しあわせになるために・・ ~特別養子縁組~

’10年6月に我が子となるマルチャンを迎え11年5月に戸籍上も我が家の『長男』となりました。そんなこんなの親バカ日記です

帰省でのいろいろ

2015-08-18 00:36:02 | 帰省
12日~16日まで親子で実家に帰省しておりました。

今年は弟夫婦も先に帰省していたので姪っ子たちにも久しぶりに会えました。
(同じ県内に住んでるんですけどもね・・)

長女のねねちゃん(小1)はなかなか心を開いてくれない子で
最初は挨拶も無しで目も合わせてくれなかったけど
最後の方で心を開いて来てくれて
自作の絵本を書いてくれたり、お花を摘んで来てくれたりしてうれしかったです。


次女の姪っ子おーちゃん(年中)は活発で
マルチャンや甥っ子たちに混じってワイワイやってました。

あんなにちっちゃかったのに
みんな大きくなったなぁ。


まー兄ちゃん(小5)は中学受験をするようで実家にも宿題やテキストを持ち込んで
勉強していました。

でもマルチャンやこうちゃんたちが自由に遊んでるもんだから
それを傍目にしながら
「ボクも遊びたいのに・・」
と泣きながら勉強していた姿が印象的でした。

中学受験なんて
自分には縁のないことだったので

「イマドキの小学生は大変だなぁ」と思いました。←まるで小学生の日記だな

いやはや、、
今の小学生って忙しいですよね。

習い事や塾に行ったり
学校の宿題もたくさん出るし、
子ども会なんかに入って
野球やサッカークラブなんかに入ったら
土日とかも練習でつぶれちゃうしね。

その他にも資源回収やら町内清掃やら行事もあったりするし、

親たちは役員をやらなきゃならなかったり
自分たちの子どもの頃と比べて
すごく親の出番が多いように思います。


近所の人たちにも昨年くらいから子ども会入会のお誘いがあって
みんな入ってるのなら入ろうかな・・と思っていたけど
最近は子ども会に入る子どもも少なくなっているようで
それだったら、、、忙しそうだしなぁちょっと考えてしまいます。

子ども会についてはマルチャンと後々相談ですね。


来春小学校入学なので先輩ママの姉や義妹たちから情報収集しながら
今からいろんなこと、心構えをしています。

マルチャンは早寝早起きのリズムが整っているので心配はないんだけど、、
親のわたしがね・・・・

朝起きられなくて


・・・ってこんな時間にブログ書いてないで早く寝ろって話ですが




では、ひとつだけ書いてから、、
(長文になるかも)



今回は親戚宅にお呼ばれして子どもたちもみんなでお食事会&飲み会を開催したのですが、
そこの親戚の長男くん(中2)が
昨年から不登校になって
トイレとお風呂以外部屋に籠りっきりで
ずっとオンラインゲームをしているというのです。

周りの親戚たち(ウチの両親たちも)は
「このままではイカンだろ!」
と忠告しているのですが
当の親たちはそれほど真剣に向き合っていないんですよね・・。

心のなんちゃらクリニック(?)の先生のいうことは聞いている!
俺たち(親)は精一杯やっている!

・・・と主張してはいるんだけど
(病気でもないのに)
それで彼(長男)のどこが変わったの??
って話ですよ。

アナタタチ親が彼を病気に仕立て上げてるだけでしょ!



夫にも
「ちょっと長男と上手に話してきてくだせや、、」
と白羽の矢が立ち←(夫困惑)
顔出して来たようだけど
全く言葉も発さず、目も合わさず・・・

だったようです。


こればっかりはね、
外野が正論と思って言っても入り込めない部分がありますね。

やっぱり親
両親が子どもと真剣に
向き合わないと!!(今やらないでいつやるの!今でしょ!)←古

ていうかさ、だいたい2階の部屋で子どもが立て籠もれる環境を作るなよ!と


そこらへんがちょっとね、

親として子どものことを本当に真剣に考えているのか

「甘やかすこと」と「甘えさせること」
を履き違えていることに気づいていないというか、、

もう終始ヤキモキしっぱなしでした。


親戚たちの席で
「ミカタたちの家に連れてってホームステイさせればいいんじゃねんか」
って案も出て

「ウチは来てもらっていいよ」
と意見していましたが


・・・出さんでしょうね。(親は)


でも今の環境のままでは彼のためにならないのは
誰もが思っていることなので

何とか、、
この両親が改心してくれることを願います。



この両親がこのまま改心しなければ
親元から離れた方がいいんじゃないかなと思います。

両親がそれを受け入れるかが問題なんだけど・・。


案として
山村・漁村留学がいいんじゃないか。

という話が出ていて
私たちも実際山村留学をしていたみーちゃんと関わってきていたので
それについては
「賛成!いいと思うよ!!」
と意見してきました。


中2という多感な時


ずっとこのまま引きこもったままでいいのか

それともそれを変えたいのか


両親は彼に対して
誠実に

彼にどんな大人になって欲しいのかを考えて
真剣に向き合ってほしいと思います。

「かわいい子には旅をさせよ」
という言葉もありますしね。






このことをマルチャンとも話しました。



「あのお兄ちゃん、どうして部屋からでてこないんだとおもう?」


「きっとようかいひきこうもりにとりつかれているんだよ」


なんて(笑)話していましたけど
将来、マルチャンも何かの拍子で同じようなことになるかもしれないし、

わかりませんけど

たとえそうなっても

親として子どものことを思って
真剣に向き合えば
まぁ、、今の時点でも「ばばあ呼ばわり」されてますけど
最小限に抑えられるんじゃないのかなと思っております。


何かの病気じゃない限りの引き籠る状態って
その子どもの声無き叫びみたいな反抗だと思うから。

親の揺るがない愛があれば
多少の反抗
(「うるせぇーくそばばあ」くらいなもん)で多感な時代も過ぎていくのかなぁと
思っています。



いろいろ考えさせられた帰省でした。




今回もマルチャン、いとこたちと沢山遊べて楽しそうでした。

こうちゃんたちも2日間実家に一緒に泊まってくれてたけど
帰るときは寂しそうでしたね。


でもこちらに帰ってくればすぐに気持ちも切り替わり
早速、地元の友達と遊びます。

こちらの甥っ子姪っ子ちゃんとも遊びました。



明日は(もう今日だけど)幼稚園の登園日。
スイミングも始まるし
夏休みまだまだイベント事があります。


幼稚園最後の夏休み
後半も楽しむぞ~♪



















従兄弟達と異母兄弟

2014-08-11 03:34:50 | 帰省
昨日の夜、実家から帰ってきましたー。

4泊5日の滞在ですが、移動で片道10時間くらいかかりますので
3.5日・・くらいな感覚であっという間の実家滞在でした。

台風の影響もあってあまりあちこちは行かなかったけど
甥っ子たちが3日間泊まってくれたので楽しかった~

マルチャンも退屈することなく連日汗ビッショリかいて
従兄弟のまーくん(小4)、こーちゃんと戯れていました。



同い年、同月齢のこーちゃんとマルチャンはたまにケンカになりながらも
ずーっと連んで遊んでいました。

同じ男の子同士、こういう遊び相手がいるって有難いし頼もしいです。


・・しかし、やんちゃな男の子が3人集まれば
遊び方も激しいです。
姉から甥っ子たちの面倒を引き受けて泊まらせたけど
3人兄弟って毎日こんなもんなんだろうな~
ってちょっとゾッとしました。

2、3日だから許せるものだけど
これが毎日となるときっと怒鳴りっぱなしだろうな~・・と

でも賑やかで枕投げをしたり、だれかを布団です巻きにして遊んだり
三日三晩修学旅行の夜のようでしたね。



そして帰る前の日の夕方に
父の異母兄弟の方Aさんが我が家に来られました。



父に異母兄弟がいるっていう話は昨年だったか一昨年だったか
つい最近聞いてビックリしました。


祖母が第8子を妊娠中に、
祖父が祖母の姉の子を作ったようで・・・


まぁ、こんな話は昔はよくあったんだと思うんですよ。

今もたまにありますかね・・。


でもこういう話を身近で聞くとやはりちょっとショックというか
ビックリしました。
最近まで知らされていなかったですから。

まぁね、、爺さん、8人も子ども作りましたから
生殖能力は栄えていたんでしょう。
変な話、死ぬまで性欲あった爺さんだったのでね。
ハッキリ言ってエロジジイでしたよ。
私も小さい頃何度も襲われそうになりました(爆)


そんな経緯があり、祖母の姉は出産後
県外に引越し、ひっそりと暮らしたんだとか。

その異母兄弟の方は母の死後、どこかに養子にもらわれて・・・・だか
詳しい話は覚えてないですが
とにかく苦労なさったそうだけど
育て親の元、健全に育てられ
ご自分で会社を持ち、立派になられたんだよ、と私の親から聞きました。


父が異母兄弟の方と初めて会った時
「俺に似てたんだよな~」
と言ってたのでどんな方なんだろうと
お会いするまで興味津々だったけど
父にソックリっていうわけじゃないけど
ふとした笑い顔、歯並び、目の丸いところ、優しげな雰囲気が似てましたね~。

やっぱり「血筋」というものでしょうかね。


こうした生い立ちだったけれど、その方には何の罪もないんだから・・と
父は何の迷いもなく受け入れることが出来たようで
私が幼い頃から親交があったようですね。(全く知らなかったけど


そう。
我が家の養子となったマルチャンだって
たまたまこういう境遇で生まれただけ。

当たり前だけど何の罪もない。

母はいろいろあって養子を迎えるのは最初は大反対だったけど
父は最初から歓迎してくれていた。

今思えばその異母兄弟の方の経緯があったからなのかな?

ううん。
きっと違う。


父は子ども好きだし
最初から分け隔てなく受け入れてくれる人だ。



私が嫁に行くときも
夫に
「どうぞ、どうぞ~(こんな娘でよかったら)さっさと持ってって~♪
なんておどけたりするおちゃめな人だけど(少しは寂しがれよ

寡黙ながら私たち娘を温かく見守り育て嫁がせてくれた。
(長男である弟は農家を継がせず県外に所帯を持たせた)


マルチャンにも同じようにいつも遠くから温かく見守ってくれており
心から可愛がってくれている。

孫たちに向ける愛しそうなまなざしは
従兄弟・姉妹たちと一緒だし、
それ以上とも感じる。(←これはさすがに親バカかね


今回は前に使っていたカメラが紛失したままだったので
マルチャンが赤ちゃんの頃に使っていたカメラを実家に持っていったのだが
昔の写真をマルチャンや甥っ子と一緒に見ていて、
同じ月齢のこーちゃんを妊娠中のお腹のふくらんだ姉と
マルチャン以外の家族みんなが写っている写真と、
乳児院で初めて会った時の写真を見る機会があった。

「この時、こーちゃんがお母さん(姉)のお腹にいたんだよ~。」
・・と当時4歳くらいだったまーくんに写真を見せたが

「あれ?ミカタおばちゃんはお腹大きくないね?」・・という、まーくんのツッコミはなかった。


いずれ、マルチャンもいろいろわかってくると
これから生い立ちの詳細を聞いてくるんだろうなぁ。


でもその異母兄弟の方が育て親さんからの愛をたくさん受けて
明るく立派になられているのをみると、

マルチャンも私たちや周りのひとたちに愛をたくさん受けて育てば
何の心配もないように思うのです。


血のつながりも大切だけど
家族ってそれだけじゃないし、
人間、生きていく上で

「誰かに愛されているんだ」

「必要とされているんだ」

「大切な存在なんだ」

「自分は生きている意味があるんだ」

と、自分を肯定して
生きていく心が育っていれば
どんな困難があっても乗り越えていけると思うのです。

今は甘えん坊なマルチャンだけど
辛いことにも負けずに
Aさんのように
明るく
人生を謳歌してほしいなぁと思った今回の帰省でした。





☆おまけ☆

そういえばマルチャンの足の親指が異様に(?)長いのです。
よく裸足になって遊んでいるのでお友達にも指摘されたことがあったんだけど
今回も甥っ子たちに
「マルチャン、足の親指だけ長っ!」って笑われていました。


だけど調べてみると、
マルチャンの足の形は日本人の約70%~80%がこのタイプ「
親指が一番長い【エジプト型】」らしいです。
このタイプは、
心優しく感情豊か。また、人を信じやすく、ロマンチストでもある。弱点は集中力に欠けること。
(笑)・・なんとなく当たってる???


私の家系は、日本人は25%くらいがこのタイプ 
「人指し指が親指より長い【ギリシャ型】」
このタイプは
野心と独立心と決断力を備えたリーダータイプ。
わがまま。既婚者は亭主関白・かかあ天下の傾向あり。

・・・ワタクシ全くリーダータイプではないけど、かかあ天下の傾向、、は当たってるかも。(笑)


マルチャンは誰に似たんだろう~?


こういうのはなかなか面白いです。












宝石の海

2014-05-20 10:23:35 | 帰省
今更ですが、GWの帰省の記事をば・・・


GWは、実家が農家なので毎年田植えのお手伝いです。

今年は弟一家も一緒の帰省だったのでとても賑やかでした。

田植えのお手伝いは大人10名、
時折、小学4年生のまーくんと、4歳のこーちゃんがついて来ていましたが
今年の田んぼは思ったより寒く、子どもたちは撤退。
私も二日目に風邪をひいてしまい、一日寝込んでしまいました。

その間の子どもたちの子守は弟のお嫁さんのYちゃんが引き受けてくれて
とっても助かりました。

3歳、4歳2人、5歳、9歳の孫たちに囲まれ、
たーじいちゃん(私の父)が大人気

マルチャンも何でもこなす優しいたーじいちゃんのことをリスペクトしていて
会うのを楽しみにしていました。

私の言うことは聞かなくても
たーじいちゃんの言うことなら素直に聞いてくれます。

子どもなりに一目置く存在らしい。

私も器用な父の事を小さい頃から尊敬していました。



残念ながら父の良いところはちっとも似なかったですけどね・・( ̄▽ ̄;)


そんなこんなで無事、GW中に田植えも終わり、
楽しかった帰省が終わりました。

また今度は夏休みだね~。
と、たーじいちゃん、ばーちゃんに精一杯手を振って
しばしのお別れ。



弟は仕事が忙しいらしく、一日早く帰りましたが
私たちは7日からの仕事・幼稚園始まりなので
あちこち寄ってゆっくり帰りました。


下道で海岸沿いの景色を眺めながら帰りましたよ。



マルチャンにカメラを取られ、サンルーフからマルチャンが撮影した写真。
なかなか捉え方上手です。






道の駅でちょっと休憩しに行きました。
こっこ(夫)と橋を渡って何やらお話しています。





おぉ~!!
いい眺めですなぁ~




マルチャンに、さっき何をおはなししてたの?
と聞いてみましたら


「あのきらきらひかってるところに
 ほうせきがあるんじゃないの?」


ですって。


うんうん。
海がきらきらひかっててきれいだよね。
きっとあの海のところにほうせきがあるのかもね・・


子どもって詩人だなぁってつくづく思います。
表現の仕方がとってもピュアなんですよね


本当に海がキラキラ光ってきれい~。
宝石があるのかなぁ~?なんて思いながら見るのは初めてなので(笑)
しばらくじ~っくりみつめてしまいました。




そうこうしているうちに
マルチャンは先に東屋に到着して
寝たふりをしています。
ニタニタ笑ってますが・・(笑)





そして夫が柱を見て怒っていて
どうしたの?と聞くと
「こんなところに落書きする奴が
幸せになれるわけねーだろっ
って・・



・・・ぷぷっ(笑)ホンマやねぇ


マルチャンも同調し、
「ばかだよ!こういうひとたちばか!しあわせになれないよねーっ!」
って言ったりして

相合傘(カノジョ命)などの落書きにやいのやいの言ってました

夫も
ともだちのカバをかばうカバ
とかって(?)ダジャレ言って二人でゲラゲラ笑っていました。


私もふたりのやりとりにクスクス(笑)
何だかとっても平和な時間でした。










新潟の海とはまたしばしの別れを告げ、
帰路を急ぎました。




日も暮れ出し、
トイレ休憩や食事などをしたあるパーキングでは
泣けてくるような美しい茜空にうっとり・・。





あ~・・
でも明日から通常の日々が始まるのね~。


・・・なんて思ってブルーになる大人もこの頃多いのもわかるような気がします。



従兄弟たちと楽しく過ごしたGW
その後のお友達と遊んだ楽しかった週末・・


マルチャンも今、登園拒否キャンペーン開催中
日々、あの手この手と尽くしていますが
軽減しつつあるようだし
このまま温かく見守っていきたいと思います。




また夏休みまで
お楽しみだね♪

















映画の内容を考えると選曲違うけど
タテタカコさんの歌声に優しい気持ちになります。








































養子なのよ

2013-09-12 00:47:07 | 帰省



すっかり日が短くなってきて
マルチャンの外遊びもほどほどになってき・・・
てませんで(^^;)
親の都合全く無視で真っ暗になるまで毎日遊んでおります・・。

おかげでブログがなかなか更新できませんでした。

今頃、帰省と夏休みの記事を書かせて頂きます。


タイトルがとてもダイレクトなのですが、
それは追々・・。


昨年の夏は水遊び三昧でしたが、
今年はほとんど水遊びはせずで(幼稚園ではさせてもらいましたが)
長~い夏休みをどう過ごそう??
と思っていたけれど
あっという間に過ぎて行ってしまいました。

8月始めの三浦ナントカくんのライブでフィーバー(死語?)したのなんて
遥か遠い昔のように感じます。

今回は思い切って2週間田舎に帰ってマルチャンと過ごしたのがとても新鮮でした。

行きは夫も帰省し、2日ほど滞在して車で帰って行きました。

その間は、実家の手伝いをしたり
弥彦山に観光したりしました。






パラダイスなミニ遊園地もあったりして
レトロで遠心力激しい(笑)昔懐かしいコーヒーカップにギュイーーーンと揺られ、
死にそうになるほどずーっと大爆笑しながら楽しいひとときを過ごしました。
(マルチャンも気に入って2回も乗るほど♪)





・・・しかし、夫が車に乗って帰ってしまうと足がなく
メロンの出荷の作業がないときは時間を持て余してしまうのです。
わたしの両親は朝から晩まで農作業で私たち(マルチャンとわたし)のことなど放置だし
甥っ子たちが来ない日は退屈なので
バス→電車→バスなど乗り継いでマルチャンとふたりで水族館や遊園地に行ったのでした。

田舎なので一日にバスが4、5本しかないので行き帰りにとっても苦労したけど
小さい頃に一度父に連れて行ってもらった遊園地にマルチャンと行けて感慨深かったです。
道中、ラッキーなことに珍しい電車や蒸気機関車まで見れたり
お天気にも恵まれてよかったです。


帰省はお盆の15日まででしたが、
本家の実家には13日のお墓参りの日
仏壇に手を合わせに来る親戚たちが各々来ていました。

マルチャンは誰か来るとうれしくて、、
・・というか仏壇の鐘を鳴らすのが好きで
「ボクがかねをうつね!」と手を合わせようとしている親戚たちの周りをウロウロしたり
鐘を連打したり・・。

この日お泊りのこーちゃんもウロウロ。。

私も後から様子を見に行くと・・

あ!たまちゃんだ!!
と後姿に気づいた。


たまちゃんは、わたしより10、、いくつ年上のとっても尊敬している親戚のお姉さんで
東京に住んでいるのですが
私が小学生のときにたまちゃんが東京で看護士さんをしているとき
何年か文通して交流させてもらっていました。

遠くに住んでいても
節目ふしめに年賀状や暑中見舞いなどで
私への気遣いの言葉を差し伸べてくれていた優しいお姉さんなのでした。

たまちゃんは高校生の娘さんとたまちゃんの弟と一緒にお参りに来てくれていました。
(年賀状で写真は見ているものの)娘さんとは初対面。
えーっと、、
たまちゃんが娘さんを身籠って里帰り出産で会ったっきりなので

「あ~!!あのお腹のなかの子がこんな立派に~!!」
という感じでした。

たまちゃんに似ていて
穏やかで優しげで可愛らしい女の子でした。

マルチャンももちろんたまちゃんとは初対面。

でもたまちゃんの優しい雰囲気に魅かれたのか自分からいろいろ話しかけていました。

たまちゃんもにこやかな顔でマルチャンに

「いくつになったの?」
と訊いたら
途端にソワソワして恥ずかしそうにしてましたが
なんだかたまちゃんのことが気に入ったらしくしばらく側をウロウロしていました。

まーくんやこーちゃんもウロウロしてて子どもがウヨウヨして見えたのでしょう(^m^)

たまちゃんの弟さんが
「なんか、子どもいっぺ(たくさん)いるなぁ~・・。
この子ども誰の子だ?」
とマルチャンのことを聞いてきたのです。


「あたしの子だよ」


すると、弟さんはびっくりした顔をして
「えぇっ!?ミカタが産んだん?」
(「いつの間に??」)と言わんばかりの顔をしています。
そりゃ~、無理もないね。
こーちゃんとマルチャンの誕生日1週間違いだもの(笑)
弟さんとは帰省してもほとんど会わないけど
姉と一緒の時期にお腹大きかったっけ?って思うよね~。


「ミカタが産んだん?」
の問いに最初は

「そうそうそうそう♪」
なんて言ったけど
すぐに
「な~んてね♪産んでないよ」
と言うと
また
(「は!?どういうこと???」)というような顔をしたので
たまちゃんがサラ~っと

「養子なのよ。」
と微笑んで言ってくれて・・


その後の弟さんの反応はよく見てないけど
たまちゃんとは
子どもを持つっていいよね~
という話に花が咲いたのだった。

「(子どもを持って)すごく世界が広がったよ!!
今まで関わりのなかった人とも触れ合えたし、
夫婦ふたりだけの生活も楽しかったけど
子どもがいることで季節の行事にもいろいろ参加できるし
子どもがいろんな場所に背中を押して連れ出してくれるしね!
今までの生活より更に豊かになったよ!」


ウンウン。そうよね。


たまちゃんは言葉少なに優しく頷いてくれる。

養子を迎える時もたまちゃんは私に真剣に向き合ってくれて
厳しい言葉も頂いたこともあったので

「(マルチャンは自分が養子だということ)このことは知ってるの?」
と訊いきた。


「うん。私のお腹から生まれてないことは言ってる。
でも大切な存在だってことは伝えてるし、
あの子も子どもなりにそれをちゃんと受け入れてくれてるみたいなの。
これからも年齢に応じてわかりやすく伝えていくつもり。」


たまちゃんはそれを訊いて

そうか、そうか・・と
頷いて

「堂々としてなさい。」
と一言いった。


短い言葉だけど
たまちゃんの人柄から滲み出てくる最高の餞の言葉だと感じて
何だかとても心強くなり、わたしは涙が溢れそうになった。


「堂々としていなさい。」
というたまちゃんの短い言葉には
養子ということで世間から好奇な目で見られるかもしれないけど臆せず堂々としてなさい・・・
とか、
マルチャンを守っていくんだよ。
とかの意味合いも含まれるのだと思うけど

「あの時、決心してよかったね!」
「いい子と巡り会えて家族になってよかったね!」
という祝福の気持ちが集約していたからだ。

こうは言ってなくとも、私はそういう風に解釈した。

たまちゃんはそう思ってくれる人だからだ。


たまちゃんは最初、私が養子を迎えるのはどちらかというとあまりいい目では見ていなかったように思う。

でもこの日、私とマルチャンの様子を見て
(「ミカタたちなら大丈夫!
だから、堂々としていなさいね。」)
とやっとたまちゃんに認めてもらえたような・・

嬉しくて、照れくさくて
感極まりそうになった涙を必死にこらえながら

「うん。そうだね」
と言って笑うのがやっとだった。



お参りを終えたたまちゃんと娘さんを見送る。
(弟さんはショッキング(!?)な告知に早々と退席していた)

マルチャンはまだ嬉しそうにたまちゃんにまとわりつきながら帰るのを見送っていた。

姉がお土産に小屋にあったメロンをひとつ渡していたが
(「たまちゃんにもっとたくさん持たせてやんなよ~!!」)
と心の中で叫びながらたまちゃんを見送りました。
(小屋にはメロンが1個しかなかったらしい・・)



夏休み中、マルチャンはたくさんの人と関わり
いろんな所に行っていろんな経験をし、ぐーんと成長しました。

メロンの出荷でのお手伝いではおやつの時間だけ現れw(←良く言えば世渡り上手)
お手伝いのおばあちゃんたちに愛嬌ふりまいて
「あれ食え、これ飲め」
とチヤホヤされて可愛がられてたし、

夏休み最後に養子仲間たちと遊びに行ったところでは
小学3年生4人を相手に取っ組み合いの喧嘩をしてたりしてました。

4歳ひとり対9歳4人で勝てっこないのに
後ろから前からドつかれても
「なにをーーこの~
バカっていうやつがバカなんだ~
と言って立ち向かっていってました。

私も
「おぅおぅ!!いい根性してる!ヤレヤレ~ぃ!!
と様子を見てましたが小学生たちが手加減せず叩いたり蹴ったりしてきてたので

「ちょっとキミたちやりすぎちゃうかー
と止めに入ったらスーッと小学生たちははけて行きました・・・。

・・・なんだかね
小学生の親たちはどこなんだ!?って感じでしたが


いじめられる場面ってこんな感じなんかな~・・
と思いました。

今の小中高生のいじめはもっと陰湿で
こんな風なジャイアンみたいな暴力的ないじめじゃなくなってきたんだろうけど。。

今は無邪気だけど
マルチャンが小学生とか中学生になったときに
いろんな壁が立ちはだかるんだろうな。

また、養子であることでも悩む時期があるかもしれない。

そんな時にマルチャンの持ち前の負けん気を発揮して乗り越えていってほしいです。

「なにをーーこの~
と立ち向かっていったように
わんぱくでもいいから

たくましく育ってほしい。(昔のCMではありませんが・・)

そして、
マルチャンらしく堂々と胸を張って生きていってほしい。


私も堂々としていくからね!
マルチャン。































…やるきなし…

2013-08-02 04:26:44 | 帰省
怖い夢を見て起きて眠れないのでblogを更新。

昨日は甥っ子たちが来て
【三兄弟】で戯れた。

ウチの実家は農家なので
この帰省の頃の時期は何かしらの作業の手伝いがある。

西瓜の出荷は終えたので
次はメロンの収穫が始まる。

今日はメロンの箱作りを手伝った。


小3の長男まーくんは
最早、箱作りのプロ。

ひと箱3秒ほどで手際よく作る。

どんどん出来上がる箱に
私たちは中敷きを入れる作業をするが、
マルチャンも面白そう!
と思い、やってみるが
なかなか上手く出来ずにいた。


私が上手く入れるコツを教えようとするが、
素直じゃないんですね~

「もういいっやらない

…と早々リタイア


次男のこーちゃんも10日ほど前に4歳になったマルチャンと同い年なんだけど
こちらは黙々と
出来上がった箱を重ねる作業をしている。


マルチャンは、“連結好き”なのでおもしろそう♪となり、そちらの作業に移行。


すると箱の取り合いで喧嘩勃発

…マルチャンはこーちゃんに箱を取られて座り込んで泣いてはまたリタイア


…はぁ
なんだかねぇ(苦笑)

それでもあっちこっちの行程を行き来しながらお手伝いをしようとしていたのですが
すぐに
「ボクつかれたー」
と言って家に休憩しに行ってました。

…まぁ、こんなもんだよなぁ
と思いながら作業をしていたらまた小屋にやってきてお手伝いするかな~?
と、
「これをやってくれる?」と言って作業の指示をするのですが
全く言うことを聞かず遊んでいたので
こーちゃんが呆れて
「…やるきなし…と言われていました。

こーちゃんの絶妙な言い草と
その二人のやり取りにみんな大爆笑


しばらくの語り種になりそうです(笑)


あぁ、、

しかし眠れない…


タイガーマスクのステッキの夢が強烈過ぎて眠れない・・
(・・ってどんな夢やねんw)


しかもマルチャンの頭が私の足に乗っかってる…

重たい


母の足は枕じゃないよっ