今日は曇り時々雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、雨がぱらつく生憎の空模様となった。今朝の気温は22℃で風はほとんど無く、ベランダに出てみると、空気がシメシメとしていて涼しく感じられる。
今日は自宅で午前中テレワークを行い、午後は半休の予定としている。いつもと同じ時間に起きると、昨日淹れたコーヒーがコーヒーサーバーに残っていたので、これを温めて朝食を摂った。それから定時よりも少し前の時間になって、端末に電源を入れて業務を開始した。
午前中は雨が降ったり止んだりの空模様だったが、昼前に雨が止んだ。上空の雲が切れて青空が顔を出すと、強い日射しが降り注いできた。午後になって南よりの強い風が吹いてくると気温がぐんぐんと上昇し、昼間の最高気温は28℃と5日連続の夏日となった。
お昼過ぎになったところで、職場にメールで業務終了の連絡を入れ、端末の電源を落として業務を終了した。外出の準備をして自宅を出る。家を出ると、モワッと蒸すような空気に包まれた。外は蒸し暑く、日野駅に着く頃には既に汗だくである。人が近くにいないところではマスクを外して、タオルで汗を拭った。
今日は午後、金融機関で所用を済ませることにしていて、電車に乗って立川駅に向かう。銀行に行く前に遅いお昼を食べることにして、駅南口に出ると、ペデストリアンデッキを歩いてアレアレア2の3階にあるラーメンスクエアに足を向けた。
入店したのは先月1日にオープンしたラーメン屋「麺屋こころ」である。この店のあったところには以前、ラーメン屋「えびそば えび助TOKYO」があったが、今年の3月26日に閉店し、その後、ラーメン屋「麺屋こころ 立川店」が開店した。
店内の配置は以前ラーメン屋「えびそば えび助TOKYO」だったときと大きく変わっておらず、店の入口手前左手に券売機があって、ここで食券を購入する。
メニューは「台湾混ぜそば」「台湾混ぜそば(小)」と「全部のせ」「九条ネギ」「肉入り」「カレー」「チーズ入り」「チーズ入りカレー」「シビ辛」といった各種「台湾混ぜそば」、「塩混ぜそば」「肉めんのせあえ麺」「台湾坦々混ぜそば」「明太クリーム混ぜそば」「台湾ラーメン」「塩台湾ラーメン」「醤油ラーメン」「醤油味玉ラーメン」「醤油チャーシューメン」「醤油全部のせラーメン」「塩ラーメン」「塩味玉ラーメン」「塩チャーシューメン」「塩全部のせラーメン」といった各種麺類、「チャーシュー4枚」「白飯」「麺大盛」「学生大盛」「ネギ味玉」「おつまみセット」「焼き餃子」「焼き餃子orザンギハーフ」「名古屋ザンギ」「水餃子」「ネギチャーシュー」「唐揚丼」「ネギチャーシュー丼」といった各種サイドメニュー、「コーラ・サイダー・オレンジ・ウーロン茶・ジンジャエール」「レモンサワー・ウーロンハイ・ハイボール」「生ビール(大)(中)(小)」といった各種ドリンク類で構成されている。
店内は入口から見て正面奥に厨房があり、その手前のスペースの中央に仕切りを設けてカウンター席とした6人掛けのテーブル席が1卓が設けられている他、その周囲に4人掛けのテーブル席が4卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。
食券を買って店内に入ると、店員が4人掛けのテーブル席に案内してくれたので、席に座り、食券をテーブルの上に並べた。注文したのは看板メニューの「全部のせ台湾混ぜそば」「麺大盛」と「唐揚丼」、「焼き餃子ハーフ」である。店員に「ニンニク入れますか」と聞かれたので、お願いすることにした。ちなみに「台湾混ぜそば」の麺の量は並盛が200gで、「麺大盛」にすると300gとのこと。
注文を終えると、卓上に重ねられたコップの山からコップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注いで、まずは1杯お冷やを飲み干した。氷が浮かべられた冷水のポットにはスライスしたレモンが入っていて、お冷やにほんのりと酸味が感じられる。爽やかな味わいで美味しかった。あらためて冷水をコップに注ぎ入れると、卓上に置いた。
卓上にはコップと冷水のポットの他、醤油とラー油、胡椒、昆布酢といった各種調味料と箸、レンゲ、楊枝、ティッシュペーパーが置かれている。また、入口脇には紙エプロンが用意されていた。
しばらくして、料理が一式運ばれてきた。
「全部のせ台湾混ぜそば」の麺は極太麺で、麺の上にはさまざまな具が所狭しと載せられている。中央に旨辛ミンチを載せて、その上に卵黄をトッピング。更に旨辛ミンチの周囲にダイスカットのチャーシューが9切れと半個分の味玉、魚粉、刻んだ九条ネギ、ニラ、メンマ、刻み海苔、ニンニクのみじん切りが載せられていて、海苔が3枚添えられている。
「唐揚丼」は小さめのお碗にご飯が盛られ、その上にたっぷりの刻んだ九条ネギを載せて、その周囲に小さめの唐揚げを5個ほど載せている。
「焼き餃子ハーフ」は四角い器に3個の焼き餃子が載せられている。
「焼き餃子」にはタレ用の小皿が添えられた。
「焼き餃子」に添えられた小皿に醤油とラー油を垂らして、餃子のタレを作った。
それから、「全部のせ台湾混ぜそば」の具と麺を箸でかき混ぜる。しかし、あまりにも具が多いのと、麺が太いのとで、うまく混ぜられない。丼の底に溜まっているタレに旨辛ミンチと魚粉、ニンニクが適度に麺に絡まったところで、麺を具に絡ませるようにして口に運んだ。
極太の麺はコシがあり、もちもちとした食感で美味しい。麺に絡んだ旨辛ミンチは唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチで、肉の旨みに卵黄の甘さが絡まって、箸が止まらないくらいに辛旨い。魚粉の旨みと風味にニンニクがパンチを効かしていて、口の中で暴れているようだ。麺の圧倒的な存在感とボリューム感が印象的だが、麺に載せられている各トッピング類もそれに負けていない。
ダイスカットのチャーシューは脂身が多く、香ばしい。しかも脂が甘くて美味しい。味玉は黄身が濃くて、味わいがある。どうせなら1個載せて欲しいところだ。海苔は麺をくるむようにして食べてしまったが、これはこれで美味しい。メンマの存在感にニラの辛味が合わさって、アクセントになっている。九条ネギは京都産のものを使用しているとのこと。シャキシャキとした食感が美味しい。
麺をあらかた食べ終えると、丼の底にはタレが残っている。これはあとで追い飯をもらうことにして、「唐揚丼」を食べることにした。「唐揚丼」に載せられている唐揚げはよく見ると、半分にカットされているようだ。この唐揚げを1切れ口に運ぶ。
カリッとした衣に包まれた鶏肉は脂身が無く、程よくジューシーな味わいで美味しい。鶏肉は柔らかく、淡泊でありながら濃厚な味わいである。唐揚げを食べながらご飯をかき込む。京都産の九条ネギがシャキシャキとした食感で、アクセントを与えている。
「唐揚丼」を食べながら、「焼き餃子」を食べる。一口大の餃子を餃子のタレにたっぷりと浸けて、口に運んだ。もちもちとした皮の中には豚挽き肉にキャベツ、ニラを加えた餡が入っていて、ほどよくジューシーで美味しい。餃子と唐揚げを交互に食べながら、ご飯をかき込んだ。
「唐揚丼」と「焼き餃子」の器が空になったところで、先ほどの「台湾混ぜそば」の丼をキッチンに持って行くと「追い飯」を適量入れてくれる。ちなみに「追い飯」は無料となっている。
「追い飯」の入った丼をテーブルに持ってくると、レンゲで白米とタレをよくかき混ぜ、追い飯を食べた。これがまた旨い。タレに残ったニンニクや魚粉、旨辛ミンチが今度はライスに絡み合って、それぞれの存在感を声高に叫んでいるようだ。チャーシューと海苔、味玉は全部食べてしまったが、残りの具が微妙にタレに残っていて、それらが渾然一体となってライスに絡みつき、口の中でほどけるようにして喉の奥に消えていく。残りのタレを全て拭い去るようにご飯に絡ませて食べてしまった。
最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。
少々食べ過ぎたようだ。ちょっとベルトがきつい。少しベルトを緩めると、席を立って店を出た。
お昼を食べた後は、いくつかの金融機関を廻って所用を済ませる。その後、百均ショップで買い物をして外に出てみると、大粒の雨が降っていた。雨は1時間ほどで止んだものの、雲の厚みが増してきていた。
電車に乗って日野駅に戻る。ちょうど、夕方の帰宅ラッシュに重なってしまい、電車の中はかなり混んでいた。
家に着くと、冷たい飲物を飲んでくつろぐ。室内は冷房が効いていて、空気は湿度が低くてサラサラしているし、心地よい。なんだか、外出したことを後悔するような気分になった。
今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は20℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。ベランダに出ると、湿った空気がヒンヤリと感じられた。玄関のドアポストに投函された新聞を手に取ると、袋に入っている。路面の片隅も少し濡れているようだ。未明に雨が降ったのだろうか。
今日は夏休みを取って、散髪がてら藤沢の実家に顔を出すことにした。今日は理容店で髭を剃るので、朝は顔を洗うだけにして、出かける準備を済ませる。それから午前中に家を出ると、日野駅から中央線に乗って八王子駅に向かった。八王子駅で横浜線に乗り換えて町田駅に向かう。
町田駅に到着したのはまだ昼前だった。町田でお昼を食べていくことにして、JR横浜線町田ターミナル口改札を出た。JR町田駅の東を南北に走る町田駅前通りを渡り、ターミナルロードに入る。町田駅前通りから15mほど入った右手にある町田仲見世商店街に入った。
入口から左手3軒目にラーメン屋「81番」がある。この店は以前購入した雑誌「ラーメンぴあ2020首都圏版」に掲載されているラーメン屋で、ラーメン屋「パパパパパイン」のセカンドブランド店である。今日はこの店に入ることにした。
店の入口は2つあるが、その左手の入口に入ると左手の壁に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「うま味塩そば」「冷やし塩そば」「辛味塩そば」「辛味冷やし塩そば」の4つの麺類のメニューを基本にバルサミコ味付け玉子と豚チャーシュー及び鶏チャーシューを増量した「特製塩そば」で構成されている。また麺も「細麺」または「中太麺」のいずれかを選ぶことができる。
麺類以外のメニューとしては「鶏飯」「貝飯」「ホタテ飯(限定)」「スープ炊きご飯」「一口スープ炊きご飯」といったご飯もの、「バルサミコ味玉」「豚チャーシュー」「鶏チャーシュー」「乾燥えのき」「替え玉」「替え玉(半玉)」といった各種トッピングや替え玉、「瓶ビール(ハートランド)」が用意されている。なお、「替え玉」「替え玉(半玉)」は細麺のみの提供となっている。ちなみにホタテを仕入れたときにのみ提供する「ホタテ飯」は今日は提供されていなかった。
間口の広い店内は通路に相対するように厨房があって、厨房を囲むようにしてカウンター席がL字形に7席配されている。食券を購入すると、空いているカウンター席に座って食券を店員に差し出した。注文したのは看板メニューの「うま味塩そば【細麺】」である。本当は中太麺を買うつもりだったが、間違えて細麺のボタンを押していた。もっとも「うま味塩そば【細麺】」のボタンは券売機の一番上段の左端にあることもあり、細麺が店の一押しなのだろう。
これに「貝飯」をつける。店の外に掲げられたメニューの札には「鶏飯」に赤字で「名物」と書かれていたが、あえてここは「貝飯」を選ぶことにした。更に雑誌に付いていた「味玉1個サービス」のクーポンで「うま味塩そば【細麺】」に味玉を付けてもらうことにする。
料理の注文を終えると、カウンターの上に重ねられたコップの山からコップを1つ手に取り、同じくカウンターの上に置かれた冷水のポットから冷水を注いで、まずは1杯お冷やを飲み干した。再び冷水をコップに注いで、卓上に置く。卓上にはミル付きの容器に入った黒コショウの他、箸、楊枝、紙ナプキン、台ふきんが置かれている。
しばらくして「うま味塩そば【細麺】」と「貝飯」がカウンターの中から出された。
「うま味塩そば【細麺】」の麺は細麺というよりも、自分的には極細麺である。黄金色のスープに浸かっていて、麺の上にはトッピングした味玉が1個と鶏チャーシュー、豚チャーシューが1枚ずつ、乾燥エノキと芽ネギが載せられている。「うま味塩そば【細麺】」にはレンゲが添えられた。
「貝飯」はスープで炊かれたご飯の上に大粒のホンビノス貝が10粒載せられていて、乾燥エノキと芽ネギがトッピングされている。
箸を取るとさっそくラーメンを食べることにした。まずはレンゲでスープを掬って口に運ぶ。「うま味塩そば」のスープは鶏ガラではなく、より厚みとうま味のある鶏肉から出汁をとった鶏スープと、3種の煮干しと昆布、椎茸のうま味のみを水出しして抽出した雑味のない澄み切った和風出汁、白ハマグリとも呼ばれるホンビノス貝をふんだんに使用し、貝特有の風味とうま味をとじ込めた貝のスープの3つの別々にとったスープをそれぞれの素材が引き立ちあうようにブレンドし、化学調味料を使わずにスープのうま味を最大に引き出す厳選した塩で作る塩ダレと芳醇な香りを持つ特製帆立オイルを仕上げに掛け合わせた複雑な多重層のうま味と高貴な香りが織り成す極上スープである。
ふくよかな奥行き深いスープは滋味深く、旨みが凝縮されているような味わいで美味しい。スープがやや少なめなので、少しスープを飲むと、すぐに箸を取って麺を食べる。三河屋製麺製の細麺は全粒粉入り国産小麦の麺で弾力があり、もちもちとして美味しい。麺を食べていると、麺にたっぷりのスープが絡んで口の中に入ってくる。
麺に載せられた乾燥エノキは天日干しして乾燥させたエノキを素揚げしたものである。香ばしく、スープを吸ってジューシーな食感で美味しい。エノキの旨みが凝縮されていて、それがスープと麺に絡んで、ラーメンにアクセントを与えている。鮮やかな緑色の芽ネギはラーメンに彩りを与えているだけで無く、シャキシャキとした食感でアクセントを与えている。
麺を食べながら味玉やチャーシューを食べる。バルサミコ味玉はほのかな酸味と甘みがアクセントになっている。濃厚なのにさっぱりとした味わいで、ラーメンの中で存在感を放っている。
チャーシューは2種類ある。小ぶりの白っぽいチャーシューは鶏チャーシューで鶏もも肉を使用してる。脂身の少ないチャーシューはスープをたっぷりと吸って、淡泊な味わいの中にスープの旨みが絡み合って美味しい。一方、少し大きめの豚チャーシューは豚肩ロースを使用している。脂身がほとんど無い肉質系で、やや厚みがある。スープを良く吸っていて、口の中に入れると舌の上で肉の繊維がハラハラとほどけるような食感で美味しい。2種類のチャーシューを楽しみながら麺をすすった。
麺をあらかた食べてしまったところで、「貝飯」を食べる。まずは貝飯に載せられたホンビノス貝を1個口に入れた。スープを作るのに使っているホンビノス貝は身が詰まっていて、プリプリとした食感で美味しい。貝の下のスープで炊いたご飯は固めでパラパラとした食感で、醤油のうまみを纏っている。ご飯の中には豚チャーシュー片が入っていて、食感のアクセントにもなっている。
ご飯が残り少なくなったところで、ラーメンのスープをレンゲで2~3杯掬ってご飯に入れ、雑炊風にして食べる。滋味深いスープに浸かった炊き込みご飯は、旨みが増して美味しい。貝を食べながらご飯をかき込んでしまった。
最後にラーメンの丼を傾けて、スープを飲み干す。替え玉を注文しても良かったのだが、「貝飯」を食べていい具合にお腹もいっぱいになった。今度来るときは中太麺でラーメンを食べ、細麺の替え玉を注文すれば、同じスープで中太麺と細麺を味わうことが出来る。いずれにしろ、今日は満腹である。美味しかった。
スープを飲み干したところで、最後にコップに残ったお冷やを飲み干す。更に食器を全てカウンターの上に上げると、店を出た。
町田仲見世商店街を出ると、上空の雲が切れて青空が広がっていた。雲が多めの空模様ながら、強い日射しが燦々と降り注いでいる。昼間の最高気温は29℃まで上昇し、再び夏日となった。湿度が高くて、蒸し暑い陽気である。北風が弱く吹いているが、日射しが照りつけていて、汗だくになってしまった。食後に町田マルイの中にあるカフェでアイスコーヒーを飲んで涼を取った。
汗もひいて落ち着いたところで、店を出ると、小田急線町田駅まで歩いて行く。小田急線町田駅から藤沢行きの快速急行に乗って藤沢に向かった。電車の車内は混んではいなかったが、それでも席は全て埋まるくらいの乗車率である。
実家に行ったついでに、近所の馴染みの理容店で散髪してスッキリした。散髪したのはコロナの影響もあって、実に3ヶ月ぶりである。これで、今年暑くなるといわれている夏を乗り切れる。
日野には夜、帰宅した。上空には月が薄いヴェールのような雲に遮られて、淡い光を放っている。夜になっても気温は高く、空気がムシムシと感じられる。家路を歩いていると、近くの公園の草むらから夏の虫が鳴いているのが聞こえた。
今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が眩しい。今朝の気温は20℃で湿度が高めではあるが、弱い北よりの風がヒンヤリとして涼しく、爽やかに感じられる。しかし、日の当たるところに出ると、力強く降り注ぐ日射しが熱いくらいに感じられた。
今日は1日テレワークである。平日と同じ時間に起きると、コーヒーを淹れて朝食を摂った。玄関のドアポストに投函された朝刊を開き、記事に目を走らせながら、コーヒーを飲む。それから、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れると、業務を開始した。午前中に雲が薄くなって青空が見えてくると、次第に明るくなってきた。
午前中に南よりの風が吹いてくると、上空には雲が広がってきた。時折、太陽が雲に隠れて日が陰ることもあるものの、再び太陽が出てくると、強烈な日射しが照りつけた。日中の最高気温は30℃を超えて3日連続の真夏日となった。朝よりも湿度は下がったものの、それでも湿度は高めで、蒸し暑く感じられる陽気である。
時計の針が12時を廻ったところで、お昼を食べに行くことにした。今日は日野駅の方に行かずに、急な坂を上って三小通りに出ると、通りに沿って西に向かって歩いて行く。昨年「カツ丼セット」を食べた蕎麦屋「鶴亀そば」のある建物の2軒隣の建物の1階にラーメン屋「ラーメン専門の店 トモエ」がある。今日はこの店に入ることにした。
店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、その前にカウンター席が6席直線上に配されている他、右手には4人掛けのテーブル席が3卓ある。給水器が奥に設けられていて、その隣にコップが重ねて置かれているので、コップを1つ手に取って冷水を注ぎ、空いているカウンター席に座った。
メニューは壁に掲げられていて、「ラーメン」「ワカメラーメン」「チャーシューメン」「ワカメチャーシュー」「高菜ラーメン」「高菜チャーシュー」といった各種麺類と「ライス」「ライス大盛」で構成されている。
注文したのは「チャーシューメン」と「ライス大盛」である。料理を注文すると、お冷やを飲みながら料理が出来るのを待つ。
カウンターの上には重ねられた丼にワカメやタマネギといった各種トッピング類が容器に入って置かれている他、レンゲとティッシュボックス、台ふきんが置かれている。卓上にはブラックペッパーグラウンドとホワイトペッパー、酢、箸、楊枝が置かれていた。
ラーメンはびっくりするくらいに早く出てきた。続いてライスも出された。
「チャーシューメン」の麺は細麺で濃いめの醤油スープに浸かっている。麺の上には刻みタマネギとチャーシューが5枚、ナルトが1枚、メンマが載せられて、海苔が1枚添えられている。
大盛のライスはお碗に盛られて出された。
まずはレンゲでスープを掬って口に運んだ。動物系のガラなど骨類を一切使わずに作り上げているという醤油スープは香ばしく、深いコクとまろやかな味わいが美味しい。表面にはラードを浮かべていて、ややこってりめのスープだが、優しい味わいと旨みが味わえる。
続いて箸を取って麺を食べる。細いストレート麺は田村製麺製で、やや固めでシコシコとした食感が美味しい。麺にはたっぷりのスープと刻みタマネギやメンマが絡んで口の中に入ってくる。刻みタマネギやメンマのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて美味しい。麺の上に載せられたチャーシューは脂身の少ない肉質系で、厚みがやや薄いものの、歯応えがあって美味しい。ナルトは少し厚めにカットされていて、存在感がある。メンマは細くカットされていて、味が良く染みこんでいる。
麺をあらかた食べてしまったところで、ご飯を食べることにした。スープの表面に浮かんでいる海苔をライスの上に載せて、ライスを巻くようにして口に運ぶ。スープをたっぷりと吸った海苔はジューシーな味わいで、それだけでご飯が進む。海苔を食べてしまうと、今度はチャーシューをおかずにして、ご飯をかき込んだ。
チャーシューも無くなると、今度はレンゲでスープを掬い、お碗に残ったライスにかけて、雑炊風にして食べる。刻んだタマネギが米粒と混ざり合い、一緒に口の中に流れ込んでくる。スープの熱で甘みが増したタマネギにスープの旨みが絡み、ライスのボリューム感が加わって、なかなかの食べ応えである。あっというまにご飯のお碗が空になった。
最後にラーメン丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。
コップに残ったお冷やを飲み干し、食器をカウンターの上に載せると、代金を払って店を出る。店に入るときには、太陽は雲に隠れていたが、外に出ると、強い日射しが燦々と降り注いでいて、影が濃く見える。ただ、風が幾分涼しく感じられるのが、せめてもの救いである。デイパックの中からタオルを取り出すと、汗を拭いながら帰宅した。
家に到着すると、エアコンを除湿モードで運転して涼を取りながら、午後の仕事の準備をする。午後1時前に端末の電源を再投入すると、午後の業務を開始した。
午後は日が傾いてくるにしたがって、次第に南風が強くなってくると共に、気温は下がってきた。夕方、定時を過ぎた頃に予定していた仕事を終えると、職場に業務終了の連絡メールを送信して業務を終了する。
夕方、夕刊を団地のポストに取りに行った。外に出ると、だいぶ気温は下がってきているものの、日中の熱気の余韻が漂っているように感じられる。上空の雲は地平線付近に押しやられていて、西日が街をオレンジ色に染めていた。南よりの風は幾分弱くなっていて、風が涼しく感じられた。
今日は晴れのち雨。今朝は上空の所々に白い雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて、朝日が眩しいばかりに射し込んでいる。今朝の気温は23℃で湿度が高く、空気がシメシメと感じられる。昨日降った雨で濡れた路面はかなり乾いていて、路面の所々が濡れているのみである。弱い北よりの風が吹いていて、幾分涼しい朝である。
今日は自宅で午前中テレワークを行い、午後は半休の予定としている。いつもと同じ時間に起きると、コーヒーを淹れて朝食を摂る。玄関のドアポストに投函された朝刊を開き、記事に目を走らせながら、コーヒーを飲んだ後、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れ、業務を開始した。
午前中は日が昇るにつれて、次第に日射しが強まり、気温も上昇してきた。昼前から南よりの風が吹いてきて、気温がぐんぐんと上昇してきた。お昼過ぎになったところで、職場にメールで業務終了の連絡を入れ、端末の電源を落として業務を終了した。外出の準備をして自宅を出る。
昨日、関東甲信は梅雨入りをしたとの速報が気象庁からあったが、上空は雲の多い空模様ながらも、強い日射しが降り注いでいる。昼間の最高気温は31℃で4日連続の真夏日となった。湿度が高めで蒸し暑く、マスクをしていると息苦しいほどである。時折、人がいないところで、マスクを外してはタオルで汗を拭った。
今日は午後買い物に行くことにしていて、日野駅から中央線の電車に乗ると、八王子駅に向かう。買い物に行く前にお昼を食べることにして、以前、購入した雑誌「ラーメンWalker東京2020」に掲載されていたラーメン屋に行ってみることにした。
改札を抜けて駅北口に出ると、西放射線通り「ユーロード」を更に北西に向かって歩いていく。やがて右手に西放射線中町公園が見えてくるが、この先の信号を左に折れて西に歩いて行くと、やがて、八日町南交差点に出た。この交差点を渡り、なおも西に50mほど歩いて行くと、左手にラーメン屋「鶏びあんsoba みやみや」がある。今日はこの店で遅いお昼を食べることにした。
新型コロナウイルス感染症対策で開け放たれた店の扉を抜けて店内に入った。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が6席配されている他、奥には4人掛けのテーブル席が2卓ある。入口を入ったすぐ右手に券売機があって、ここで食券を購入する。
メニューは「鶏びあんSoba」「鶏つけSoba」「塩鶏Soba」「山形辛味噌」「塩煮干Soba」を基本メニューとしてそれぞれ「味玉Soba」と「特製Soba」を組み合わせた15種類の麺類と「ミニとりそば」「四川まぜそば」、本日限定のメニューとして「マグロ白湯」を加えた各種麺類と、「替玉」「味玉」「メンマ」「海老ワンタン」といった各種トッピング類、「ライス」「レア豚丼」「烏骨鶏TKG」といった各種ご飯もの、「金麦缶ビール」「ハートランド瓶ビール」「グラスワイン」「野菜スムージー」といった各種ドリンク類で構成されている。
ちなみに「特製Soba」は味玉、ワンタン3個、チャーシュー2倍となる。また、「四川まぜそば」は辛さが選べるとのことである。
食券を買うと、カウンター席に座ってカウンターの上に食券を並べ、料理を注文する。注文したのは「鶏びあんSoba」と「烏骨鶏TKG」である。更に雑誌に付いていた「味玉1個無料」のクーポンで味玉を付けてもらうことにする。
席に座ると、卓上に重ねられたコップの山からコップを1つ手に取り、カウンターの上に置かれたウォーターサーバーから冷水を注いで、1杯お冷やを飲んだ。今日は蒸し暑くて、汗をたっぷりとかいている。一気に冷水を1杯あおると、再び冷水を注いで卓上に置いた。
テーブルの上には各席毎に木のトレーが置かれている他、卓上にはコップの他にミル付ブラックペッパーと魔法のレモン酢、箸、レンゲ、紙ナプキン、楊枝入れ、台ふきんが置かれている。入口付近のカウンターの上には除菌ウイルススプレー、エタノール製剤が置かれていたので、遅ればせながら手指を消毒した。
お冷やを飲みながら待っていると、しばらくして最初に「鶏びあんSoba」「味玉」がカウンターの中から出された。続いて、「烏骨鶏TKG」もカウンターの中から出された。
「鶏びあんSoba」の麺は細麺で、濃い琥珀色のスープに浸かっている。麺の上にはトッピングの「味玉」の他、鶏チャーシューが1枚と豚チャーシューが2枚、穂先メンマ、刻みネギが載せられ、更にレッドオニオンを薄く切った物が2片トッピングされていて、ラーメンに彩りを添えている。ちょっとスープが少なめな感があるラーメンである。
「烏骨鶏TKG」はご飯に烏骨鶏の生玉子、醤油ダレが添えられた。ご飯の上にはキャビアが載せられている。
烏骨鶏の卵は小さく、お碗の底に載せられている。
濃い琥珀色の醤油ダレは小皿に入れられて出された。
烏骨鶏の玉子は店内に掲示されている広告にある伊藤養鶏場産のものだろうか。小ぶりの大きさの烏骨鶏の玉子を割ってみた。
小さい玉子ということもあり、量が少ないながらも、よく見ると、濃いレモンイエローの黄身がこんもりと盛り上がって見える。鮮度が良く、見るからに美味しそうである。
考えてみれば、すぐに「烏骨鶏TKG」を食べるわけではない。まずはメインの「鶏びあんSoba」「味玉」を食べることにする。レンゲを取って、スープを掬って口に運んだ。立川市の伊藤養鶏場から仕入れる烏骨鶏の丸鶏に店主厳選の地鶏のガラを合わせたスープに和歌山の生醤油や秋田の魚醤など、数種類の醤油から作る醤油ダレを合わせたというスープは、滋味豊かでスープに深みと余韻をもたらす味わいが、優しい味わいで美味しい。仕上油には鶏油で覆い、風味を逃さないようにとろ火で火を入れているとのことで、鶏の旨みがぎゅっと詰まったスープに醤油ダレがコクとキレを与えている。
続いて箸を取って麺を食べる。京都の麺屋棣鄂(ていがく)から取り寄せているという麺はもちもちとした食感で、旨みの濃いスープにしっかりと存在感を誇示している。麺にはたっぷりのスープと穂先メンマや刻みネギが絡まって口の中に入ってくる。穂先メンマはスープをたっぷりと吸ってジューシーな味わいで美味しい。レッドオニオンの辛味と、刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントを与えている。
麺を食べながら味玉を食べる。味玉を割ると、濃い色の黄身が姿を現した。しっかりと火の通った黄身は味が濃く、きめが細かい舌触りで美味しい。
2種類のチャーシューも食べる。まずは豚チャーシューである。豚チャーシューは日替わりの豚肉を使用しているとのことで、今日は茨城のいも豚を使用しているとのこと。薄くて大きいチャーシューは赤身と脂身のバランスが良くて、スープをたっぷりと吸ってジューシーな味わいで美味しい。柔らかく、ハムのような食感で美味しかった。
鶏チャーシューは大きくて、まるで肉の塊といった感がある。昆布風味の鶏チャーシューは脂身が無く、淡泊であっさりとした味わいながら、ジューシーで弾力のある歯応えが感じられて美味しい。
麺をあらかた食べたところで、「烏骨鶏TKG」を食べることにした。先ほど割った烏骨鶏の玉子をご飯の上に載せ、更に醤油ダレをかけてみる。鮮やかな色の玉子の黄身はご飯の上に崩れずに乗っている。
箸で持ち上げられるような黄身を、躊躇無く崩しながら、ご飯を程よくかき混ぜる。ご飯に玉子が満遍なく絡まったところで、箸でご飯をかき込んだ。
玉子の味が濃くて美味しい。黄身の甘さに玉子のコクが感じられる。小さな烏骨鶏の玉子にこれだけの旨みが詰まっていることに驚きを感じる。キャビアのつぶつぶとした食感がアクセントになっていて、食べ応えがある。醤油ダレの旨みが玉子の旨みを引き立てていて、最後の1粒まで楽しめた。
最後にラーメンの丼を傾けてスープを飲む。スープの滋養溢れる旨みを感じながら、スープを飲み干して完食した。美味かった。満足である。
この店では混んでいないとき限定で、ミニホットコーヒーの無料サービスを受けられるとのこと。幸い、客は自分以外に先客の1名しかおらず、ホットコーヒーが欲しい旨を伝えると、コーヒーをもらえることになった。
コーヒーは小さなカップに入れられて、ソーサーと共にカウンターの中から出された。
コーヒーをブラックのまま飲む。
少々濃いコーヒーはほどよい苦みで口の中がサッパリとする。食後のコーヒーはやっぱり美味しい。
最後にコップの中の冷水を飲み干すと、食器類をカウンターの上に全て上げて、席を立ち、店を出た。外は、相変わらず、強い日射しが降り注いでいたが、店に入る前よりも、上空の雲が増えてきたように感じる。
お昼を済ませた後は、八王子にある食品スーパーで買い物をして帰る。他にも行きたいところはあるのだが、スマホで東京アメッシュを見ると、奥多摩の方で発生した雨雲が東京と埼玉の県境付近を東に流れていくのが見えた。昼間に吹いていた南よりの風は北よりの風に変わっている。夜には雨が降るとの予報だが、雨が降り出す時間が早まることも十分考えられることである。
帰宅をして、家でコーヒーを飲みながら窓の外を眺めた。空の雲はいよいよ厚くなってきて、日射しが無くなってしまった。まだ早い時間だが、風呂を沸かして汗を流すことにした。
日が高い内の入浴は、どこかに旅行に行ったときのような気分が味わえる。ゆっくりと湯に浸かって、1日の疲れを洗い流した。窓の外を見ると、すっかり外は暗くなっていて、雨が降り出しているのが見えた。風呂から上がって、窓の外を見ると、滝のような雨が降っていた。
雨は夜まで降り続いていたが、日をまたぐ頃には止んだようだ。
今日は曇りときどき晴れ。昨日は早く寝たつもりだったが、実際に起床したのは8時半頃である。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲が広がっていたが、西の空にはうっすらと青空が見えた。その後、青空の領域が広がってきて、日が射して来た。
昨夜降った雨で濡れた路面はもうほとんど乾いていて、路面の所々にその痕跡を残すのみである。湿度はやや高めながらも、北よりの風が吹いていて、風が心地よく感じられた。午前中は日が昇るにつれて、次第に明るくなってきた。
日中は上空の所々に雲が浮かんでいるものの、青空が広がって強い日射しが降り注いだ。昼間の最高気温は28℃と6日連続の夏日となったものの、湿度が低くて風が涼しく感じられる。
時計の針が午後1時を廻ったところで、遅めのお昼を食べようと外出した。6年前に中央自動車道の石川パーキングエリア(下り)内のフードコートで八王子ラーメンを食べたことがあった。石川パーキングエリア(上り)にも同様に、地域住民も使えるように高速道路とは別に歩行者用の入口が設けられているということを聞いた。
そこで、今日はこの石川パーキングエリア(上り)に行ってみることにした。家を出ると、急な坂を上って三小通りに出る。この通りを西に歩いて行くと、やがて、日野台2丁目交差点に辿り着いた。この交差点を右に折れると、中央自動車道を渡る陸橋がある。この橋を渡り、中央自動車道沿いの市道を西に歩いて行く。道なりに10分ほど歩いて行くと左手に石川パーキングエリア(上り)に入るための階段が見えてくる。
階段を昇ると、目の前はもうパーキングエリアである。
左手にはパーキングエリアの建物があり、中に入った。建物の中はコンビニの他、おみやげ店とフードコート、テイクアウト専門店が設けられている。フードコートは向かって右からお食事処「銀杏亭」、麺処「山百合」、牛丼屋「吉野家」が並んでいる。この中の麺処「山百合」でラーメンを食べることにした。
店の前に立つ。店の右側に注文口がある。注文口の手前にはにおにぎりなどの商品がテイクアウトで販売されていた。
注文口に行き、料理を注文する。メニューは「八王子ラーメン」「豚骨ラーメン」「味噌ラーメン」の3種類のラーメンを基本にして、各種「チャーシュー麺」「ラーメン・チャーハンセット」といったメニューの他、「石川ブラックラーメン」「塩野菜ラーメン」「ほうとうサラダうどん」「ソーキそば」「ソーキそば・ジューシー丼セット」「かけそば/うどん」「月見そば/うどん」「わかめそば/うどん」「きつねそば/うどん」「かき揚げそば/うどん」「天玉そば/うどん」「石川そば/うどん」「石臼挽きざるそば(並・大)」「魚介豚骨つけ麺(並・中・大)」といった各種麺類、ソフトクリーム等で構成されている。
注文したのは「八王子ラーメン・チャーハンセット」である。代金を電子マネーで支払うと、左手にある商品受取口に進んだ。トレーの上には「八王子ラーメン」と「チャーハン」が載せられている。トレーを受け取って、フードコート内の空いている4人掛けのテーブル席に運ぶ。
ちなみにフードコート内には中央に仕切り板を設置してカウンター席にした8人掛けのテーブル席が1卓と6人掛けのテーブル席が1卓、5人掛けのテーブル席が2卓配されている他、4にんがけのてーブル席が9卓と2人掛けのテーブル席が2卓設けられている。新型コロナウイする感染症対策で、席と席の間は少し離れて配置されていた。
あらためて商品受取口に行き、箸とレンゲ、紙ナプキンをもらってきた。商品受取口の左手にはその他に酢、ラー油、ホワイトペッパーグラウンド、ブラックペッパーあらびき、七味、粗挽き唐辛子、おろしニンニクといった各種調味料や薬味の他、楊枝が置かれている。
麺処「山百合」の正面のスペースの両脇には冷水器が置かれていて、その右手にコップが並べて置かれている。コップを1つ手に取り、冷水を注ぐと、これもテーブル席に運んだ。席に座ると、まずはお冷やを飲んで喉を潤す。それからラーメンを食べることにした。
「八王子ラーメン」の麺は中細の手もみ麺で、濃いめの醤油スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚とナルトが1枚、海苔が1枚、メンマ、刻みタマネギがたっぷりと載せられている。
まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。ラードで表面が覆われた醤油ベースのスープはゴクゴク飲めるくらいの温かさのスープである。ほどよいこってり感のスープで、醤油の旨みが詰まっていて美味しい。
続いて箸を取って麺を食べる。麺はもちもちとした食感で、スープと刻みタマネギがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。刻みタマネギのシャキシャキとした食感と辛味がアクセントになっている。
麺を食べながらチャーシューにかぶりついた。細長いチャーシューは厚みがあって、なかなかのボリュームである。脂身と赤身が半々で、赤身はスープを吸ってジューシーな味わいである。ハムのような食感のチャーシューは肉の歯応えも感じられて、美味しい。
麺をあらかた食べてしまうと、再びレンゲを持って、チャーハンを食べる。ドーム状に盛られたチャーハンはご飯と玉子、刻んだニンジンや玉ネギ、青ネギチャーシュー片が入っていて、紅ショウガが彩りを添えている。
チャーハンを口に入れると、ご飯の適度なパラパラ感に玉子の甘みが感じられて美味しい。野菜の微かな食感に肉の旨味が重なって、口の中に広がる。チャーハンもなかなかのボリュームで美味しかった。
チャーハンを食べてしまうと、ラーメンの丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って食器を載せたトレーを返却口に運んだ。返却口はフードコート共通になっていて、吉野家の左手に設けられている。
食事を終えると、再びもと来た道を戻って、帰宅の途についた。
今日はこの後、特にどこに行く予定も無く、家でゆっくり過ごすことにした。
夕方になって強い南よりの風が吹いてくると、再び雲が広がってきた。日射しも弱くなって、湿度も高くなってきた。