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EQUAL PARTNERSHIP BLOG

(株)イコール・パートナーシップのブログです。

GALLERY

2008-07-01 10:42:03 | Weblog





いやな事件が多発してます。安全な国の象徴『日本』
それでも、他の国に比べれば安全と云えるのでしょうが、最近感じるのは
家族間の殺人とか家族に対する不満が爆発して大きな事件につながって
いる事です。親が自分の子供を愛していないはずはないのに、子供は
愛されてる実感を感じる事が出来なくなってるのは、ライフスタイルが欧米化
しているのに、親の表現力が昔のままだからではないでしょうか。
親の愛情をいっぱい浴びて育った子供は、思春期にぐれる時期もありますが
親を悲しませる“大きな事件”はおこさないと信じています。
事件の根底にある『家族』について考えてみようと思います。


4~5年前から住宅の仕事がメインにシフトし、マンションの計画をする時など、
私のコンセプトは『家族が仲良く暮らせる家作り』です。

皆さんは、そんな事あたり前だと言う筈ですが、このあたり前の事が
意外に忘れられ、表層の美しさや一方的なライフスタイルの提案の影で
家族が一度も顔を合わせなくても良いマンション等を作ってしまいました。
数年前から一戸建て住宅などは、この事の必要性を感じリビングルームを
通らなければプライベートの部屋にいけない“なんとかの家”を作っていますが、
そのハウスメーカーのアイデンティティとしてでは無く、あくまで
シリーズのひとつでしかありません。家族は毎日顔を合わせ無いような家は
“死んでも作らない”という事には、残念ながらいたっていないのです。

例えば、賃貸や分譲マンションを計画するときの基本はリビングルームを日当たりの
良い南側にとります。効率的に考えると長方形の南がリビングだと玄関は必然的に
北側になります。そうするとリビングルームまでの廊下をはさんで夫婦の寝室や
子供部屋を作ることになり、リビングルームを通らないで子供部屋に行けてしまうのです。

そうなんです!!1日親子が一度も顔を合わせなくてよい家、ここが問題なのです。
私が子供の頃テレビで見て憧れたアメリカの住宅は、玄関を開けるとまずリビングルーム
があり、吹き抜けになった階段を上がると子供部屋や寝室のドアが下から見えます。
いつも家族団欒で笑い声が堪えません。これが“豊かさ”っていうもんなんだと
狭いリビングで暮らしてた家族みんなで感じてました。

あれから、んん十年経ちうさぎ小屋から脱出し物質的にはアメリカ並みに
なりましたが家族団欒で笑い声が堪えない生活を送っているのでしょうか。

問題というのは多面的な要素があり、ひとつの要素だけを直しても解決しないのは
わかっていますが、住宅作りに携わっている我々は、家族のコミニケーションを
考えるときこの“1日一度も顔を合わせなくてよい家”を絶対避けなければならない
事だと思っています。 

そうは云っても、1日一度も顔を合わせなくてよいマンションや一戸建て住宅に
住んじゃってる方はどーしょうもないですねぇ。リフォームするにもお金が掛かりるし
諦めてるいる方もいると思います。

でもです、デザインやアイデアを考えるとき、しょうがないとか難しいからと
あきらめてしまっては何も生まれません。むずかしいけど何か“工夫”してみようという
心がアイデアを生みだします。99%無理だと思っても、あきらめないで何とかしようという
1%の可能性は60%と61%の50歩100歩の1%とは天と地の差があります。
今回のアイデアはそんなに大袈裟なものではありませんが。。。

例えば、リビングルームについてるドアを玄関から入ってすぐの廊下に付け
子供部屋に入る気配をリビングから感じるとか、リビングルームを通らないと
トイレに行けなくするだけでも違います。しかし、自分ではできないし
業者さんに頼まなければならないので、お金がかかります。
そこで、自分でできるしお金もたいして掛からない方法が二つあります。

一つは、夫婦がいつも仲良くしている事です。いい歳こいてばっかじゃないのと
子供は云うかも知れませんが、内心嬉しいのでちょくちょくリビングに顔を出す筈です。^^

二つ目は前置きが長くなりましたが、今回のテーマである、普段は通過するだけの
廊下やリビングを『GALLERY』にして家族みんなで楽しんで貰う方法です。
目新しい事ではありませんが、外国の家に行くと大体の家には家族の写真が
いっぱい飾ってある、あれです。
りビングルームを通らなければプライベートの部屋にいけない家ができなければ
リビングに来て話をしたくなるような工夫をしようという事ですが
形がなくても、想いを表現しようという心が大事だと思うのです。

●玄関を開けた時に見える廊下の突き当たりには、綺麗な夕日を背景に撮った
  奥さんと息子のモノクロ写真。いや~この頃の子供はほんとかわいかったですねぇ。
  最近は、何を聞いても沢尻エリカではありませんが“別に~”とか云って
  かわいくないですけどね。




●廊下の空いたスペースには、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にとった写真、
  奥さんが初めてヨーロッパへ行った時の写真。そして家族で始めてリゾートに行き
  外人さんからかわいいと云われた息子の写真です。廊下に飾ってありますが、
  リビングと子供部屋のドアを開けた時必ず見えように位置を考えています。




◆廊下ではありませんがダイニングスペースには、息子が5歳の時スペインの
  サクラダファミリアを見た後、眠い目を擦りながら描いた絵を飾ってあります。
  一番家族が集る場所に子供が小さい時に描いたお父さんやお母さんの似顔絵
  なんかも、きちっと額装して飾って上げると満更じゃない筈です。
  時々絵を変えてみると、それを通して話題が盛り上がりますよ。




◆リビングのキャビネットの上には、トーメイアクリルのフレームに飾った、
 初めてリゾートへ行った時の楽しかった思い出の写真。




※実は、この旅行が今の仕事に生かされています。今回のテーマからは横道に
 それますが事務所を夫婦で始め、2年後にスタッフを2名入れた3日後に
 クライアントの水着の撮影に便乗し、初めて家族でリゾートに行ったのがタイの
 プーケットでした。その時『自分を見つめ直す』と言うことがどういう事か実感したのが
 1週間過ごしたプーケットでの体験です。 結論は、“何もしない”と云う事でした。
 私達日本人は休暇をとって遊びに行くとき色々スケジュールを立てて
 目一杯何かをしょうと考えますが、ここにいたフランス人は1ヶ月位いて
 日中はボッーとしてるだけで夜になるとドレスアップして食事を楽しんでいました。
 私達も3日目迄は普通の日本人でしたが 、4日目からはフランス人になり
 非日常とは、雑念を取り払い“何もしない”事から生まれる
 アイデンティティの確認ではと感じました。
 帰って来てから2週間後、奄美大島の友人であるmちゃんから親戚で
 プチリゾートホテルをリノベーションしたい人がいるのでデザインして欲しいと
 連絡があり、プーケットで過ごした体験を話し初めてホテル、そして建築の
 デザインの依頼がきたのです。


◆一つ目の、夫婦がいつも仲良くしている事の提案です。
 お互いときめいてた時の写真をベッドルームに何気に飾っておくのです。
 倦怠期でひょっとして最近愛されてないんじゃないかと疑心暗鬼の方にお勧めです。
 しっかし、若かったですねぇ。。。




とまあこんなとこですが、最近はデジカメで映しプリンターで出力出来るので
お金は大して掛かりません。 しかし、手間は掛かります。
この手間を掛けても必要な事は“死んでもやる”という気持が大事なんです。
子供が小さい時、親の存在感はありますが、思春期になるとウザクなります。
コミニケーションがうまく取れなくても、大切に思っている事のメッセージを言葉以外の
方法で表現して欲しいと思います。
又思い出だけではなく、リアルタイムで子供が撮った写真を綺麗に額窓して上げると
きっと喜ぶし、仲の良い家族の方もよりいっそう毎日が楽しく過ごせる筈です。

世のお父さんお母さん、そしてプロのコーディネーターの方々
家中、家族の写真いっぱいにして笑顔の堪えない環境にしましょう~♪







ニューヨークアールデコ

2008-06-01 10:51:22 | Weblog




先日、リサーチ&打合せを兼ねて1ヶ月前にお台場に出来た
TOKYO BAYCOURT CLUB』 に行ってまいりました。

ここは会員制超高級リゾートクラブ。リゾートトラストが運営する
ホテル&スパ、そしてバーやレストランがある完全会員制ホテルです。
と云う事で、誰でも入れる訳ではありません。メンバー又はゲストとして
メンバーの方と一緒でなければ入れないのです。勿論リッチな私は、
最低730万から最高3,300万の会員権を買い、
車をエントランスに横付けし堂々と胸を張って入りました。^^

とまあ一昨日、こんな生活が出来たら楽しいだろうなぁと“夢”を
観た訳で、実際はロビーでメンバーの方と待ち合わせをし
120㎡と75㎡の2部屋をリサーチしその後『眺遊楼』という広東料理を
ベースにした中華の懐石料理をご馳走になりました。
“百味百材”がコンセプトでお味も大変おいしゅうございましたが
器がかわゆいくて、んも~食べちゃいたいくらいでした。

このプロジェクトのデザインはアメリカ人。デザインコンセプトは“ニュヨークアールデコ”
バブルの頃を彷彿させる超豪華さで、これでもかと云うくらい大理石を
ふんだんに使い、目がくらくら致しました。あるところにはあるんですねぇ~。
オ・カ・ネが。。。 お金とお暇がある方、この超リッチな会員権、お一ついかがでしょう♪

今回も又さわりだけ。落ち着いたらお部屋の中や食べちゃいたいくらい
かわいい器で出てくる中華懐石料理もアップしますねっ。



小さな幸せ♪VOl-1

2008-05-01 10:51:22 | Weblog




遠くのおいしいパン屋より、近くのパン屋と良く云いますが
ここ2~3日、おいしそうなパンの香りと共に朝目覚めます。
近くにパン屋さんが出来たのではありません。
以前住んでたマンションの1階にはパン屋さんがあり
朝は焼きたてのパンを買うのが日課でしたが、高層マンションに
引っ越してから手作りパンの店が近くに無く、パン好きの奥さんが
とうとうパン焼き機を買って、朝からパン作りに精を出しています。
と云っても早起きして作っているのでは無く
朝に弱い奥さんはタイマーをセットし、自分はぐうぐう寝ているので
保温になった電源を切り、焼きたてのパンを取り出すのは私です。
パンよりご飯派の私ですが、いんや~、出来立てのパンは
おいちいですねぇ。それに朝目が覚めるとパンの美味しそうな
香りで部屋が充満してるなんて!!!
たったそれだけの事ですが、愛する奥さん“朝から幸せで~す。”

ホント小さな事ですが、朝から幸せですんません♪


買っちゃった♪

2008-04-01 10:12:56 | Weblog





ジャ~ン!グローブトロッターの18インチスリムアタッシュで~す。
去年の夏は何処にも行けなかったので、ちょっくら奮発しました。
これで出張行くのが楽しみです。でも、思ったよりちと重い!




グローブトロッターは21インチ、センテナリーに続きこれで2個目。
21インチセンテナリーは3泊位の海外用で昨年から結構行く機会が
増えたので昨年購入しました。




その他、ジュラルミンのリモア・トパーズのMは1週間位の海外用で1昨年購入。
買ってすぐのヨーロッパ出発の朝、何故かダイヤルロックの設定を
間違ってしまい、開かなくなって大慌て。なんて事はない、成田にて5分で解決。
1日10人くらいはそういう人が駆け込んでくるという事でしたぁ。
リモアの前はY'sの革の旅行用バッグを愛用してましたが、もう歳なので
コロコロがないと“無理”なのでリモアを購入した次第です。




24歳の時初めての海外。ヨーロッパ2週間デザイン研修の旅に持って行った
トランクです。アンティークのものを購入。それから、ん十年たったかなりの年代もんです。
最近海外の空港ではセキュリティチェックシールくらいしか貼らなくなったけど
昔は結構シールを貼ってくれたのに、何故か剥してしまいました。
取れなかった1枚を残して、痕がむなしく残って残念。ウゥ、もったいない!
今は現役を引退して、事務所の資料が入っていて収納ケースとして活躍してます。




☆次はセンテナリーの30インチを買って、夫婦でのんびり世界一周したいです。
 だから、まだまだ頑張らなくっちゃ!休みなんか無くてもへっちゃらで~す♪




The Ritz-Carlton, Tokyo-1

2008-03-01 12:10:21 | Weblog




40階に住んでる私ですが、六本木ミッドタウンにあるリッツカールトン東京
53階にあるクラブラウンジから見る景色は自宅からの眺めとは又一味違います。
東京は都心に皇居や迎賓館や代々木公園や新宿御苑の緑が多く、
それになんと桜の季節には敷地の中で宴会を繰り広げている
都心のど真ん中にある青山墓地がこんなに広いとは思いませんでした。
東京って人もビルも多いけど緑もいっぱいあってホント素敵な処ですね~♪

泊まったのは52㎡クラブデラックス。チェックインした時の
クラブラウンジの中ですが、壁面に映し出された光の陰影が綺麗でした。
部屋の中のレポートは、今日は忙しいので、又今度。。。