今日は晴れのち曇り。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は3℃で空気が冷たく、冷蔵庫の中にいるような陽気である。
昨晩は職場に泊まったのだが、なんやかんやでやることが溜まっていて、1~2時間ほど仮眠をとっただけで、結局ほとんど徹夜状態になってしまった。眠ぼったい眼をこすりながら、今朝は5時前から業務に就く。
朝の視察対応業務が終わると、一旦職場に戻った。朝食を食べに行く時間を惜しんで、始業までのわずかな時間を自席で眠ると、仕事に就く。午前中も現場対応でバタバタと忙しく、あわただしく時間だけが過ぎていった。
日中は良く晴れて青空が広がった。気温も13℃くらいまで上昇して、日射しもポカポカと暖かい。しかし、午後になって次第に雲が広がってくると日射しも無くなってしまった。気温も徐々に下がってきて風が冷たく感じられた。
本来なら土曜日の今日は仕事は午前中で終わるはずなのだが、今日は午後も立ち会いで帰れそうに無い。土曜日の定時を迎えたところで、お昼を食べに行くことにして、魚がし横丁に向かった。
どの店も混んでいてなかなか入れそうにないが、中華料理屋「やじ満」に並んでいる行列が一番短そうである。今日も気温が低くてラーメンが美味しそうだという思案も働いて、店の前に伸びる行列の最後尾についた。しばらくして店内に入ると空いているカウンター席に座った。
注文したのは人気ナンバー1メニューの「ニラそば」である。これに手作りジャンボ焼売を半個(2個)注文する。注文を終えると、お冷やを飲みながら料理が出来るのを待った。
しばらくして焼売が運ばれてきて、遅れてラーメンも運ばれてきた。
まずラーメンである。麺は細麺で飴色の醤油スープに浸かっている。麺の上にはたっぷりのニラとキクラゲ、タマネギ、豚肉、タケノコを炒めたものが載せられている。
焼売はいつもと同じ大きな焼売が2個小皿に載せられていて、キャベツの千切りが盛られ、マスタードソースが添えられている。
まずはラーメンを食べる。たっぷりと入った麺はモチモチとした食感でボリュームがあって美味しい。熱々のスープはタマネギの甘さが感じられる優しい旨さで、麺に絡んで口の中に入っていく。具もまた麺に絡み、ラーメンとして一体感が生まれている。スープが旨くて美味しい。
ラーメンを食べながら焼売を食べる。前回はウスターソースで食べたが、今回はあえて醤油を適量かけて食べることにした。刻みキャベツはキャベツの甘みと食感が感じられるくらいにざく切りに刻まれていて、その存在感を誇示している。
豚肉とタマネギで作られた焼売はジューシーで美味しい。醤油の旨みが豚肉の旨さを引き立て、更にタマネギの甘みが加わわり、食べ応えのある焼売となっている。しかもボリュームがあって旨い。
焼売を食べながらラーメンをすする。焼売と麺をあらかた食べ終わったところでスープを飲み干して完食した。コップに残ったお冷やを飲み干すと、勘定を済ませて店を出た。
午後の立ち会いまでの間、自席で少しでも睡眠時間を稼ごうとウトウトと昼寝をしてしまった。やがて、現場に出かけて立ち会いの業務に就く。
結局全て終えて帰宅の途についたのは午後6時を回った頃である。足が鉛のように重い。かなりくたびれた。明日はゆっくりと休みたいところである。
今日は曇りのち晴れ。未明まで降っていた雨は朝方には止んだ。上空は雲で覆われているが、雲の合間から青空も顔を覗かせている。朝の気温は13℃で湿度が高く、空気がしっとりと重く感じられる。少し蒸す感じのシメシメとした陽気である。
一旦、青空は雲に隠れてしまったものの、昼過ぎになって雲の合間から再び青空が広がってくると次第に日射しが出てきた。昼間の最高気温は19℃で風も無く、過ごしやすい陽気である。日射しは弱く、湿度が高くてやや蒸すような陽気である。
今日のお昼は外で食べることにした。場内で食べることにして、場内の魚がし横丁にある和食屋「かとう」に入店する。和食屋「かとう」で食べるのは実に4ヶ月ぶりとなる。
店は比較的空いている。今日は天候に恵まれないということもあるだろうが、築地市場が移転延期となって、場内の魚がし横丁も落ち着きを取り戻してきた。一部の店を除いて、だいぶ入りやすくなった。
店に入ると女将が入口近くのカウンター席に座るように案内してくれた。壁に掛かっているメニューを見て料理を注文する。注文したのは冬季限定メニューの1つ「タラどうふ」定食である。更にご飯を大盛りにしてもらうことにした。
料理を待っていると、湯呑みに入った緑茶が運ばれてきた。緑茶を飲んでいると料理が運ばれてきた。
メインのタラどうふは丼に入っている。昆布を敷いた丼に水を入れてダシを取り、タラの切り身と白菜、豆腐がふんだんに入っており、白子が添えてある。タラは北海道産とのことである。丼にはタラの骨入れの小さな器が添えられている。
更に九条ネギを刻んだ自家製ポン酢が添えられている。
定食には小鉢とお新香が付く。小鉢はサトイモの煮付けでほうれん草が彩りを添えている。
お新香はカブとキュウリの浅漬けである。
味噌汁は豆腐と刻みネギが入っている。
福島産コシヒカリを炊いた大盛りのご飯は相変わらず盛りがいい。米粒が艶々として美味しそうである。
腹も減っているので、さっそく食べることにする。まずは味噌汁をズズッと飲んだ。中に入っている豆腐が味噌汁にボリューム感を与えている。空腹には応える旨さである。
続いてご飯を食べる。まずはサトイモでご飯をほおばる。程良いダシで煮つけられたサトイモはホクホクとして美味しい。サトイモの煮汁もご飯にかけて食べてしまった。
小鉢を片づけたところでタラどうふを食べる。タラの切り身をポン酢にたっぷりと漬けて口に運ぶ。タラの身はプリプリとした食感で弾力があって美味しい。身厚で口の中でとろけるような食感が絶妙である。アラもコラーゲンがたっぷりでトロリとした身を骨から歯でこそげ取るようにして食べた。舌触りが滑らかな白子は濃厚で絶品である。
どんぶりに入っている豆腐もタラの旨みを吸っていて旨い。白菜もトロトロになるまで火を通していてこれまた旨い。丼の底に敷かれた昆布もいい味を出している。ひたすら食べていたら、大盛りのご飯が無くなってしまった。
仕方ないので、ご飯をお替わり。もちろん有料だが、このタラの旨さをご飯無しに食べることは出来ない。やはりちゃんとご飯がその旨さを受け止めて味わうのが美味しいのである。
タラどうふを食べながらお新香にも箸を伸ばす。キュウリやカブのシャキシャキとした食感に、いい塩梅の塩加減がまたご飯を進ませる。タラどうふを食べながらお新香を食べていたが、やがてタラ豆腐の具が無くなってしまった頃にはお新香も無くなってしまった。
お椀にはご飯が少し残っている。ここに小皿に残ったポン酢を入れてご飯をかき込んでしまった。タラの身が溶けだした感のあるポン酢は酸味の中に旨みが感じられて美味しい。結構、満腹である。
最後に味噌汁を飲み干して完食したのだが、タラどうふの入っていた丼に残っているダシ汁がもったいなく思える。この汁には昆布のダシの他にタラの旨みが溶けだしているのである。これを飲まない手はない。ということで全部飲み干してしまった。
もうお腹もはちきれんばかりである。が、湯呑みに残った緑茶も飲み干して完食。大満足である。旨かった。
席を立つと勘定を済ませて店を出た。
午後は職場で仕事。帰るのは夜遅くになってしまった。
空を見上げると、薄雲の向こうに満月が淡い光を放っている。夜になってもあまり気温が下がらなかったが、強い北風が吹いてきた。
今日は晴れのち曇りときどき雨。今朝は上空に青空が広がり、東の空から朝日が眩しいばかりに陽光を降り注いでいるが、気温はぐっと下がって冷え込んだ。朝の気温は6℃で今シーズン一番の冷え込みとなっているとのことである。風は無く、湿度が高めで空気がヒンヤリと冷たく感じられた。
晴れていたのは朝だけで次第に雲が広がってくると、昼前には上空は雲に覆われて日射しが無くなってしまった。気温もあまり上昇せず、日中の最高気温は13℃と昨日より下がり、空気がヒンヤリと感じられる。ただ、湿度がやや高めで幾分、空気がしっとりと感じられた。
今日のお昼は外で食べることにした。だいぶ寒くなってきてラーメンが美味しい季節である。そこで今日は先日「みそカキらーめん」を食べた中華料理屋「やじ満」に足を運ぶことにした。
店を覗き込むとカウンターの端の席が1つ空いている。席に座ると女将さんがお冷やを出してくれた。さっそく料理を注文する。
注文したのは冬季限定メニューの「五目そば」である。いつものように「手作りジャンボ焼売半個」も併せて注文した。
お冷やを飲んでいると、最初に「焼売半個」が運ばれてきた。焼売は以前も食べてヤミツキになってしまった。1個60gあるという焼売が2個皿に載せられていて刻みキャベツが添えられ、マスタードがトッピングされている。
しばらくして「五目そば」も運ばれてきた。
「五目そば」の麺は細麺で白濁した塩スープに使っている。麺の上にはホタテとどんこが1個ずつと豚肉と小エビ、イカ、ネギ、インゲン、ニンジン、モヤシ、キクラゲ、白菜が載っていて、玉子が1つ落としてあり、更にその上に大きくカットされた玉子焼きとカマボコが1切れずつとチャーシューとナルトが1枚載せられていて、刻み海苔がトッピングされている。メニューには「13種類のぐ沢山」とあるのだが、実際に入っている具は13種類以上あって、かなりの具沢山である。
最初に添えられたレンゲでスープを飲む。白濁したスープは滋養の詰まった旨みたっぷりのスープで美味しい。胃袋に染み渡るようである。
具をかき分けて麺を食べる。もちもちとした食感の細麺はたっぷりのスープを纏い、更に麺の上に載せられた具が絡みついて口の中に入ってきた。どの具も歯応えを残しているくらいの大きさにカットされている。様々な素材が味わえて美味しい。
麺の上に載せられたチャーシューは小降りだが厚めで、ハムのような食感である。脂が甘くて美味しい。玉子焼きはスープをたっぷりと吸ってホタテはプリプリとした食感でミルキーな甘さ塩味のスープとよく合う。スープを吸った玉子焼きはジューシーで美味しい。
ラーメンを食べながら焼売を食べる。ホクホクとした食感の焼売はラーメンの箸休めに最適である。豚肉とタマネギで作られた焼売の中はジューシーで甘く、旨みが詰まっていて美味しい。何もつけずに食べるのだが、スープに浸けても美味しい。ラーメンを食べ、焼売を食べ、またラーメンを食べて、焼売にかぶりつく。
焼売が無くなると、皿の上のキャベツをラーメンに入れて食べた。キャベツのシャキシャキとした食感にスープの旨みが絡んで美味しく食べられる。
麺があらかた無くなったところで、スープを飲み干して完食。旨かった。お腹もいっぱいである。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、勘定を払って店を出た。
夜になって弱い雨が降り始めてきた。傘を差すほどでもないと高をくくって駅から歩いてきたのだが、家に着く頃にはだいぶ濡れてしまっていた。
今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がり、日射しが眩しい。昨日の季節はずれの暑さの余韻か、朝の気温は18℃で昨日よりもぐっと上がった。ただ、乾いた北風が強く吹いていて、涼しく感じられる。風が強いことを除けば、朝から過ごしやすい陽気となった。
日中は上空には雲が浮かんでいたが、よく晴れて強い日射しが降り注いだ。昼間の最高気温は23℃で昨日よりは下がったものの、空気が乾燥して快適な陽気となった。北風が吹いていたが、日射しが肌を焦がすように暑く感じられた。
今日のお昼は外で食べることにして、築地市場の場内の魚がし横丁に足を向けた。良い天気に恵まれたこともあって、どの店も混んでいるが、その中でイタリアンレストラン「築地魚河岸トミーナ」の店内に空席があるのを発見。店の前には入店待ちの行列も無かったので、今日はイタリアンレストラン「築地魚河岸トミーナ」でパスタを食べることにした。
店に入り、空いているカウンター席に座る。注文したのは今月のおすすめメニューの中の一番上に書いてある「わたり蟹のトマトクリームソース(ホウレン草入)」「大盛」である。更にセットのドリンクはアイスコーヒーとし、パスタと同時に持ってきてもらうことにした。
料理を注文するとすぐにお冷やが出された。料理ができるまで時間がかかるとのことだったので、お冷やを飲みながら料理ができるのを待った。
最初にサラダが出された。器にはちぎったレタスに千切りしたニンジンとスライスしたキュウリが盛られ、カットトマトが1片添えられて、カイワレがトッピングされている。サラダには和風ドレッシングがかけられている。
続いてスライスレモン片を浮かべた水の入った金属製の小さいボールが出された。わたり蟹を食べるときのフィンガーボールとのことである。フィンガーボールにはカニスプーンが添えられた。
ここで、店員が紙おしぼりを出してくれた。いつもなら袋に入った紙おしぼりが卓上に置かれているところだが、今日はなんと、袋を切って紙おしぼりの中身を客が取り出すように差し出してくる。なんだか新鮮な気分である。
やがて、大盛の「わたり蟹のトマトクリームソース(ホウレン草入)」が出された。わたり蟹を丸ごとのせたボリューム満点のトマトソースのパスタは舟形の皿に盛られていて、トマトクリームがたっぷりと絡められている。パスタの上にはホウレン草が彩りを添えていて、わたり蟹がその上に鎮座している。なかなかインパクトとボリュームのあるパスタである。パスタには殻入れの深皿が添えられた。
パスタが出された直後にアイスコーヒーも出された。
「わたり蟹」は後でゆっくりと食べた方が良いと店員にアドバイスをもらって、まずは最初にサラダを食べる。外は空気が乾燥しているせいか、水気を含んだ野菜が美味しく感じられる。サラダにかけられたドレッシングの酸味が野菜を更に美味しく食べさせてくれる。
サラダを食べると、いよいよパスタを食べる。まずはパスタに載せられた「わたり蟹」をずらし、フォークでパスタを絡めて口の中に入れた。パスタはアルデンテの絶妙な歯応えで、蟹の旨みを吸ったトマトソースにトマトの旨みが加わり、濃厚な味わいとなっている。トマトの酸味がアクセントになっていて美味しい。
パスタを8割くらい食べたところでいよいよ「わたり蟹」を食べることにした。「わたり蟹」は宮城県産で無くなり次第、終了とのことである。その「わたり蟹」はその身を4つにカットしてあって、甲羅をその上に載せている。甲羅はたんなる飾りで、殻入れに入れると、足を指で持ち上げて、カニスプーンで身を取り出して食べる。
カニの身はきめが細かく、柔らかくてまるで絹のような食感である。口に入れると淡泊な味わいの中に甘さが感じられる。なかなか美味しい。トマトソースで指がベトベトになってしまうが、それはお構いなしに食べた。身をほじくり出してパスタの上に載せ、なかなかほじくり出せない身は口で加えてそのまま食べる。その身を余さず食べようと、一心不乱に食べていたが、時間もだいぶ過ぎてしまっていることに気が付いて、適当なところで切り上げることにした。
これが自宅なら、カニを鍋に入れてダシを取ったら美味しいだろうなと思うのだが、ある程度カニをしゃぶり尽くしたところで、指をフィンガーボールに入れて洗い、紙おしぼりでその指を拭った。残りのパスタの上に載せたカニの身をパスタに絡めながら食べる。カニの身の甘さにパスタが絶妙に絡み、最後のソースまで拭うようにして食べてしまった。
食後はアイスコーヒーを飲んでひと息つく。程良い苦みのアイスコーヒーはすっきりとしたテイストで美味しいが、やはりミルクとガムシロップを入れないわけにはいかない。アイスコーヒーに入れてストローでかき混ぜると、アイスコーヒーをゴクゴクと飲んだ。美味しかった。
自分が入店するときは空いていたと思った店もいつの間にか、店の外には入店待ちの客が列をつくっている。その視線が少々イタイ。もっとも、昼休みもあとわずかという感じなので、お冷やを飲み干すと、店の入口脇のレジで代金を払って店を出た。
午後は職場で仕事。お腹いっぱい食べたことも手伝ってか、気付くと外は既に暗くなっていた。昨日、休暇を取ったこともあって、溜まっていた仕事をあらかた片づけた頃にはだいぶ遅い時間になってしまった。
身の回りを整理して、帰宅の途につく。だいぶ気温が下がってきたようだ。
今日は晴れ。今朝は未明に雨が降ったらしく、路面がしっとりと濡れているが、空には雲がたなびいているものの、青空が広がっている。朝の気温は16℃で湿度が高く、シメシメとした陽気である。水が絞れるくらいに重い空気はヒンヤリと感じられた。
日中はよく晴れて、青空が広がった。雲も次第に減っていって日射しが眩しい。昼間の最高気温は26℃で9日ぶりに夏日となった。湿度が高くムシムシとした陽気である。
今日は築地市場内でお昼を食べることにした。魚がし横丁を歩いていると、とんかつ屋「小田保」の店の前に行列が無く、しかも店内に空席が見える。今日は久しぶりにとんかつ屋「小田保」で食べることにした。
今年の2月に食べた「かきフライ定食」も絶品だったが、「かきミックス定食」で食べた「かきバター焼き」もまた美味しかった。ということで今日は「かきバター焼定食」を注文する。もちろんご飯は大盛で注文した。
料理を注文してから店員がコップに冷水を入れて持ってきた。喉が乾いていたこともあり、お冷やを飲み干すと今度はテーブルの上にある冷麦茶の入ったポットから冷麦茶をコップに注いだ。スマホを見ながら、料理ができるのを待つ。
しばらくして料理が運ばれてきた。
「かきバター焼」はポテトサラダを添えたキャベツの千切りの山に特大の牡蠣のバター焼きが6個載せられていて、カットレモンが1切れ添えられており、タルタルソースがトッピングされている。
味噌汁は豆腐とミツバが入っている。
ご飯は艶々とした米粒が食欲をそそる。
まずは味噌汁をズズッと飲むと、千切りキャベツを食べる。千切りキャベツの盛られた皿の底にはかきをバターで焼いたソースが溜まっている。その甘い香りのするソースをキャベツの千切りに絡めて食べる。バターの甘さにほんのりの熱の加わったキャベツの甘みと牡蠣の旨みが加わって、えもいわれないくらいに美味しい。これだけでご飯が進んでしまう。
キャベツの千切りをある程度食べるとポテトサラダを食べた。ニンジンの千切りが彩りを添えているポテトサラダは舌触りが滑らかで、ニンジンの食感がアクセントになっている。
ポテトサラダを食べてしまうといよいよ牡蠣をたべる。まずは1つ箸で持ち上げると、そのままかぶりついた。三陸産の特大の牡蠣の表面には所々に焼き色がついている。口の中に入れるとプリプリとした食感で、口の中に牡蠣のジューシーな旨みが広がった。ミルキーな旨みにバターの甘い香りとほんのりとした塩味が絡まった味わいは病みつきになりそうである。
2個めの牡蠣はタルタルソースをたっぷりとつけて食べた。タルタルソースの酸味が牡蠣の旨みに加わり、サッパリとして美味しい。
ふとカットレモンが皿の上に載せられていることに気づいた。今度はご飯の上に牡蠣を1粒置くと、カットレモンをその上から絞って、そのまま食べる。カットレモンの酸味でバターの脂っこさが緩和されて、牡蠣をサッパリと食べさせてくれる。これもまた美味しい。
4個目の牡蠣もまたご飯の上に載せて、その上からカットレモンを搾ると、タルタルソースをたっぷりとつけて食べた。バター焼きの脂っこさが無くなった牡蠣はさっぱりとしていて、旨みだけが残り、そこにタルタルソースの酸味が加わってあっさりとした味わいとなる。これはこれで美味しいのだが、やはり牡蠣のバター焼きをそのまま味わうのが一番美味しい気がする。
ところで4個の牡蠣を食べてしまったところでご飯が無くなってしまった。おそるおそる店員にご飯のお替わりをお願いする。牡蠣のバター焼きだけを食べるのはもったいなさ過ぎる。
残りの2個の牡蠣のバター焼きでご飯を食べる。もうとにかく美味いの一言に尽きる。どう表現しようと、この旨さは表現できない。とにかく筆舌に尽くしがたい美味しさである。
牡蠣を食べてしまうと、皿の上には溶けたバターにわずかながら残ったバターの千切りが浸っている。これを残ったご飯の上にかけて、ご飯をかき込んだ。キャベツの千切りにバターの甘い風味と牡蠣の旨みが重なる。残っているご飯はわずかだったが、最後まで美味しく食べられた。
ご飯を食べてしまうと味噌汁を飲み干す。最後にコップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。
席を立つと、代金を払って店を出た。
午後も築地で仕事。
夜になって仕事を終えると、職場を出た。明日は休市日なので青果門は閉鎖されているが、潜り戸があって、これを抜けて新大橋通りに出る。いつもは難なく通るところなのだが、今日は何故か、バランスを崩して転んでしまい、左の手のひらを擦り剥いてしまった。ちょっと痛い。
夜になってもあまり気温が下がらず、湿度が高くて蒸し暑い。タオルで額や首筋の汗を拭いながら帰宅の途についた。