日本オラクルは、ERPソフト「Oracle E-Business Suite」の容易な導入を支援する日本版「Oracle Accelerators」の提供を開始した。また、「Oracle Accelerators」を構成する、30種類の日本市場向け標準業務フローも同時に提供開始した。
日本版「Oracle Accelerators」は、日本の法制度、業種や商習慣などのビジネス要件を盛り込んだ標準業務フロー、質問票形式による設定自動化ツールを含んだセットアップ・データ、導入方法論および導入に関連したテストやユーザー教育、導入ガイドから構成されている。
今後「Oracle E-Business Suite」が日本市場で伸びていく必要条件は“日本化”である。日本の法制度、商習慣にいかに対応できるかが、これからの勝負どころとなる。SAPは財務会計とか多国籍対応に強いのであって、日本化の機能はオラクルとさして変わりはない。この意味からこれからが「Oracle E-Business Suite」の勝負どころといえる。
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