感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

最後の県縦断駅伝

2009-10-18 17:01:30 | 日記
昨日と今日は県縦断駅伝。

高3の次男は、この大会に参加するのはおそらく最後となるはず。

前の記事「蓮根4本で走る!」にも書いたけれど、次男のチームは毎年ビリ争いと言う弱小チーム。

今日14.4㌔区間を走ることになった次男だが、試走は一回あったものの、全ルートを走ったわけでなく、今日がぶっつけ本番だった。

今朝は5時半起きで中継地点に行かなければいけなかったのに、昨晩次男は友達に呼び出され、帰宅したのが深夜の1時前!

「これがアスリートのすることかー!」

しかも、行き先も用件も言わずにだよ。

携帯に電話して「あんた、何考えてんの?」と言ってやったけど、次男は「今日はどうしても大事な用があってさ。」と言うばかり。

まあね、高校生の頃には色んな出来事があるよね。それは、わかる。
だけど、よりによって、駅伝の前日にする行動かね?

怒鳴りたい気持ちをグッと押さえて、「早く帰って来なさい。」と携帯を切った。

後は、本人の問題だからね。
これで走れなくても、自分の責任だから。
そんなことぐらいわかるでしょ。

まあ、そんなことがありつつも、次男は今朝ちゃんと起床して集合場所へ。

「睡眠不足で、初めての長い距離だから、10㌔過ぎでばてるだろうな。」
と心配しながら、私と夫は応援に出かけた。

昨日の最後で次男のチームはビリから2番目。

今日は中学生区間から一斉スタートで、次男は3区間目。

2区間目の選手が27チーム中18位で次男に襷を渡した。

さあ、次男君、どこまで頑張れるか見せてもらいましょう。

いつものように、同じルートを並走して車を走らせ、時々次男に「ガンバ!」「ファイトー!」と声をかけたり写メを撮ったり。

お天気も丁度いい感じで、何だか次男も軽快に走っている。

鬼門の10㌔過ぎ、「後4キロー!」と声をかけたのがよかったのか、そこから未知の距離にも関わらず、次男は速度を上げて来た。

「大丈夫かぁ?」
そんな心配もよそに、中継地点近くでは更にスピードアップして、結局18位で襷を渡されて14位で次に繋いだ。

4人抜きー!?

しかも、次男のタイムは、大学生や自衛隊をはじめとする社会人ばかりの区間で27人中12位だった。
20位くらいかなと思っていたんだけど。

次男の記録=14.4㌔で46分30秒

私にはこれがどういうタイムなのかわからないけれど、次男が自分でビックリしていた。
そして、まだ余力があると。

昨晩睡眠不足でバテバテになった次男を、「そら見ろ!」とコンコンと説教してやろうと思っていたが、これじゃできないっ!

そういえば、高校に入ってずっとベストタイムを更新できずにいたけれど、最近急に5000mを30秒もタイムアップしたり、10㌔も走る度にベスト更新したって言ってたな。

もう今月で引退だって言うのに、今頃なんだよ~。

これで、進学したら陸上から足を洗うって言ってるけど、勿体ないなぁ。

どんなに嫌なことがあっても、我が子の頑張りが結果として表れた時は、憂鬱な気分が吹っ飛んでしまう。
親ってそんなもんよね。

でも、これで俄然今月末の高校駅伝が楽しみになった。

それが本当の、次男の最後の大会になる。

後2週間、最後まで気を抜かずに走り抜けろ!

そうそう、結局、このチームは総合でやっぱり26位でしたとさ。