益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

広島県西部森林組合事業推進協議会へ視察に行きました

2011年10月18日 | 森づくり
平成23年10月12日(水)に、高津川流域林業活性化センター主催により、
広島県西部森林組合事業推進協議会へ視察に行きましたので、その様子を報告します!

協議会は、平成22年度に国の「森林・林業再生プラン実践事業」と
「先進林業機械の導入・改良事業」の事業主体に選ばれ、様々な取組を行っておられます。

今回は、高津川流域林業活性化センターから30名、
お隣の江の川下流流域林業活性化センターから27名の大人数で向かいました。

まずは、協議会の事務局がある太田川森林組合に伺い、
取組の概要について説明していただきました。


会場がぎゅうぎゅうです。
太田川森組のみなさん、ありがとうございました・・・
(お弁当おいしかったです)



協議会の会長である、太田川森林組合の
佐々木専務様より、説明していただきました。


広島県西部森林組合事業推進協議会は、広島県西部地区の5つの森林組合と
民間事業体による協議会であり、広島県等の行政機関が活動のサポートをされています。

5つの森林組合それぞれが搬出間伐を行うとともに、民間事業体に間伐に必要な情報を提供し、
民間事業体も搬出間伐を行う、といった取組が進みつつあります。
地域の林業関係者全体で、搬出間伐に取り組もうとされています。

協議会では、これ以外にも、路網開設や、ドイツのフォレスターを招いて研修を行う等、
様々な取組を行っておられ、説明を受けました。


午後は、「先進林業機械の導入・改良事業」で導入された機械が稼働する現場を視察しました。

まずは、高性能搬機「リフトライナー」の現場を訪れました。


最大巻取力4トン(普通のラジキャリは1トン)
力持ちで、動くスピードも速い


オートチョーカー(高性能タマコ?)
リモコンで自動荷外しが可能
重いのが難点とのこと


次は、ウィンチ付きトラクタシステムの現場へ


農業用トラクタと比べて大きい!
本体はドイツ、タイヤはイスラエル製だそうです
全幅2.49m、本体長4.8mで公道走行可能


ハーベスタユニット(keto100Eco)がついています


隣県での先進的な取組に触れて、大いに刺激を受けた1日となりました。

せっかくだからと、現場(機械)を2箇所見せてもらうようお願いしたところ、
終了時間が随分遅くなってしまいました・・・
(みなさんすみませんでした)
太田川森林組合、広島市森林組合、広島県林業技術担当の皆様、本当にありがとうございました!!





 


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