東京&Paris フラワーライフ

パリスタイルフラワーアレンジメントをこよなく愛するマダムの日々★

東京 弘前  銀行編  三菱1号館 と青森銀行記念館

2010年06月20日 | 
どちらも明治時代の銀行です。

東京三菱1号館。明治27年、1894年、ジョサイア・コンドル

そして

弘前の青森銀行本店。明治37年、1904年建築、棟梁堀江佐吉


東京は、復元。

弘前は、修復。


弘前、とても立派な銀行の建物です。当時の賑わいを感じます。


独りでゆっくりとじっくりとみました。


金物、階段、壁紙、天井、お庭、そして、現存の家具。


建築家だった祖父、そして父、


聞かされていた話、そして想い出の祖父の家、会社。色々な思いが交錯し結びつきます。


私の中にだけある感覚。 私だけの想い。 


西洋建築は、雪国の生活を暖かく明るくした事でしょう。


今回感じた事、


東京の西洋建築は建物の中が暗く感じますが、

弘前は、光の取り込み方が工夫され明るい室内になっていました。


お寿司の後に、三菱1号館に行き

マネ とモダン パリ展 を建物と共に 観て来ました。


弘前の人々の建物への力の入れようは、相当のものだった事がよくわかりました。

日本人の棟梁が、西洋建築を作ったんですから驚きです。

日本人だからこそ判る気候風土を考え取り入れた建物は、

コンドルの建物よりも使いやすかった、過しやすかった事と思います。