益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

「高津川流域材をふんだんに使った木の家構造見学会」を振り返って

2015年11月25日 | 木材
 11月15日(日)に吉賀町柿木村柿木地内にある町営住宅「とびのこ山団地建設工事」現場で、木の家構造見学会を開催しました。
 役場の後援をいただいて、イベントに先立ち吉賀町内の全世帯に広報とともにチラシを配布してもらいました。しかし、天気予報が当日の雨を予想していたことから心配になり、前々日に見学会会場周辺の50世帯に再度チラシを配布して回りました。
当日は、あいにくの小雨。イベントの成功は天候に左右されます。残念。開場の準備をして、午前9時を待つ。定刻を過ぎても来場者がいない…。と思った矢先に、女性の来場者あり。見覚えのある顔。前々日にチラシを配りに回った際にお会いした女性だ。ありがたい。その後、近所の方が足を運んでいただき、説明者の方(施工を請け負っておられる工務店の方)の説明にも自ずと力が入る。

 終わってみると10組19名の来場者。決して多い来場者とは言えないが、小雨の降る中、足を運んでいただいた来場者に感謝。途中、見覚えのある家族連れが来場。西部農林振興センターのMさんだ。貴重な休日をご家族と一緒に来ていただいた。本当にありがたい。
 アンケート結果を見ると、回答者全員が「木造住宅は良い。」と回答。また、木造住宅の良さについて、「香りが良い。」、「健康に良い。」、また、「温かみを感じる。」などの回答が多かった。来場者は、木造住宅の良さを体感してもらったと思う。

 イベント終了後、多くの方から貴重な意見をいただいた。特に、吉賀町役場柿木庁舎で実施されていた「きん祭みん祭農業文化祭」との連携。会場に設置した「案内板」を、農業文化祭の会場に設置しておくべきだったとか。農業文化祭の会場に見学会のブースを設けて、ジャンボタクシーでお客さんをピストン輸送するとか。ご指摘、ありがとうございました。
 この1年間で、3回の見学会を実施しました。まずは多くの方に木造住宅を見てもらうことが、木造住宅の良さ、木の良さを理解してもらう第一歩と考えます。開催の手法について熟慮を重ねて、引き続き効果的な見学会を実施します。
 
                          (文責 大国隆二)

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