星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

ここの印象

2006年03月23日 22時22分15秒 | 思うこと
ドイツにやってきてまず思ったのは、イギリスよりもすべてにおいてゆとりがあると言うことだった。

街の人たちの顔を見ても、歩くスピードにしても、
仕事の相手先も、オフィスの同僚も、
ゆとりを大切にして、生活している。

イギリスにいたときには、とてもぴりぴりした空気が流れていて、
とても肩が凝ったし、居心地の悪い、落ち着かない雰囲気だった。

仕事にしても、みんなが一緒という考え方だったから、
自分の得意不得意に関わらず、上からの指示だけが真実だったし、
それが出来ない人は、仕事が出来ない人だった。

だから、聞き分けのいい人、要領のいい人が良く出来る人で、
アウトプットが無くても、長い時間働いている人が、頑張っている人だった。

今は、限られた時間で、どれだけのアウトプットが出せるのかが、
重要視されているはずなのに、頑なに古い考え方が蔓延している場所だった。

それに引きかえ、ここでは、みんなが別々のことをしているけれど、
持ち場がはっきりしていて、みんながみんなを尊重していて、
得意分野で自分を磨いている印象だ。

いろいろともめたけれど、ここだと自分自身を発揮していけそうな気がする。
これからも大変だろうけれど、頑張って、ここに異動出来て良かったと思えるようになりたい。




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