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今日のランチ(プロウンラクサ&シンガポールチキンライス ハーフ@ヤクンカヤトースト 新宿住友ビル店)

2021年07月07日 | 食べ歩き


七夕の今日は曇り時々雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、霧雨のような雨が降っていた。今朝の気温は23℃で、弱い北よりの風が吹いている。家の前の道路はしっとりと濡れていて、遠くの建物が霧に隠れたように、靄がかっていた。ベランダの外に出てみると、空気がムシムシとしていて、不快な陽気である。
今日は午前中2時間のテレワークをしてから出勤する予定となっている。いつもより少し遅い時間に起床すると、湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れた。玄関のドアポストに投函された朝刊を読みながら、簡単に朝食を済ませる。その後、髭を剃って顔を洗うと、定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始した。

雨は9時半頃には止んだ。薄日が射して、空が明るくなってきた。団地の前庭の木々の茂みの中から鳥がさえずる声が聞こえている。10時になったところで、テレワークを終了すると、職場にテレワーク終了のメールを送付し、端末の電源を落とした。端末をビジネスリュックサックに入れると、さっそく出勤の準備をして家を出る。
外は南よりの風が吹いていて、空を見上げると雲が切れて青空が見えている。路面はだいぶ乾いてきていたが、湿度が高くて、かなり蒸し暑い。日野駅に着いて、ホームで電車を待っていると、ホームを通り抜けていく風が涼しく感じられた。

ホームに滑り込んできた中央線特別快速電車に乗って、新宿に向かう。車内は混んではいなかったが、席はほとんど埋まっていた。辛うじて席に座ると、ビジネスリュックサックの中から読み物を取りだして、記事を読み始めた。電車が新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。
二十四節気「小暑」となる。この頃から暑さが本格的になってくるとのことだが、今日の最高気温は30℃で、28日ぶりの真夏日となった。上空に広がっている雲が切れて、青空が顔を出している。湿度が高く、弱い北よりの風が吹いているが、風はシメシメとしていて、不快なことこの上ない。

新宿に着くと、時計の針はちょうどお昼にかかるところだったので、今日も職場に行く前にお昼を食べていくことにする。新宿副都心4号街路地下道を抜けて中央通りに出ると、新宿住友ビルに入った。エスカレーターで地下に降り、先日「14種類の骨付きチキンのスープカレー」を食べたカレー専門店「カレー食堂 心 西新宿店」と通路を挟んで真向かいにあるシンガポールのカヤトースト専門店「ヤクンカヤトースト(Ya Kun Kaya Toast) 新宿住友ビル店」がある。


今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手の丸テーブルに消毒用のアルコールが置かれていて、ここで手指の消毒をした。左手には厨房があり、その前のカウンターで料理を注文する。メニューは上部のパネルに掲示されている他、カウンターテーブルの上にも置かれている。
上部のパネルは4枚あって、一番左手には各種「ホットドリンク」「アイスドリンク」とヤクンおすすめアイスドリンクが掲載されている。


その右のパネルには看板メニューの各種「カヤトーストメニュー」が掲載されている。


その右のパネルには各種サイドメニューと「トーストウィッチ」が掲載されている。


一番右のパネルには各種「アジアンフード」が掲載されている。


カウンター上にもメニューが置かれている。一番左端には「お得なセットメニュー」として「カヤトーストバターハーフ」と「シンガポールチキンライスハーフ」にドリンクの付いたセットが紹介されていた。


その隣には各種「アジアンフード」「カヤトーストメニュー」、サイドメニュー、「トーストウィッチ」のメニューが置かれている。


左端には各種「ホットドリンク」「アイスドリンク」とセットドリンクのメニューが置かれている。


看板メニューは店の名前にもなっている「カヤトースト」だが、このメニューはシンガポールの代表的な朝食メニューで、トーストしたパンでカヤジャムと呼ばれるペーストをサンドしたソウルフードの一種とのこと。お昼に食べるにはちょっと物足りない。そこで、「アジアンフード」から「プロウンラクサ」と「シンガポールチキンライス ハーフ」を注文することにした。
ちなみに「プロウンラクサ」とよく似た料理に「プロウンヌードル」があるが、この違いはココナッツミルクベースのドライチリスープか海老だしのスープの違いとのこと。今回は興味に駆られて、「プロウンラクサ」を注文することにした。

料理を注文し、代金を払うと、電子札をもらう。これを持って、カウンターの奥に向かった。カウンターの上には冷水の入ったポットが3個ほど置かれ、その脇にはコップを重ねた山4つほど並べられている。コップを1つ手に取ると冷水を注ぎ、電子札と一緒に店の奥のテーブル席に座る。
店内は広く、店内の手前には長いソファが4本設置されていて、20卓の丸テーブルがソファに面して置かれていて、1人掛けのテーブル席となっている他、正面奥と右手奥に6人掛けのテーブル席が5卓と4人掛けのテーブル席が10卓、2人掛けのテーブル席が1卓配されている。入口に近い1人掛けのテーブルは消毒用のアルコール置き場になっていて、使用することはできない。

席に座ってお冷を飲んでいると、手元の電子札が鳴動した。電子札を持って、店の厨房を囲むように配されたカウンターの奥に設けられた配膳口に向かう。電子札を店員に渡し、料理を受け取った。トレーの上には料理が一式載せられている。
配膳口の脇にはライトソイソース(しょっぱめ)、ダークソイソース(甘め)という2つのソースとホワイトペッパーといった調味料の他、プラスチック製の箸と割り箸、楊枝、レンゲ、スプーン、フォーク、紙ナプキン、紙おしぼり、紙エプロン、スティックシュガー、マドラーが所狭しと置かれている。

箸なども一緒に持っていこうとしたが、ちょっとトレーの上に載りきらないと判断して、まずは料理の載ったトレーを確保したテーブル席に運んだ。


あらためて、配膳口に行き、紙ナプキン、紙おしぼり、箸、レンゲを持ってテーブルに戻る。紙おしぼりで手を拭き、あらためてお冷で喉を潤すと、まずは「プロウンラクサ」を食べることにした。
添加物を一切使わず、厳選材料で作ったという「プロウンラクサ」はココナッツミルクベースのドライチリを使ったエスニックスープに中くらいの太さの米麺が浸っていて、麺の上には海老が2尾と焼きカマボコが3切れ、焼き豆腐のカットが1個、半分にカットした茹で玉子、モヤシが載せられ、ちぎったサニーレタスがトッピングされて、ラクサリーフというハーブを細かくカットしたものが散らされている。


スープはほとんど無く、麺に絡んでいる。箸を取って麺を食べた。中くらいの太さのストレート米麺は柔らかく、モチモチとしている。全く辛くなく、ココナツミルクのあっさりとした味わいにチリソースのほのかな辛味が感じられるくらいである。なんだか味が薄くてパンチに欠けるような味わいである。
配膳口の脇に2種類のソースがあったことを思い出して、お好みによりあのソースを入れれば良かったかとも思ったが、初めての料理に初めてのソースを入れることに自信が無かったので、そのまま食べることにした。海老は香ばしく焼かれていて、海老の身は熱が入りすぎてやや固かったが殻まで美味しかった。

玉子にココナッツミルクの甘さとラクサリーフの香りがあわさってアジアそのものを感じさせてくれる。表面に散らされたラクサリーフは爽やかな独特の香りが感じられて、優しい味わいの料理だが、インパクトが無くて少し物足りない気がした。
スープは麺に絡まって口の中に入ってくる。モヤシのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、焼きカマボコや焼き豆腐を食べながら麺を食べた。麺を食べ終えると、スープもほとんど無くなってしまった。
「プロウンラクサ」を片付けたところで、「シンガポールチキンライス ハーフ」を食べる。「シンガポールチキンライス ハーフ」はチキンスープで固めに炊いたインディカ米を八角形の器にドーム状に盛り、その上にフライドオニオンをトッピングしている。


チキンライスには一口大の茹でた鶏モモ肉が5切れ添えられている。鶏肉にはスライスしたキュウリが2枚とパクチーが添えらえている。


「シンガポールチキンライス ハーフ」には黒、白、赤とカラフルな3種類のタレが添えられている。一番左は中国醤油、中央はおろしショウガに刻みネギをトッピングしたジンジャーソース、一番右は唐辛子を使用したレッドチリソースである。


まずは茹で鶏を1つ箸で取る。茹で鶏は大きめにカットされていて、なかなかのボリュームである。


茹で鶏を中国醤油にたっぷりと浸けた。


そのまま口に運ぶ。甘い醤油はトロリとしていて、旨味が濃くて美味しい。鶏肉はさっぱりとした味わいで、醤油の旨味が鶏肉の旨味を引き立てている。
次はジンジャーソースである。ソースに浸けた鶏肉におろしショウガを載せて口に運ぶ。


ショウガの清涼感に塩味が効いているのか、鶏肉の旨味が重なり合い、なかなかの食べ応えである。鶏肉を食べながらチキンライスをほおばった。
レッドチリソースにも鶏肉を浸けた。粗く砕いたトマトを鶏肉に載せて口に運ぶ。


思ったほど辛くない。トマトの酸味と唐辛子の辛味が絶妙に絡んで、鶏肉がサッパリと美味しい。これはクセになりそうだ。鶏肉にかぶりつきながらチキンライスを箸で食べた。
スライスキュウリは何も味が付いておらず、そのまま食べても良かったのだが、中国醤油に浸けて食べてしまった。これがなかなか美味しい。サッパリとしたキュウリに中国醤油の旨味がまた合う。残った2切れの鶏肉はジンジャーソースとレッドチリソースに浸けて食べてしまった。

最後にパクチーを残ったチキンライスの上に全部投入し、残った3種類のタレをその上から注ぎ入れる。これをレンゲで軽くかき混ぜながらライスを食べた。甘味と旨味、辛味が一体となったライスはなかなか食べ応えがあって美味しい。ショウガの清涼感とパクチーの風味がアクセントになっている。
ひたすら食べたところで、器の中はあっという間に空になった。

最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。もう満腹である。
食器を返却台に戻すと、ビジネスリュックサックを持って店を出た。お昼時ということもあって、店内は混んできた。客層は若い女性が多いようだが、年配の男性もいる。

店を出ると、職場に行く前に売店に寄って、アイスコーヒーを買って行った。
外に出ると、空気がムシムシとしている。日中は雲が切れて青空も見えたものの、昼過ぎには再び厚い雲が広がってきた。職場に着く頃には汗だくになってしまった。
やがて、時計の針が午後1時にさしかかろうというところで、午後の仕事を開始した。午後になって再び薄日が射してくると、窓の外が明るくなってきた。しかし、東よりの風が吹いてきて次第に雲の厚みが増し、日射しが無くなってきた。

午後はデスクワークで、ひたすら業務をこなす。ふと、目を上げると、時計の針は既に5時を廻っていて、定時を過ぎていた。
夕方になって再び、風は北よりの風に変わった。窓から外を見ると、低く垂れこめた厚い雲は切れてきたものの、上空の高い空には薄い雲が広がっていて、薄日が射している。東の空は、薄い雲が着れて青空も見えていた。

今日はいつもより、少し早めに仕事に区切りが付いたので、早々に帰宅することにした。職場を後にすると、地下道を歩いて新宿駅に向かう。中央線下りホームは、帰宅客が電車が待っていたが、それほど混んでいないように思えた。混み合う中央線通勤快速電車を避けて、1本前の快速電車に乗りこむ。それでも席に座れたのは電車が三鷹駅に到着する頃である。
日野駅に到着すると、電車を降りて歩き出した。上空には暗い空が広がっていたが、雲が広がっているのか、星も見えない。夜になっても気温は高く、ムシムシとしている。汗でワイシャツがぐっしょりと濡れてしまった。家に着くと、ようやくホッとした気分である。


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