日本にはいろんな道があると子供のころ、親から教えられた。
柔道、剣道、空手道、合気道、だけでなく、書道、茶道、など。
礼に始まり礼に終わる。相手を思いやる、称える気持ち。
自分自身の心、技、体を鍛える中で、相手に勝つのではなく、
自分に克つことを一番におくこと。
自分も、子供のころやっていた空手道でそれを学んだ。
何大会目ぶりに、ライブでオリンピックの柔道を観戦している。
柔道は、いつの間にか、JUDOというスポーツに変わっていた。
改めて、そんなことを今さらながら認識した。
国際化というのはこういうことなのだろう。
日本の柔道家は、道としての柔道と、スポーツとしてのJUDOの
間で、戸惑いながら、それでもそれを乗り越えて戦ってるんだと
思った。