和41年春から46年9月まで、TBSラジオほかCBCなど系列放送局は“夜のバラード”を平日の午後10時40分〜11時に放送していましたね。明治製菓の提供でした。
銀河さん仰せの「夜のバラード」は、1966年6月20日~1971年9月30日まで東京放送(現TBSラジオ)が放送していた下記ウィキペディアの番組だと思います。
夜のバラード (東京放送) ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%94%BE%E9%80%81)
この番組について調べていたら、南海放送が1967年4月~1991年3月まで放送していた同名の番組があったことがわかりました。
夜のバラード (南海放送) ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89_(%E5%8D%97%E6%B5%B7%E6%94%BE%E9%80%81)
上記2番組は同じ番組名ですが、番組内容は全く異なり、南海放送の方は放送局が愛媛県のため、そちら向けの内容だったようです。

>この番組は現代詩を主に取り上げ、神保共子さんなどが司会を担当していました。
神保共子さんの司会期間は1970年8月以降で、1991年に死去した松山英太郎さんの弟である松山省二(現政路)さんと共同司会でした。
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Unknown (銀河FXR)
2023-02-27 02:27:34
わざわざ律儀にご解説、誠にありがとうございます。
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