

夕方、二日目の宿・仙郷楼に着いた。
霧で殆ど景色はかすれてしまったが、晴れた日には目の前に金時山が見えるロケーション。
悪くはない。
ただ、ちょっと古いが老舗高級旅館だけあって重厚さを感じる。
まずはひと風呂
お湯はにごり湯、温度は41~2度。
ちょっとぬるめだが肌触りもいい。
早速足を伸ばして深呼吸
あぁ・・・極楽 極楽
さっぱりした後で夕食。
今宵も懐石料理だ。


まずは食前酒でのどを潤しながら先付け
う~ん、うまい!
やっぱり老舗は違うなぁ
大人を満足させてくれる

敷き詰められたクラッシュアイスのなかに入った冷酒
まるで雪に埋もれた蔵出し大吟醸って感じ
これをチビチビやりながら
お造り、碗もの、煮物、焼き物と旬のごちそうを食す。
最高だぜ





〆はシンプルに漬け物と赤出し
これでなきゃなぁ~



最後はデザートでちょっとお口直し

満足! 満足! 大満足である。

その晩、本館のエステルームでボディトリートメントをしてもらい
部屋に帰ってそのままダウン。
気がつくとうっすらと夜が明けていた。

朝は本館の露天風呂へ
誰もいなかったので独り占め。
そして朝食


しあわせだなぁ~
というところで、仙郷楼をご案内




この宿は小高い丘の中腹にあり
敷地面積はどれくらいだろうは・・・・
とにかくとてつもなく広い庭園になっていて、正面が本館、その脇が離れの別館になっている。


池や滝があり


山道を登ると金時山が見える

二泊三日の伊豆・箱根の旅
あぁ、また行きたいなぁ~
と、つぶやいて早一週間。
あっという間に連休になってしまい
一昨日再び御殿場に行った。
御殿場は母の実家があり
オヤジの墓や、爺さん婆さん伯父さんたちの墓がある。
ぐるっとまわって線香あげて
従姉妹の家によって、それから祖母の家に挨拶回りに行ってきた。


従姉妹の家でのこと
オジさん 「伯母さんご無沙汰していますっ!」
伯母さんA 「よく来たじゃぁ~! ところであんた誰????」
オジさん 「
・・・・・・」

素晴らしい会話だった。
祖母に家でのこと
オジさん 「伯母さんご無沙汰していますっ!」
従兄弟 「お母さん、誰かわかる?」
伯母さんB 「うん、わからないよぉ~」
オジさん 「
・・・・・・」

みんな元気だった。
伯母さんたちも元気だが、だんだん私のことを忘れていく・・・・
まぁ、そのうち私もみんなのことを忘れていくだろうが
子どものころの思い出だけはしっかり焼き付いている。
それでいい。
それでいい。