メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

さよなら四旬季

2015年05月29日 | 今日のつぶやき





笑う門には福が来る

ではないが、
こうして四旬季の思い出を綴ってみると、写真のどれもが優しさに満ち溢れていた。



りえちゃん、じゅんちゃん、みほちゃん、明美ちゃん
佐川先輩、ケンちゃん、遠藤さん
そして酒楽会を盛り上げてくれた川崎くんに先生・・・・


みな笑顔が素敵だった。
見ていて、心がほっこりとした。







ハートとハートで繋がっていたんだろう。









爽やかだった。
和ませてくれた。
元気をくれた。


私もこんな素敵な仲間を作りたいと、
この10年四旬季を見習って“野外活動”を行っている(といっても呑み会だが)









ハートとハートの繋がり。
これを広げれば、人は、もっと、もっと、素敵な人生を送れるに違いない。



笑顔は人を豊かにする。
未来を明るくする。
そして、世界を平和にする。


四旬季は間もなく消ええてしまうが、笑顔をくれた遠藤さん、そしてみんな、ありがとう。

ありがとう四旬季。

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グッバイ四旬季PART3

2015年05月28日 | 外呑み




カウンター友の会は、どちらかといえば個性的な人が多かった。
っていうか、アクの強い客ばかりで、よくも仲良くやれたもんだと今更ながら感心する。
もちろん客同士好き嫌いはあったが、事が起こればひとつになり、
真っ先に駆けつける団結力の強さは見事であった。



遠藤さんが四旬季を引き継いだのは、オープン6年目、
ちょうど市ちゃんが病に倒れた年だった。
この年は店主不在の期間が半年以上続き、
常連客も少しづつ遠のいていった。


どんな商売にも波がある。
オープン7年目がまさに冬。



市川を励まそう! 四旬季を盛り上げよう!


カウンター友の会から声があがった。
歩くことすらできない市ちゃんも、みんなに一目会いたいと、
ゴボウのようならだを押して、激励会に顔を出した。

このとき彼のからだは最悪の状態を迎えていた。
食事も喉を通らず、歩く事もできない状態になっていた。
病名は大腸がん。 すでに末期だった。










「祝 四旬季7周年 ガンバレ市川」


イベントは盛大だった。
参加者200人。
店には入りきれない人集りができた。


しかし、残念ながらその数週間後、市ちゃんは帰らぬ人となった。

「ありがとう」と言葉を残して・・・・

涙があふれた。
今でもその時のことは鮮明に覚えているが、
市ちゃんに寄り添い、懸命に看病した明美ちゃんの姿が印象的だった。


そして、その一年後
今度は追い討ちをかけるように、カウンター友の会で板橋メンバーのひとり、
近所のNさんが突然逝った。
享年55歳 友の会にもぽっかり穴が空いた。








Nの野辺送りをやろう!

このときも誰かが発起人になり盛大にイベント(偲ぶ会)を開いた。


悲しい時こそ、笑え!



映画『神様はバリにいる』ではないが、
イベントは笑いと涙に包まれた。



つづく
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グッバイ四旬季PART2

2015年05月26日 | 今日のつぶやき



四旬季には常連客が集まるカウンターがあり、
そこに集う仲間を「カウンター友の会」と呼んでいる。
いつからそう呼ぶようになったのか定かではないが、
この会のメンバーには趣味を共有するサークル的なものがあり、
ゴルフに釣りに登山に・・・と、自然発生的に“野外活動”をやっていた。










上2枚の写真は河津桜を見るバスツアー。
下2枚は秋川渓谷のバーベキュー。


ご覧のように和気藹々
客と従業員の垣根を越えて、家族のような関係だ。


楽しかったなぁ~









上は在りし日の一枚
お店を閉めてから朝まで呑み歩いていたころである。


そうそう、この会にはさらに出身地や居住区でつながるグループもあった。
私とSさん、Mさん、Nさんは板橋グループ。
地元板橋の関係でつながった。






とくにNさんとは同年代であり、自宅が近所。子供たちとの交流もあったので、長男とはよく飲んだ。

ちなみに次男と三男は、俳優のE、俳優のNKである。


一軒の店で、こんなに濃い関係ができるとは・・・・・・
四旬季には客を引きつけ輪にするる不思議な力(法則)があることを知った。



余談であるが、日本酒好きのジュンちゃん(写真上左)とミホちゃん(写真下)で、
日本酒好きだけ集まって日本酒の会をつくったのが、酒楽会のスタートだった。









最初3人。それにブログを見てやってきた酒好きの川崎くんが参加し、
やがて会員数100名を超える大きな会になった。


驚き!


縁とは不思議なものである。
私のブログを見て訪ねてきた、酒友の川崎くんが入ると、
さらにマニアックな連中が入り、杜氏を迎えて本格的な試飲会へと発展し
規模内容ともどんどん大きくなっている。










私は四旬季で人と人とのつながり、絆の大切さを学んだ。そして組織運営に取り入れた。
ライフワークではじめたNPOもスタートメンバーは酒楽会同様3人だった。
それが4人、5人とふえていき、東京、名古屋、大阪へとひろがった。

意識してきたのは「絆」と「仲間」というキーワードだった。


次回へ続く


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グッバイ四旬季PART1

2015年05月26日 | 今日のつぶやき





かれこれ恵比寿には30年以上居座った。
最初は4丁目の裏路地を入ったマンション
次は3丁目の交差点近く
最後は白金の森だった。

恵比寿には馴染みの店がいっぱいあった。
毎日台所代わりにしていた「すずめのお宿」
せいろがうまかった「若竹」
金があるときだけ入った「割烹えびす」

どれもこれも思い出深い店だが、いまでは一軒も残っていない。
ときの流れか・・・・・
さみしい限りである。


今年69を迎える四旬季の遠藤さん
先日、突然の引退メールが入ってきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

四旬季は恵比寿に開店致しまして13年となりました。
日頃から皆様の御愛顧を賜り、私自身も心より楽しくお迎えすることができました。
飲食店を企て、商って40年となり沢山の方々の優しさに恵まれながらやって来れたことに
大きな幸福を頂き有難うございます。
70歳を迎えるここに、四旬季及び遠藤秀人の引退とさせて頂きます。
元気一杯残りの人生を楽しむこととなりました。
尚、残る7月10日まで一生懸命務めさせて頂きますので、お待ち申し上げております。

店主

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ショックだった。
うちの連中も、
カウンター友の会(常連)のメンバーも、
そして酒楽会(利き酒会)の仲間も、
みんな驚いた。







まさか!

まさか!まさか!のことである。


私がこの店にやってきたのは、いまから12数年ほど前だ。
音楽プロデューサーのY(写真上右)に連れられて、
「ここ、オレの馴染みの店だから」と入ったのが最初。

その後、売れないタレントや歌手を呼び出しては、会計係をさせられて、
いいように使われた苦い思い出楽しい思い出があり、
知らず知らずのうちに常連客にさせられた。






写真はそのころのYと前店長の市ちゃん。

ワインを開けているのはうちのスタッフとロックシンガーのSaltie。





みんな元気だろうか。

思い出はたくさんあって尽きないが、
ここには人と人とのつながり、絆、ハート、
というものが、たくさん、たくさん、詰まっていた。

閉店まであとひと月たらず、

しばしこの10年の思い出を綴ってみよう。









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香港出張⑥ 最後の晩餐、そして・・・・

2015年05月23日 | 香港




帰国前日、最後の晩餐をホテル内のレストランでとった。

ビールで喉を潤し、広東料理をコースで注文。

フカヒレとツバメの巣のスープ
焼鴨
海老の炒め物
ブロッコリーと湯葉の精進料理










午後6時半からスタートして1時間
ゆっくりと日が沈むと徐々に香港の夜景が見えてくる。

100万ドルの夜景・・・・

最後の晩にふさわしい演出なのだが、
残念ながら、ライトアップされるまで待てなかった。

もう、眠くて 眠くて 死にそうに眠くて

食べ終えると早々部屋に退散。










もう無理!

と、ベッドに入るやいない爆睡だった。  歳のせいか




翌日、近所のスターバックスで食事を済ませて一路空港へ向かった。





あっという間の4日間だった。 

仕事以外は、ただただひたすら食べた。
そして、とどめのラウンジで一杯飲んだ
飛び込んだのはシンガポール航空








最高だった。







充実したバーカウンター






職人が作ってくれるヌードルや飲茶の数々








さぁ、搭乗時間。







なんかまた眠くなってきた

眠い 眠い 疲れかなぁ~



ではみなさん 
香港に乾杯! しながら寝ていきます。




今回は食べ物ブログになってしまった 










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香港出張⑤ 海老ワンタン麺

2015年05月23日 | 香港
スパのおかけで翌日は体調も戻り、
深圳での仕事をかたずけると夕方には香港に戻った。


腹減った。食べに行こう。

とりあえず尖沙咀にあるマンゴープリンの名店 糖朝に入り、
人気メニューの海老ワンタン麺と焼鴨、デザートなどを注文。















飲茶天国香港。

うまい! うまい! どれを食べてもホントにうまい!

とくに海老ワンタン麺と豆腐花(豆腐のデザート)は気に入った!



出来たて熱々の豆腐に蜜をかけて食べる。 口に入れるととろけてしまう優しい味で
食べても 食べても まったく減らないボリューム感にも驚き。



もう満腹です




といいながら、翌日も違うレストランでおなじようなメニューを選んでいた。










香港はデザートと海老ワンタン麺。

気が付いたらスーパーに飛び込んでカゴいっぱい、海老麺を買い込んでいた。

その量 小さなトランク一杯分。

中毒である。



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香港出張④ 天国と地獄

2015年05月21日 | 香港






香港に着いてから仕事の準備をし
翌朝 打ち合わせと下見にまる1日費やした。

ふぅ、ふぅ、ふう・・・・・

暑い! 暑い!
       蒸し蒸し、べとべと 雨ザーザー


毎度のことだが、メタボにとって湿度は天敵。
今回もダウン寸前でスパを予約し、足先からアタマのてっぺんまでメンテナンスしてもらった。



あぁ 生き返るぅ









以前はガッチリしたおばちゃんが、太い腕でこれでもか!これでもか!ともみほぐす、
あのハードタッチが大好きだったのに、
最近はオイルを垂らしながら、やさしく、やさしく、
ソフトタッチでほぐしていくリンパマッサージが主流らしい。
水の音、風の音、波の音や鳥の声など、環境音楽を流しながらの施術は、天国だ!


ホテルはいい。

だが、一歩外に出るとまだまだ昔の香港があり、
裏路地には路上生活者が布団にうずくまった姿をしばしば見かける。













天国と地獄


このような光景はもう、日本では見かけなくなったが、
逆に、見えないところでどんどん貧富の差は確実に開いているようだ。

出勤途中で見かける成城石井やクイーンズ伊勢丹。
高級スーパーが続々と出店する一方、
自宅近くには庶民の激安スーパーが増えており、
ファミレスも高級vsリーズナブルの二極化がはじまった。

あの日本最大級のディスカウントストア ドン・キホーテも、
最近高級ドンキ「プラチナドンキホーテ」を白金台に1号店をオープン。


高級志向はますます高級化を強め、
格安志向はますます限界までコスト削減に向いていく。

どちらが人間として豊かな生活なのだろうか・・・・

自分の中でもだんだんわからなくなってきた。



まぁ、悩んでも腹が減るだけ。明日は庶民の味、飲茶でも食べてくるかな。




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香港出張③ 機内で観た2本の映画

2015年05月20日 | 香港



エロ本おやじと泥酔中国人には参ったけれど、
機内でみてきた映画は最高だった。

久しぶりの傑作ムービー


「神様はバリにいる」


私の中では大ヒット!
いやぁ、笑った 笑った  そして泣けたねぇ。






まずは予告をご覧あれ。

これだけみても笑っちゃいます。

でも本編を見たらもっと笑えて
素敵な気分になって
なんとなく生き方を変えてみたくなるからすごいムービーだ。







しかもこの映画、実在の人物がバリ島にいるというから驚き桃の木山椒の木。

2週間後、今度はインドネシアに飛ぶので
機会があったらぜひこの主人公 アニキに会いに行ってみようかな。


と、これが一本。


もう一本が次に紹介する「深夜食堂」





人情映画というか、昭和の映画というか、
「男は黙って・・・」の高倉健的ストーリーだ。


バリのアニキといい、路地裏のマスターといい、
なぜか2本とも昭和を彷彿させる。

昭和ってなんだろう。
日本人ってなんだろう

翌日香港のメトロを歩いていたら「深夜食堂」の大きな看板と出会った。

なんとなく嬉しかった。

日本人をもっと理解してほしい。
勤勉であり
真面目であり
人一倍人情にある民俗

この2本の映画をセレクトしたANAにも感謝したい。





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香港出張② 機内のマナー、守ってくださいね

2015年05月19日 | 香港



成田から香港までの飛行時間は5時間10分。
長くもなく短くもない中途半端な距離なので、
シートもフルフラットではなくゆりかごタイプのクレードシート。

ちょっと 残念だ!

まぁ、それでも食事さえよければ・・・という期待はあったのだが、
こちらも残念ながら前菜→メイン→デザート・・・・のコースはなく
エコノミー同様のお弁当スタイル。

がっかり!


しかもナプキンは紙だった。
※大韓航空でさえ真っ白な生地のナプキン

ちょっとしたところの気遣いが必要なんだよANAさん


でも、5月のスペシャルメニューに赤坂 津やまの松花堂弁当を入れていたから
許してあげよう








早速シャンパンで乾杯だっ!

う~ん お米もいいがぶどうもいいな

あぁ極楽! 極楽! 

と言いながら
津やまの弁当に舌鼓。
これ、マジにうまかった! とくに

里芋最高です!








実はこの店、一度行ってみたかった隠れた名店なので
弁当でもニッコリ

今度はぜひ訪ねてみようかな。


そういえば以前にもおなじようなことがあった。
京都に行ったときだ。東京駅で分けとく山の弁当を買い
新幹線の車内で食べた。
これもすこぶる美味かったので、帰ってから何度か分けとく山に行ってみた。

最初は感動 ♡♡♡♡♡
二回目はまぁまぁ ♡♡♡
三回 四回と期待が薄れて ♡♡
最後はごめんなさいだった。

やっぱり感動は余韻を残すくらいがいいのかもしれない。



そんな食事が終わるころ

機内では相撲取り風のおやじがエロ本を広げて見はじめた。
しかも隣の付き人風の男(こちらも相撲取り風)と品定めである。
ニヤニヤ ニヤニヤ

しばらくすると今度は酔っ払った中国人が
♯+>%~+<○×△・・・騒ぎはじめる。







最悪!

エロ本おやじといい
泥酔中国人といい
お願いですから機内は品を保っていただきたい。

せっかく優雅なひとときを満喫しているのだ。

  お願いします
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香港出張① 成田ANAラウンジ

2015年05月18日 | 香港



5月14日から17日まで3泊4日の日程で香港に行ってきた。もちろんお仕事。


出発は朝10時。 7時に成田に行き
出入国カウンターがオープンするやいなや
真っ先にチェックインを済ませて、ラウンジに飛び込んだ。











お腹はグゥ~グゥ~
喉はカラカラ

あぁぁ~ビールが飲みたい!

なにせ4時起きしてクルマを飛ばしてきたので無理もない。
とりあえずサラダとサンドウィッチと生ビールをもらって席に着く。





グビグビ  ゴクン ゴクン

プファァ~

う~ん生き返るぅ

やっぱり朝の一杯は最高だね。






そんな感じでくつろいでいたら、あっという間に搭乗時間。
忘れ物はないか
チケットは持ったか
バタバタ バタバタ


さぁ、5時間ほどの空の旅  ゆっくりするぞ!
映画を見るぞ!

酒飲んで寝る!


以上






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