今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に雲が広がっていて、雲の隙間から朝日が射し込んでいる。朝の気温は22℃で、昨日の暑さの余韻を残しているかのようである。乾いた北風が吹いていて、風が涼しく感じられた。電車に乗って新宿に到着すると、上空には雲が無く、一面に青空が広がっていた。
日中は雲が少し増えてきたものの、上空には青空が広がっていて、強い日射しが燦々と降り注いでいる。昼前から南風が吹いてきて、昼間の最高気温は30℃と昨日に引き続き2日連続の真夏日となった。湿度が高く、蒸し暑い陽気である。
今日のお昼は外で食べることにした。職場のあるビルを出て、京王プラザホテルの東側を南北に延びる東通りを南に歩いて甲州街道に出ると、道路を渡らずに歩道を甲州街道沿いに新宿駅方面に歩いていく。2つの信号を渡り、なおも進んでいくと、左手に昨年2月に「ダブルカツ丼」を食べたとんかつ屋「かつや 新宿南口店」が見えてくる。この店のあるビルの1階には他にもいくつか飲食店があって、2つ隣には蕎麦屋「さ竹 新宿店」がある。今日はこの店に入店することにした。
店に入る。間口の狭い店内は奥行きがある。入口を入ると右手に券売機が2台並んでいて、ここで食券を購入する。メニューは各種そば、冷麦、そばと丼のセット、丼等で構成されている。食券を買うと店の奥に進んだ。
店内は左手奥に厨房があって、店の中程の左手に注文口がある。注文口で食券を並べて、料理を注文した。注文したのは「そば&親子丼」「大盛り(半玉分)」「丼大盛り」である。そばを温かい蕎麦にするか冷たい蕎麦にするか聞かれたので、冷たい蕎麦にしてもらうことにした。料理を注文すると、食券の半券を渡された。
注文口のカウンターの左脇には天つゆと醤油、塩、わかめの入っている陶製の器、小皿が置かれている。注文口の左手には給水器があって、その脇にコップが重ねられている。コップを1つ手に取り、給水器で冷水を注ぐと、給水器の近くにあるカウンター席に腰を下ろした。
店内は入口からみて左手手前の壁際にカウンター席が7席配されている他、右手奥に15席分のカウンター席が配されている。狭い空間に出来る限り席を配置しようとして、かなり入り組んだ席配置である。
カウンターテーブルの上には棚があり、棚の上には七味と箸、紙ナプキンが置かれている。卓上には台ふきんが置かれていた。
しばらくして、店員に呼ばれて、注文口に進むと料理が一式載ったトレーを受け取った。更に注文口脇に積まれた小皿を1枚手に取り、わかめを小皿に盛ると、トレーの上に載せて確保したカウンター席に戻る。
トレーの上にはもりそばと親子丼、薬味、そばつゆ、そば湯が載せられている。
まずお冷やを少し飲んで喉を潤すと、もりそばを食べることにした。せいろに載せられたもりそばは太麺で、平打ち麺のような麺である。
そばつゆの上に載せられた薬味は刻みネギとおろしワサビである。
薬味の皿を取り上げると、下にそばつゆの入ったそば猪口がある。そばつゆはむろあじ、かつお、さばのダシを使用しているとのこと。
薬味を全てそばつゆに投入すると、さっそく蕎麦をそばつゆに浸けて食べた。そば粉十割で打たれた蕎麦は蕎麦の香りが鼻腔に広がって美味しい。弾力のある歯応えに加えてコシがあって、つるつるとした喉越しで美味しい。艶のあるそばつゆは蕎麦をしっかりと受け止めている。
しばらくもりそばを食べていたが、蕎麦が無くなったところで、親子丼を食べることにした。親子丼は大きな器にご飯が盛られて、その上に溶き玉子とタマネギでとじた鶏肉が載せられていて、ミツバがあしらわれている。
鶏肉は直径1センチくらいの大きさの脂身のない肉で、あっさりとした食感である。濃厚なダシと甘い玉子でとじられていて、ジューシーな味わいで美味しい。ただ大盛りにした割にはそれほどの量が感じられないのが残念である。もう少し食べたいところである。
親子丼を食べてしまうと、わかめをそばつゆの入ったそば猪口に入れて食べた。シャキシャキとしたわかめはそばつゆのダシの旨みが程良く絡まって美味しかった。
わかめを食べてしまうと、そば猪口にそば湯入れからそば湯を入れる。小さなそば湯入れに入っているそば湯はそば猪口の半分くらいの量しかなかった。
そば湯を入れたそばつゆを飲み干して完食。もう少し食べたい気はするが、とにかく美味かった。満足である。最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、食器を奥の返却台に戻して、店を出た。
夕方になって雲が上空に広がってきた。
明日、5月の休日出勤の代休を取ることにした。そのため、やりかけの仕事を全て終わらせて帰ることにした。仕事は夜8時くらいで終わり、帰り支度をして職場を出た。外に出ると、強く吹く南風が涼しく感じられた。
電車に乗って帰宅の途に着く。日野駅に到着して空を見上げると、南の空高く、丸い月が明るい光を放っていた。
今日は雨。今朝は上空を厚い雲が覆っていて、弱い雨が降っている。朝の気温は18℃で北風が強く、湿った空気がヒンヤリと感じられた。今日は暦の上での入梅である。実際の梅雨入りとは異なり、暦の上では今日から梅雨となる。
日中も上空には厚い雲が広がっていて、霧雨のような雨が降っている。日本の南の海上には大型の台風5号が北東に進んでいて、関東も梅雨前線や台風の影響を受けて、今日は1日中雨となりそうである。昼間の最高気温は19℃で、朝とあまり気温が変わらず、北風が吹いて、梅雨寒の陽気となった。
今日のお昼は外で食べることにした。職場のあるビルを出て議事堂通りを南側に歩いていくと、議事堂南交差点に出るので、ここを右折し、南通りを初台方面に歩いていく。やがて左手に新宿ワシントンホテルが見えてくるので、ホテルに入った。
ホテルの地下1階に蕎麦屋「ゆで太郎 新宿ワシントンホテル店」がある。今日はこの店に入店することにした。
店の入口手前左手に券売機が2台並んでいるので、ここで食券を買って店の中に入る。メニューは各種「セット」「冷そば」「温そば」「中華そば」「丼」「朝ごはん」「トッピング」「おつまみ」等で構成されている。
今日はガッツリ食べたい気分なので、並盛の3倍の量がある「特もり」を注文することにした。更にミニ丼の「おろし焼さばめし」をあわせて注文する。最初、セットで注文して麺を特盛にすることも考えたのだが、店員によると、それはできないようだ。結局単品ずつ買うことにした。
購入した食券を手に店内に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房の前に注文口がある。注文口に食券を置いて、料理を注文した。店員はアジア系の男性2人である。最近は飲食店に限らず、コンビニなどに外国人の店員が増えてきた。人手不足ということもあって、労働力を外国人留学生に頼っているのは仕方ないのかもしれないが、なかなかきめ細かいオーダーには対応してもらえないのは、残念でもある。
厨房の正面にはカウンター席が2席配されている他、右手のスペースには壁に沿ってカウンター席が14席配されている他、スペースの中央にテーブルが1卓置かれていて、その周囲に6席カウンター席が配されている。
やがて、料理が一式トレーの上に載せられて出された。
トレーの上には蕎麦と2杯分の蕎麦猪口、「おろし焼さばめし」の丼が載せられている。蕎麦猪口の上には薬味の小皿が載せられていて、刻みネギが盛られているが、おろしわさびは無い。
注文口の右脇には揚げ玉、福神漬け、醤油、ゆず粉、紅ショウガ、とんかつソース、塩、おろしワサビ、すり胡麻、鷹の爪、ホワイトペッパーといった調味料や薬味に加えて、レンゲとスプーン、そば湯のポット、給水器、コップが並べられている。塩とおろしワサビはそれぞれ小袋に入っている。
コップを1つ手に取り、給水器で冷水を注ぐとトレーの上に置く。更におろしワサビの小袋を2つ取って、トレーの上に載せた。料理が載ったトレーを持って、店の奥の空いているカウンター席に座る。
卓上には一味唐辛子と七味唐辛子、箸、楊枝、紙ナプキン、使い捨てタイプのテーブル拭きが置かれている。
まず、お冷やを少し飲んで喉を潤すと、さっそく蕎麦を食べることにした。蕎麦は平皿に簀の子を敷いて3玉分の蕎麦が盛られているのだが、その量は店先の見本に比べると、少な目に見えるのは気のせいだろうか。
蕎麦猪口の上には刻みネギが盛られた小皿が載せられている。
蕎麦猪口の中にはそばつゆが入っている。
そばつゆに小皿の刻みネギとおろしワサビを投入し、蕎麦を浸けて食べる。そばつゆはさらさらとした食感でやや辛目である。柔らかい食感の蕎麦に刻みネギが絡まって口の中に入ってくる。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
1杯目の蕎麦猪口がほぼ空になると、2杯目の蕎麦猪口に刻みネギを入れる前に「ミニおろし焼さばめし」を食べることにした。「ミニおろし焼さばめし」は丼の中にご飯を盛り、その上に焼さばをほぐしたものと白ごまを振りかけた辛子高菜が載せられていて、カイワレがトッピングされている。「おろし~」というからにはダイコンおろしが入っているのかとも思ったが、それは無いようだ。またこんなことで店員に聞くのも気が引けるし、おとなしく黙って食べることにしよう。
「ミニおろし焼さばめし」を食べる。ほぐした焼さばは香ばしくて美味しい。味に少しパンチを効かせるつもりで、辛子高菜と焼さばを軽くかき混ぜるようにして、ご飯と一緒にかき込んだ。辛子高菜の濃い味と焼さばの旨みが絡まって実に旨い。ひたすら食べていると、丼はあっという間に空になってしまった。
続いて2杯目の蕎麦猪口に刻みネギとおろしワサビを投入して、再び蕎麦を食べる。なかなか見た目以上にボリュームがあって満足できるのだが、残念ながらそばつゆが少な目である。もう少し欲しいところだが、そばつゆを足してくれるのかどうか。
結局、店員に言い出せないままに、蕎麦を食べてしまった。最後の方はそばつゆにあまり浸けられなかった。それでも蕎麦猪口の中にはわずかにそばつゆが残っている。
蕎麦猪口を注文口まで持って行くと、そば湯のポットからそば湯を蕎麦猪口に注ぎ入れて、席に戻る。そば湯で割ったそばつゆをひと思いに飲んでしまうと完食。ちょっと不満な気もするが、お腹はいっぱいになった。
食器の返却口は注文口の左脇にある。食器を返却すると店を出た。
午後も事務所で夜まで仕事である。
夜になり、ようやく仕事にひと区切りついたところで帰宅することにした。外はまだ霧雨のような雨が降っている。電車に乗って日野駅に到着すると、雨は既に止んでいた。上空には暗い空が広がっていて、星が瞬いていた。
今日は晴れ。今朝は上空に雲が広がっているが、雲と雲の合間から青空も見えている。朝の気温は18℃で風はほとんど無く、湿度が高くて、湿った空気がシメシメと感じられた。
今日は5月の休日出勤の分の代休でお休み。先週の出張から帰ってきて、疲れが毎日少しずつ溜まってくるような気分だったので、今日はひたすら寝ることに決め込んで、昼前まで布団に潜り込んだ。
午前中に青空の領域が広がってくると、日射しも強くなってきた。昼前になって強い南風が吹いてくると、上空の雲は一掃されて、真夏のような日射しが降り注いだ。昼間の最高気温は29℃で再び夏日となり、湿度も高くて蒸し暑くなった。体に堪えるような暑さである。
朝から二度寝をしていたが、昼前になったところでさすがに、お腹が空いてきた。お昼を食べに行くことにして外に出る。
日野駅前を通る甲州街道を東に歩いていき、日野市役所入口交差点で右折して市役所通りを歩いていく。坂を上り切ったところで右側に見える蕎麦屋「日野館」に入店することにした。
この店は以前は甲州街道沿いにある日野市のふるさと歴史館分館「日野宿本陣」の屋敷を利用して営業をしていたが、平成15年に閉店し、現在地で新たに営業を開始したとのことである。
店に入る。立派な構えの店の店内は中央に大きな木のテーブルが置かれていて、その周囲に12席配されている他、その周囲に一段上って、フローリングの座敷が設けられている。座敷は4人掛けのテーブル席が3卓と5人掛けのテーブル席が2卓配されている。入口から見て右手奥には厨房がある。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、大胆に窓際の座敷にあるテーブル席に座った。卓上にはメニューと楊枝、七味、呼び鈴が置かれている。店員が熱い緑茶の入った湯呑みと紙おしぼりを運んできた。注文が決まったら、呼び鈴のボタンを押すように伝えられた。
お茶を飲みながらメニューを眺める。メニューは「冷たいお蕎麦」「温かいお蕎麦」「冷たいおうどん」「温かいおうどん」「お料理」「お飲み物」「甘味」で構成されている。
注文したのは「天付きせいろ蕎麦」「重ね盛り」である。
料理を注文してしばらく待つ。広い店内には耳障りにならない程度にBGMが流れている。
やがて料理が運ばれてきた。
最初に運ばれてきたのは天ぷらである。
天ぷらは大海老と菊の葉の天ぷらである。
天ぷらには天つゆが添えられている。天つゆは薄い色をしている。天ぷらには薬味は付かなかった。
さらに間をおいて、蕎麦が運ばれてきた。トレーの上には二段重ねにしたセイロと薬味、そば徳利、伏せられた蕎麦猪口が載せられている。
二段に重ねられたセイロの上段にはセイロにすりきりとなるように蕎麦が盛られている。
下段にも同様に蕎麦が盛られている。
薬味はおろしワサビと刻みネギである。
そばつゆはそば徳利に入れられて出された。
さっそく蕎麦を食べることにした。最初に薬味を半分くらい蕎麦猪口に投入すると、そば徳利からそばつゆを注いだ。
そば徳利に入っているそばつゆは少なめで、どうも心許ない。それでもまずは蕎麦をそばつゆに浸けて口に運んだ。
喉越しの良い蕎麦はコシがあって、シコシコとした弾力で美味しい。そばつゆはサラサラとした食感で、サッパリとした味わいの中に醤油の風味が強く感じられる。おろしワサビの辛味と刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
蕎麦を食べていると、そば湯が入った湯桶が運ばれてきた。
1枚目のセイロの蕎麦を食べていると、そばつゆが残り少なくなってきたので、思い切ってそば徳利からそばつゆを全部蕎麦猪口に注ぎ、蕎麦を食べる。ちょうど、別の客の注文を取りに来た店員が近くを通りかかったので、そばつゆの追加をお願いした。
1枚目のセイロの蕎麦を食べてしまうと、ここで天ぷらを食べることにした。まずは菊の葉の天ぷらである。天ぷらを天つゆにたっぷりと浸して口に運ぶ。天ぷらの衣はサクサクとしていて香ばしい。菊の葉の苦みが食欲をそそる。今日のような暑い日に、苦みのある食べ物はよく合う。
海老天も食べる。特大サイズの海老天はボリュームがあり、サクサクとした衣の中に詰まった身はプリプリとした食感で、身は甘い。海老天全部を一度に天つゆには浸けられないので、食べるところだけを天つゆに浸けて口に運んだ。
細長い海老は尾は香ばしい。少々固かったが、食べられないことは無い。海老天を食べていると、追加のそばつゆが運ばれてきた。
2枚目のセイロの蕎麦を食べる前に、追加のそばつゆを蕎麦猪口に注ぎ、残りの薬味を全て投入すると、軽くかき混ぜる。それから2枚目のセイロの蕎麦を食べる。
2枚目のセイロの蕎麦もセイロにすりきり状に盛られている。正直、あまり量はなく、あっという間にセイロが空になってしまった。蕎麦を食べてしまうと、そばつゆの残った蕎麦猪口に湯桶からそば湯を注いだ。そば湯は濃厚でドロリとしている。
残ったそばつゆに全てそば湯を入れると、軽くかき混ぜてそばつゆを全て飲んでしまった。
正直、あまり満腹感はなかったが、食べた気分にはなった。もう少し食べたい気がして、メニューを眺める。甘味を追加しようかと考えて、再び呼び鈴ボタンを押した。
注文したのは甘味メニューの1つ「自家製小豆の福カエル最中」である。注文を終えると、店員が緑茶の入った新しい湯呑みを運んできた。続いて「自家製小豆の福カエル最中」が運ばれてきた。
「自家製小豆の福カエル最中」は一口サイズの小さな最中だった。最中に刻まれたカエルは店の入口脇にも置物が置かれている。
女将さんがカエルを気に入っているということで、カエルなのだそうである。
最中は手で食べる。サクサクとした最中の皮の中には、上品な甘さの粒あんが詰まっている。最中の中の餡をと皮の食感を楽しみながら、最中を食べた。
最中を食べ終えると、お茶を飲み干して完食。まあ、美味しかったが、量的には少々不満である。まあ、腹八分目ということで、今回は満足したことにしておこうか。
席を立って、入口脇のレジで代金を払って店を出る。ちなみに勘定は現金のみとなっている。なかなか入りづらい店でもある。時計を見ると既に時間も入店から1時間余が経過していて、ずいぶんと長居してしまったことに気付いた。今日はこの後、立川に出てさまざまな手続きをすることにしていたが、それも今日はできない。
一旦、家に帰り、再び外出した。外は暑くて、汗拭き用のタオルが手放せなかった。時間が許す限りの範囲で手続きをしたが、結局終わらなかった。
夕方家に帰ると、もう出かけないつもりで、風呂に入り、汗を流した。
6月初日の今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲が所々に浮かんでいるものの、気持ちのよいくらいに青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は17℃で弱い北風が吹いているものの、強い日射しが容赦なく降り注いでいて、暑いくらいである。
日中も上空に大きな雲がいくつも浮かんでいるものの、青空が広がって真夏の太陽が地面を照りつけた。日中の最高気温は27℃で強い北風が、涼気を感じさせてくれる。空気は乾燥していて、日陰は涼しく感じられるものの、日向たに出ると額に汗が浮かんだ。
今日も帰宅したのは夜7時を回った時刻になってしまった。出張の疲れを引きずったまま、帰り支度をして職場を出る。混雑している中央線快速電車を避けて、中央・総武各駅停車線で三鷹駅まで座って行き、三鷹駅で乗り換えて中央線快速電車に乗り換えた。
今日は夕食を食べて帰ることにした。立川駅の1つ手前の国立駅で下車すると、駅南口のロータリーに出た。ロータリーから旭通りに向かう入口の角のビルの2階にうどん屋「はなまる 国立駅前店」がある。今日はこの店に入ることにした。
階段を上がると店の入口があるので、扉を開いて店内に入った。店内は左手奥に厨房があって、入口脇には業務用のおでん鍋が置かれており、その脇にねりがらしが置かれている。おでん鍋の前を通り過ぎて厨房のカウンターまで進むと、正面には各種天ぷらが並んでいて、その脇にトレーや天ぷら用の皿が重ねられている。
トレーを1枚取り、先に進んだ。天ぷらコーナーの隣は各種おにぎりやいなり寿司が並べられていて、その隣に注文カウンターがある。注文カウンター脇に置かれたメニューを見て、料理を注文する。
注文したのは「塩豚おろしぶっかけ(冷)大」である。更に「ライス(大)」も注文した。料理をトレーの上に載せてもらうと、天ぷらコーナーまで戻って、「ライス(大)」の上に期間限定「半熟玉子天」を載せて、レジカウンターに進んだ。レジ前でスマホのはなまるのアプリを立ち上げて、画面を店員に提示し、天ぷらの割引サービスを受けて、代金を支払った。
レジのレジの斜め正面に給水器と給茶器、コップ、小碗、スプーン、レンゲが置かれている。その隣には薬味台があり、天かすと天玉、白ごま、塩、ソース、おろし生姜が置かれている。
トレーを薬味台に置くとコップを1つ手に取り、給水器でコップに冷水を注いだ。更に小碗を1枚取り、天かすと天玉、おろし生姜を入れて、トレーの上に置いた。
店内は薬味台の脇に2席分のカウンター席が配されている他に、窓際に18席のカウンター席が配されている。また、薬味台の正面に4人掛けのテーブル席が2卓配されている他、薬味台の裏側にも4人掛けのテーブル席が3卓配されている。
窓際の空いているカウンター席の1つにトレーを置き、席に座った。卓上にははなまる醤油と一味唐辛子、箸、楊枝、紙ナプキンが置かれている。
まずはお冷やを少し飲んで喉を潤した。続いて「塩豚おろしぶっかけ(冷)大」を食べることにする。「塩豚おろしぶっかけ(冷)大」は大きな丼に盛られた冷たいうどんの上に塩麹で味付けがされた薄切りの豚肉と刻みネギ、大根おろしが載せられ、カットレモンが1切れ丼の一隅に置かれている。
カットレモンをうどんの上から搾り、小碗に入れた薬味を全てうどんに投入すると、丼の底にたまっているつけダシと全ての薬味がうどんにまんべんなく絡まるようにかき回した。薬味類がうどんに均等に混ざり合い、うどんの色が白からわずかに茶褐色に染まった頃合いでうどんを食べる。
極太のうどんはコシがあってもちもちとした食感につるつるとした喉越しが美味しい。1本1本のうどんはそれぞれボリュームがあるが、そのうどんに塩麹で味付けがされた薄切りの豚肉が絡まって口の中に入ってくる。塩麹の旨みに豚肉の旨みが加わり、これに大根おろしのあっさりとした味わいがうどんを更に美味しくしている。
うどんに絡まった天玉のサクサクとした食感とネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている他、最初に絞ったレモンの酸味が微かに感じられて、さっぱりとした味わいが美味しい。
うどんをおおかた食べたところで、ライスの上に載せた半熟味玉天に視線が向いてしまった。
興味に駆られて半熟味玉天を箸で半分に切ってみると、味玉天の中の黄身のほとんどがライスに染み込んでしまった。
これにはなまる醤油を少量かけて、ライスと一緒にかき込む。サクサクとした食感の衣に包まれた味玉は弾力のある白身の歯応えに濃厚な黄身が醤油の旨みと絡まって、実に食べ応えのある一品である。ご飯も半分くらいまで食べてしまった。
残ったご飯をうどんの丼に投入し、丼の底に溜まっているつけだしや薬味と軽くかき混ぜて、スプーンで掬って食べた。ご飯を食べてしまうと、丼も綺麗に空になった。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。お腹もいっぱいである。
食事を終えると席を立って、食器を返却し、店を出た。
国立駅から再び電車に乗って帰宅の途につく。日野駅で下車し、自宅を目指して歩いていると、西の空に明るく輝く星が見えた。
今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に雲が広がっていて、朝日が雲の向こうから弱い日射しを降り注いでいる。朝の気温は20℃で風は無く、少し空気が蒸すように感じられる。電車に乗って新宿に辿り着くと、強い南風が吹いていた。
日曜日から休み無しで仕事をしてきて、疲労も極限に達している気がする。今朝は通勤電車に乗ってシートに腰をおろすと、新宿に到着するまで熟睡してしまった。危うく、乗り過ごすところだった。
日中も上空には雲が多かったものの、雲の合間から強い日射しが降り注いで、気温も上昇した。昼間の最高気温は28℃で湿度がやや高く、ムシムシとした陽気である。日中も強い南風が吹いていて、風が生ぬるく感じられた。
今日のお昼は気分転換に外で食べることにした。職場のあるビルを出るとふれあい通りを新宿駅方面に歩いていく。2つめの信号を越えて西新宿一丁目商店街の中央通りに入ると、ヨドバシカメラ新宿西口店トラベル館の手前で左折して二番街通りに入った。ヨドバシカメラ新宿西口店ガシャポン館の北側にあるビルの地下1階に居酒屋&バー「忍者酒場 AJITO」がある。この店は前から興味のあった店である。今日はこの店に入ることにした。
店の造りの前に立つと、店の入口は右手の暖簾がかかっている方だと思ってしまうのだが、こちらは料亭「NINJA SHINJUKU YASHIKI」となっている。
居酒屋&バー 「忍者酒場 AJITO」の方は左手のドアから入る。ドアを開けて薄暗い通路を進み、階段に降りるとカウンターが見えてきた。
店内はカウンター8席と4人掛けのテーブル席が2卓、奥に6人掛けの個室があるようである。このうち、カウンター席は4席のみ明るく照らされていて、紙ナプキンと箸、紙おしぼりが置かれている。4人掛けのテーブル席には2人分の席に紙ナプキンと箸、紙おしぼりが置かれていた。
忍者姿の店員に案内されてカウンター席に腰を下ろした。席に座るとジョッキのような大きなグラスに冷水が注がれて出され、メニューが卓上に置かれた。ランチメニューは「甲賀黒ごま冷やし黒うどん定食」「伊賀味噌串カツ定食」「伊賀のみそだれ水餃子定食」「若鶏唐揚げ養肝漬のタルタル定食」「甲賀鱒の酒粕焼き定食」「伊賀牛のコロッケ定食」「本日のAJITO定食」「甲賀鱒のお刺身定食」といった各種定食に加えて、ランチドリンク、ランチビール、ハイボールで構成されている。
ちなみにライスは大盛・お替わりは無料となっているが、メニューの頭にある「甲賀黒ごま冷やし黒うどん定食」のうどんは大盛にできないとのこと。うどんはそもそも大盛りというオプションも無いとのことだった。とはいえ、今日は暑いこともあって、さっぱりとしたものが食べたい。そこで、この「甲賀黒ごま冷やし黒うどん定食」を注文することにした。
お冷やを飲んでいると、店員が声をかけてくるので、適当に応じていたのだが、やがて料理が運ばれてきた。
「甲賀黒ごま冷やし黒うどん」のうどんは黒ごまを練り込んだうどんで、黒ごまをベースにしたタレが絡められている。うどんの上には揚げ玉と茹でた鶏肉、水菜、揚げた湯葉を刻んだものが載せられている。
うどんにはサラダと小鉢、焼おにぎりが添えられた。
サラダは刻んだ白菜と水菜が入っていて、ドレッシングがかけられている。
小鉢は揚げ出し豆腐で肉味噌がかけられていて、白髭ネギがトッピングされている。
葱味噌忍者焼おにぎりと名前の付けられた焼おにぎりは、こんがりときつね色の焦げ目がついていて、美味しそうである。
あらためてお冷やで喉を潤すと、まずはサラダを食べることにした。刻んだ白菜にかけられているドレッシングは酸味があって、みずみずしい野菜をさっぱりと食べられる。白菜はキャベツと異なって水分が多く、ジューシーな味わいである。水菜のシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
サラダを食べてしまうと、うどんを食べることにした。まずはうどんをかくしてしまうほどに載せられた具をうどんとよくかき混ぜる。黒ごまのタレとかき混ぜられた具は薄墨をまとったように見える。
うどんと具がほどよく絡まったところでうどんを食べる。黒ごまを練り込んだうどんは薄墨の色をしている。極太のうどんはコシがあって、口に運ぶとモチモチとした食感に黒ごまの香ばしさが口の中に広がる。
うどんに絡まって口の中に入ってきた揚げ玉のサクサクとした食感や水なのシャキシャキとした食感がアクセントになって美味しい。鶏肉は脂身が無く淡泊な味わいでうどんにボリューム感を与えている。カラフルな揚げ湯葉はパリパリとした食感で、香ばしくて美味しかった。
うどんを食べながら小鉢の揚げ出し豆腐を食べる。肉餡が絡められた揚げ出し豆腐は香ばしく、肉の旨みが豆腐に絡まって美味しい。白髭ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
うどんを食べながら焼おにぎりにかぶりついた。この焼おにぎりは葱味噌でこんがりと焼いていて、香ばしさの中に葱味噌の甘さが感じられる。米は忍者の里伊賀産の伊賀米を使用しているとのことである。
うどんがおおかた無くなったところで、底に溜まったうどんのタレに食べかけの焼おにぎりを投入し、焼おにぎりを崩してタレを絡め、食べて完食。なかなか美味しかった。が、もう少しうどんを食べてみたかった。そういう意味ではうどんの大盛りが無かったのは残念である。
ちなみに食後は上忍妖術師による忍術を披露してもらえるとのことだったが、昼休みの時間も残りわずかとなっていたので、今回は辞退した。
最後にグラスに残ったお冷やを飲み干すと、テーブルで会計を済ませて店を出る。なかなか楽しめる店である。また機会があったら、入ってみたい。
店を出ると、職場に戻る。なんとかお昼休み中に職場に戻ることが出来た。
疲れが溜まっているので、今日こそ早く家に帰りたいところだったが、結局、帰宅できたのは夜遅くになってからだった。職場のあるビルを出て、新宿駅から電車に乗る。
帰りの電車は座ることが出来ずに、立川まで立ちっぱなしだった。くたくたになって帰宅した。