先日久しぶりに仕事で東京へ上陸した。
多分、Jeepwayの豪遊ぶりにかなり触発されていたと思う。
毎回東京へ行くと、夕食やお茶を一緒にとる友人が居るが
今回は都合が合わず、予定が入らなかった私は、仕事を終えた
18時前には一人銀座をぶらついていた。
一頻りぶらぶらと歩いたが、一人で入れそうな目ぼしいBARも見つけられず、自分にはガイドブックが必要アイテムだと言う事を再認識した頃、私の足はもといた丸の内 東京駅方面、自宅への導線を辿っていた。
東京での優雅な夕食タイムを諦めかけていたその時。
以前から気になっていた、カフェ&レストランの前を通り過ぎた。
店内のテーブルには、ブルーのクロスにキャンドルが並べられ、仕事を終えたカップルがバレンタインデーの甘い夜を過ごす様子が伺えた。
スカートを捲り上げる程のビル風を言い訳に、私も入店。
「一人です。軽くお酒を飲みたいのですが、良いですか?」
上品な笑顔を見せたギャルソンは、一番落ち着きそうな
ソファー席に私を案内。
カウンター席がないその店には、一人で入店する客は滅多にいないらしくメニューも2~3人前のものしかなかった。
「お一人様ようのアンティパストもご用意できますので」
一人で入店した自分が歓迎されていないのでは?という不安は
この一言でふっとんだ。
そうときたら、東京の夜を楽しまないと。
シャンパンをグラスでいただき、マリネとイベリコ豚の生ハムをチョイス。
テイクアウトのパンを販売している所をみると、パンもきっといけそうだ。
禁煙の店内で手持ちぶたさを解消するのには、固いフランスパンがもってこい。
シャンパンのお代わりと同時にパンも注文。
ここでギャルソンがイベリコ豚を出すタイミングを聞いてきた。
こう言うフォローも誰かと話したいお一人様客には嬉しい。
シャンパンが終わる頃、赤ワインを頼むつもりだったので、口やかましいことは述べずに、お料理のタイミングに従順になる心地良さを味わった。
窓の外に流れる、仕事帰りのビジネスマン、OLさんの手元で嬉しそうに揺れるチョコの入った紙袋。
世の中の恋事情に想いをはせながら、自分の相方を想ってみたり。
時間がとてもゆっくりと贅沢に流れたひと時だった。
小市民がたまに過ごす贅沢な都会の夜。
心もお腹も大満足でした。
なんだかいい雰囲気のお店でいいお酒も飲めて
よかったですね・・・
安らぎのひととき。。
お疲れ様でした
今度はマイメロちゃんと一緒に飲みたいな~
食事はやっぱり複数人との方が美味しいもんね。