益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

しまね木造塾

2008年07月17日 | 木材
「しまね木造塾」は、(社)島根県建築士会の会員有志で構成している組織で、県産木材の利用促進と木造建築技術の研鑽等を図ることを目的とし、年間を通じて各地で公開講座を開いておられます。

 今回紹介するのは、平成20年7月12日〔土〕出雲市ビッグハートで開催された「木材の品質と強度」講習会の様子です。

 内容は、講義の順番に
①木材の強度、県産スギ横架材スパン表の見方等
(講師:越智氏・島根県農林水産部森林整備課)
②木材の乾燥について
(講師:中山氏・島根県中山間地域研究センター)
③木材の等級表示とJAS規格
(講師:錦織氏・登録認定機関全木検)
でした。

 グレーディングマシンによる、非破壊的な曲げヤング係数測定のデモンストレーションもありました。


 かなり専門的な内容もあり、個人的にはわからないところもありましたが、益田地区でも木材需要の拡大を目指して「乾燥材製品の供給プロジェクト」に取り組んでいるので、今後の参考にしたいと思います。

 関係者の皆さんご苦労様でした。

 ちなみに乾燥材製品の供給プロジェクトでは、乾燥技術研修会(9/18)や、住まいづくりセミナー(10/11)等を今後開催していきます。

 おって詳細はご案内しますので、積極的なご参加をお願いします。

 しまね木造塾の公開講座も各地で今後も開催されますので、建築士のみなさんはもとより、関心のある方もぜひ参加してみられてはいかがでしょうか。

 ご当地益田でも11月14日(金)に「古建築修復」と題して、文化財建造物保存技術協会の後藤玉樹氏による講座が予定されています。

 参加された建築士会の会員には(社)日本建築士連合会継続能力開発制度(CPD制度)(登録制)のバーコードシールが配布され、単位が取得できるようで、この単位は、受注等の際の評価の対象にもなるようです。

 詳しくはしまね木造塾事務局へ(電話0854-27-9308)


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