goo blog サービス終了のお知らせ 

J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

【閉店】今日のランチ(かきミックス定食@小田保)

2016年03月17日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


彼岸の入りの今日は晴れ。今朝は上空には雲ひとつ無い青空が広がった。朝の気温は7℃で風も弱く、穏やかに晴れている。東の空には朝日が昇っていて、陽光が眩しい。今日は気温が上昇するということなので、ハーフコートを着て出勤する。空気がヒンヤリと冷たく感じられた。
陽が昇るに従って気温もぐんぐん上昇し、昼間の最高気温は20℃を越えて4月並の気温となった。日中も風は弱く、穏やかに晴れた。日射しもたっぷりと降り注いで、春本番の陽気である。上着を着て、外を歩いていると暑くて汗をかいてしまった。

今日のお昼は築地市場場内で食べることにした。この2ヶ月くらいで、場内のカキ料理を出す店はだいたい廻ったが、中でもとんかつ屋「小田保」のかきフライは群を抜いて絶品だった。そのとんかつ屋「小田保」はテレビで紹介されてしまい、いつもは空いていたのに急に混み始めて、行列に並ばなければならないくらいになってしまった。
それでもあのかきフライが忘れられなくて、またとんかつ屋「小田保」で食べることにした。平日は週末に比べると少しは空いている。それでもなかなか店内に入ることができない。時計とにらめっこしていると、12時30分にさしかかる手前でなんとか店内に入ることが出来た。

店に入るとカウンター席に座るやいなや、料理を注文する。注文したのは「かきミックス定食」「ご飯大盛り」である。料理を注文すると、お茶を出してもらった。緑茶の入った湯飲みが出されると、お茶を飲んで料理が出てくるのを待った。
しばらく待っていると「かきミックス」が運ばれてきた。続いてご飯と味噌汁が運ばれてきた。

「かきミックス」はポテトサラダを添えたキャベツの千切りの上に特大のかきフライが3個とバターで焼いたカキが3個載せられていて、レモンとパセリが添えられており、タルタルソースがトッピングされている。


味噌汁はワカメとミツバ、崩れた豆腐が入っている。


ご飯はいつも見ても艶々としていて美味しそうである。


まず味噌汁をひと口飲むと、千切りキャベツにとんかつソースをたっぷりとかけて食べた。食べ応えのある千切りキャベツは甘みが感じられて、シャキシャキと美味しい。バターで焼かれたカキの焼き汁が千切りキャベツに伝わり、カキの風味にバターの甘みが加わって、とにかく美味い。この焼き汁だけでご飯が軽く一杯は食べられそうな感じである。

キャベツを食べながらポテトサラダとパセリを食べる。スライスされたキュウリが入ったポテトサラダは自家製マヨネーズで作っているとのことで、さっぱりと美味しかった。ついでにパセリも食べてしまった。
いよいよかきフライを食べる。かきフライを1つ箸で取り上げると、トッピングされているタルタルソースにたっぷりと漬けて食べた。先日のかきフライと同じでカリッとした衣の中に詰められたカキはプリプリとした食感でジューシーで美味しい。口の中に入れると、トロリとした食感にミルキーな味わいが何ともいえず、とにかくご飯も進む。

続いてカキのバター焼きを1つ箸で取り上げた。カキの表面の所々に焼き色がついたカキのバター焼きは衣がない分、かきフライよりも小さく見えるが、しかし大粒のカキである。口に入れるとプリプリとした食感で、口の中がバターの甘さにカキのミルキーな旨みが絡まるようにしてその身から溢れ出てきた。かきフライとも異なるがカキの中身はトロトロとした食感で、とにかく美味しい。これはまたご飯が進んでしまう。
かきフライとカキのバター焼きを交互に食べながらご飯を食べる。最後のカキのバター焼きを食べようとしたときには既にご飯が無かった。カキのバター焼きを贅沢に口に入れて、その味を堪能する。もう美味いの一言に尽きる。それ以外に何とも言いようがない。

最後に味噌汁を飲み干して完食。夢のような心地だった。
お茶を飲んで、余韻を味わっていたが、そんなにゆっくりはしていられない。会計を済ませて早々に職場に戻った。なんとか時間内に職場に戻れた。

午後は仕事をこなして、夜、帰宅する。
なんだかコートが暑くて、汗だくになりながら帰宅した。

コメント

【閉店】今日のランチ(ふぐカツ丼@小田保)

2016年02月29日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


2月最終日の今日は曇りときどき雨。昨日の深夜から降り始めた雨は朝方には一旦上がった。今朝は雨は降っていなかったものの、路面はしっとりと濡れて所々に水たまりができていた。朝の気温は5℃で昨日よりも更に高くなった。風は無く空気は潤っているようで、やや湿度が高く感じられた。今日は暖かくなるとの天気予報にハーフコートで出勤した。
日中は晴れるという予報だったが、昼も上空は厚い雲に覆われていて、東京都心部では雨が断続的に降った。昼間の最高気温は15℃くらいだったが日射しが無く、南風が強く吹いていて体感的には肌寒く感じた。

今日のお昼は築地市場場内で食べることにした。今日は4年に1度の閏年の2月29日である。29日は「に(2)く(9)」の語呂合せで「肉の日」ということになっているが、築地市場の勝どき門と晴海通りを挟んで正面にあるふぐ料理店「天竹」では毎月29日が「ふぐの日」ということになっていて、「ふぐ天丼」が通常1,700円(税別)のところ、1,000円(税別)で提供されている。
そもそもふぐは下関では、ふぐは「ふく」と発音し、「福」と同音であることから縁起の良い魚とされている。そういったことから2月9日は「ふ(2)く(9)の日」の語呂合わせで「ふぐ(河豚)の日」ということになっているが、毎月29日を「ふぐの日」としているので、そのうち試してみたいとは思っていた。

しかし、今日は結構予定が立て込んでいて、場外に食べに行くだけの余裕がない。仕方ないので、今日は先日「かきフライ定食」を食べた場内にあるとんかつ屋「小田保」で「ふぐカツ丼」を食べに行くことにする。場内の店でふぐを扱っている店はあまり聞かない。先日、食事をしていてメニューに気付いたところである。
ちなみに今は養殖のフグがあって、いつでも食べられるような気がするが、フグの旬は11月~2月とされている。特に2月頃の産卵の時期は白子も充実していて、もちろん身も美味しいらしい。

さて、とんかつ屋「小田保」に入店する。いつも混んでいるので、最悪、お昼は食べられないかと思ったが、今日は天気が悪いことに加えて、月曜日ということもあり、すんなり入れてしまったのがまるで奇跡である。今日は運がいい。
店に入り、カウンター席に座るとすぐに「ふぐカツ丼」「ご飯大盛り」を注文した。料理を注文すると、お茶を出してもらった。お茶は茶こしで緑茶を入れてくれる。緑茶の入った湯飲みが出されると、お茶を飲んで料理が出てくるのを待った。

しばらく待っていると「ふぐカツ丼」が運ばれてきた。続いて味噌汁が運ばれてきた。
「ふぐカツ丼」は丼に盛られたご飯の上に玉子とタマネギでとじられたふぐカツが6切れのっていて、ミツバが盛られている。


味噌汁はワカメとミツバ、豆腐が入っている。


まずは味噌汁を少し飲むと、「ふぐカツ丼」を食べる。ふぐカツに使用しているフグはゴマフグとのことである。ゴマフグは大型のフグで、くせのない味わいが特徴のフグである。このフグを使用したカツは弾力のある歯応えで、身厚でホクホクとしている。きわめてあっさりとした、上品な味わいが美味しい。

醤油ベースの割り下をまとった衣はサクサクとしている。その割り下は味をあまり主張せず、ふぐの淡泊な旨みを引き立てていて、ジューシー感を与えている。玉子はふんわりと仕上げていて、タマネギの甘さと食感がアクセントになっている。とにかく美味かった。
最後に味噌汁を飲み干して完食。お茶も飲み干すと、会計を済ませて早々に職場に戻った。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日はハードスケジュールでかなり疲れた。
日が暮れるとぐっと気温が下がってきた。風も南寄りの風から北寄りの風に変わって、しかもかなり強く吹いている。ハーフコートでは寒いくらいである。

夜になって一旦は雲の合間から暗い空が見えたが、やがて再び雲が広がってきたかと思うと雨がポツリポツリと降り始めた。傘を差すほどでは無かったが、急ぎ足で自宅を目指した。

コメント

【閉店】今日のランチ(かきフライ定食@とんかつ八千代)

2016年02月22日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は曇りときどき雨。今朝は上空に雲がかかっていて日射しが無く、寒々しい朝である。今朝の気温は5℃と少し気温が上昇してきたが、北よりの風が強く吹いていて、先週の春めいた陽気から一転して冬に逆戻りしたかのような陽気である。再び、ダウンコートを着て出勤した。
日中も上空には厚い雲が広がっていた。昼間の最高気温は10℃に満たず、空気が冷たく感じられる。この時期らしい寒さに戻った感じである。

今日はお昼を築地市場内で食べることにした。先日のとんかつ屋「小田保」に引き続き、今日もカキフライを食べに行くことにした。今日、入店したのはとんかつ屋「とんかつ八千代」である。ここも以前はそれほど混んでいなかったのに、最近は常に混んでいて、入店待ちの客が行列をなしている。お昼時間中に食べられるか微妙なところだが、意を決して並ぶことにした。
店内には時計が12時30分にさしかかる頃に入ることができた。お昼ご飯を食べるにはリミットの時間である。入口に近いカウンター席が空いていたので、ここに座って料理を注文した。注文したのは当然「かきフライ定食」である。ホットペッパーのクーポン券を見せて、「ご飯大盛り」にしてもらうことにした。

おばちゃんが湯呑みに入ったほうじ茶とお新香を持ってきてくれたので、お茶を飲みながら料理が出てくるのを待つ。お新香は白菜とニンジンの千切り、ショウガが入った浅漬けにタクアンが2切れ入っている。


しばらくして料理が運ばれてきた。大きな皿にはキャベツの千切りにパセリとカットレモンが添えられ、更にちぎったレタスとカットトマト、スライスされたニンジンとキュウリにフレンチドレッシングが混ぜ合わされたサラダが盛られて、その上にかきフライが5つ置かれている。かきフライにはタルタルソースがかけられ、洋カラシが添えられていた。


更に味噌汁とご飯が運ばれてきた。味噌汁にはちぎった豆腐と刻みネギ、ミツバが入っている。


大盛りのご飯は盛りが良くて、米粒がツヤツヤと光っている。


さっそく料理を食べる。まずは味噌汁をずずっと半分くらい飲む。寒い日に熱い味噌汁は何よりも馳走である。具だくさんで美味しい。
続いて、かきフライの下にある野菜を先に食べようとかきフライを少し避けて、サラダを食べる。今日も空気が乾燥しているからか、みずみずしい食感の野菜は美味しく感じる。フレンチドレッシングは適度な酸味があって、サラダだけでご飯も進んでしまった。更に千切りキャベツに卓上にあったとんかつソースをかけて食べる。野菜だけで結構、ボリュームがある。

いよいよかきフライである。カットレモンをかきフライに絞りかけて、かきフライを1つ箸で持ち上げるとタルタルソースにたっぷりとつけて口に運んだ。とんかつ八千代のかきフライは先日の小田保のかきフライに比べるとひと回り小さいが、それでも標準的な大きさのかきフライというには大きいかきフライである。
生パン粉をつけて揚げたかきフライの衣はカリッとした食感だが、中はカキの身がぎっしりと詰まっている。トロリとした身はジューシーで美味しい。カキの旨みが凝縮されたようなかきフライは海のミルクと呼ばれるにふさわしく、ミルキーな味わいである。

かき1粒でご飯がかなり進む。かき5個ではご飯が足りないくらいである。濃厚な味わいのかきフライにはやはりタルタルソースがよく合う。マヨネーズベースのタルタルソースは程良い酸味でカキの濃厚な旨みを引き出しているかのようである。美味いのだが、タルタルソースも3粒のかきフライを食べ終える頃には無くなってしまった。
ここで、お新香を食べて箸休め。お新香でご飯を食べ、味噌汁を飲んで口の中を一旦落ち着かせると、後半戦に移る。

残ったかきフライのうち1粒をご飯の上にのせると、とんかつソースをかけて食べる。とんかつソースの濃厚な味に負けないくらいかきの旨みが主張して互いにぶつかり合っているようだ。おかげで、お碗に残ったご飯はあっという間に無くなってしまった。
最後のかきフライは何もつけずに単体で口の中に放り込む。もう何もいえないくらいに美味しい。

かきフライを食べてしまった後は味噌汁を飲み干して完食。お茶をお替わりして、かきフライの余韻を楽しんだ。
お昼休みの時間も残り少なくなってきたので、席を立って勘定を済ませると店を出た。

午後になって出張のため、外出する。所用の用件を済ませると直帰で帰宅する。
夜になって小雨がぱらついたようだが、傘を差すほどでも無かった。ただ、傘を持っていなかったので、急いで帰宅の途についた。

コメント

【閉店】今日のランチ(あんこう煮@和食かとう)

2016年02月18日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に澄んだ青空が広がっていて、東の空が明るくなっている。朝の気温は2℃前後と昨日よりも上がった。北寄りの弱い風が吹いているが、それほど寒くは感じない。
今日からマスクを朝からつけて出勤する。今週初めからだんだんと鼻がむずがゆくなった。季節はずれの暖かさを記録したこともあって、スギ花粉が飛び始めたようである。そろそろ薬も飲み始めるか。

朝は上空一面に青空が広がっていたが、午前中は雲が広がって日射しが弱く、昼間の最高気温は11℃と昨日よりも下がった。
今日はお昼を外で食べることにした。築地市場内のうおがし横丁で食べることにして足を向ける。先日、「かきフライ定食」を食べたとんかつ屋「小田保」は週末の混雑ぶりから若干緩和したものの、長蛇の列になっている。他の店のかきフライを試したいところなのだが、どの店も混んでいて、お昼休み中に食事を終えて職場に戻れるか不安になってしまう。

いくつかの店の前を右往左往していたところで、昨年「かきどうふ」を食べた和食屋「和食 かとう」が比較的空いているように見えた。店の前で待っていた3人組の客が別の店に入っていったのを見て、店内を覗くと、カウンター席が空いている。これ幸いと店に入った。
店に入ると、空いているカウンター席に座った。注文したのは「あんこう煮」定食である。ご飯を大盛りで注文した。

築地の冬はかきが旨いが、11月~3月は最も美味しい鮟鱇(あんこう)が食べられる季節である。冬場は水温が低くなることで身が締まり、脂がのって味がよくなる。また、酒の肴として珍重されるアンキモ(あんこうの肝臓)も、春先の産卵に向け、肥大化する時期である。かきもいいが、あんこうもまた食べたい食材である。
料理を注文すると、緑茶の入った湯飲みが出された。出されたお茶を飲みながらしばらく待っていると、料理が運ばれてきた。

メインの「あんこう煮」は丼に入っている。北海道産のあんこうの身のぶつ切りとあん肝がふんだんに入っている「あんこう煮」には豆腐も入っていて、刻んだ九条ネギが彩りを添えている。


定食には小鉢とお新香がつく。小鉢は油揚げとコンニャクの入ったゼンマイの煮付けである。


お新香はキュウリの浅漬け、タクアン、キュウリの紫蘇漬けの3点が小皿に載せられている。


味噌汁にはほうれん草、油揚げ、豆腐が入っていた。


大盛りにしたご飯は盛りが良い。使用している米はコシヒカリにこだわっているということである。ツヤツヤとしたご飯の米粒が食欲をそそる。


まずは味噌汁をひと口飲んで、小鉢に盛られたおかずでご飯を食べる。よく煮つけられたゼンマイは味がよく染み込んでいて、これだけでもご飯が進みそうだが、メインはあんこうなので、セーブしながら食べた。
いよいよあんこう煮である。築地の冬はカキが美味いが、あんこうも美味い。この店で使っているあんこうは北海道産の極上物である。ぶつ切りにされたあんこうは脂肪が少なく、淡泊な旨みが詰まっている。ゼラチン質でプリプリととろけるような身は骨をしゃぶるようにして食べた。


あんこう煮の中にはあん肝も入っている。あん肝はチーズのような食感で、しかもフォアグラのような濃厚な味わいである。あんこうの身をぎゅっと凝縮したような淡泊で美味しい。もう筆舌にしがたいくらいに美味しいのである。

あんこう煮に入っている豆腐もまた美味しい。あんこうの旨みをすっかりと吸い取ったような豆腐は食べ応えがあって、これでだけでご飯が軽く一杯は食べられてしまえるような味わいである。
あんこうは醤油ベースのダシであっさりと煮られている。そのダシはとろみがかっていて、いつまでも熱々で美味しい。そのダシはあんこうの旨みをたっぷりと含んでいて、ご飯に少しかけて雑炊風にして食べると、また美味い。もう表現が見つからないくらいに美味しいのである。

大盛りにしたご飯はみるみる内に減っていく。もちろん、箸休めにお新香も食べたりしていたのだが、あんこう煮が無くなる前にご飯が無くなってしまった。もう1杯ご飯が欲しいところだが、それを我慢してお新香を全て平らげると、残ったあんこう煮を添えられたレンゲで掬って食べる。
あんこう煮の汁も全て飲み干すと、味噌汁を飲み干して完食。美味かった。それ以上何も言えない。

最後に湯飲みに残ったお茶を飲み干すと、勘定を済ませて店を出た。
午後になって強い南風が吹いてきたこともあり、上空の雲は一掃されて青空が広がった。風は冷たかったが、陽の当たるところに出ると、日射しがポカポカと暖かく感じた。

仕事を終えて帰宅の途につく。今日はちょっと仕事が重なって帰宅が遅くなってしまった。
上空には澄んだ暗い空が広がっていて、月が明るく輝いている。昨日と異なって気温が高く、気持ちいいくらいだった。

コメント

【閉店】今日のランチ(かきフライ定食@小田保)

2016年02月13日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は仕事のため、いつもより1時間早く出勤する。日の出までまだ時間がある空は雲で覆われていることも手伝って、漆黒に染まっている。外はまだ闇に包まれていて、街灯が点っていた。今朝は南から暖気が流れ込み、急に春の陽気となった。朝の気温は8℃と高く、ダウンコートを脱いでハーフコートを着て出勤した。
日中の最高気温は22℃近くまで上昇し、かなり暖かくなった。天気予報によれば4月上旬から中旬並みの陽気となったとのことである。午後になって強い南風が吹いて、上空の雲も風に流されていったようである。上空には青空が広がって、明るくなった。今日の午前中はイベント対応の業務で半日過ごしてしまった。

仕事を終えたところで、お昼はかきフライを食べに場内とんかつ屋「小田保」に行くことにした。店は混んでいて、自分も店先でしばらく待つことになった。
店内に入ると空いているカウンター席に座り、お茶が出される前に料理を注文する。注文したのは当然のことながら「かきフライ定食」である。ご飯大盛りで注文した。注文を済ませるとお茶を入れてもらった。お茶は店員のお兄さんが茶こしで緑茶を入れてくれる。

お茶を飲みながらしばらく待っていると、「かきフライ」が運ばれてきた。続いてご飯と味噌汁が運ばれてきた。
「かきフライ」はポテトサラダを添えたキャベツの千切りの上に特大のかきフライが6個のせられていて、レモンとパセリを添えられており、タルタルソースがトッピングされている。


味噌汁は15粒ほどのしじみとワカメ、ミツバが入っている。


ご飯はツヤツヤとしていて美味しそうである。この店のごはんはは「五ツ星お米マイスターがプロデュースした美味しいお米を使用している」とのことである。


まずは味噌汁をひと口飲んでかきフライを食べる。最初に千切りキャベツを片づけたいところだが、なにしろ6つのかきフライで皿が覆われてしまうくらいかきフライが大粒なのだ。かきフライの下の千切りキャベツが見えないくらいである。かきフライに使用しているかきは岩手県産牡蠣で、その中でも大粒の牡蠣にパン粉を付けてラードで揚げている。

レモンを6個のかきフライの上から絞ると、さっそく、かきフライを1つ取って添えられたタルタルソースをたっぷりとつけて食べる。カキフライの衣はカリっとしていて、中はふんわりジューシーとしている。トロリとした食感で牡蠣の旨みが詰まっているような美味しさである。
かきフライをつけたタルタルソースは自家製で自家製マヨネーズにタマネギやピクルスを加えて作っているとのこと。かきの濃厚な味わいにタルタルソースの酸味が微妙に合わさって、さっぱりと美味しい。こんなかきフライを食べてしまったら他の店にはもう行けない。

かきフライを2個ばかり食べてしまうと、その下の千切りキャベツが見えてきた。かきフライの熱でポテトサラダも少し溶けた感じで千切りキャベツに馴染んでいる。千切りキャベツを引きずり出し、とんかつソースを適量かけて片づける。太めに切られた千切りキャベツは、歯応えがあってボリュームもある。キャベツの甘みが感じられるのが良い。
キャベツをおおかた食べ終わると、いよいよ後半戦である。ひたすらかきフライをタルタルソースにつけて食べる。あと1個というところでタルタルソースがなくなってしまったので、とんかつソースをかけて食べた。とんかつソースだと、ソースの味が結構濃いので、かきフライの本来の旨さが損なわれてしまうように感じる。やはりかきフライにはタルタルソースが欠かせないということを実感した。

皿に残ったパセリも口に入れてしまうと、最後は味噌汁を飲む。シジミの旨みがたっぷりと含まれている味噌汁は最後の〆にふさわしい。
味噌汁を飲み干し、お茶も飲み干して完食。お腹いっぱいである。満足した。

店先にもまだ入店待ちの客がいるようなので、あまりゆっくりすることは出来ない。
食事を済ませると、早々に席を立ち、代金を払うと店を出た。なんとかお昼休み中に職場には戻ることができた。

夜になって仕事を終えると帰宅の途につく。上空を見上げると、空には雲が懸かっているらしい。気温は高めでコートを着ていると暑いくらいである。
仕事をしているうちはそれほど感じなかったが、家に着くとどっと疲れが出て、うつらうつらとしてしまった。

コメント