( どうぶつ撮影会@恩賜上野動物公園 から続く )
上野動物園モノレール西園駅前に売店が数軒並んでいて、その中のカフェ「カメレオン」のレジに進む列に並んだ。メニューは「ホットドッグ」「竹皮パンダ弁当」「焼きそば」「チキンボックス」「チキンからあげ」等のフードメニューや「コーヒー(ホット・アイス)」「紅茶(ホット・アイス)」「生ビール」等のドリンクメニューで構成されている。
注文したのはオススメの「竹包パンダ弁当」と「アイスコーヒー」である。トレーの上に弁当とドリンクを載せてもらうと、店の前に置かれている台の上でミルクやガムシロップ、箸、ストローを載せて、不忍池のほとりのテーブル席に運んだ。
さっそく笹皮に包まれたお弁当「竹皮パンダ弁当」の包みを開く。笹皮を開くと、真ん中に白米と黒豆でできたかわいいパンダの顔が現れた。白米の顔に黒豆で目と鼻を、シイタケでパンダの耳を表現している他、鶏肉で両手を表現し、片方の鶏肉にはキヌサヤを敷いて、笹を表現している。
耳の付近には錦糸玉子を添えている他、パンダの顔のまわりは炊き込みご飯が敷いてある。炊き込みご飯の具はニンジンとシイタケ、油揚げである。
まずは喉も乾いているので、アイスコーヒーを飲むことにした。
アイスコーヒーにガムシロップとミルクを入れてストローでかき回す。まずはアイスコーヒーを少し飲む。
続いて箸をとって「竹皮パンダ弁当」を食べる。最初に黒豆を食べてしまった。ホクホクとした食感の黒豆は甘くて美味しい。鶏肉はジューシーで柔らかい。シイタケは程良い味の濃さで、旨みが美味しい。
弁当の厚みは薄いが、白米の周囲の炊き込みご飯は餅米を使っているので、なかなかボリューム感が感じられるのが嬉しい。
弁当を食べてしまうと、アイスコーヒーを飲んで、ひと息つく。カメラの調子を確認しながら、レンズ交換と簡単なメンテナンスをして、食後の撮影に備える。
アイスコーヒーを飲んでしまうと、包みなどはゴミ箱に入れて、トレーを返却し、ペンギン舎に向かった。
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( 三宅島出張(帰路) から続く )
今日の朝食は「ジャガイモとタマネギの味噌汁」「ソーセージとサラダ」と「ひじきの煮付け」、「キュウリの浅漬と小梅」、生卵、納豆、海苔である。ご飯はセルフになっているので、厨房のカウンターでご飯をお釜から茶碗によそった。
更に冷たい麦茶をコップに注いでテーブル席に戻る。
既に日は高く上っていて、窓際の席は朝日が眩しい。最初に冷たい麦茶を飲んで、乾いた喉を潤すと、味噌汁を飲む。味噌汁はジャガイモとタマネギが入っている。
ジャガイモの味噌汁は甘くて美味しい。ホクホクとした食感のジャガイモを頬張ると、お椀を置いて、ご飯を食べる事にした。
まずは生卵を割り、醤油を垂らして軽くかき混ぜる。
ご飯にかけて、玉子ご飯にしてご飯をかき込んだ。玉子ご飯を食べながら、「ひじきの煮付け」をご飯に載せて、更にご飯をかきこむ。「ひじきの煮付け」にはひじきの他に大豆とニンジンが入っている。
納豆はご飯にかけて食べるのが苦手なので、そのまま食べてしまう。中に入っている醤油だれとマスタードを取り出して、両方とも納豆に入れると、納豆を軽くかき混ぜて、口の中にかきこんだ。
「ソーセージとサラダ」の皿には千切りのダイコンとニンジン、水菜が軽くかき混ぜられた山にシーザーソースがかけられていて、その脇にソーセージが2本載せられている。ソーセージにはマスタードソースとケチャップが添えられている。サラダを食べてしまうと、ソーセージにマスタードソースとケチャップを両方載せてソーセージにかぶりついた。
ソーセージを口に入れると口の中に肉汁があふれ出してくる。なかなかボリュームがあって美味しい。
海苔を開けると、玉子ご飯を海苔で巻いて食べる。ご飯が無くなると、海苔だけで食べてしまった。
最後にキュウリの浅漬けと小梅を片付ける。
お椀に残った味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。
コップに残った冷麦茶を飲み干し、席を立って厨房の奥に声をかけると、部屋に戻った。
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今日は曇り時々雨。未明に降っていた雨は朝になって一旦止んだ。上空には雲が南から北に向かってすごい勢いで流れていて、雲の合間から青空も見える。今朝の気温は26℃で湿度がかなり高く、上空に見える月が朧に見えた。
今朝は5時に目を覚ました。朝、熱いコーヒーを飲みたいと思ったのだが、お湯が無いので、持参したスティックコーヒーが飲めない。自販機にも温かい缶コーヒーが無く、モーニングコーヒーが飲めない。なんとも不自由な環境である。
7時頃になって朝食を急いで済ませると、身支度を整えて外出。迎えに来た車に乗って出先の事務所に行って、業務に就いた。
日中は雲の合間から日が射したかと思えば、雨が降ったりとめまぐるしく天候が変わり、妙な空模様となった。昼間の最高気温は27℃で湿度が高く、かなり蒸し暑い陽気である。
仕事は夕方に終了した。外は雨は止んでいたが、猛烈な南風が吹いている。事務所からペンションまで三宅島一周道路を走っていくのだが、海岸に打ち付ける波しぶきが高く舞い上がっているのがみえた。だいぶ海が荒れているようである。
宿に到着してひと風呂浴びて汗を流すと、夕食を食べることにした。宿の食堂に行って、指定されたテーブル席に腰を下ろす。食堂内で食事をしている客は自分以外に2人組の男性だけ。この台風でキャンセルが相次いだらしい。ちょっと寂しい感じがする。
今日の夕食は「メジナの塩焼き」「メダイのカルパッチョ」「ジンガサガイ」「タコとキュウリの酢の物」「天ぷら」に「シイタケのお吸い物」が付いた。ご飯は昨日と同様にセルフサービスとなっているが、今日はお椀はテーブルまで運ばれてきた。ご飯を茶碗に盛り、席まで運ぶ。
今日は三宅島出張最後の夕食である。昨日、飲んだときに残った焼酎「三宅島焼酎 雄山一(おやまいち)」のボトルを出してもらうことにした。水割りで飲むことにして水と氷も出してもらう。グラスに氷を落とし、ミネラルウォーターを適量注いで、その上から焼酎を入れる。
まずはグラスを持ち上げて、独り乾杯。仕事を終えた後の1杯は格別であるが、しかも風呂上がりということもあって、冷たい水割りは一層美味しい。「三宅島焼酎 雄山一」は麦焼酎で、すっきりとした飲み口である。どんな料理にも合う。
焼酎の水割りを飲みながら「天ぷら」を食べることにした。
天ぷらは明日葉とナスの天ぷらが1個ずつと野菜のかき揚げが2個皿に載せられている。野菜のかき揚げはネギとニンジン、明日葉が入っている。皿にはだいこんおろしが添えられている。
天ぷらはポン酢に浸けて食べる。
ポン酢にだいこんおろしを入れて、天ぷらを浸け、口に運ぶ。サクサクとした衣の天ぷらは軽い食感で美味しい。明日葉の天ぷらは独特の味と香りが、食欲をそそる。ナスの天ぷらはジューシーな味わいでボリュームがあり、美味かった。野菜のかき揚げはネギのジューシーな味わいにニンジンのボリューム感が加わって美味しい。天ぷらをひたすら食べながら、水割りを飲んだ。
天ぷらが無くなると、今度は「タコとキュウリの酢の物」を食べる事にした。「タコとキュウリの酢の物」は大きめにカットしたタコとキュウリに島レモンのカットを入れている。さっぱりとした味わいにタコの旨みが口の中に広がった。これがまた実に焼酎と合う。酢の物を口に放り込みながら、焼酎を飲んだ。
次は「メジナの塩焼き」である。「メジナの塩焼き」は明日葉を敷いた上にメジナを丸ごと塩焼きにしたものを載せ、島レモンが添えてある。島レモンを搾り、箸で身をほぐしながら口に運ぶ。
肉厚のメジナはホクホクとした白身の魚の味わいで美味い。骨が多く、硬いので、注意深く食べた。
塩焼きが無くなる頃には、焼酎の瓶も空になってしまった。そこで、〆にご飯を食べる。
まずはお吸い物を飲む事にした。「シイタケのお吸い物」にはスライスしたシイタケの他に水菜が入っている。お吸い物はすっかり冷めてしまったが、それでもシイタケの旨みが汁に染み出していて美味しい。水菜のシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
続いて「メダイのカルパッチョ」でご飯を食べる。「メダイのカルパッチョ」はニンジンとダイコンの千切りに水菜が混ぜ合わせて盛られた上にメダイの切り身が載せられて、ピンクペッパーがちりばめられ、ドレッシングがかけられている。
メダイをご飯の上に載せてメダイとともにご飯をほおばる。メダイはもちもちとした食感で厚みがあって、ボリューム感がある。くせが無いその身は甘みと上品な旨みがあって、ご飯も進む。メダイを食べてしまうと、残りの野菜はそのままサラダとして食べてしまった。
ここで、「ジンガサガイ」を食べる。「ジンガサガイ」はネギと一緒に味噌炒めにして出された。コリコリとした食感のジンガサガイは淡泊ながらも美味しい。
最後に「肉じゃが」を食べる。肉じゃがにはジャガイモの他に豚肉、ニンジン、たまねぎ、しらたきが入っている。ジャガイモは大きめにカットされていて、ボリューム感があり美味しい。肉の旨みが染み出した肉じゃがは食べ応えがあって美味しかった。
「肉じゃが」でご飯が無くなった。焼酎を飲み過ぎたのか、もうお腹もいっぱいである。最後にお椀に残ったお吸い物を飲み干して完食。美味かった。満足である。
ちょっと飲み過ぎた気分もあり、厨房のカウンターに行って、熱い緑茶を湯飲みに入れると、それを飲みながら外を眺めた。雨はそれほど降ってはいないようだが、猛烈な風が吹き荒れている。窓ガラスが音を立てて軋んでいた。
お茶を飲み干すと、席を立って部屋に戻る。歯を磨くと、早々に布団に入ることにした。
( 三宅島出張(往路) から続く )
ペンションの食堂に入ると、既にテーブルには部屋毎に料理が並べられている。
ご飯と味噌汁はセルフとなっており、厨房の前に鍋と炊飯器が置かれていて、そこで自由にご飯を器に盛った。
続いて味噌汁をお椀に注ぐ。味噌汁とご飯を指定されたテーブルに置いた。炊飯器の隣には湯呑みがあって、大きな急須とポットが置かれている。急須には緑茶のティーバッグが入っている。急須にお湯を注ぐと、湯呑みに緑茶を注ぎ、湯呑みをテーブルに運んだ。
いざ食べようとすると、店員が料理を1品運んで来たので、生ビールを注文する。生ビールはジョッキでもらうことにした。ちなみに、運ばれてきた料理はシイラのちゃんちゃん焼きである。
ビールが来たところで、まずは独り乾杯。既にビールの泡は消えてしまっているが、ひと仕事終えた後のビールは美味い。
料理は刺身と煮物、シイラのちゃんちゃん焼き、その他小鉢が3点ほど並んでいる。
刺身はダイコンのツマを盛った上に大葉を1枚敷き、キハダマグロの赤身が4切れとメダイが2切れ載せており、刻みネギをその上から振りかけている。刺身にはおろしわさびと島唐辛子が添えられている。
煮物はニンジン、糸こんにゃく、島産の椎茸を油揚げに詰めたきんちゃくと、オクラ、カボチャである。
小鉢の内、右端にあるのは「しただみ」という小さな巻き貝の壺焼きである。3個入ったしただみの壷にはポン酢が入っている。
中央の小鉢はシイラの玉子の煮たものである。
左端にあるのは島名産の明日葉にクラゲを和えたものである。
ビールを飲みながら小鉢をつつくことにする。まずは「しただみ」である。この小さい巻き貝には爪楊枝が添えられいる。貝の身は巻き貝の口に顔を出していて、これを爪楊枝でほじくり出すようにして食べる。身はコリコリとした食感で、サザエの壺焼きを思わせるような食感である。ただ、身は少なく、もう少し食べたい気分である。
次は「シイラの玉子煮」である。この玉子煮は癖はなく、意外に淡泊で美味しい。歯にまとわりつくような食感は白子を思わせる歯応えである。
明日葉とクラゲの和えたものはクラゲのコリコリとした食感に明日葉のしっかりとした食感がマッチしていて美味しい。明日葉というと、これまでに島の出張で食べた明日葉の天ぷらを思い出すが、今回の料理は明日葉の茎の部分が使われている。しっかりとした食感の明日葉にコリコリとした食感のクラゲが絡んで美味しい。ちょっと辛目の味付けで、ビールが進んだ。
小鉢3品を食べてしまうと、刺身を食べる。醤油小皿に醤油を垂らし、そこにおろしワサビと島唐辛子を移して、ワサビ醤油を作った。これにまずはキハダマグロを浸して、口に運ぶ。キハダマグロは小さめなカットだが、厚みがあって、もっちりとした食感に濃厚な味わいが口に広がる。なかなかボリュームがあって美味しい。メダイも厚みがあって、歯応えが楽しめる。もっちりとした食感と癖のない白身の魚の旨みが感じられて美味しい。
刺身を食べてしまうと、ダイコンのツマもワサビ醤油に浸けて食べてしまった。ダイコンのツマはしっかりとした歯応えを味わえるくらいに太めにカットされていて、食べ応えがあった。
刺身を食べてしまう頃にはビールのグラスも空になってしまった。ビールのお替わりをするか悩んだが、ここで残りの料理を酒の肴に飲んでしまうと、ご飯が食べられなくなる。ビールの追加オーダーは止めた。
味噌汁を飲む。味噌汁は三宅特産のハバノリにハンペンが浮かんでいる。ハバノリの旨みが染み出したような味噌汁は旨みがぎゅっと詰まっていて美味しい。ハンペンが味噌汁にボリューム感を与えている。
まずは煮物でご飯を食べることにした。巾着を綴じるのに使われている楊枝を外し、ご飯の上に移して食べる。よく味の染み込んだ油揚げの中に詰められた具がご飯の上に溢れ出て来た。油揚げにかぶりつきながらご飯をかきこむ。上品な旨みにご飯が進んだ。カボチャはホクホクとして甘く、オクラはシャキシャキとして美味しい。
ご飯を食べていると、店員が料理を運んできた。運ばれてきた料理は「メダイのフライ」である。こちらの料理は後で食べることにして、「シイラのチャンちゃん焼き」を食べることにした。
アルミホイルを開くと、刻んだニンジンとキャベツ、モヤシの上にシイラの切り身が載せられていて、味噌がトッピングされている。シイラは上質の白身できめ細かく、ジューシーな味わいで美味しい。よく味が染み込んでいて、この切り身1切れでご飯が更に進んだ。シイラの切り身を食べてしまうと、アルミホイルの上の野菜を汁ごとご飯に移して、かき込むようにして食べてしまった。
最後に「メダイのフライ」を食べる。2枚のフライの上にはタルタルソースがかけられていて、刻んだ明日葉がトッピングされている。フライにはミニトマトのカットが添えられている他、刻んだニンジンとちぎったサニーレタス、キャベツと水菜のカットを混ぜ合わせたものが盛られている。
メダイのフライはふっくらと芳醇な味わいで、柔らかく、ジューシーで美味しい。メダイのフライでご飯が無くなってしまった。最後に野菜類を食べてしまうと、お椀に残った味噌汁を飲み干して完食である。美味かった。
最後に湯呑みに残った緑茶を飲み干すと、食堂を出た。
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今日は曇り時々雨または晴れ。朝方降っていた雨は、出勤時に一旦止んだ。朝の気温は14℃で今秋一番の冷え込みとなった。昨日と同じくらいの陽気と思って出勤したが、上着無しの長袖のワイシャツでは寒いくらいの陽気である。風は無く、湿った空気が冷たく感じられる。電車に乗ると、再び雨が降ってきたが、都心では止んでいた。
雨は昼過ぎには止んだ。日中は上空に厚い雲が広がっていて日射しは無く、冷たい北風が吹いている。昼間の気温は16℃で、肌寒い陽気である。天気予報によれば、11月上旬並みの陽気になったとのことである。
明日から3泊4日の行程で三宅島に出張に行くことになっている。ところが、思うように準備ができておらず、急遽、3時間休を取って、帰宅することにした。午前中の仕事を終えて、13時過ぎに職場を出る。
お昼を食べて帰ることにした。お昼は新宿エルタワービル地下2階にあるレストランフロアの一角にあるビヤホール「銀座ライオン 新宿エルタワー店」に入店することにした。
店に入ると店員が出てきて、タバコを吸うか聞いてきたので、禁煙席を希望した。入口から見て、右手が喫煙席、左手が禁煙席に分かれているようである。禁煙席は4人掛けのテーブル席が14卓と2人掛けのテーブル席が5卓あるのに対して、喫煙席は4人掛けのテーブル席が8卓と2人掛けのテーブル席が9卓あり、この店では禁煙席の方が広いスペースとなっている。喫煙席の奥には個室が3室あったが、カーテンが閉められていて、中を伺うことができなかった。
席に座ると店員がお冷やと紙おしぼりを運んできた。卓上には箸とスプーン、フォーク、ナイフ、箸の入った籠と紙ナプキン、楊枝、メニューが置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。
ランチメニューは先日「ガーリックシュリンプのブラックカレー」を食べたビヤホール「ライオン 新宿センタービル店」と同様の定番のメニューが用意されている他、「カキフライランチ」「ミックスフライランチ」「バターチキンカレー」が用意されている。
注文したのは「~炒めスパゲティ~ナポリタンスパゲティ」「大盛り」である。更にサイドサラダとランチドリンクを注文することにした。ランチドリンクは「コーヒー」「アイスコーヒー」「紅茶」「アイスティー」「ウーロン茶」「オレンジジュース」「グレープフルーツジュース」「コカ・コーラ」「ジンジャーエール」から選べるので、今日は気温が低いこともあって、「コーヒー」とした。ちなみにこの店では新宿センタービル店と異なり、スープサービスは無かった。
お冷やを飲んでいると、最初にサイドサラダとランチドリンクのコーヒーが運ばれてきた。
木のサラダボールに入っているサイドサラダはちぎったレタスやサニーレタスに千切りのダイコンやニンジン、レッドオニオン、カットされた水菜が盛られ、その上にワカメやトサカノリを盛り付けて、クルミを散らし、ドレッシングをかけている。
コーヒーにはミルクとスティックシュガーが添えられた。
続いて「ナポリタンスパゲティ」が運ばれてきた。
「ナポリタンスパゲティ」「大盛り」は白い楕円形の皿の上に載せられた舟型の金属製の器に盛られている。麺は太麺でナポリタンソースにソーセージ、ピーマン、マッシュポテト、ハムが絡められており、目玉焼きが載せられている。「ナポリタンスパゲティ」にはハバネロソース(中辛)と粉チーズが添えられた。
さっそく、箸をとってサラダから食べる。木のサラダボールに盛られたサラダはシャキシャキとした野菜に舌触り滑らかな海草類が絡み合って、ドレッシングで一体感が生まれている。ドレッシングはニンジンを摺り下ろしたらしいドレッシングで、ドレッシングが主張せずに野菜の旨みを引き立てている。みずみずしい野菜や海草類が美味しい。サクサクとした食感のクルミがアクセントになっている。
サラダを食べてしまうと、今度はフォークで「ナポリタンスパゲティ」を食べる。「ナポリタンスパゲティ」のパスタは太麺で、口に入れるともちもちとした食感が美味しい。1本1本のパスタが太くて、なかなかボリューミーである。パスタに絡められたトマトソースはトマトの旨みと酸味のバランスが良く、これに野菜やハム、ソーセージが絡まって一体感が生まれている。
スパゲティの上に載せられた目玉焼きを崩す。黄身は既に固まっていて、目玉焼きを食べながらスパゲティを食べた。中盤、ナポリタンソースで飽きを感じ始めたところであったので、目玉焼きはちょうど良い箸休めとなった。黄身の甘みを味わいながらスパゲティを食べる。
「ナポリタンスパゲティ」を食べてしまうと、結構、お腹もいっぱいになった。最後にホットコーヒーを飲む。
まずはホットコーヒーをブラックのまま飲んでみる。コーヒーは苦みと酸味のバランスが良く、優しい苦みが感じられる。まろやかな味わいのコーヒーである。これにミルクとシュガーを入れて、添えられたスプーンでかき混ぜると、コーヒーを飲んだ。ナポリタンソースまみれになった口の中がさっぱりとするかのようである。
コーヒーを飲み干すと、コップに残ったお冷やも飲み干して完食。美味かった。満足である。
帰り支度をして席を立ち、入口脇のレジカウンターで代金を払って店を出る。新宿駅西口に向かうと、改札に入って中央線快速電車に乗り、帰宅の途に着いた。
電車に乗って日野駅に向かっていると、南の空から雲が切れて、雲の合間から青空が顔を覗かせているのが見えた。夕方になっても冷たい北風は吹いていたが、幾分気温も上昇したようである。
家に着くと、明日の出張の準備を始めた。夜になって、とりあえず、準備は終えた。