しあわせになるために・・ ~特別養子縁組~

’10年6月に我が子となるマルチャンを迎え11年5月に戸籍上も我が家の『長男』となりました。そんなこんなの親バカ日記です

わたしが生まれてきた訳は・・・

2015-07-17 09:44:00 | ヒトリゴト


昨日は台風の影響を受けながらも
時折、日が差していましたが
皆さまの地域はいかがでしょうか・・。

台風の影響でこちらも強い風が吹いています。

台風が過ぎたら一気に暑くなって
梅雨明けするのかなぁ。


さて、
マルチャンの誕生日会でのこと。

おばあちゃんにもお誕生日会に来てもらい、
食事を楽しんでいる時、
マルチャンは早々に食べ終えて
この前後に胃腸風邪をやっているので小食なのです)
ケンダマクロスで遊んでる時に
乳児院の先生から毎年プレゼントを頂いていると話をしたら
おばあちゃんが

「・・・マルチャンは(乳児院に入っていたこと)そのことを知ってるの?」

と言ってきた。

「はい。知ってます。マルチャンも「また〇〇せんせいにあいたいな~」とも言ってますし
 写真で「このときにマルチャンと会えたんだよ」と言っています。」
というと

おばあちゃんは
「・・・そういうことは言わない方がいいんじゃない?
 黙ってても、もう家族なんだから・・・。」
と一言いった。


これはもう何度か言われているので
私たちも
「まぁ、、いいじゃん♪」
と明るくその場を振舞ったのだが・・・


楽しい宴の後、
おばあちゃんの一言がどうしても引っかかってしまっていた。

マルチャン可愛さに心配してくれて言ってくれているのだと思うんだけど



・・・なんか違うんだよね。



黙ってればわからないって??

そんなわけないでしょ。
産んでないんだもん。



それって
マルチャンがウチに来るまで辿ってきた道のりを
「無かったことにしなさい」
って言われているようなもの。


悲しくなった・・。


でもそう考える人が多いのも仕方ないのかも。

同じ立場に立たなければ共感できないこともあるし
偏見もあると思う。


でも私たちはマルチャンの全てを受け入れて共に生きていくことを決めたんだ。


確かに生きていくことは楽しいことばかりじゃない。

人生のスタートが人と違うことが理不尽に思うかもしれないし

おばあちゃんが心配しているであろう偏見のようなものに晒される時もあるかもしれない。


そしてマルチャンも生きていく上で悩んだり
壁にぶち当たる時もあるだろうと思う。

もしかしたら自分の生い立ちを恨むこともあるかもしれない。

そこで
どうして俺は生まれてきたのか・・という原点に立つだろう。


でもそれはマルチャンだけでなく、
皆誰しもが思うことじゃないだろうか?

自分はなぜ生まれてきたかという壮大な課題に向き合うときは必ず来る・・。


そして
それはきっと生まれてきた者が共生しながら
皆が自分の幸せを求めて生きていく道を探すことなんじゃないのかな
と思う。


大それたタイトルにまとめられなくて焦ってしまうが(笑)


私たちはマルチャンに
沢山の人から見守られて愛されてきた繋がりを伝えていくことが使命なのだと思うし
マルチャンもその愛を沢山、身に携えて強く生きていって欲しいと願っている。



それまで
辛いことや悲しいこと、理不尽なこと、腹が立つこと
病気になったり、生きていくことが困難になることもあるかもしれない。


いろんな嫌なことを言う人もいるけれど

そんな雑音に捉われず
自分の人生を彩ってくれる人たちに目を向けて生きていけば
それでいいんだと思うのです。



全ての命は愛されるために生まれて来る

人間だけでなく どの命も一緒なのだと・・・。









































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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです♪ (うさぎママ)
2015-07-17 16:37:36
といっても、記事はずっと拝見してました。
どこのお祖母ちゃんも、同じですね。
「こんなに小さいんだから、言わなかったらわからない」と、うちも耳にタコ状態でしたよ。
ほっとくしかないです。わからん人にはわからん!
両親がブレずにいくのが一番ですよ。

もう6才。
ってことは、来年はランドセル!
速いですね。
たくましく優しい甘えん坊のマルチャン、大好きです。
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うさぎママさんへ (ミカタ☆)
2015-07-18 05:52:58
お久しぶりです♪

・・・と言っても私もうさぎママさんの記事は
ずっと拝見させております(笑)

そうそう。。

自分たちの親世代の人たちは
「黙っていればわからない」派が多いのかなぁと思いますね。
やっぱり養子縁組にネガティブな発想があるからなんでしょう。

そういう思いがある以上(ある意味頑固ですし)
何をどうこう言ってもわかりあえませんので
私たちも
(「言いたい人には言わせておこう・・」)と思って
「自分たちの考えでそう伝えているから、
 まぁ、いいじゃん♪」
とだけ言っております。

おばあちゃんも良かれと思って心配(?)で言ってくれてるわけですからね。
(まぁ、それが要らぬ世話なんだけどー
ココダケノハナシ~( ̄b ̄))


「あなたに会えてうれしい」
「生まれて来てくれてありがとう」
ということを言っているだけなんですけどね~

そして、、
マルチャン6歳を迎えました。
体格だけデカくなって言うことはイッチョマエ
だけどまだまだ「バブちゃん」なところもありますが
それもひっくるめてマルチャンが大好きです
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わかります (あいびー)
2015-07-19 07:05:29
祖父母たちは、もうかわいくて仕方ないかわいい孫だから、それだけでよくて悲しい?過去はもういいじゃないという感じでしょうか。
うちは、そこまで言われませんが、心の中ではどうおもっているのだろうかと思うときもありますし、同じ仲間内でも祖父母へ子どもたちが疑問を投げかけたときにどう応えてもらうべきか話しておくほうがいいのか など話題に上がります。

でも確かに私たち親が揺るがなければそれでいいと思います。
きっと思春期にぶつけてくるのも、親なんだから。でーんとその時は受け止めましょうね!(笑)
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あいびーさんへ (ミカタ☆)
2015-07-20 14:34:03
コメントありがとうございます♪
(返信遅くてすみません)

そうそう。
おっしゃる通り、祖父母たちは・・

・・・ていうか、特に義母は
「(告知関連を聞くたびに)そんなことを子どものうちに言っているの!!?」っていう反応をされますね。

ていうか、いつも初めて訊いたような反応なんですよね。
乳児院のことや協会へ行ってることなども
ちょこちょこと何回か言っているんですけど
関心がないのか(?)理解してもらえないままいます。
だからもう
(「言っても無駄かな」)と思うわけなんですよね。

でも子どもの方から祖父母たちに疑問を投げかける場合もあるわけか・・。
その場合はどう対応したらいいのか、、

うちの場合は二人目騒動で祖父母たちと揉めた経緯をマルチャンが知っているので
あまり祖父母たちには言わないかもしれないけど
歳の近い甥っ子・姪っ子たちへの対応のほうを大事にしたらいいかなと思います。

マルチャン、ひとりっ子だし
幸い甥・姪たちとは会えば兄弟のように接してもらえるので
将来何かあった時に心の拠り所になるかもしれない。
でも具体的にこちらから義妹たちに話が出来てないんですけどね

なかなか難しいのでこの問題は置き去りにされていて
「ま、なるようになれ」
と思っております。

それよりも
「親の揺るがない愛」
これに尽きますよね!

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