文化の日の振替休日の今日は晴れ。昨夜降った雨は綺麗に上がって、今朝は上空に薄い雲が所々にたなびいているものの、雲ひとつ無い澄んだ空が広がっていて、朝日が射し込んでいる。今朝の気温は11℃で冷たい北よりの風が吹いていて、湿った空気が冷たく感じられた。
今日は写真部のモデル撮影会があり、平日のいつもの朝より少し遅めに起きると、顔を洗い、カメラ機材を詰めたカメラバッグを背負って、集合場所の代々木公園に向かった。日野駅前に到着すると、日野自動車に出勤する通勤客の一団が歩いている。一瞬、今日は平日かとかなり慌ててしまった。
日野駅から中央線に乗って新宿駅に出ると、小田急線に乗り換えて代々木八幡駅で下車して、代々木公園内の集合場所に向かった。中央線は休日運転をしていて、西荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺が通過となっている。これで、あらためて今日が休日だと確認した。代々木八幡駅から集合場所の代々木公園に行く途中、道を間違えてしまったが、なんとか、撮影会に間に合った。
日中は上空に大きな雲が浮かんでいるものの青空が広がって、絶好の行楽日和となった。昼間の最高気温は20℃で冷たい北寄りの風が吹いていて、太陽が雲に隠れて日射しが無くなると、風が冷たく感じられた。
撮影会ではひたすらシャッターを切った。写真は1000枚ほども撮ってしまっただろうか。あとで写真の整理が大変である。
午後3時半頃に撮影会は終了。その後、有志で代々木八幡駅近くのイタリアンレストランに移動し、反省会を行った。ハイボールで喉の渇きを癒し、しばらく歓談した後、散会となった。
店を出て、電車に乗って帰宅の途につく。小田急線で新宿駅に出ると、混雑を避けて中央・総武各駅停車線に乗り換えた。電車の中でうたた寝をしていたが、ちょっと小腹が空くのを覚えて、〆のラーメンを食べて帰ることにした。
ちょうど電車は荻窪駅に到着するところだった。荻窪駅で下車すると、東改札を抜けて駅北口に出た。階段を昇って駅を出ると、すぐ右に曲がって、駅前のロータリーから線路沿いに阿佐ヶ谷方面に向かう道に抜けた。左手に「荻窪北口駅前通商店街」と書かれた看板がかかるアーケード商店街がある。この商店街に入ると、入口から3軒目の右手にラーメン屋「丸福 荻窪店」がある。今日はこの店に入ることにした。
店に入ると、左手に厨房があり、厨房を囲むようにL字形にカウンター席が10席配されている。店主に奥のカウンター席に座るように案内されて、一番奥のカウンター席に腰を下ろした。
席に座ると、店主がお冷やを出してくれたので、お冷やを飲みながら、店内に掲げられたメニューを眺める。メニューは「中華そば」「ワンタン」「玉子そば」「ワンタン麺」「チャーシュー麺」「チャーシューワンタン」「チャーシューワンタン麺」「味付玉子」「メンマ」「もやし」「大盛」で構成されている。
注文したのは「中華そば」である。料理を注文すると、再びお冷やを飲んで料理ができるのを待つ。卓上には酢と黒コショウ、箸、楊枝が置かれているのみである。
しばらくして「中華そば」がカウンターの中から出された。
「中華そば」の麺は中細麺で、一見すると濃いめの醤油スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚とメンマ、もやしが載せられていて、刻みネギがスープに浮かんでいる。
あらためて、お冷やで喉を潤すと、レンゲで「中華そば」のスープを掬って飲んだ。スープは鶏ガラと豚骨の動物系のダシに魚介系のダシを合わせ、千葉県の入正醤油の超特選醤油「澪つくし」を使用した醤油ダレを合わせている。スープには少量の挽肉が入っていて、あっさりとした味わいの醤油スープとなっているが、旨みが濃くて美味しい。
箸を取って麺を食べる。小幡製麺製の中細麺はもちもちとした食感のストレート麺で、麺にたっぷりのスープと細長くカットされたメンマ、もやしが絡まって口の中に入ってくる。シャキシャキとした食感のもやしに味が良く染みこんだメンマが、食感のアクセントになっていて食べ応えがある。
チャーシューは脂身の少ない肉質系で、ハムのような食感である。チャーシューを食べながら、麺を食べた。
麺をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲む。スープを飲み干して完食。コップに残ったお冷やも飲み干すと、代金を払って店を出る。美味かった。満足である。
再び荻窪駅に戻ると、中央線快速電車に乗って、帰宅の途につく。ちょうど、席が空いていて、荻窪駅から座って帰ることができた。おかげで日野駅で危うく寝過ごすところだった。
日野駅で降りると、改札を出て歩き始めた。西の空には上弦の月が浮かんでいたが、雲がかかっていて、淡い光を放っていた。夜になって一段と冷えてきた。
11月初日の今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝焼けで赤く染まった東の空からまだ暗い西の空までの赤から青へのグラデュエーションが美しい。今朝の気温は10℃と冷え込んで、電車の窓から多摩川にはうっすらと霧がかかっているのが見えた。弱い北よりの風が吹いていて、湿った空気が冷たく感じられる朝である。
日中も上空には秋晴れの澄んだ青空が広がって、快晴となった。昼間の最高気温は23℃で日射しが燦々と降り注いでいるが、北よりの風が吹いていて涼しく感じられる。過ごしやすい穏やかな陽気となった。
今週1週間は火曜日に久しぶりの徹夜勤務をしたことが影響して、かなり辛いものとなった。ようやく金曜日の業務を終えたところで、早々に帰ることにする。新宿駅から中央・総武各駅停車線に乗り込むと、運良く、東中野駅で席が空いたので、座り込んでしまった。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。以前、購入した雑誌「ラーメンWalker 東京2019」に掲載されているラーメン屋に行ってみることにして、吉祥寺駅で電車を降りた。
ホームから階段を降りて、改札を抜けると、吉祥寺大通りに出た。通りを南に向かうと、井の頭通りに出る。この通りを東に向かって歩いて行く。駅から20分ほども歩いて行くと、右手に交番が見えてくる。この正面の信号を渡ったところにラーメン屋「tombo」がある。雑誌にはこの店のクーポン券も付いていたのだが、クーポン券の有効期限は9月末までとなっており、少々残念なことをした。今日はこの店に入ることにする。
間口の狭い店内は奥行きがあって、入口から見て左手に厨房があり、その前にカウンター席が10席直線上に配されている。厨房の手前に券売機があって、ここで食券を購入する。
メニューは「醤油の旨味ソバ」「汐の旨味ソバ」「味玉醤油の旨味ソバ」「味玉汐の旨味ソバ」「醤油のつけソバ(小)」「醤油のつけソバ(中)」「醤油のつけソバ(大)」「汐のつけソバ(小)」「汐のつけソバ(中)」「汐のつけソバ(大)」「まぜソバ」「まぜソバ(大)」「辛まぜソバ」「辛まぜソバ(大)」といった麺類と「チャーシュー」「煮玉子」「特製めんま」「海苔」「皮ワンタン」「三品盛り(チャーシュー、メンマ、味玉)」といった各種トッピング、「炙りチャーシュー飯」「ブタめし」「メンマごはん」「ごはん」といった各種ごはん類、瓶ビール、コカコーラで構成されている。
食券を購入すると、食券の脇に店員が出てきて、食券を渡した。注文したのは「味玉汐の旨味ソバ」と「ブタめし」である。
料理を注文すると、店の奥に進む。間口の狭い店内は奥行きがあって、入口からみて左手に厨房があり、厨房に面してカウンター席が10席直線上に配されている。奥の方の席に座ると、目の前に重ねられたコップを1つ手に取り、お冷やのポットから冷水を注いで、まずは一杯お冷やを飲んだ。それから、再び、冷水でコップを満たすとテーブルの上に置く。
卓上にはコップとお冷やのポットの他に酢と一味唐辛子、ラー油、ミル付黒コショウといった各種調味料と箸、楊枝、レンゲが置かれている。カウンターの下にはティッシュボックスがある。また、店員に言えば、紙エプロンももらえるようである。
しばらくして「味玉汐の旨味ソバ」と「ブタめし」がカウンターの中から出された。
金属製の皿に載せられた丼に入れられた「味玉汐の旨味ソバ」は、麺が細麺で、薄い琥珀色の無化調のスープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが1枚と味玉、メンマ、白髭ネギ、水菜が載っていて、スープには少量の揚げネギが浮かんでいる。
「ブタめし」は小さいお碗にご飯が盛られて、その上に小さく刻んだチャーシューが載せられ、その上に刻みネギが載せられていて、黒コショウが振りかけられている。
あらためて、お冷やで喉を潤すと、レンゲを取って、「味玉汐の旨味ソバ」のスープを掬って口に運んだ。表面に鶏油が浮かんだスープは丸鶏、鶏ガラ、豚骨、煮干しや節系などの魚介を素材別に水出しをするなどして作っているとのことで、スープは鶏、豚、魚介が見事に調和している上品なあっさりとした味わいである。塩の甘みとスープの旨みが感じられる、和食のような味わいで美味しい。
麺を食べる。三河屋製の細麺はもちもちとした食感で美味しい。麺を食べていると、白髭ネギや水菜、メンマが麺に絡んで口の中に入ってくる。シャキシャキとした食感の白髭ネギに、味が良く染み込んだ細長いメンマが、アクセントになっていて美味しい。
麺を食べながら味玉を食べる。味玉を割ると、中からホロリとした黄身が崩れてスープに溶け込んだ。玉子の甘さに黄身の旨みが美味しい。チャーシューも食べる。長くて厚みのあるチャーシューは脂身と赤身は半々で、スープを良く吸っている。脂身は甘く、赤身はホロリと柔らかくて、ジューシーな味わいで美味しい。
麺をあらかた食べ終えたところで、今度は「ブタめし」を食べる。お碗を持ち上げて、ご飯をかき込むようにして食べた。刻んだチャーシューは提供される直前に炙られていて、香ばしい味わいで食欲をそそる。肉片には醤油ダレがかけられていて、肉の旨みにタレの旨みが合わさって、口の中に広がった。刻みネギが食感のアクセントになっていて、食べ応えもある。
刻みチャーシューがだいぶ減ってしまったところで、レンゲでラーメンのスープを何杯か掬って注ぎ、雑炊風にして食べる。スープの旨みをご飯が吸って、サラサラと食べてしまった。チャーシューが食感のアクセントになっていて、これまた美味しい。
最後に丼に残ったスープを飲み干して完食。美味かった。満足である。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って、店を出た。
吉祥寺駅に戻り、中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。
上空の暗い夜空には小さな雲がいくつか浮かんでいて、細い月が光を放っていた。
今日は曇り。今朝は上空に厚い雲が低く垂れ込めていて、雨が降っていた。今朝の気温は15℃で冷たい北よりの風が吹いていて、湿った空気がヒンヤリと感じられる。雨は朝には上がった。
今日は昼過ぎから大学のゼミのOB会が母校であるので、その準備を兼ねて、昼前に外出する。今日はあまり気温が上がらないとの天気予報に上着を1枚羽織って出かけることにした。
外に出ると、雲の合間から青空が顔を覗かせていて、薄日が射して明るくなってきた。日中の最高気温は20℃で午後になって、弱い南風が吹いてきて、すこし暖かく感じられた。しかし、すぐに灰色の雲が広がって、日射しが無くなってしまった。湿度が高く、空気がシメシメと感じられる陽気となったが、涼しくて過ごしやすく感じられた。
大学のOB会が終わったのは夕方5時を回った頃である。その後、二次会も無く、飯田橋駅から電車に乗って帰宅の途に着いた。
結構、宴席では食べたつもりだったが、やはり飲んだ後は、ラーメンが食べたくなる。そこで、帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにして、以前購入した雑誌「ラーメンWalker 東京2019」に掲載されている荻窪のラーメン屋に行くことにした。
荻窪駅で途中下車すると、東改札を抜けて駅北口に出た。階段を昇って駅を出ると、すぐ左手に折れてルミネ荻窪とタウンセブンの間の通路を西に向かっていく。すると、タウンセブンに隣接して建てられている古びたビルの入口にラーメン屋「麺屋 正路」の看板が出ている。今日はこの店に入ることにする。
ビルの階段を登って2階に上がると、ラーメン屋「麺屋 正路」がある。店に入ると入口正面に券売機があり、ここで食券を購入する。
メニューは「鯛煮干らーめん」「鯛煮干つけ麺」「醤油らーめん」「醤油つけ麺」「塩らーめん」の5種類のラーメンをベースにそれぞれ各種「とろ玉らーめん」「特製らーめん」の組み合わせの15種類のラーメン、「(麺)大盛」「メンマ」「のり」「サッポロ黒ラベル(缶)」で構成されている。ちなみに各種らーめんには通常、鶏チャーシュー、メンマ、のり、九条ねぎがトッピングされているが、「とろ玉らーめん」は黄身がとろとろの味玉が載っている他、特製はメンマとのりが通常のらーめんに比べて増量されている他、とろ玉、ローストポーク、紅茶鴨のスモークが載っているとのこと。
食券を買うと店の奥に進んだ。店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房を囲むようにしてL字形にカウンター席が6席配されている。空いている席に座り、食券をカウンタの上に置いて、料理を注文した。注文したのは「鯛煮干らーめん」である。
お冷やはセルフになっていて、店の中程に給水器が置かれており、その横にコップが重ねられている。コップを1つ手に取ると、給水器でコップに冷水を注いで、卓上に置いた。
カウンターの上にはティッシュボックスが置かれている他、卓上にはブラックペッパーと七味唐辛子、レンゲ、塗箸、楊枝、台ふきん、ヘアゴム、エプロンが置かれている。お冷やを飲んで、料理ができるのを待った。
しばらくして「鯛煮干らーめん」がカウンターの中から出された。
「鯛煮干らーめん」の麺は極細麺で、黄金色の澄んだスープに浸かっている。麺の上には鶏チャーシューが1枚とメンマ、刻み九条ネギが載せられていて、丼の縁に海苔が1枚貼り付けられているように添えられている。鶏チャーシューの上には柚子皮をおろしたものが載せられている。
あらためて、お冷やで喉を潤すと、レンゲで「鯛煮干らーめん」のスープを掬って飲んだ。化学調味料を使用していないというスープは、鳥取県境港で水揚げされたレンコ鯛の煮干をメインに鶏ガラ・日高昆布・香味野菜等を加え、とろ火でじっくり炊きあげたスープに、生醤油を基本にした山形県産の白醤油にイタリア産の天日塩を使用した醤油ダレを合わせているとのこと。仕上油に鶏油を使用していて、スープの表面が艶がかって見える。魚介系の上品な旨みが、口の中に広がって美味しい。
箸を取って麺を食べる。菅野製麺所特注の極細麺は、生卵を練り込んだ真空玉子麺を使用しているとのこと。コシがあり、もちもちとした食感が美味しい。麺にはスープやネギがたっぷりと絡まって口の中に入ってきた。
麺を食べていると、鶏チャーシューの上に載せられた柚子皮をおろしたものが、スープに溶けて口の中に入ってくる。柚子皮の爽やかな風味が麺を食べた後味に残って、さっぱりとした味わいが楽しめた。
麺を食べながら鶏チャーシューを食べる。厚みのある鶏チャーシューはボリューム感がある。脂身が無く、上品なスープの旨みが絡まって、淡泊な味わいで美味しい。
再び、麺を食べる。海苔をスープに浸して、麺と一緒に食べてしまった。メンマの食感を楽しみながら麺をひたすら食べた。麺をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲む。最後に柚子皮の風味が後味に感じられて、最後まで楽しめた。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出る。すっかりお腹も満たされた。
荻窪駅に戻ると、再び電車に乗って、帰宅の途につく。微妙に車内は混んでいて、結局、立川駅まで座ることができなかった。
家に着くと、早速風呂を沸かして、熱い風呂に入る。ようやく、リラックスできた気分である。
今日は晴れ。今日は午前中に出かける予定があり、午前8時くらいに起床した。カーテンの外は既に明るくなっていて、窓から外を眺めると、上空には気持ちの良いくらいに澄んだ青空が広がっている。強い日射しが燦々と降り注いでいて、既に気温は25℃を超えている。
今日は昼前に都心で大学のゼミのOB会の打合せがあって、午前中に外出する。日野駅から中央線快速電車に乗って四谷駅まで行くと、ここで中央総武各駅停車線に乗り換えて飯田橋駅に出た。
日中は上空の所々に薄い雲がたなびいているものの、青空が広がって季節はずれの強い日射しが降り注ぐ空模様となった。昼間の最高気温は30℃まで上昇して2日連続で真夏日となったものの、北よりの風が吹いていて湿度が低く、カラリとした暑さとなった。
打合せを終えると、お昼を食べて帰ることにした。4年前に「味噌豚骨らーめん」を食べたラーメン屋「魂心家 飯田橋店」のある十字路を市ヶ谷方面に歩いていくと、10年前に「あつもり」を食べたラーメン屋「飯田橋 大勝軒」が見えてくる。この隣にラーメン屋「中華そば 青葉 飯田橋店」がある。今日はこの店に入ることにした。
店に入ると、すぐ右手に券売機があってここで食券を購入する。メニューは「中華そば」「特製中華そば」「つけ麺」「特製つけ麺」「大盛り中華そば」「大盛り特製中華そば」「大盛りつけ麺」「大盛り特製つけ麺」で構成されている。今日は暑いこともあり、奮発して「大盛り特製つけ麺」を注文することにした。「特製」というのは、チャーシュー、メンマを増量し、味付卵を加えたメニューとのこと。なお、つけ麺の麺の量は通常240gで大盛りが360gとのことである。
食券を購入すると、食券を持って店の奥に進む。店内は中央に厨房があり、その周囲をL字形に12席のカウンター席が囲むように配置されている。店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、空いているカウンター席に腰を下ろした。
食券をカウンターの上において料理を注文する。席に座るとカウンターの上に冷水の入ったコップが置かれた。
カウンターの上には台ふきんが置かれている他、タレに浸かった味付玉子のタッパーが置かれている。卓上には胡椒と冷水のポット、箸、楊枝、レンゲ、紙ナプキンが置かれている。お冷やを飲みながら、つけ麺ができるのを待った。
しばらくして先にお碗に入ったスープが出された。続いて麺の入った丼が出された。
青葉のスープは東京ラーメンと九州ラーメンの両方の良さを取り入れたダブルスープで、脂を分離した「動物系スープ」と、かつお節やさば節、煮干しを使用した濃い「魚系の和風スープ」を別々に抽出し、丼で合わせているとのこと。このスープに半分に切った味付玉子が1個分とチャーシューが5枚、ナルトが1枚、メンマが入っていて、たっぷりの白胡麻と唐辛子、刻みネギが浮かべられている。
麺は中太の特製麺で、「うどん」と「中華麺」の良さを合わせた麺とのことである。
まずはレンゲでスープを少し掬って口に運んだ。トンコツ、鶏ガラといったゼラチン質を多く含んでいるスープは少し辛く、ややこってりめのスープである。続いて、箸を取って麺をスープ碗に入れ、たっぷりとスープに絡ませて口に運んだ。もちもちとした食感の麺は、つるつるとした喉越しで美味しい。麺を食べていると、スープの中の様々な具が麺に絡んでく地の中に入ってきた。
小さいチャーシューは肉質系で、それほど厚みは無いものの、歯応えがあって存在感を発揮している。柔らかくて、口の中で崩れるような食感で美味しい。味玉は黄身の部分と白身の部分がスープの中で分離してしまった。黄身が崩れて麺に絡みつき、黄身の甘みが感じられる。白身の淡泊な味わいも感じられた。メンマも歯応えがあって存在感が感じられる。
麺を食べていると、スープが麺に絡まって口に中に入ってくるので、お碗に残っているスープが少しずつ減っていく。それでも麺をあらかた食べ終える頃には、お碗の底の方に少しスープが残っていた。
ここでスープ割りをもらう。スープ割りは厨房の中で入れてもらった。
魚介系の香りのするスープが入ったお碗を箸でかき混ぜて飲み干す。お腹もいっぱいになった。
コップに残った冷水を飲み干すと、席を立って店を出た。
飯田橋駅から電車に乗って帰宅の途につく。午後から南よりの風が吹いてきて、次第に湿度が高くなってきた。雲も上空に広がってきて、日も少し陰ってきた。
暗くなってきて、西の空に明るい光を放つ半月が浮かんでいるのが見える。団地の草むらからは秋の虫が鳴いていた。
今日は晴れ。昨夜、目覚ましをセットせずに布団に潜り込んでしまったこともあって、目が覚めた時には既にカーテンの外は明るくなっていた。上空には所々に雲が浮かんでいるものの、突き抜けるような青空が広がっていて強い残暑の太陽が降り注いでいる。気温は午前中に30℃を越えた。
日中は南よりの風が吹いていて、上空には大きな綿あめのような雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がっていて、真夏のような強い日射しが降り注いでいる。昼間の最高気温は34℃と2日連続の真夏日となった。湿度もあって、少しムシッとした暑さである。
今日は午後、大学の研修室のOB会が浅草であり、これに出席する。15時に始まったOB会は17時過ぎに中締めとなった。その後、流れ解散となった。
いつもなら二次会にも顔を出すのだが、今日は出席者が少なかった上に、同世代のOBも少なく、二次会には行かずにそのまま帰ることにした。せっかく浅草に来たので、少しぶらぶらと歩いてみたい気分でもあるが、浅草の街は相変わらず混雑している上に、蒸し暑くて体力も消耗してしまいそうである。
とはいえ、今日のOB会で出た料理は少なめで、少々小腹が空いた。帰りに〆のラーメンを食べていくことにして、雷門通りを西に進み、雷門一丁目交差点で左折して国際通りに入ると、ぶらぶらと歩きながら蔵前方面に進んだ。まだ日が沈んで間もない時刻で、空はまだ少し明るいが、周囲は薄墨色に染まっている。
蔵前小学校交差点を越えたところの右側の角から3軒目のビルの1階にラーメン屋「らーめん 改」がある。この店は春に買った雑誌「ラーメンWalker 東京2019」に掲載されているラーメン屋の1つである。今日はこの店に入ることにした。
店に入ると、すぐ左手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「貝塩らーめん」「味玉貝塩らーめん」「チャーシュー貝塩らーめん」「全部入り貝塩らーめん」「煮干つけ麺」「味玉煮干つけ麺」「チャーシュー煮干つけ麺」「全部入り煮干つけ麺」「貝塩和えそば」「煮干油和えそば」の10種類の麺類に加えて、「ライス」「明太子ご飯」「チャーシューご飯」「炙りチーズご飯」の4種類のご飯もの、「味付たまご」「たけのこ」「のり5枚」「わかめ」「チャーシュー増し」「大盛」「替え玉」といった各種トッピング、「HEARTLANDビール」で構成されている。
食券を買うと、カウンター脇にいた店員に食券を渡して料理を注文した。注文したのは看板メニューの「貝塩らーめん」である。これに雑誌に付いていた「味玉1個無料」のクーポン券を渡し、味付玉子を付けてもらうことにした。店員に案内されて一番端のカウンター席に腰を下ろす。
間口の狭い店内は奥行きがあって、入口から見て右手に厨房があり、厨房の前に一直線上にカウンター席が10席配されている。お冷やはセルフになっていて、店の入口を挟んで券売機と反対側に給水器があり、その下に並べられているコップを1つ手に取ると、給水器で冷水をコップに注いでテーブルの上に置いた。
カウンターの上には空のコップと冷水のポットが置かれている他、卓上には酢と一味唐辛子、コショウといった調味料と箸、楊枝、ティッシュボックスが置かれている。
しばらくしてラーメンが運ばれてきた。白い丼に入った「貝塩らーめん」の麺は平打ちの太麺で、少し濁った土色のスープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚と2切れのタケノコ、ミツバ、ワカメとトッピングの味玉が載せられていて、レンゲが添えられている。
まずはレンゲでスープを掬って飲んでみる。アサリを主軸に数種類の貝のエキスを丁寧に抽出したスープと、イリコを使った煮干しスープの魚介ダブルスープにまろやかな塩ダレを加えた魚介が主役のスープの表面には仕上げ油の貝油が浮かんでいる。魚介の旨みがぎゅっと凝縮されているようで美味しい。
今度は箸を取って麺を食べる。自家製の手もみ縮れ麺はもちもちとした食感で美味しい。1本1本の麺の太さに加えて、並盛で麺の量が160gあるということなので、ボリュームがある。麺にたっぷりとスープが絡まって口の中に入ってきて、スープの旨みが口の中に広がった。スープとともに、ミツバやワカメも口の中に入ってきた。麺の食感にアクセントが加わって、食べ応えがある。
麺の上に載せられたチャーシューを食べる。薄めのチャーシューは脂身が少なく、ハムのような食感で美味しい。タケノコはジューシーでスープがよく絡んでいる。味玉はよく味が染みこんでいて、美味しかった。
麺をあらかた食べ終えると、丼を傾けてスープを飲み干して完食。最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。
蔵前からは春日通りをぷらぷらと歩いて御徒町駅に向かった。御徒町駅から京浜東北線に乗って秋葉原駅で中央・総武各駅停車線に乗り換え、更に御茶ノ水駅で中央線快速電車に乗り換える。運良く席に座れたので、そのまま爆睡して帰宅の途についた。
電車が日野駅に到着する前に目が覚めた。日野駅で電車を降りると、千鳥足で改札を抜けた。夜になって風は止んできたが、まだ気温が高く、ムシムシとした陽気である。西の空には半月が明るい光を放っていた。