横綱部屋

よこづなへや

其之七

2007-12-08 22:43:34 | Weblog
フリータイム、ひたすら歩く歩く。


あらゆる古いものと新しいものが混在するまちなみ。
日本以上の格差社会と言われるもんを間近に見ました。
建物しかり、人々もしかり。


洗濯物は、こんな感じで窓から突き出た棒を物干し竿にしてほしてた。
ベランダってほとんど見かけんかったなあ。
こういうビルとビルの間に紐をわたして干してたり。
もーまさにの世界!
あ、でもこれは日本が舞台か。でもほんとこの映画を彷彿とさせる風景。
マオフウとか歩いてそう帰ってきて3回ぐらい観た

目当ての「ブランドもんじゃなくてかわいくて安くて、中国ならではの
服や小物を売ってる店」が意外に見当たらずウロウロ
あーあと30分ぐらいしかないね~と、ちょっと南京路を外れて歩いてると
ちっちゃな店が道路沿いに並ぶ、なんかいい感じの通りを発見!
ああそうそう、こういうとこを見たかったんよ
支払いのときはもちろんやったよー値切り交渉
あれって結局いくらぐらいまで落とせるんだろう。


づなたち:「はうまっち?」
おいちゃん:(電卓で「80」と叩いて見せる)
づなたち:「もあ でぃすかうんと?」
おいちゃん:(電卓をこっちに渡してくる)
づなたち:「んー、(これでどうよ?って「55」と叩いて見せる)」
おいちゃん:「(ニヤリと笑ってのサイン)」
1割ぐらいの値段呈示してもいけるんじゃなかろうか
全然まけてくれん店もあったけど。
とりあえず半額ぐらいからはじめても全然いけそうだった。ちょっとくやしい。
ちょこちょこと何軒かまわって、ママンにマフラー買ったり、
じーちゃんばーちゃんにおそろいの手袋を買ったり、もちろん自分のもんも
いくつか買ったり、なかなかいいショッピングができて満足でホテルへ戻る。
さあごはんですよー。もう期待はしませんよー(笑)


上海料理の、紅子鶏酒家にて。
こういう、日本じゃやっていけんだろうっていうレストランがたくさんあった。
なんていうか、無駄にでかい。5階建てのビル全部がひとつのレストラン、とか。
それでもお客さん入っとんよね。


料理にも慣れ(どこ行っても同じようなもんしか出てこないからイヤでも慣れる)、
お これ昨日も昼も食べたねーとか言いながら、最後のほうにちょっと変わった
鶏肉料理が出てきておわり。


このツヤッツヤのは、やわらかいパンに甘々のシロップみたいのがぬってあって
中はピザまんの具みたいのが入ってた。実に微妙な組み合わせ。


お 茶柱この旅、いいことあるかな
明日の朝には帰るけど

ちなみにこの店では、ウエイター&ウエイトレスがローラースケートで
移動してましたリメンバー光GENZI!
あと料理よりやたら紹興酒がおいしかった。
テーブルのおじさん達となかよく3本あけて、
最後のイベント上海雑技団ショーへ


おお~


おおお~~


鉄ボールの中を、しまいには5台のバイクで走りだす。
もういい!わかった!危ないけん!
これはさすがにちょっとドキドキ。一歩間違えたら大惨事ですよー

まだ小学生くらいの男の子や女の子が見事な演技・・あ、帽子落としたりした子も
いたけどでもなんかもう感動してしまって、涙ぐんでると
隣に座ってたダンス歴10年以上の友達が「づなちゃん、でもこれは三流よ」と
冷静な感想(笑)ドラリオン観てみたい!
舞台が終わったあと、オプションで団員の子供たちとみんなで集合写真撮って
ホテルへ。
ああ、明日にはもう帰ってしまうんよね・・
よし、最後の夜を散策よと外出
まだ10時すぎぐらいだったけど、もうだいぶ薄暗くなったロビー。
でもフロント業務の人達はまだまだ勤務時間中。
のはずだと思うんだけど、案内コーナーらしきところには


ボーイ達が集まって雑談中
「やっぱりホテルマンとしてのサービスの真髄っていうのはさ」
「お客様の立場に立って想像するとだね、」
等といった会話だけはしてないだろうということは分かる。
あたしたちがすぐ前を通ると、チラ見して再び雑談(笑)
もう絶対日本じゃこんな風景みられねぇ

女二人で右も左もわかんない夜の街。
バーはちょっと怖いよね、カフェいこカフェ!と探すんだけどこれがまたなかなか
見つからずこの日はほんとよく歩いた。
で 営業時間1時までっていうとこを見つけて入ったのがもう12時半ぐらい。
小腹すいたねー!とラーメンを注文(カフェでラーメン?という質問はあえて
受け付けません)
やたら待たされる。
お 来た来た


でか
何?5分で食べたらタダとかそういうやつ?
隣に置いたケータイと比較してご想像ください。深さもかなりのもの。
食べたけどね
一緒に頼んでたワッフルはちょっと余計だったかもね
しかもこれ、添えてあるクリームに添えてあるのはなんだこれと思ったら


きゅうり。


オレンジジュースはコーヒーカップでお召し上がりください。

「え オレンジジュース?もうグラス全部洗っちゃったよめんどくせえな、
 これで出しとけこれで」
という会話が厨房で交わされたのか、もともとジュースをコーヒーカップで
出す店なのかは定かではありません。

いろんな店があるものねとホテルへテクテク歩いて帰る。
ストリートミュージシャンも何人かいて、あちこちでちょこちょこ
弾き語ってるんだけど、みんなちっちゃいスピーカー置いてて、ちゃんと
マイクで歌ってた。なのでやたらうるさい

お風呂入って、ベッド入って、30秒後にはスヤスヤ
明日も5時起き!

最終章へつづく