三連休は、土日と仕事で最終日の今日だけがお休みでした。
例年、体育の日は晴天のはずですが、今年は曇り模様。
それでも、少しの晴れ間を見て出かけて来ました。
珍しく息子のリクエストで、市内の高龍神社の近くにある「不動滝」へ。
まだ紅葉には早く、お天気もイマイチなので、写真は諦めようと思ったんですが、道路から階段で滝壷辺りまで降りて見ることにしました。
前夜の雨でその水量は多く、少し茶色に濁った水でしたが、十分マイナスイオンを浴びたので、そろそろ引き上げようかとしているところに、一人のオジサンがやって来ました。
すると、そのオジサンが私達に声をかけてきたのです。
「申し訳ないんですが、お願いしたいことがありまして。
私、これから滝壷に入るので、それを写真に撮ってもらえませんか?」
そのオジサンは、この滝壷に入って滝に打たれるためにやって来たのです。
ビックリです。
ほんとにそんなことをする人がこんな所にいるなんて!
折角でしたので、快く撮影を引き受けましたが、そこで差し出された物が「iPhone」でした。
これはまた、日本的な修行をする人には似合わないような最新機器を出され、そのアンバランスさに可笑しくもありました。
私もこの滅多に巡り合えないような場面を逃すわけにはいきませんっ!
すかさず「折角ですので、こちらのカメラでも撮影させて頂いていいですか?」
とお願いしました。
恥ずかしそうに
「いやいや~、そんなアレじゃないんですが…いいですよ。」
とオッケーしてくれました。
それから、白装束に着替えたオジサンは、滝に祈りを捧げてほら貝を吹いた後、いよいよ滝に入っていきました。
見ると、滝壷まで鎖があって、それにつかまって登ることができるようになっていました。
ここは、そんな滝に打たれる修行をする場だったんですね。
かなりの水圧と水量ですし、きっとかなり冷たいのではと、他人事ながら少し心配・・・。
でも、オジサンは気合を入れて滝壷に入り、お経を唱えながら滝に打たれていました。
その間数分。
滝の落ちるごう音とお経の声が響きます。
修行が終わった後、私達の元にびしょびしょになって戻って来て、
「いやぁ、ありがとうございましたぁ。」とにこやかに笑ったオジサンは、凄く温厚そうに見えました。
この人があんな修行をするなんて。
何を祈って滝に打たれていたのでしょう?
多分、ずっと続けているのでしょうが。
何だか、こちらまで神聖な気持ちになって、いいものを見せてもらったように思いました。
写真はと言うと、あまりよく撮れなかったのが残念でした。
※写真は、それぞれクリックして大きな画像でご覧下さい。
例年、体育の日は晴天のはずですが、今年は曇り模様。
それでも、少しの晴れ間を見て出かけて来ました。
珍しく息子のリクエストで、市内の高龍神社の近くにある「不動滝」へ。
まだ紅葉には早く、お天気もイマイチなので、写真は諦めようと思ったんですが、道路から階段で滝壷辺りまで降りて見ることにしました。
前夜の雨でその水量は多く、少し茶色に濁った水でしたが、十分マイナスイオンを浴びたので、そろそろ引き上げようかとしているところに、一人のオジサンがやって来ました。
すると、そのオジサンが私達に声をかけてきたのです。
「申し訳ないんですが、お願いしたいことがありまして。
私、これから滝壷に入るので、それを写真に撮ってもらえませんか?」
そのオジサンは、この滝壷に入って滝に打たれるためにやって来たのです。
ビックリです。
ほんとにそんなことをする人がこんな所にいるなんて!
折角でしたので、快く撮影を引き受けましたが、そこで差し出された物が「iPhone」でした。
これはまた、日本的な修行をする人には似合わないような最新機器を出され、そのアンバランスさに可笑しくもありました。
私もこの滅多に巡り合えないような場面を逃すわけにはいきませんっ!
すかさず「折角ですので、こちらのカメラでも撮影させて頂いていいですか?」
とお願いしました。
恥ずかしそうに
「いやいや~、そんなアレじゃないんですが…いいですよ。」
とオッケーしてくれました。
それから、白装束に着替えたオジサンは、滝に祈りを捧げてほら貝を吹いた後、いよいよ滝に入っていきました。
見ると、滝壷まで鎖があって、それにつかまって登ることができるようになっていました。
ここは、そんな滝に打たれる修行をする場だったんですね。
かなりの水圧と水量ですし、きっとかなり冷たいのではと、他人事ながら少し心配・・・。
でも、オジサンは気合を入れて滝壷に入り、お経を唱えながら滝に打たれていました。
その間数分。
滝の落ちるごう音とお経の声が響きます。
修行が終わった後、私達の元にびしょびしょになって戻って来て、
「いやぁ、ありがとうございましたぁ。」とにこやかに笑ったオジサンは、凄く温厚そうに見えました。
この人があんな修行をするなんて。
何を祈って滝に打たれていたのでしょう?
多分、ずっと続けているのでしょうが。
何だか、こちらまで神聖な気持ちになって、いいものを見せてもらったように思いました。
写真はと言うと、あまりよく撮れなかったのが残念でした。
※写真は、それぞれクリックして大きな画像でご覧下さい。