メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

蔵元会

2015年03月22日 | 外呑み



箱根以来一滴も飲まなかった。
三月に一度の定期検診があるからだ。
前回は肝臓の値もコレステロールも血糖値も最悪。


このままではいつ倒れても不思議じゃないですよ!


いつもは穏やかな主治医が、この時初めて不機嫌に。
やばい!
仕事以外で呑むのは控えよう。

こうして三ヶ月。
おかげさまで数値は回復し、
そろそろ禁酒も解こうと思った矢先のこと
酒友の川崎くんからお誘いのメールが届いた。

蔵元会やります。ぜひ!

もちろんピースである!








今回の蔵元は東薫酒造さん(千葉県香取市)。
名人、及川杜氏を囲んでの試飲企画だ。
久々に酒造りの勉強 






ちなみに及川杜氏は、越後、丹波、但馬と並ぶ3大杜氏のひとつ、
南部杜氏400人を代表する酒造りの名人。
20才のときに農閑期の冬場働ける杜氏を志し、
宮城県石巻市の酒造会社で13年間修行。その時に「浦霞」の平野佐五郎杜氏の薫陶を受け、
その後富山県の蔵で6年を過ごし、この間に仙台国税局が実施した杜氏選考試験に合格。
39才の時に東薫酒造へ入社。
42才の時に国家試験である1級酒造技能を取得。
及川式醪(もろみ)冷却装置を考案、実用化。
及川杜氏にとって良い酒とは、どんな酒でしょう、一言で、と聞いたら、
「花でたとえるなら桜のような馥郁たる香りの酒.....」と答える。

受賞歴
平成25年 全国新酒鑑評会金賞受賞(通算13回) 
東京国税局管内新酒鑑評会 優等賞33回
南部杜氏自醸酒鑑評会 金賞連続36回
千葉工業試験場長賞 2回
日本吟醸酒協会表彰 3回
岩手県知事賞 10回
日本酒造組合中央会会長賞杯
千葉県卓越技能(県の名工)千葉県知事表彰
第2回全国酒類コンクール 最優秀杜氏賞受賞
ウィーン酒祭りコンクール 金賞
MONDE SELECTION 銀賞
東京国税局管内新酒鑑評会 吟醸清酒の部総代
国の卓越技能者(国の名工)労働大臣表彰
平成16年秋黄綬褒章受章


なかなかお会いできない方である。
なのに、この日は解禁とあって、かなり酔っ払ってしまった。

及川杜氏 すみません。
アルコール度数がいつもより高めでした。








ところで今週はネットで注文した酒の肴が一気に届いた。
北陸の紅ズワイガニ
九州の地鶏刺
熊本の馬刺し
などなど・・・・
やばいものが続々。

また来週は定例会、お花見、そして近所の牡蠣小屋とT.Y.HARBORのオープンと誘惑満載。
パリから来客もくる。

忙しい。忙しい。
肝臓と血糖値に気をつけよう。


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仙郷楼へ:疲れたら温泉!

2015年03月15日 | 国内/伊豆・箱根


墓参りの帰り、箱根の仙石原にあるソロピッザに寄った。
Papasが経営するレストラン。
ちょっと国道から離れた小道の奥にあって、
いかにも隠れ家って感じの静かな店である。

オープンは平日は夕方5時、土日祭日は午前11時半。
この日は1時に予約を入れ奥のテーブル席に座ると、
ワイワイ、ガヤガヤと騒がしい一団が。
よく見るとゴルフコンペの帰りらしいが、
真ん中で騒いでいたのは堺正章だった。


うるせーぞ! マチャアキ!





とにかく声がでかい。
態度もでかい。
いかにも大物芸人って感じで取り巻きいっぱい。

人間、実るほどこうべを垂れる稲穂かなどはないけれど、
大物と呼ばれたければ、もっとまわりのことも考えろである。
オヤジ(喜劇俳優の故・堺駿二)が泣くぞ!ってね。


まぁ、それはそれとして、ここのピッザはとにかく美味い!
本日注文したのは2種類で、
一枚は、トマト、ローズマリー、ニンンクのマリナーラ
もう一枚は、モッツァレラ、トマト、アンチョビのアッチューガ
それにルッコラのサラダとジンジャエールのドライ。







個人的にはマリナーラがおすすめだが
どれもこれも、満足! 満足! 大満足! である。また来よう。
というわけで、マチャアキの一行をあとに次の目的地(温泉)へ。
実はこっちがメイン!

今回も仙石原の仙郷楼に宿をとった。
一週間前の予約だったので、いい部屋は取れなかったがフツーの部屋でも大満足。
古いが手入れが行き届いていて、とにかく料理が十分満足できる。
奇をてらわず基本がしっかりしていて、量も程よい。


まずは温泉





ちょうどよい湯加減の白濁湯。

極楽! 極楽!


しばらくすると夕暮れに。






お腹も減る。 喉も渇く。

そこへ「失礼します」と仲居さんがやってきて
「本日のお品書きです」と。
グッドタイミング




今回はこんな感じ

食前酒
先付け 桜豆腐
前菜5品




注文したのは宿推薦の特別純米 仙鳴郷
酒度 +3
酸度 1.7
フルーティーな酒でなかなか


いける!


つづいてお椀
お造り
煮物
焼き物




お次はお利き酒セット。
3種類。
箱根七福神 〆張鶴 芦ノ湖
地元の酒もどんどんよくなっている。
嬉しいなぁ~ 
静岡バンザイ!!






何を飲んだか忘れてしまった。




まだまだ出る。でも程よい量だから楽しめる。

最後はご飯とデザート。




こんな感じだった。


やっぱり温泉はいい。また来よう。
今度は秋かな。

その前に今年はインドネシアでお仕事だ。
はじめてなので不安いっぱい、楽しさいっぱい。
暑いだろうなぁ~
湿気もあるだろうなぁ~

来週はチケット取ろう。
帰りはデンパサール(バリ島)経由。

やることいっぱいだ。









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天王洲またいで品川へ

2015年03月11日 | 外呑み





会社の近くにあたらしい店ができた。
TENNOZ Oyster BBQ
テントのような、海の家のような、なんとも不思議な「かき小屋」である。

料金は牡蠣1キロ1600円(約10~15個)。 
惹かれるなぁ~ 食べたいなぁ~
たまには飲みたい白ワイン。

でも、隣のT.Y.HARBORも今週オープンだし、
地ビールでシュリンプカクテルなんていうのも捨て難い。


食べたいなぁ~  飲みたいなぁ~ 白ワイン・・・・・

残念だけど、今日はまじめに夜のお仕事。

食べたいなぁ~  飲みたいなぁ~ 白ワイン・・・・・


ブツブツ言いながら天王洲橋を渡って品川へ









向かった先は品川茶寮。
本日はお座敷席ではなくテーブル席。
メインは鮑、それと黒毛和牛。
ま、いいか。






まずはビールをぐーっと一杯。

メニューはご覧の通り
・前菜  四季を彩る前菜7種盛り
・お造り 旬魚のお造り
・台物  黒毛和牛陶板焼き
・焼物  鮑青海苔餡掛け 
・揚物  本日の揚物
・お食事 季節の炊き込みご飯 止椀 香物
・水物  本日のデザート   全7品

そんな感じでスタートだ。







酒は石川県の手取川・大吟醸生酒あらばしり
新鮮にしてフルーティーな貴腐ワイン。そんな感じの酒である。
あぁぁ・・・焼き牡蠣が食べたい
せっかく会席を食べに来たのに心は牡蠣屋。ぐすん。


他には福島と広島の地酒を飲み比べ
一通りのコースを堪能。









徳利よりもグラスに直接注いでいただいた方が酒はいい。
と、思いながら最後の食事とデザートで夜のミーティングはお開き。
お疲れ様でした。







今週は墓参りに御殿場に行って、そのあと骨休めに箱根で一泊。
温泉入って、汗流して、来週定期検診。
そのあと杜氏さんを囲んでの日本酒の会があるのでアルコールはストップ。
ってなわけにいくだろうか。






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春は花粉でバカになる

2015年03月03日 | 今日のつぶやき




最近、よく鼻血が出る。
食事をしたり、酒を飲んだりすると、
スー、タラ~っとくるのである。

悪い病気かと勘ぐるのであるが、
1年365日出ているわけではない。

今年は1月の後半から。
とくに目がかゆくなったり鼻がムズムズするとタラ~っとくるのである。


お恥ずかしい話だが、このシーズン、ほとんどアタマが働かない。
会社でも、家でも、細かいことができなくなり、
物事の判断やコントロールが効かなくなる。

そのせいか、周囲からは
「ジジイ、早く引退しろ!」と言わんばかりの反感を受ける。


 すまん! すべて私の責任だ


昨日も、みんなに謝った。
言い訳ではないが、そんな病? のためかこの2週間
すっかりブログを休んでしまった。

あらためてお詫びします。






さて、その間は

30数年ぶりの再会

指導員をしていたころ(昔、合気道の指導員だったころ)の先輩と会った。
30数年ぶりだった。
相変わらずの色男。 懐かしかった。

昔の話で大いに盛り上がった。
場所は池袋。
BVD事件や文芸座事件など、数々の修羅場?をみてきた場所だった。





あのころは愛ちゃんもてたからなぁ~

先輩は言う。

いやいや、ホントにモテたのは先輩であって、私はあちらのブルーオイスター。
しかも、日本の、ちょっとヤバい方が多かった。





ちなみにBVD事件とは、30数年前
池袋西口(厳密には三菱銀行裏)にあった焼き鳥屋での出来事である。

当時私と先輩は、よく焼き鳥屋で安い燗酒を飲んでいた。
その日も練習が終わると真っ先にのれんをくぐり、
ホッピーと焼き鳥、それに燗酒を2~3本注文し飲んでいた。

すると「あちらの方からです」と従業員が燗酒の差し入れを持ってくる。
1本ならまだしも2本、3本とどんどん従業員が運んでくる。
見るとあきらかにヤバそうな、確実にあっち関係の人がウインクする。
挨拶したほうがいいのか、知らん顔したらいいのか迷っているうちに、
先輩はすでに届いた酒を平らげていた。

ヤバい!

もう引けない。どんどん追い込まれていく。

「愛ちゃん、挨拶に行ってこい」

内弟子時代、師範(いまは宗家)がよく弟子に師事する言葉である。
新宿のピンサロでも長野の上山田温泉のバーでも、
面白そうにトラブルを起こしては「お前行って来い!」である。


おかげで上山田温泉では、鯉や観音様の絵の入った人たちに説教され
明け方まで事務所の一室で話を聞かされた。

「お前のところのオヤジはホントに薄情だよな」

鯉のぼりのお兄さんが真顔で心配してくれた。
心の温かい人たちだった。

そんな経験から、先輩も挨拶に行って来いである。悪しき伝統。

で、ありがとうございます。いただきます。
と挨拶に行ったら、その恐ろしき顔のお兄さん
すっごく悲しい目をしてカバンからBVDのパンツを取り出し
「あげる」「履いてくれる」
「お金もちゃんとあげるから」
と、万札がぎっしり詰まった財布を先輩に見せる。

「愛ちゃん、あの方がああ言っているんだ。お付き合いしてあげなさい」


この一言がトラウマになった

BVD事件とは、このような事件であった。
以来、文芸座(昔東口に文芸座という映画館があった)でも、
文芸地下でも同様の事件に見舞われた。






薄情者の先輩。 後ろの方がその人である。

彼は現在、埼玉県の坂戸市で合気道の道場を開いている。
その日は門弟の方たちや当時の教え子と再会し、楽しい夜を過ごさせていただいた。
みなさんありがとう。

そのうち同好会開きます。

合気道やりましょう。



教え子で元スタッフのオオバくん



ピースサインも元教え子の井上くん



こちらは先輩の内弟子で天王洲仲間の川満くん



そしてこの日の話題になった空手部の同級わてきゅ~先輩
参加はしなかったが、次回は出席予定。


楽しい1日だった。

あぁぁ~来年は花粉対策しておこう。






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