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写真の取り組み方・・・助言パート2

2014-03-07 16:50:00 | 冬の風物詩
前回のブログのタイトル「助言」で、「写真は引いてなんぼ?!」というお話をしたが、ちょっと誤解があるような質問が多かったので、改めて・・・・。


「引いてなんぼ」と言っても、水中では陸上と違い浮遊物が多く、風景写真のようにはいかない・・・・(^_^;)。


つまり水中の場合では、その時の透明度を考えて、その都度その都度、被写体との距離を考えるべきだし、当然、より寄った方が写真はシャープである。

その中で、もし、環境を入られるような条件で、被写体を主役として周りを引き立たせるような撮り方が出来ればベストという意味です・・・。


しかし、話は変わるが最近は、デジタルカメラが主流で編集ソフトを使う人が増えたので、良い意味で構図や撮り方が上手になったと思う・・・。

フイルムを使った銀塩カメラの時代では、撮影しても、あまりプリントもしない方が多かった。

当然、写真のトリミングなども考える事もなかったので、構図などは「日の丸写真」(被写体を中心に添えて撮る)などが多かった・・・。

でも、今では編集ソフトでトリミングする時に、色んな切り方をして思いもしなかったような構図になって、その写真が元々の写真よりも、より表現力を増したと感じられた方も多いだろう・・・。

構図のセンスが更に磨かれ、フイルムを使って撮っていた頃より2・3年?・・・・・ともすれば、10年ぐらいの構図力を得していると思う・・・。


デジタルカメラの普及とTTL発光の性能のアップで、その恩恵は撮り方にも格段の進歩をもたらしたのではと思う・・・。

例えば、以前なら完全マニュアル発光で、ストロボの自分なりのデータを持っていなかったダイバーが36枚の中で撮影してもボツ写真ばかりという現状だったが、その当時さほど効かなかったTTL発光が効くようになり、

ストロボに関わる煩わしさが激減し、シャッターを押せば、取り敢えず何とかなっている写真が増え、失敗が少ないので撮るのが楽しく、撮影に挫折して途中で投げ出す人も少なくなったと思う・・・・。


撮った写真を、その場ですぐに液晶モニターで見れるようなった事もとても大きい・・・。

撮った後に、直ぐに見て確認出来るから、その場で絞りやシャッタースピードを変え、思いもよらなかった写真を撮れた方も多いと思う・・・・。


ただ如何せん、自分のマニュアルデータで撮っていないので、その理屈を理解してなく偶然に撮れた写真だから、次に同じような写真や、その写真をもっと工夫した写真を撮れない事がネックである・・・。



まあ、でも、写真を撮るダイバーが増え、海での楽しみが倍増する事は良い事だから、「良し」としましょう・・・・。


僕だって、銀塩カメラの時代なら、ザトウクジラの撮影中に、あの勇壮な彼らのパフォーマンスを、動きや激しさを表現したくて、こんな風にスローシャッターで遊んで撮ろうなどと考えもしなかったし・・・・(^_^;)












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