呉服関係のお店、
本当に少なくなってしまいました。
お着物、 それはそれは、 細かなルールもあり、お手入れもその都度。
小物や、帯との組み合わせ、その方のセンスが表されます。
お着物は日本の文化、
でも、 洋服の便利さと 楽さに、 忘れられていきます。
美しい、 でも、、、 といったところ。
一昨年ぐらい前から、 加賀友禅の工房を尋ねる機会があったり、
木村孝先生の美しいお着物を拝見したり、 お話を伺ったり・・・
去年のクリスマス 出会った 舞妓ちゃん、 芸子さん、 の美しい身のこなし、
井上流の舞の美しさ、 心惹かれました。
そのような積み重ねから、
お着物だから表現できる女性の美しさ、 日本女性の美しさ が あると
強く感じました。
幼い時から、 母の着物姿がとても好きだった、とても。
お着物だから だけではないんです。
たたむ、 文化。
クローゼット に 掛けておく では、なく、
そして主に 絹 の世界、 染、織り、 絞り、刺繍、泊、
絢爛豪華な伝統技術も加わってきます。
美を求めてきた歴史。
こんな素晴らしい文化、 工芸、 伝統、を 見捨ててしまってはいいのでしょうか・・・
手間ひまかけた、 お着物、 一点物の お着物、帯、を身につけること、
肌に触れるわけです。 肌から 身に、そして心に、
その作品の想いも 入ってきます。
今祖母のお着物を 仕立直し中ですが、
まず、身長も10センチ以上違う私も 着ることができるように直せるリサイクル術凄い、
洋服では、小さい人の服を、大きい人には無理。 足す布はほかから持ってこないと!
・・・・・出来上がりが楽しみです。 もうすぐ祖母の33回忌
次世代に伝えるべきもの。
祖母の思いは受け止めました。 やっと今になり。