4月8日 宮脇綾子展に行った
三重県菰野町にあるパラミタミュウジアムへ「宮脇綾子展」を観に行った。この美術館は
こじんまりとした佇まいが好きで年に1・2回は訪れる私のお気に入りである。今回案内を見て
片道3時間近くかかったが行ってみた。
彼女は1995年に亡くなっているが、布を使ってのアップリケとはいえ、芸術の域に達してい
ると思う。色の組み合わせ方や立体感はすばらしい。素材は日常のもの・・たとえば野菜、魚
花など自然を見て製作している。まるで絵画のように見えるのである。
撮影禁止なのでポスターでどんな感じだったかを想像してみて下さい。
このエビも精巧に作られています。公開は250点あまりの展示でした。興味のある方は彼女
がどんな人だったのか検索してみて下さい。
これは買ったポストカードを写したもの。彼女の作品は単なる手芸ではない。小さな作品
から巨大なものまであり、まるで絵具の代わりに布を使ったようだ。私は不器用でアップリケ
なんぞとてもできないが、鑑賞することは好きだ。
パラミタミュウジアムは池田満寿夫さん作の般若心経が彫ってある作陶展が常設であるの
で時々見たくなって訪れる。いろいろな企画の中で気に入ったものも鑑賞をして、疲れた頭
と心を癒すにはもってこいの空間といえるかな。