エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

大きいことは好いこと

2005年10月28日 | 自然

 以前から気になっていた疑問です。過去に発見された化石生物の大きさです。私の大好きな恐竜も含め絶滅生物の寸法が現生動物に較べて明らかに大きいのです。よく似た形や役割を担ってはいるのに大きさだけがやたらとデカイ。

 よく言われることですが恐竜が滅び代わって哺乳類が地上を征服したと。しかしその大きさは随分小さくなりました。しかし新生代になって現れた哺乳類も今我々が見るそれよりもはるかに大きな体を持っていました。形なんかは殆ど同じなのにね。

 ダエオドンというイノシシみたいのがいました。体長は3メートルほどです。そうアニメもののけ姫に出てくるオツコト主ですよ。イノシシ同様雑食性で時には肉食もしたと思われています。生きた獲物を狙うのではなく腐肉食と想像されています。それにしてもこの大きさだけでも怖いですね。是非生きている姿を見てみたいです。

 サイの仲間のバルキテリウムは地上最大の哺乳類です。アフリカゾウの3倍程もあったそうです。草食性ではありましたがその大きさは恐竜サイズですね。大きさだけで他の動物を圧倒できたでしょう。

 想像なんですがなんらかの原因で地球の重力が変わったんじゃないかと思います。中生代や新生代の初めは今よりずっと地球の重力は小さかったと。地球の質量が同じとすれば自転速度が今より速かった可能性があります。例えば一日が10時間くらいだった場合重力はどれくらい軽減されるのか。具体的な計算はその方法は知りません。

 地球内部かあるいは宇宙からの飛来物で自転速度が変化した可能性はありそうです。それなら過去の巨大生物の存在も納得できます。いやと言うより今の地球に恐竜クラスの生物がいないことに納得します。考えるほどに化石生物の魅力にひきつけられます。


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