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独り呑み(@世界の山ちゃん 立川北口店)

2019年03月08日 | 食べ歩き(独り呑み)


今日は晴れ。昨日雨を降らせていた雲は一掃されて、今朝は上空に雲ひとつ無い青空が広がっていて、空が白々と明るくなっている。ここ2日間は雨天であまり感じなかったが、日の出の時刻が少しずつ早くなっていることを実感させてくれた。
朝、ドアポストに投函されていた朝刊はビニル袋に入っていたが、路面は乾いていて、雨が降ったようには思えなかった。朝の気温は1℃で、冷たい北風が吹いている。どことなく早春を思わせるスッキリとした寒さで、少し気持ちが良かった。

日中は上空に小さな雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がって、日射しが燦々と降り注ぐ穏やかな空模様となった。昼間の最高気温は13℃まで上昇したが、空気がカラカラに乾燥していて、冷たい北風が強く吹いている。日の当たる所に出ると、日射しの温もりが感じられたが、日陰は凍えるように寒く感じられた。
今日は仕事が割合とスムーズに片づいた。今夜は夕食を食べて帰ることにしているので、たまには独り呑みをすることにして、定時を回ったところで職場を出る。新宿駅から中央線快速電車に乗って立川駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅北口に出ると、駅前のロータリーから線路沿いに国立方面に向かって歩いていく。立川郵便局の2つ隣のビルの2階に居酒屋「世界の山ちゃん 立川北口店」がある。今日はこの店に入ることにした。


階段を上がって店に入る。店内は入口から見て正面奥に厨房があり、厨房の手前にカウンター席が8席並んでいる他、その手前に背の高い丸テーブルが4人掛けの5卓ある。右手の奥には背の低い4人掛けのテーブル席が10卓配されている。


店に入り、出てきた店員に1人であることを告げると、カウンター席に案内された。席に座ろうとすると、すぐに店員が熱いおしぼりを持ってきたので、おしぼりを受け取り、席に座る。おしぼりで手と顔を拭き、卓上に置かれているメニューに目を通した。卓上にはメニューの他に醤油と焼塩、七味唐辛子といった調味料と楊枝、紙ナプキン、灰皿、骨入れの金属製の壷が置かれており、目の前の卓上には重ねられた2枚の小皿と箸が置かれている。
席に座ると隣の客のたばこの煙が漂ってきた。店内には喫煙・禁煙の別は無く、全てが喫煙席になっているようだ。タバコの煙は辛いが、ここまで来て、店を出るわけにはいかない。少々、店に入ったことを後悔しながら、メニューを眺める。

メニューは看板メニューの「幻の手羽先」をはじめとする各種名古屋名物料理、サラダ、刺身、炒め物、串焼き、揚げもの、ご飯もの、甘味等といった各種フードメニューとカクテル、地酒、酎ハイ、ビール、ワイン、ハイボール等の各種ドリンクメニューで構成されている。
とりあえず、ビールを注文することにして店員を呼ぶ。料理を注文する前に、スマホぐるなびのクーポンを提示して、料金割引のサービスを受けることにした。ホットペッパーのクーポンは2名以上という制約がついているが、ぐるなびのクーポンには記載が無い。店員はたっぷりとその画面を注視した後、クーポンの適用を了解した。

その後に注文したのは「サントリー ザ・モルツ 大ジョッキ」である。お通しは無いということなので、まずは看板メニューの「幻の手羽先 1人前」を注文する。ちなみに「幻の手羽先 1人前」は手羽先が5本となっているとのことである。
さっそくビールが運ばれてきた。大きなグラスの中にはたっぷりとビールが入っている。


「幻の手羽先」が運ばれてきてから、ビールを飲もうと思っていたのだが、なかなか料理は運ばれてこない。もう堪えきれなくなって、独りビールで乾杯。ゴクゴクとビールを飲み始めたところで、「幻の手羽先 1人前」が運ばれてきた。


皿に載せられた「幻の手羽先」にはコショウがたっぷりとかかっている。まずは右手で手羽先を取り、手羽先にかぶりつく。箸袋の裏に書かれているように食べようとすると、自然と両手を使うことになってしまう。しかし、それではビールを飲みながら手羽先を食べるのは困難だ。ビールを飲みながら手羽先を食べようとするには、右手と口を使って上手に食べる必要がある。
まずは大きい身の方を口でくわえながら右手で小さい身の方をひねってちぎる。そのまま、身を歯で挟んで、手で骨を引っ張り出し、身を食べた。香ばしくジューシーな手羽先は、スパイシーで病みつきなる美味しさである。ビールも進む。ビールを飲みながら手羽先を食べる。

小さい身の方は、骨まで食べてしまった。少々、骨は硬いが、食べられないことはない。むしろコリコリとして美味しい。5本の手羽先を食べ終える頃には、たっぷりと入っていたはずのビールジョッキは空になってしまった。
再び店員を呼んで、ドリンクと料理を注文する。続いて注文したのは「ハイボール メガビームハイ」である。通常の2倍サイズという「メガビームハイ」なら、何度もドリンクを注文しなくても済むだろう。料理は「どて煮」と「鶏のタッタ揚げ」を注文することにした。

しばらく待っていると、まずは「ハイボール メガビームハイ」が運ばれてきた。先ほどの大ジョッキと同じ大きなジョッキに注がれたハイボールには氷が浮かべられている。


続いて2品の料理「どて煮」「鶏のタッタ揚げ」が運ばれてきた。


まずは、ハイボールを呑む。冷たいハイボールは、なかなかウイスキーが濃くて美味しい。レモンの酸味が効いていて、飲み応えがある。
ハイボールを飲みながらまずは「鶏のタッタ揚げ」を食べる。タッタ揚げは皿に紙を敷いて5個載せられており、その脇にカットレモンが添えられている。


カットレモンを絞り、先ほどと同様、絞ったレモンを鶏の骨を入れる金属製の壷に入れると、タッタ揚げを食べながらハイボールを呑む。


タッタ揚げは和風しょうが醤油の味付けがされていて、そのままで美味しい。サクサクとした衣に包まれたタッタ揚げの中の鶏肉は柔らかく、ジューシーで美味しい。衣に染み込んだレモン果汁が酸味を添えていて、味わいのアクセントになっている。鶏肉の旨みにショウガの風味が食欲をそそる。和風の旨みに、さっぱりとした味わいのタッタ揚げはいくらでも食べられてしまいそうだ。
「鶏のタッタ揚げ」を食べてしまった後は「どて煮」を食べることにした。木製の鍋敷きの上に置かれた小さな鉄鍋のような器に入っている「どて煮」は、レンゲと取り皿用の小皿が添えられている。


「どて煮」は豚ホルモンの赤味噌煮で、その上に刻みネギが載せられている。取り皿は不要なので脇に押しやると、レンゲで豚ホルモンを食べながらハイボールを呑んだ。


「どて煮」にはこんにゃくが入っている。こんにゃくは味噌とよく合う。濃厚な味噌ダレはドロリとしていて、肉やこんにゃくにたっぷりと絡んで口の中に入ってくる。豚モツは柔らかく、味が良く染みこんでいて、とにかく美味い。ここにご飯があれば、ご飯にかけて食べたい気分である。


ひたすら「どて煮」を食べながらハイボールを呑む。鉄鍋はあっという間に空になってしまった。
ここで店員を呼んで、〆の料理を注文することにした。注文したのは「山ちゃんカレー」「大盛り」である。ちなみに「山ちゃんカレー」「並盛り」はライスの量が200gで、「大盛り」は300gとのこと。

「山ちゃんカレー」を待っている間、グラスに残ったハイボールを呑んでいると、グラスが空になってしまった。店員が空になったグラスを下げに来たので、代わりに熱い緑茶をもらうことにした。
やがて、緑茶が湯呑みに注がれて運ばれてきた。その緑茶を飲もうとしたところに、「山ちゃんカレー」「大盛り」が運ばれてきた。


円形の皿に盛られた「山ちゃんカレー」「大盛り」は皿の半分くらいにライスが盛られ、もう半分くらいにカレーが湛えられていて、スプーンが添えられている。茶褐色のカレールーにはたっぷりの豚の挽き肉とシメジが入っている。


スプーンでライスの山を崩して、カレールーを絡ませるようにして口に運ぶ。ドロリとしたカレールーは後味がスパイシーで、豚肉の旨みに挽き肉の食感がライスと絡み合って、なかなか食べ応えがある。シメジがアクセントになっていて、辛くて美味しい。少々、ライスの量に比べてカレールーが少な目に思えたが、カレールーとライスを適度に絡ませて食べていると、皿も綺麗に空になった。
カレーライスを食べた後は緑茶を飲んで、息をつく。美味かった。満足である。

店員を呼んで会計をする旨を伝え、荷物をまとめて席を立つと、入口脇のレジ前に進んだ。会計を済ませて店を出る。
ビルの外に出ると、北風は幾分弱くなっていた。気温はぐっと下がって、かなり冷え込んでいる。ほろ酔い気分で電車に乗って帰宅の途に着く。

あまり酔ったつもりは無いのだが、家に着くと、眠気が襲ってきた。


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