恐るべし、ＴＤＲ（東京ディズニーリゾート）

３.１１　ゲスト　 約７万人
　　　　 キャスト 約２万人


≪地震発生≫
○地震発生後、４０秒後に園内アナウンス流れる
（基本は、「夢の王国」の魔法が覚めてしまう為園内アナウンスは流さず、
迷子対策は全て約１万人のキャストで）

○きゃすのと冷静ではっきり、わかりやすい指示
　「頭を守ってしゃがんでください。」
　「みなさま、どうぞその場にお座りになってお待ちください。」



≪ＴＤＲのpriority≫
ＳＣＲＥ　①「Safety 安全」　②「Courtesy　礼儀正しさ」
　　　　　③「Shou ショー」　④「Efficiency 効率」
ここでの効率とは、①～③を心がけ、ゲストが楽しむ効率を高めるという意味

○ゲストの安全第一、安全のためなら「礼儀正しさ」「ショー」は二の次


≪キャストの判断≫
○防災頭巾の代わりに、販売用ぬいぐるみを代用
○空腹対応で、販売用のクッキー、チョコを無料配布
○防寒対策のため、「夢の王国」にあってはならない段ボールを活用


≪防災訓練≫
○場内の各セクションを含め年間１８０回の防災訓練。
２日に１回は園内のどこかで防災訓練が。

○２台の消防車が園内の見えない場所に配置、２４時間体制でファイヤーキャストが待機。


≪２８年の“禁”を破る！≫
○帰宅難民となったゲスト約２万人、ランドのゲストを建物の安全が確認できたシーへの誘導、
そのために、禁断のバックヤードを解放


≪防災対策≫
○園内には、約５万人が３～４日園内で過ごせる非常食を備蓄




子供たちが小さい頃、作り物の玩具に一喜一憂することを理解に苦しみ、
行くなら動物園などと言っていた自分に創造力の乏しさに今更のように
情けなく思うオヤジでした。

ＴＤＲ　恐るべし