エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

なんでしょう?

2007年03月25日 | 自然

世の中にはまだまだ解らない事が沢山あります。この地球の過去に生きていた巨大生物は魅力的な奴ばかりです。今回発見されたのは化石ではないようですね。大型の生物の脊椎骨の一部みたいにも見えますが。解りませんが期待は大きいですね。

漁師が引き上げた巨大骨はいったい何物?―福建省石獅市

3月23日9時53分配信 Record China


漁師が引き上げた巨大骨はいったい何物?―福建省石獅市

拡大写真

福建省石獅市の漁民が、昨年9月、台湾海峡で巨大な骨を引き上げた。マンモスの頭の骨か?鯨の脊椎か?さまざまな議論が巻き起こっている。

2007年3月20日、福建省石獅市の漁村で、漁師たちが巨大な骨を囲んで、さまざまな議論が巻き起こっていた。マンモスの頭の骨か?鯨の脊椎か?この骨は扇の両端が垂れ下がったような形で、横幅1m、縦75cm、重さ35kg。中ほどに直径11cmほどの穴が開いており、亀裂も入っている。

引き上げた漁師によると、昨年9月、自分の漁船で台湾海峡に出ていて、網を引き上げた際に見つけたもので、二人がかりで船から降ろしたという。この村では漁師たちがたびたび骨を拾ってくることから、同市博物館では3年前から古代人や脊椎動物などの化石約4000点を分類整理しているそうだ。【 その他の写真はこちら

骨の写真は博物館から北京に送られ、現在中国科学院の専門家により鑑定が行われている。
 
                      (写真はBig-Gameさんから) 


野生象が出た!

2007年02月13日 | 自然

中国の昆明で野生の象が大暴れしたそうです。「うん?」てな記事でしたね。先ず中国に象がいる事に驚いた。私のお粗末な知識ではアジア象はインドやその周辺のジャングルに生息するもんだと思っていた。まず地図で確認してみました。

昆明のある雲南省は中国最南端の地域です。南はミャンマーやラオスと国境を接している。なるほど少し納得したところで以前読んだ吉川英治の『三国志を思い出した。諸葛孔明が南に遠征した部分にたしか象が出てきていた事を。

歴史的にこれらの東南アジアの国々は常に中国の脅威に晒されてきた。勿論中国の領土に入った時期もあった。だから中国人は早くから象を知っていたらしい。大体今でこそ中国に組み入れらているが漢民族の地域ではないのだった。ともかく中国は広いですわ。

そして第二点は野生の象がいる事です。日本にも犬や猫が野良になったのはいます。しかし野生の動物のイメージと言えば熊や猪ですね。大きいしかなり凶暴です。けれども象は桁違いですね。

象は殆ど家畜化されているとばかり思っていました。どこかでそんな事を聞いたように思っていたけれど間違いだったようです。しかし野生の象は想像しても凄い!

もし日本でこんな事件が起こったらどうなるんだろう?昨年の秋に人里に出た熊が大量に殺された。東北地方では絶滅さえ懸念されているくらいだ。里山の整備などが言われているが進展していないのが実情です。人命尊重だけでは解決の答えになっていないですね。昆明では今のところ象を駆除する動きは無いので一安心です。

ヤフーニュースからです。

 野生の象20頭、餌を求めて大暴れ―雲南省昆明市

2月8日12時55分配信 Record China


野生の象20頭、餌を求めて大暴れ―雲南省昆明市

拡大写真

雲南省昆明市には野生の象が生息している。この日は街に下りてきて、車や人に危害を与えていた。

2007年2月5日、雲南省昆明市の国道付近で、野生の象20頭が餌を探す様子が見られた。

野象谷風景区と呼ばれるこのエリアには多くの野生象が生息しているが、この日は道路まで下りてきて車や人を追いかけたり、脇に止まっているバイクを倒したりしていた。

象と人間たちとの争いは約20分の間続いたが、その後、象はおとなしく林の中に戻っていったという。


   今回もまことに不見識な内容の記事でした。深く反省しております。


日本沈没 ?

2007年01月16日 | 自然

小松左京原作の「日本沈没」を読んだのは高校生の頃と思います。当時のベストセーラー小説です。ハラハラしながら長い上下刊を読んだ憶えがあります。けれど実際の日本列島にそんな危険は無いことも前提にしていたのも事実でした。そんな安心も12年前の阪神大震災で揺らいできました。最近の日本列島には地震が頻発しています。

地殻大変動:日本、やっぱり沈没? 「メガリス」が要因--海洋機構など共同研究
メガリス「崩落」のイメージ

 映画「日本沈没」で「沈没」の原因を作った地球深部の巨大な岩石の塊「メガリス」が、地球規模の大変動にかかわった可能性のあることが、海洋研究開発機構や東京大などの共同研究で分かった。アジアの地下でメガリスの崩落が起きたと推定される4000万~5000万年前は、世界中の岩板(プレート)が大変化した時期と重なり、日本沈没以上の天変地異が起きたことも否定できないという。【須田桃子】

 共同研究では▽地震波や電磁波による地球深部の構造探査▽スーパーコンピューター「地球シミュレータ」を使った数値シミュレーション▽高温高圧下での岩石実験--などを実施。世界各地のメガリスの形状が少しずつ異なることなどを突き止めた。

 さらに、沈み込んだプレートの行く末をシミュレーションした結果、メガリスが下部マントルへ落下し、たまっていく様子の再現に成功。メガリスが周囲のマントル物質より冷たく重いため重力のバランスが崩れ崩落が起きると推論した。

 アジアのメガリスが崩落したとみられる4000万~5000万年前は、太平洋プレートの移動方向が北から西に変わったり、インド、オーストラリア両プレートが一体化するなど世界中でプレート運動が激変。伊豆諸島や小笠原諸島が形成され火山活動が始まるなど、地学的な大異変も起きていた。

 研究代表を務める海洋機構の深尾良夫・地球内部変動研究センター長は「各分野の成果から、メガリスが落ちる理由が絞り込まれてきた。メガリス崩落で、日本沈没どころではない全地球規模の“天変地異”が起きていたかもしれない」と話す。


巨大魚の正体

2007年01月15日 | 自然

当ブログ「まじデカイ!」で紹介した中国福建省の謎の巨大魚の名前が判明しました。もったいぶっても仕方ないので答えから行きましょう。

           謎の巨大魚の正体は「魚感」で決まりです。
       http://homepage3.nifty.com/Daiou3/CHFish2.html

 

 

  Elopichthys bambusa (Richardson,1845) ; [説明>FBd][FB][写真>中国語][図>露語]
中国北東部~シベリア.アムール川など.温帯の河川.
 
200cm.体は細長く,頭は錐体形、吻は尖る.
下顎の前端には1つの硬い骨質の突起があり、上顎にはその突起が収まるクボミがある.鱗は小さい.
背鰭の起点は腹鰭より後方に位置する.
大型で凶暴な魚食魚.よく泳ぎまわり,行動は早く迅速.開けた水域でレンギョ、コクレン、[魚白]などの魚を追いまわして捕食する.
 
体重15kg(30斤)の[魚感]は、4~4.5kgの重さのコイを丸飲みにすることができる.
魚食性は稚魚期からで,その他の稚魚を丸飲みにする.
 
産卵は,長江では4~6月で、漂流性卵を産む.

最大で約50kg(100数市斤)以上になる.成長は早く,2歳で約3.5kg(7市斤).
生産性の高い魚類であり,食用魚としての価値もあるが,強い魚食性のために食害を引き起しており,駆除が必要と考えられている.

中国語俗称: 竿魚,大口[魚感]

                      

大変な事態です

2007年01月12日 | 自然

かなり深刻なニュースが飛び込んできました。鳥インフルエンザではありません。勿論こちらも心配な出来事ではありますが、それ以上に厄介な自体が起こりそうです。それはツボカビです。カビの一種で毒性が強く、両生類が感染すると致死率90パーセントらしい。

<カエル・ツボカビ症>国内で初確認 両生類絶滅の危険性も

1月12日12時14分配信 毎日新聞


 世界各地でカエルなどの両生類を絶滅に追いやっているカエル・ツボカビ症が昨年12月に国内で初めて確認されていたことが分かった。アジアで公式に感染が確認されたのは初めて。感染力が強く、致死率も90%以上で、野外に広がると根絶は不可能で両生類の絶滅が危ぐされる。
 日本野生動物医学会や日本爬虫両棲(はちゅうりょうせい)類学会、世界自然保護基金(WWF)ジャパンなど16団体は12日に検疫強化や販売・流通の管理、情報提供などを訴える緊急事態宣言を公表した。
 ツボカビ症が確認されたのは、東京都内で昨年11~12月に個人がペットとして飼っていた中南米産のカエル。11種35匹中14匹が死んだため、麻布大学で調べたところ、昨年12月25日にツボカビ症と確認された。
 ツボカビは真菌の一種。もともとアフリカ固有の菌だったとみられ、90年代に豪州でカエル激減を招いた病気として98年に初めて発見された。すでに豪州や中南米の両生類が壊滅的被害を受けているという。ヒトへの感染は確認されていない。
 麻布大の宇根有美助教授(獣医病理学)は「飼っているカエルなどの両生類に異変があれば、すぐに獣医師などに相談してほしい。水の管理が最も重要で、水槽の水を排水溝や野外に流さないでほしい」と訴えている。
 ツボカビ症に関する情報は、以下のホームページに掲載している。WWFジャパン(http://www.wwf.or.jp)、麻布大学(http://www.azabu―u.ac.jp)【山本建、田中泰義】


一人でも出来る

2006年12月22日 | 自然

世の中には子供好きな方もいて、結婚はしたくないけど子供だけは欲しい」なんて言葉も聞きます。しかし我々人間は男女の両性がいなければ子孫は残せません。いや人だけじゃなく多細胞の高等生物(知性は関係ない)は殆どがそのはずと思っていました。しかし例外的な繁殖方法で単為生殖というのがあるそうです。

コモドオオトカゲが“処女懐胎”

 世界最大のトカゲとされるコモドオオトカゲが、交配せずに子どもをつくる単為生殖をしていたことを、英国などの研究グループが明らかにし、21日付英科学誌ネイチャーで発表した。

 脊椎(せきつい)動物の単為生殖は珍しく、報告例は約70種、全体の約0・1%程度にすぎないという。

 発表によると、英チェスター動物園で飼育中の雌が、雄と接触がないまま今年5月に産卵。ふ化前に割れた3個の卵の遺伝子を調べたところ単為生殖が確認された。残る8個の卵は、来年1月にもふ化する予定という。

 また、ロンドン動物園でも2年以上雄と接触がなかった雌が産卵。4匹の子どもが健康に育っており、遺伝子からやはり単為生殖と分かった。

 コモドオオトカゲは近年生息数が減少し、多くの動物園では雌だけを飼い、ペアリングさせるため雄が転々と移動しているのが現状。こうした雌の隔離飼育が単為生殖を誘発したとみられるが、単為生殖の子どもは必ず雄になるため、雄と雌の比率が偏り、遺伝的多様性が損なわれる問題点も指摘されている。

[2006年12月20日18時25分]

               (日刊スポーツの記事から)

<SCRIPT> </SCRIPT>

 

「古世界の住人」の川崎さんのブログにも面白い事が書かれています。

      http://ameblo.jp/oldworld/day-20051013.html


サルから人へ・・・

2006年12月18日 | 自然

先日の朝刊書物広告欄の面白そうなのが出ていました。反★進化論」気になったのでちょっとググッテみました。まあ予想通りかなという感想ですね。

キリスト教の中でも原理主義派ではダーウィンは目の敵です。特に福音派と呼ばれる人たちの間では神の造りたもうた世界が変わるわけが無いらしい。だから私たち日本人が学校で教わる進化論なんて神への冒涜以外の何ものでもないそうです。

アメリカと言う国は不思議な国で、科学技術の先端を行く面もあれば上述のような意見を真面目に主張します。それは現在の米国の成り立ちにも原因があるんでしょう。元はと言えば新天地を求めたピューリタンの国ですから。

サルが進化して人間になったなんて大間違いと主張します。しかし口の悪い人に言わせれば「ブッシュさんはサルが退化して大統領になった」らしい。写真を見てるとあながち間違いではないような・・・

冗談はさておき、確かに原初の地球において無機物から有機物が発生した過程などは科学的な証明が難しいらしい。そこら辺にID(インテリジェント・デザイン)なる発想が入り込む余地が出てきます。

いずれにしても道徳と科学は全く異なる立脚点を持つものなので、それを忘れて(意識的に)混同するのは如何なものかと思いますが・・・案の定サンケイさんですが。

http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/etc/050926etc.html


まじデカイ !

2006年12月05日 | 自然

先日の記事の続報がありました。例の中国の謎の生物の話です。なんとも嬉しい国なのですね・・・

 

 怪獣か古代生物か?謎の生き物が河の魚を食う(4)―福建省三明市

Photo
拡大写真

怪獣でこそなかったものの、特別部隊が捕まえた巨大な魚は村人を驚かせるに十分だった。魚は冷凍保存されて専門家に鑑定を依頼している。漁師たちは今後、再び河でたくさんの魚が捕れるようになることを祈ってやまない。
 
怪獣とうわさされていた謎の生物がついに捕らえられ、その姿を人々の前にさらした。福建(ふっけん)省三明(さんめい)市を流れる大金河(ダージンホー)で、自治体が組織した特殊部隊が、全長1.5m、重さ30kgを超える魚を捕らえたのだ。誰も見たことがないもので、外来生物の可能性もある。現在は冷凍保存され、専門家に調査を依頼しているそうだ。

この未知の魚が、大金河にどれぐらい生息しているのだろうか。また今回捕獲したものより、もっと大きなものがいるのだろうか。河では引き続き調査が行われる予定だ。

大金河から魚が激減したのは、恐らくこの巨大魚が原因だろう。魚が捕れなくなった漁師たちの生活は苦しくなる一方だ。今回「怪獣」の正体が明るみに出たことで、大金河に再び魚が溢れるようになることを、村人皆が願っている。マニアを喜ばせそうな謎の生物も、村人にはとんでもない疫病神だったというわけだ。

(Record China) - 12月1日23時47分更新
 
 
 
かなりな大きさです。こんな奴が限定された水域に入ってきたら瞬く間に小魚は消滅しますね。参考にあるサイトを紹介します。元?生物学者だそうです。以前はお気に入りだったんだけど広告の多さと更新の遅さで最近は縁が遠のいたサイトです。UMAに関してはネット世界の定番的なサイトです。専門的な知識はさすがと感心します。
 

不思議の国 Part2

2006年12月04日 | 自然

本当に中国と言う国は奥が深くていつも楽しませてくれます。また中国なら「そうかも?」と思わされます。

怪獣か古代生物か?謎の生き物が河の魚を食う(2)―福建省三明市

Photo
拡大写真

ある日漁師の網に引っかかった謎の生物により、船が1kmも流されるという不可思議な出来事があった。これまで単なるうわさに過ぎなかったものが、急に現実味を帯びてきた。いよいよ自治体が動き、謎の生物を突き止めるための特別部隊が編成される。
 
最近福建(ふっけん)省三明(さんめい)市を流れる大金河(ダージンホー)で、捕れる魚が少なくなっている。怪物がいるせいではないかという奇妙なうわさが村に広まり、人々の間に不安が増していた。しかしいくらうわさが大きくなっても、長年この河で魚を捕ってきた漁師は、「そんなものはあくまでうわさ」と笑って信じなかった。

ところがある日、1人の漁師が河に網を仕掛けたとき、何か大物がかかっている感触があった。引き上げようとすると、なんと網にかかった何者かの力で、舟は網ごと1km近くも流されてしまった。しかも最近はますます魚の捕獲量も減っており、大きな網を仕掛けても、たった1匹しか捕れないような状況が続いていた。かつての大漁だった時代からは考えられない。

これらを考え合わせると、魚を食い荒らす怪獣が川底に潜んでいるという説も現実味を帯び、村はますます大騒ぎとなった。そこでいよいよ自治体が動くことに。経験豊かな漁師や海軍経験者などを集め、河に生息する未確認生物を追跡する特別部隊を編成し、この謎の究明に乗り出したのだ。

(Record China) - 12月1日23時30分更新
 
 
 
 

原生林を往く

2006年08月17日 | 自然

今回はタイトルとは程遠い画像中心のチョー軟派な記事です。富山県東部の黒部川扇状地に手付かずの森が残っています。それは周りの農地とは全く無縁なもののようにポカリと浮いた島のようでした。砂漠のオアシスの如く超然と存在しています。県指定の天然記念物になっている「杉沢の沢スギ」がそれです。

           

                 まずは案内の看板。

                       

                     遠景ですが、左の端に何か塔のような人工の物が見えます。

           

           うーん、なんだかドラクエに出てきそうな・・・

           

           さらに近づいて見る。すごいボスキャラがいそう!

           

      塔の頂上に向う螺旋階段。これは絶対にダンジョンボスが待ってるね。

           

         デタッ!  何故かキンチョール?一気に脱力。
         当然ですが、これは沢スギ自然館の展望台ですね。

           

              駐車場の方角、ここから入りました。

           

               森の中央部、深くて大きな森です。

           

               森の向こうはすぐに日本海です。

           

      自然館の中はビデオやパネルの展示があり大人が見ても楽しい。

           

            いよいよ森に入ります。これはその入り口。

           

                木道に導かれて行きます。

           

               中はやはり杉が中心の雑木林。

           

     森の中の備え付けの寒暖計は28度を指していた。外は30度以上の
     暑さだから少なくても3度は低い、まさにオアシスだ!

           

    涼しさの一番の原因はいたるところで見られる湧水。夏涼しく冬は暖かい。

           

                  こんな大きな沼もある。

           

       水はあくまで清廉で、清流でしか生えない梅花藻が見られた。
       魚も希少種がいるらしい。私はアメンボしか判らなかったが・・・

           

        雪の重みで木もこんなに曲がってしまう。曲がった所から
        根が出る「伏状更新」という現象があるそうです。

           

          木道の無い道もあります。他の人の声は聞こえるけど
          姿は見えず、迷子かなとちょっと不安になることも。

           

                 こんな小さな展望台も。

           

                 下草はやはりシダ類が多い。

           

                上を見上げればこんな感じ。

           

         森の周りは綺麗な芝生や田圃もある普通の田舎です。

           

                     梅花藻です。

           

          森の奥は本当にすぐに日本海が広がっていました。
          山の人間だから感激ですね。

 

以前から一度は行ってみたいと思っていた沢スギにやっと行けました。期待通りの素晴らしいところでした。小さな県だけどまだまだ見ていない物や行ってない処が沢山あります。暇は適当にあるんだけどまとまった時間がなかなかとれない困った状況ですが、体が動く間になんとかしたいと思ってます。今はの際で後悔するのは嫌ですから。


ちょっとワクワク

2006年02月03日 | 自然

 UMAに関しては以前から書いてるように関心を持っています。今回は東南アジアからの情報です。

マレーシアの密林に巨大生物!?足跡50センチ
体長3メートルの毛むくじゃら

 マレーシア南部のジョホール州にある密林で、体長約3メートル、2足歩行する毛むくじゃらの巨大生物の目撃証言が相次いでいる。密林では長さ約50センチの足跡も発見されており、同州当局が未確認生物が存在する可能性もあるとみて、調査に乗り出すことになった。

 巨大生物が目撃されたのは、約4万9000ヘクタールの「エンダウ・ロンピン国立公園」の密林。昨年11月、複数の公園従業員が3体を目撃。2体は体長約3メートル、1頭はやや小さく子供のようで、いずれも全身毛むくじゃらで2本足で密林の中に立っていたという。

 従業員らは驚き、いったんは逃げ帰ったものの、あとで現場に戻り、残されていた足跡を写真撮影した。足跡の長さは約50センチで、付近には抜け落ちたとみられる毛や食べかすとみられる魚の骨が散乱。地上2-3メートル地点の樹木の枝がいくつも折れていたという。

 当時は生物の存在を裏付ける証拠は全く得られなかったが、その後も「川のそばで立っていた」「木に体をぶつけていた」などとの目撃証言が相次いだため、州公園管理当局は未確認生物が存在する可能性もあるとみて、公園内にビデオカメラを設置するなどし、調査に乗り出した。

 同国では、密林の奥深くには「出っ歯の幽霊」と呼ばれる未知の生物がいると伝えられている。同州当局は「調査で存在が確認できれば今後の研究につながる」と話している。(夕刊フジ特電)

 かつて存在した大型の類人猿ギガントピテクスの生き残りが期待されています。イエティ、野人、ビッグフットそれにサスカッチと地域によって呼び方は違いますが、その目撃談は数多く報告されています。

 20世紀ならば珍種や稀種の生物は捕まえて見世物として公開するのが当たり前でしたが21世紀は違います。そっと遠くからその生息の様子を観察する時代です。その辺がキングコングの時代とは異なりますね。

                  イラストは「古世界の住人」より


時代の常識 (続き)

2006年01月17日 | 自然

 昨年ブログを始めた頃の同タイトルの続編ですね。あの時は我々が常識と言ってる事の危うさを書きました。今日、善なるものが明日には悪になるお話しです。

 朝食にトーストを食べようと食パンを焼きました。冷蔵庫からマーガリンの容器を取り出し蓋を開けました。中には四角いバターがドテッと入っていました。

                 「なんじゃ、これは?」

 サッサとパンに塗り食べたかったのに、これじゃ塗りにくく溶けるまで時間がかかります。まだ蒲団の中で惰眠を貪ってる家内に小さな殺意さえ抱きました。

 小学生の頃はトーストにはバターでした。それが植物性のマーガリンの方が体に良いと言われ出し、塗りやすいソフトマーガリンが主流になりました。もう30年以上もそんな食生活を送ってきました。

 植物性の方が動物性より体に良いという常識を持ってたんですね。最近はそうでもないようです。常識とはその折々で変わります。私の好きな恐竜の世界でも同様です。下の画像は中年以上の方なら懐かしい絵です。

             

 一番大きく描かれてるのがブロントザウルスですが、これも今ではアパトサウルスと言われています。発掘現場で複数の化石を合体させて頭部の化石を取り違えたのが原因です。上の絵にはまだまだ誤りがあります。

① 当時は竜脚類はその巨体から日常の殆どを水中で過したと思われていました。しかし現在は逆に水圧で体が潰れてしまうと言われています。それに当時は水辺には15メートル以上もある大型のワニがいて恐竜をエサにしていました。

② 長い首をあんなに高く上げるのは心臓に負担がかかり過ぎて不可能だと今は考えられています。

③ 後ろの方に二足歩行の恐竜が尻尾を引きずるように突っ立っています。所謂ゴジラスタイルで笑えますね。今公開されてる映画「キングコング」でもティラノザウルのスタイルは現代風に変更されています。

④ 始祖鳥らしきものが飛んでいます。しかし現在では始祖鳥は鳥より爬虫類に近く飛翔能力はあまり無かったと思われます。

⑤ ステゴザウルスの胴がやたらと長いです。おそらくは大きく見せようと胴体を長く描いたんでしょう。

 以上私のような素人が見ても判る部分が沢山ありますから、専門家ならもっと出てくるでしょう。しかし当時この絵が描かれた時にはその専門家の方の知識や意見が多く取り入れられた筈です。つまり当時の常識であったんですね。

 それにしてもこの絵は懐かしく嬉しい方が多いと思います。図鑑を見ながらワクワクした子供の頃を思い出す画像です。

              (画像はNAVIGATIONから)
 

 


夢の続き

2005年12月19日 | 自然

 前回はトワイライト・エクスプレスに乗るお話しをしました。実はもう一つかない難い夢があります。野生のコモドオオトカゲを見てみたいんです。

 コモドドラゴンとも言われ肉食性の大型爬虫類です。生息地はインドネシアのフローレス諸島、その代表がコモド島です。名前の縁の通りコモド島が一番多くいるようです。まあトカゲのくせに泳ぎが達者なもんだから近くの島にも沢山いるらしい。

 かつては恐竜の生き残りなんて言われたらしいですがこれは別系統の爬虫類です。ただ珍しがられて皮目的に大量に殺されて一時は絶滅の危機にありました。ヨーロッパ人は悪い奴等です。

 なんと言ってもその大きな体が魅力です。体長3メートル前後になり気性もなかなか荒い動物です。もっとも人間を襲ったりはせずおもに死肉を食べてるようです。日本で見られるトカゲがそうであるように、普段はノロマなんだけど瞬発力があり無用心に近づくのは危険な行為です。TVでたまに見ると大勢が群をなして暮らしてます。現在は政府の保護下にあって鶏の屍骸などのエサを与えられてますから観光客が安全に観察できるみたいですね。

 「南の島の大トカゲ」、いいですねぇ。しかし私には障害になるものが多い!北海道行きの列車に乗るのさえ難しいと言ってる奴が海外なんてもっての外の状況です。けれどもこれも長年の私の夢の一つなんです。実現できれば最高なんですが、生活のあんばいを見ながらですな・・・


大きいことは好いこと

2005年10月28日 | 自然

 以前から気になっていた疑問です。過去に発見された化石生物の大きさです。私の大好きな恐竜も含め絶滅生物の寸法が現生動物に較べて明らかに大きいのです。よく似た形や役割を担ってはいるのに大きさだけがやたらとデカイ。

 よく言われることですが恐竜が滅び代わって哺乳類が地上を征服したと。しかしその大きさは随分小さくなりました。しかし新生代になって現れた哺乳類も今我々が見るそれよりもはるかに大きな体を持っていました。形なんかは殆ど同じなのにね。

 ダエオドンというイノシシみたいのがいました。体長は3メートルほどです。そうアニメもののけ姫に出てくるオツコト主ですよ。イノシシ同様雑食性で時には肉食もしたと思われています。生きた獲物を狙うのではなく腐肉食と想像されています。それにしてもこの大きさだけでも怖いですね。是非生きている姿を見てみたいです。

 サイの仲間のバルキテリウムは地上最大の哺乳類です。アフリカゾウの3倍程もあったそうです。草食性ではありましたがその大きさは恐竜サイズですね。大きさだけで他の動物を圧倒できたでしょう。

 想像なんですがなんらかの原因で地球の重力が変わったんじゃないかと思います。中生代や新生代の初めは今よりずっと地球の重力は小さかったと。地球の質量が同じとすれば自転速度が今より速かった可能性があります。例えば一日が10時間くらいだった場合重力はどれくらい軽減されるのか。具体的な計算はその方法は知りません。

 地球内部かあるいは宇宙からの飛来物で自転速度が変化した可能性はありそうです。それなら過去の巨大生物の存在も納得できます。いやと言うより今の地球に恐竜クラスの生物がいないことに納得します。考えるほどに化石生物の魅力にひきつけられます。


生き物の不思議

2005年10月14日 | 自然

 ハイブリッドな生き物って魅力的です。今回発見された生物は植物と動物の両方の機能を持つそうです。漢方薬で知られる冬虫夏草なんかも見た目は合体生物ですね。

謎の微生物ハテナ:筑波大の研究グループ、砂浜で発見
べん毛虫の一種の海洋微生物(左)。細胞分裂すると、一方は緑色にもう一方は無色の性質の異なる細胞になる(右)

 同じ生物なのに、半数は藻を食べて動物のように暮らし、残り半数は植物のように光合成で生きる海洋微生物を、筑波大の研究グループが発見した。このような生物の発見報告はなく、研究グループは「謎の」という意味で「ハテナ」と呼んでいる。海洋微生物から植物への進化を解き明かす可能性があり、14日付の米科学誌サイエンスに発表される。

 この微生物は長径約30マイクロメートルで、単細胞のべん毛虫の一種。和歌山県の砂浜で偶然、見つかった。この微生物は体内に藻を持ちもともとは緑色。細胞分裂して二つに分かれると、一方は藻を受け継ぎ緑色になるが、もう一方は受け継がず無色の細胞になるという特異な性質を持つことが分かった。

 無色の細胞は口のような器官が発達して藻を与えると食べることも確認した。研究グループは、これらのことから微生物の半数は親から受け継いだ藻で光合成しエネルギーを生み出す「植物型」、半数は捕食した藻をエネルギー源として生きていく「動物型」であると結論付けた。

 海洋微生物が植物に進化する過程では、べん毛虫のような微生物が藻を取り込み、藻の葉緑体だけが発達。藻のその他の器官は退化し、葉緑体のみが残ったと考えられている。

 研究グループの井上勲教授(植物系統分類学)は「“半植半獣”ともいえる生物の発見は、海中の単細胞生物が植物へ進化していくステップの一端を示しているのではないか」と話している。【下桐実雅子】

毎日新聞 2005年10月14日 3時00分

 私のお気に入りのサイト古世界の住人の管理人の川崎さんが書くブログにメスだけで子孫を残すトカゲが紹介されています。http://oldworld.ameblo.jp/普通はオスとメスの両性で繁殖していくと思い込んでましたが、そんなカタツムリみたいな生物が爬虫類にもいるんですね。驚きではありますが逆にまだまだ不思議な生き物がいてるようで楽しくなります。