翻 身 Fanshen

いつの日か『翻身』を遂げる事を夢見て
歩き続ける想いの旅。

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無いものねだり

2008年06月01日 | 日記
半年くらい前から、わたしのミニコンポが壊れてしまった。

友人から格安で譲り受けた、音の具合もそれなりに
気に入っていたコンポ。

以前、テレビで観た。

家電製品の故障の原因は7割がホコリで、
とある修理業者では、ビデオデッキやステレオを分解して
中性洗剤で水洗いし、天日でしっかり乾かすとあら不思議、
何の問題もなく正常に動作する、といった取材。

よし。
コンポを分解して、水洗いまではせずとも
掃除機でホコリをキレイに落として
再度、組み立てた。

CDを挿入。ブラボー。
ちゃんと動くではないですか。

でもこれは2カ月前の出来事。
結局、今はまた動かず。
先日、聞きたくて入れた「セルマ・グレーセン」の
CDも飲み込まれたママ帰ってこない。

となると人は急に無いものねだりを始める。

実は、普段の私の生活に、そこまで頻繁に
そのコンポの出番があるわけではない。

でももう、PCでも、i-Podでも嫌なのだ。
どうしてもそのコンポであのCDを聴きたくて
どうしようもなくなる。

普段なら求めないふとした時にでも
どうしても欲しくなるのだ。


「先生、最近、わたしのコンポが動かなくて
好きな音楽が聴けないんです」

「そうですか・・・普段はどの位、そのコンポで
音楽を聴いているのですか?」

「1カ月に1度くらいでしょうか・・・」

「そうですか。その頻度ならばきっと代替品で
ケアできるのではないでしょうか?
それがダメなら、あなたの場合、"無い無い病"の
ひきはじめですね」

「"ナイナイ病"ってなんですか?」

「ようは無いものねだりですよ。隣の芝は青いって言うでしょ?
自分に無いものばかり敏感になり、精神的に満たされない状態が
続くことを言うんです」

「治す方法や特効薬はあるんでしょうか・・・」

「特効薬ではありませんが"アルアル病"ってご存知ですか?」

「知りません・・・」

「一種の思い込みです。例えばその壊れたコンポ。
音が鳴らないけれども、そこにアルわけじゃないですか。
コンポを持っていない人からしたら、CDを入れるチャンスも無い。
コンポがアルわけですから、故障を直せば、またすばらしい音楽に
出会えるチャンスがアルわけです。ナイナイ病もアルアル病も
同じある種の思い込みですが、状態からするとアルアル病の
患者さんの方が比較的、笑っていますね」

自分の芝が青かろうと、隣の芝が青かろうと
結局は、病気なのかもしれないけど。
やっぱり笑っていたいと思うわたしは、
"アルアル病"に感染したい。
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