おいしい時間と楽しい料理?






私ははっきり云って味音痴で、奥さんは作り甲斐がないとよく言います。
だから、おいしい料理・楽しい時間よりはどちらかと云うと
おいしい時間・楽しい料理派なのですが、ここ1ヶ月行った3軒のレストランは
あかんかったです。
何があかんかと言うと、料理を忘れられたり、料理と料理の
間が長すぎてイライラ。うちの奥さんはあまり文句をいうと嫌がるので
少し我慢するので尚更なのです。
でも料理を通して幸せになれる雰囲気が好きだし、仕事柄お店のリサーチも兼ねて
一週間に1回くらい外食し1ヶ月に1回話題性や人気のある店に行きます。

そして、リピートするお店は、そんなに拘りはありませんが、料理がまずくない事が前提で
(味音痴でもおいしくないのは分かりますし、今時まずい店はめったにないですよね)

1、気持ちのいい接客で、笑顔をたやさないホスピタリティ。
 要は愛想が好くて感じいい事。それと軽く会話のキャッチボールが出来る事。
 15年前ニューヨークにレストランのリサーチで初めて行った時感じたのは  
 日本のお店は写真で見るとすごくカッコ良いけどリアルでみると
 そうでもないのが多いのに対し、NYのお店は写真で見るとそうでも無いけど
 実際行って見るとすごく良いんです。
 この違いは、人が入り楽しんでもらって初めて完成されると言う事ですかね。
 時々日本でもチップ制の方がいいと思うこともありますね。

2、清潔である事。目黒にあるとんかつの「とんき」本店の1階のカウンター席が一番。
 のれんわけしたお店もありますが他は駄目です。
  同じレシピで作っているので、味は同じだと思いますが
 ぜんぜん違く感じます。あまりとんかつが好きではない私でも
 ここのはすっごく美味しいと思います。 で、何が違うかと云うと清潔差の違いです。
 気持ちよく食べてもらおうという経営者の心を感じ、従業員皆にいきわたっている
 事が大きな違いだと思います。昼間に入り口の引き戸を毎日洗っている従業員の
 姿はまるで踊っているように楽しそうでした。
 2階のテーブル席もありますが、絶対カウンター席がお薦めです。
 
 2番目もこれまた目黒にある喫茶店「WEST」。ここも銀座や青山にもありますが
 目黒が一番。飲食店のインテリアデザインの基本になるお店です。
 これからデザイナーを目指す若い人やデザインする事に行き詰まり
 悩んでるデザイナーの方は、な~んも考えないで只コーヒーを飲んでみてください。

 そこには、デザインされてない無垢の美しさがあります。
 限りなく透明にちかい窓ガラスと
 全てのテーブルに配された瑞々しい一輪挿しの花そして毎日取り替えてる
 ウエイトレスの糊のきいた純白のYシャツ。只それだけです。
 デザインとは形あるものだけではなく、形を無くす事も大切だとわかるはずです。
 只それだけでコーヒー一杯700円。安くはありませんが、安いもんです。

3、料理と料理の間が丁度よい事。
  せっかく美味しくても、長すぎてむかつくともう駄目です。

4、環境がよい事。モダン派ですが、只モダンであれば好いというのではなく
  料理・サービス・インテリアの調和がとれてオーナーの考えがきちんと表現でてる環境。
  特に壁面に硬い素材を使ってる店は、話し声が反響するので最悪です。
  コンクリート打ちっぱなしとか大理石貼りなどです。それから、料理に照明が
  あたってないのも 駄目ですね。せっかくの料理が美しく見えません。
  美しい環境というのは、主役である商品が生かされ利用する人が楽しい時間を
  すごせる事で、住宅だと住む人がほんとに幸せになれる事だと思います。

と、まあこんなとこですが皆さんはどうでしょう?


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