
今日は晴れ。今朝は上空に澄み切った暗い空が広がっていて星が瞬いているのが見えるが、東の地平線上は朝焼けで赤く染まっていて、ちぎれた綿のような小さな雲がシルエットになって浮かんでいる。南の空には細い月が浮かんでいて、明るい光放っていた。
今朝は放射冷却の影響もあって、気温は1℃を下回り、ぐっと冷え込んだ。弱い北よりの風が吹いていて、風が冷たく感じられる。今日は昨日ほど気温が上がらないとの予報にダウンコートを着て出勤した。
日中は雲が多いながらも晴れて、上空には青空が広がった。昼間の最高気温は13℃で湿度が低く、西風が吹いている。日射しが燦々と降り注いでいるが、風が冷たくて肌寒く感じられる陽気である。
日が沈み、今日の仕事を終えると、早々に帰宅することにした。今日は意を決して、新宿駅から中央線快速電車に乗ることにして、中央線下りホームに昇った。すると目の前に通勤快速電車が停まっていたので、意を決して電車に乗り込む。車内は帰宅ラッシュでかなり混んでいて、押し合いへし合いの状態で立川駅に到着した。
新宿から立川までは通勤快速電車で30分ほどの行程だが、朝よりも疲れた気分である。帰りに気分転換と糖分補給を兼ねて、お茶をしていくことにした。立川駅のグランデュオ改札を抜けてグランデュオ立川に入る。エスカレーターで6階に昇ると、久しぶりにカフェ「タリーズコーヒー グランデュオ立川店」に入った。新型コロナウイルスによる肺炎の影響か、店内は非常に空いている。
店に入り、奥の2人掛けのテーブル席を確保すると、店のレジ前に進んだ。注文したのは「クラシックパンケーキ タピオカミルクティー with T'sアイス」と「ルビーチョコ&ホワイトモカ」のトールサイズである。ちなみにこの「ルビーチョコ&ホワイトモカ」は明日までの販売とのこと。うっかり今日まで見過ごしてしまっていたが、なんとか駆け込みセーフで味わうことが出来る。
代金をタリーズカードで支払うと、奥のカウンターに進む。ここで、パンケーキとドリンクの載ったトレーを受け取り、冷水を注いだ紙コップをトレーに載せると、確保したテーブル席に運んだ。
最初に「ルビーチョコ&ホワイトモカ」を飲む。「ルビーチョコ&ホワイトモカ」は「ルビーチョコ」を使用したホイップクリームとフリーズドライラズベリーをトッピングした、ホワイトチョコのカフェモカである。ルビーチョコはスイスのチョコレート会社「バリー・カレボー」が開発したピンク色のチョコレートで、着色料やフルーツのフレーバーも入っていないルビーカカオ豆から生まれたチョコレートとのこと。
まずはスプーンで表面に浮かんだ「ルビーチョコ」を使用したホイップクリームをスプーンで掬って口に運んだ。ルビー色とフルーティーなフレーバーが特徴のの「ルビーチョコ」を使用したホイップクリームは、まるでスイーツのような味わいで美味しい。トッピングのフリーズドライのラズベリーの甘酸っぱさがアクセントになっていて、ホイップクリームだけでなかなかの食べ応えである。
ホワイトモカの液面が見えてきたところで、ホイップクリームをホワイトモカに溶かしながら、マグカップを持ち上げてホワイトモカを飲む。ところが、今回のドリンクはなんだか、薄い感じがする。まるでホワイトモカからチョコレート感が味わえず、なんだかミルクティーを飲んでいるような感じに襲われた。ホイップクリームを溶かすと、少し、濃厚な味わいになるのだが、ちょっとがっかりした飲み口である。
「ルビーチョコ&ホワイトモカ」がカップの半分くらいまで減ってしまったところで、「クラシックパンケーキ タピオカミルクティー with T'sアイス」を食べることにした。
「クラシックパンケーキ タピオカミルクティー with T'sアイス」は皿の上に3枚のパンケーキを載せてミルクティークリームをかけ、タピオカをトッピングしてシナモンを振りかけたパンケーキである。パンケーキにはT'sバニラアイスが添えられた。
最初にバニラアイスをスプーンで掬って食べてしまった。グランデュオ立川の館内は暖かく、アイスが少し溶けてしまっている。濃厚なバニラアイスは、冷たくて美味しい。
バニラアイスを食べてしまうと、今度はフォークとナイフを持ってパンケーキを食べる。パンケーキを4等分して、ミルクティークリームがたっぷりと載ったパンケーキを口に運んだ。
表面にこんがりときつね色の焼き色の付いた薄い生地の風味豊かなパンケーキはしっとりとした食感で、舌触り滑らかなミルクティークリームの優しい甘さにブラックティタピオカのビターな味わいが組み合わさって、タピオカミルクティーの味わいのパンケーキである。タピオカの食感がアクセントになっている。
パンケーキを一気に食べてしまうと、「ルビーチョコ&ホワイトモカ」を飲んでひと息つく。少し気分も落ち着いたところで、カバンの中から読み物を取り出し、「ルビーチョコ&ホワイトモカ」を飲みながら目を通す。
やがてカップの中の「ルビーチョコ&ホワイトモカ」が空になったところで、コップに入ったお冷やを飲みながら、再び記事に目を通した。
再びカップが空になったところで、帰宅することにした。帰り支度をして、トレーを返却すると、店を出た。
立川駅から電車に乗って、隣駅の日野駅に向かった。駅改札を出て、空を見上げると、上空には、雲ひとつ無い澄んだ暗い空が広がっていて、上空で瞬く星の光が寒々しく思える。冷たい北よりの風が吹いていて、気温もぐっと下がってきた。